Coolier - 新生・東方創想話

Remained visions ~3rd dark~

2008/05/16 23:51:19
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 ―――――生まれては、消え。消えては、また生まれる。―――――――

 ―――――その発生に際限は無く、きっかけに限りはない。――――――

 ―――あらゆる場所、時間に存在し、人々の記憶と会話に住まう。―――

 ――文明が発展しても、いや、発展したからこそ生まれしものたち。――

 ―――――文明という光に照らされた社会に残る、新しき闇。―――――

 ――――光の洪水の中で生きている人々は、それらをこう呼ぶ。――――



 ―――――――――――――『都市伝説』と―――――――――――――



Modern legend of Alice ~四肢のない見世物~



 「はい、みんな見てくれてありがとう」

 数体の人形が綺麗にお辞儀をする。
 それを見て子供達が大きな拍手をする。
 ここは人里にある大通りの一角。
 アリスが人形劇をするためにいつも借りている場所である。
 アリスは人形劇が終わると、人形達を片付け子供達に挨拶しながらその場を後にする。

 (ふぅ、今日はとりあえずこれ以上予定はなかったわよね・・・ん~、家に戻って研究の続きでもしようかしら?あ、そういえば、今日は寺子屋は休みみたいだし、帰る前に慧音に会っていきましょう)

 アリスはその歩みを慧音の家へと向けた。





 慧音の家に着くと、中から一人の男性がちょうど出てきたところだった。

 「・・・」

 その男性はアリスを見ると、軽く会釈してからその場を去った。
 その顔はかなり憔悴しており、なにか良くないことがあったのを感じさせた。
 中に入ると、慧音が何かを考え込むようにして手を口に当てていた。

 「お邪魔するわよ」
 「ん?あぁ、アリス殿か」

 慧音はアリスに気付くと、お茶の準備をし始めた。

 「あら、別にいいわよ。ちょっと顔を出しに来ただけだから」
 「いや、せっかく来てくれたのに何も出さないのは失礼だろう?急いでいないならゆっくりしていってくれ」
 「そう?なら・・・」

 特に用事のないアリスは慧音の家に上がり、お茶をいただくことにした。

 「そういえばさっき出てきた男性、なんかあったの?」

 アリスはふと思って、先ほどすれ違った男性について聞いてみた。

 「あ、あぁ、ちょっとな」
 「まぁ、無理に聞く気は無いけど・・・」

 慧音がちょっと言いよどんだのを見て、アリスはそう付け加えた。

 「・・・いや、むしろ聞いてもらったほうが良いかもな」

 そう言って、慧音は喋り始めた。

 「彼は最近結婚したてでな。なんというか、その、見てるこっちが恥ずかしくなるような状態でな」
 「そ、そう・・・」

 アリスは慧音の様子から、それがどれほどのものかを察し、顔を軽く引きつらせた。

 「いや、まあ、それはいいとしてだ。先日、その彼の妻が失踪したんだ」
 「それは・・・」
 「買い物に出掛けて、それっきりだそうだ」
 「外に出たんじゃないの?」

 アリスは、里の外に出て妖怪に襲われたのではないかと仄めかした。
 いくら最近妖怪がおとなしいといっても、人を全く襲わなくなったわけではない。

 (私は人食いの性質は持っていないから良くわからないけど、若い娘っておいしそうだし)

 アリスの考えに、慧音は首を振って否定した。

 「いや、里の外には出ていないようだ。もちろん隠れて出たという可能性はあるが、なんだかんだでこの里の警備はそれなりに厳しい。女性一人でそう簡単に出られるとは思わない。それに、実を言えば彼の妻だけではなく何人かの女性がいなくなっているんだ」

 確かに里の外に危険な妖怪もいるこの幻想郷で、警備が緩やかということはないだろう。
 それに、一件じゃないということも気になる。

 「・・・じゃあ、攫われたとか?」
 「なんの為に?言ってはなんだが、あの夫婦はそれほど裕福というわけではないし、他の人も似たようなものだぞ」
 「いや、あのね・・・」

 アリスはすこし言いよどんでから、囁くようにいった。

 「若い女の人なんでしょう?だから、つまり・・・」
 「あ、ああ、そういうことか・・・」

 慧音はやっとわかったといった顔で、うなずいた。

 「あ~、その可能性もあったか。むぅ、ただいくら大きいといってもこの里の中なら、誰かが目撃していると思うのだが・・・」
 「攫ったやつが外に連れ出したっていうのは?」
 「む~、女性一人を連れたまま出て行くのはさらに厳しいような気がするが。動かない俵とかとは違うわけだし・・・」
 「それよ!」
 「ひゃぁ!?」

 アリスがいきなり大声を上げたので、慧音は思わず変な声を上げてアリスを見た。

 「何がそれよなのだ?」
 「俵」
 「は?」

 (俵?なんだろう、アリスは米でも欲しいのだろうか?む、私に頼んでくるほど貧困だとは思わないのだが・・・それとも、最近いろいろあったらしいからそれのせいか?)

 「あ~、米が欲しいのなら俵では無理でもある程度は渡せるが?」
 「いや、違う違う」

 アリスは慧音の勘違いに手を振って否定した。

 「別に俵じゃなくてもいいんだけどね。何かに来るんで荷物のようにすれば、外に出るときも怪しまれないんじゃないかしら思って」
 「だが、動いたり声を出したりしたらわかるぞ」
 「そんなの縛って、猿轡すればおしまいじゃない」
 「む、それもそうか」

 慧音はやっと理解できたといった顔で頷いた。

 「確かにそれなら外に連れ出すことも可能かもしれないな」
 「ま、といってもあくまで連れ出されたこと自体も可能性の一つしかないんだけどね」
 「ふ~む、まぁとりあえず選択肢が広がったのだからその線でも調べてみよう。助言感謝する」

 慧音はアリスに頭を下げた。

 「別にいいわよ。ま、ちょっとでも役に立てばいいわ。じゃあまたね」

 そう言ってアリスは慧音宅を後にした。





 アリスが里の中を歩いていくと、ある建物の前で違和感を覚えた。

 (あれ、このお店、前からあったわよねぇ・・・?)

 アリスが気になったのはある呉服屋で、里では珍しく洋服を主に売っているところだった。
 前からあるのは知っているはずなのだが、何故かちょっと前まではこんな店は無かったはずだという気持ちが湧き上がっていた。

 (少し、覗いてみようかしら?)

 アリスは違和感の原因を探るため、店の中に入っていく。
 だが店内を見たところで特におかしいところは無く、色とりどりの洋服が並べられているだけであった。

 (変なところもないし・・・気のせいかしら?)

 アリスが店内をきょろきょろしていると、店員がやってきて話しかけてきた。

 「いらっしゃいませ。何かお探しでしょうか?」
 「あ、ううん。ちょっと見ているだけだから」
 「左様ですか、では何かありましたらお呼び下さい」

 店員はそう言って、戻っていった。

 (ふぅ~、さて、変な目で見られる前に家に戻りましょう)

 アリスは一通り店内を見回ると、そのまま店を出て魔法の森へと飛んでいった。

 「・・・・・・」

 アリスが飛んでいく姿を店員が見せの中から出てきて黙って見送る。
 そしてその姿が見なくなると、そのまま店へと戻った。
 その一瞬、店自体がほんの微かに揺らいだが、すぐにまた元に戻り、また通りでそれを見かけたはずの人達も何も見なかったように素通りした。

 ――違和感は記憶を侵食するように日常に潜り込み、その存在を隠していた。――





 アリスが出て行った後、慧音は早速里から何か大きな荷物が運び出されたかどうか調べ始めた。
 慧音の能力は歴史を操るタイプの能力である。
 それの付随能力として一種の過去見の能力がある。
 歴史を操るには歴史を知らなくてはいけないからだ。
 ただし、歴史とは作られたものであり、それ故に歪められたり隠されたものも多い。
 歴史を知るということはそう『伝えたい』ということを知ることであって、真実を知ることとは少し異なる。
 彼女の歴史を食う能力で食われたものが、認識はされなくなっても存在までは消し去れないのはそのためだ。
 だから、彼女がわかるのは『表上は』こういうことがあったということだけだ。
 だが、それだけでもわかれば後は自力で齟齬や違和感を調べれば大抵の真実は見えてくる。
 これが慧音流の調べ方であり、これによって大抵のことがわかる。

 (ふむ、里から外に出た大荷物は四、その内二つは定期的に出ているものだからとりあえず除外。残りの内の一つは私も関わっていたから除外。あと一つは呉服屋か・・・ん?)

 「変だな・・・」

 慧音はその呉服屋について考えたとき、妙な違和感を覚えた。
 その呉服屋のことは知っているのに、それが実感として知らないような感じをうける。
 そう、まるで自分が満月の夜に生み出せる『作られた歴史』に感じるような違和感だ。

 (私以外の白沢が幻想郷にいるというのは聞かないし、似たようなことが出来るのは・・・まぁ、紅魔館の吸血鬼と八雲の大妖なら出来るか?)

 しかし二人がそれをやる意味がわからない。
 もちろん暇つぶしということも考えられるが、それにしてはそれによる結果が大人し過ぎるのである。

 (調べてみるか・・・)

 慧音はそう思い、立ち上がった。





 魔力が渦巻き、通常とは異なる自然体系を作り出している魔法の森。
 その中を、アリスは魔理沙と一緒に歩いていた。

 「全く、キノコ探しくらい自分一人でやればいいでしょうに・・・」
 「いやいや、二人でやれば効率だって上がるだろう? アリスならいちいち種類を説明しなくてもいいしな」

 魔理沙はそう言って笑った。
 アリスはため息をつきながら魔理沙と自分の持つ籠に一杯に入ったキノコを見る。
 その多くが、明らかに食用に向かないような独特な色合いや形のものばかりである。
 その内のさらに一部は、蠢いたり叫び声を上げたりしている。
 これらの奇奇怪怪なキノコ達から、あの鮮やかな星の魔法が生まれるとは魔法使い以外理解できないだろう。

 「そういえばアリス。近頃里に新しい服屋でも出来たのか?」
 「ん、何で?」
 「いや、な。最近随分と綺麗な洋服を着ている人間が増えてきたからな。ほら、里には洋服を売っている場所なんてあまり無かっただろう?この頃は里に近づいてなかったし、新しい店が出来たなら覗いてみたいと思ってな」
 「あら?二色の魔法使い魔理沙も、おしゃれに興味があったのね」

 アリスが茶化すと、魔理沙は顔をしかめて言い返す。

 「酷いぜ。私だって女だぜ」
 「それは悪かったわね。でも、昨日里には行ったけど新しいお店なんて気付かなかったわよ」
 「そうなのか?」
 「えぇ。まぁ、もしかしたらあのお店が新作でも出したのかもしれないけどね」
 「あの店?」
 「ほら、里の中央から・・・」

 魔理沙が怪訝な顔をしたので、アリスは昨日何故か気になった服屋の事を言った。

 「あそこは、前々から結構いいセンスの服があるからね」
 「ちょっとまて・・・その店、前々からあったのか?」

 魔理沙がおかしな事を言ったので、今度はアリスが怪訝な顔をした。

 「何変なこと言っているの?結構前からあるじゃない」
 「それこそ変だぜ。そこは空き地だったはずだぜ?なぁ、本当にその店は前からあったのか?最近出来たものじゃないのか?」
 「そ、それは・・・」

 魔理沙の言葉にアリスは混乱してきた。
 魔理沙が冗談を言ってとも思ったが、それにしては顔が真剣だし、何より意味が無い。

 「なぁ、その店っていつ開店したんだ?」
 「え、えっと・・・」

 アリスは記憶を探る。
 確かに昔あそこは空き地だった。そこで人形劇をしたことを覚えているから、それは間違いない。
 では、いつあの店が出来たのか?
 アリスは記憶を探るが、一向に出てこない。
 というより、記憶を探れば探るほどあそこが最近まで空き地だったという記憶しかない。

 (おかしい・・・!?あの店に関してだけ記憶が一定しない!!)

 それだけでなく、アリスはあの店で服を買った記憶が無い。
 人形だけでなくアリス自体もかなりおしゃれに気を遣っている。
 そんな自分があれだけいい品揃えの店で、一度も買い物をしたことが無いというのはおかしい。
 いや、実際買わなくても人形の洋服のモデルの為にいろいろ物色しているはずなのだが、その記憶すらない。

 (もしかして、記憶を操作されている・・・!?)

 アリスは考えているうちに次第に青ざめていった。
 記憶の操作なんてそんな高度な干渉を、魔法使いである自分に全く気付かれずに行うなんてただ事ではない。

 「魔理沙、悪いけど私ちょっと里の方へ行ってくる!」
 「おう、私も後で向かうぜ。何か面白そうな事になってるみたいだしな」

 アリスは魔理沙に持っていたキノコを渡し、すぐさま里のほうへ飛んでいった。





 里に着くと、アリスはすぐにその問題の店に向かった。
 店の前に着くと、その店をゆっくりと見上げる。

 (やっぱり・・・微かに魔力のようなものを感じる。これと記憶の齟齬が違和感の正体ね)

 店を注意深く幻視ると、僅かながらに力が店全体を覆っている。
 気付かなかったのは、それが本当にごく僅かであることと普段親しんでいる魔力とかとは違った種類の力だからであった。

 (ふむ・・・強いて言えば慧音が里を隠したときに使っていた力に似ているわね。でも、それにしてはちょっと妙だし・・・とりあえず入ってみましょう)

 アリスは昼の里の中でそれほど危険な目には遭わないだろうと考え、十分注意しながらも店の中に入っていった。

 「いらっしゃいませ」

 中に入ると店員が早速声を掛けてきた。

 「何かお探しでしょうか?」
 「えっと、ワンピースでなにかいいのはあるかしら?」
 「それでしたらこちらに」

 そう言って、店員はアリスを案内し始めた。
 アリスはそれについて行きながら店内を見渡す。

 (見た感じおかしなところは無いわね。店員も普通に丁寧だし)

 アリスは服を選びながら魔法で店内を探査するが、全体をうっすら纏っている変な気を抜かせばおかしなところは無い。
 少なくても魔力で探知できるような妙な力場は存在していないことはわかった。

 (ん~、今のところ変なところは無いわね・・・もしかしたら慧音あたりが何かしたのかしら?それならおかしなのが記憶だけなのも頷けるし)

 一通り店内を調べたが怪しいところは無く、アリスは次第に警戒心が薄れてきていた。
 そして、アリスの手の中には一着の服。
 店内を回るためのカモフラージュとして服を探す振りをしていたが、実際に良さそうな服があったので思わず手にとってしまった。

 (まぁ、一着も買わないでいくのは不自然だしこれぐらいは・・・)

 なんとなく言い訳じみた事を考えながらアリスは試着室へと歩いていく。

 (ん~、とりあえず実害が無いならほっといていいのかしら?一応後で慧音に聞いてみましょう)

 アリスはそう思いながら試着室の扉を開け、中に入っていった。
 そして、その扉が再び開くことは無かった。





 「んっ・・・ここは?」

 アリスが目覚めると、自分が下着姿のままどこかの床に寝かされていることに気付いた。
 体を動かそうとするが、このままでは後ろ手に縛られ身動きが取れない。
 アリスは魔法の糸を使って縛っている縄を切る。

 「いったい何が・・・?」

 縛られて少し痕がついている手首を擦りながら立ち上がる。
 体を調べてみるが、下着姿になっていることと縛られたところが少し赤くなっていること以外に異常ないようだった。
 ただし、身に着けているものが下着だけなので人形がいなかった。
 この意味不明な状況で人形が無いのは非常に心細い。

 「仕方ないわね・・・とりあえず全く戦えないわけじゃないし、まずはここがどこだか調べましょう」

 アリスの記憶は試着室で服を脱いで、手にした服を着ようとしたところで途切れていた。
 やはり、あの店には何かがあったのだと確信してから、ゆっくりと警戒しつつあたりを調べる。
 辺りは暗く、周りにはいろいろなものがごちゃごちゃと置いてあった。
 強いて言うなら、なにかサーカスや劇場の大道具置き場といった感じだ。
 ただ、人形だとかおもちゃといったような心和まさせるようなものは無く、檻だとか刃物だとか危険な感じのするものばかり目に付く。

 「ん、あれは・・・?」

 アリスは少し離れたところにある台みたいなものが気になり、近づいていった。

 「これは・・・・・・っ!?」

 アリスはそれを目にした途端、思わず息を呑み後ずさった。
 その台にはいくつものベルトがついており、それがちょうど人間の四肢と体を拘束できるような位置についている。
 そして、四肢の付け根が来ると思われる四箇所を中心として、大量の血痕が付着していた。
 よく周りを見ると、血のついた刃物が置いてあるのが目に入る。

 「な、何よこれ・・・」

 アリスは思わず自分の腕を抱きしめる。
 ふと、目の端に同じような台に布がかぶせられているのが入った。

 「・・・」

 アリスは恐る恐るそれに近づく。
 布の真ん中は膨らんでいて、台の上に何かが乗っているのがわかる。
 アリスはその膨らんでいるモノが何なのか予想はついていたが、そうでなければいいという思いで布に手をかける。

 「・・・っ!!」

 布の下にあったのは女性の顔だった。
 ただし、生きてはいない。そして、人間にしてはまだ隠れている部分の体積が少ない。
 アリスは震える手で思いきって全ての布を剥いだ。

 「・・・・・・」

 顔の下には全裸の女性の体があった。
 ただし、四肢があるべきところは何も無く、その付け根に当たるところは肉が露出しており、白い蛆がわいていた。

 「なんて事を・・・」

 他にも死体の体にはいろいろな跡があり、想像すらしたくないような目に遭っていた事がわかる。
 よく見れば、他にも似たような布をかけられた台があり、一部のものからは明らかな腐臭が漂ってきていた。

 (とにかく、出口を探さないと。何をするにしてもこの状態じゃあ心もとなさ過ぎる!)

 アリスは一層警戒を強めながら建物の中を歩いていく。
 しばらくすると、先のほうに明かりが漏れている事に気付いた。

 (なにかしら?自然光ではないみたいだけど・・・)

 アリスは静かに明かりのところまで近づき、そっと中を覗いた。
 そこは舞台となっていて、何人もの男達がステージの上にあるものニヤニヤしながらじっと見ていた。
 舞台の方を見てみると、その上には樽のようなものが置かれているだけだった。
 しかし、目を凝らしてみるとそれは樽ではなかった。

 (あれは女の人!?)

 それは手足を切り落とされ、透明な樽のようなものにつめられた女性だった。
 上のほうから出ている顔は泣き叫んでいるように見えるが、まともな音は聞こえない。

 (もしかして、舌を切り取られている!?)

 アリスはさっき見た女性の死体の状況を思い出し、口元を手で覆う。
 さらによく見れば、その女性には既にいろいろな事をされた跡があり、悲惨な姿であった。
 そして、その女性の後ろに一人の男が現れる。
 その手には槍のようなものが握られ、身動きの出来ない女性に何か囁く。
 そうするとその女性は一層酷く暴れ泣き叫ぶが、入れ物が固定されているのか頭だけが激しく動く、そしてそれを男達はニヤニヤと見つめていた。
 その様子を少し眺めた後、舞台の男は手にした槍を高く掲げて両手に持った。

 (まさか・・・!?)

 アリスは男の意図に気付くと同時に、舞台の男に向かって魔力を放った。
 アリスの放った魔力は、過たず舞台の男の頭を撃ち砕く。
 だが、

 (・・・間に合わなかった)

 男の槍は女性の胸をしっかりと突き刺しており、心臓の位置を綺麗に貫通していることがわかった。
 女性は何度か口をパクパクさせた後、頭を垂れた。
 そして、魔力を放ったアリスの方に会場全体の視線が集まる。

 (今度は私が危ないわね・・・!)

 アリスは今度は自分の窮地に冷や汗を流した。





 「おや、慧音じゃないか。あんたもこの店に用なのか?」
 「魔理沙か、まぁな」

 魔理沙は荷物を自分の家に持って帰った後、すぐに里の方へ向かったのだが、ちょうどアリスが言っていた店の前で慧音とあったのだった。

 「しかし、驚きだぜ。里の真ん中にこんな堂々とした異変があるなんてな」
 「!?魔理沙も気付いたのか?」
 「なんだ、やっぱりあんたの仕業じゃなかったのか?」
 「当たり前だ。確かに私の能力の結果に近いものはあるが、こんな事をする理由が無いだろう?」
 「わからないぜ、人に頼まれると断れなさそうだしな」

 魔理沙の言葉に慧音は呆れたように肩をすくめる。

 「だからといってこんな他の人間を騙すようなことはしないぞ」
 「なるほどな。じゃあこれは他の誰かの仕業ってわけか」

 魔理沙が親指で後ろの建物を指すと、慧音は頷き、

 「うむ。いったい何の目的化は知らないが・・・」
 「金儲けなら『新しく始めましたー!』って宣伝したほうが儲かるしな。う~n・・・案外早く里になじみたかっただけだったりして」
 「ならいいのだが・・・いや、それでも人々の記憶を勝手にいじるのはやはり良くない」
 「おまえがそれを言うか?」
 「似たようなことが出来るから言うんだよ。私だって自分の能力を使うのは気をつけている」
 「ふ~ん」

 とりあえずここでつったっていても埒が明かないということで、二人して店の中に入っていった。

 「ふむ、中は大しておかしくないな」
 「そうみたいだな」

 二人は店の中に入ってみたが、ぱっと見おかしなところはどこにも無い。

 「いらっしゃいませ。なにかお探しでしょうか?」
 「いや、ちょっといろいろ見たいだけだぜ」
 「・・・」

 近づいてきた店員に魔理沙が当たり障り無く受け答えしたが、慧音はその間何故か黙って店員を見つめていた。

 「え~と、なにかございますでしょうか?」
 「おい、どうしたんだ?」

 店員と魔理沙の二人が尋ねてくるが、慧音は黙ったまま店員を見つめ、そしておもむろに口を開いた。

 「すまないが、あなたは何処に住んでいるのだろうか?」
 「はい?」
 「おいおい、そんな事を聞いてどうする?」

 慧音が真面目な顔でいきなり突拍子の無い事を言ってきたので、店員は驚き魔理沙は呆れた声を出した。
 だが、慧音の顔は真面目なまま再び聞いてきた。

 「だから何処に住んでいるのか聞きたいのだ。いや、それよりもあなたは誰だ?」
 「あ、あの~?」
 「なぁ、慧音。そんな事を聞いてどうするんだ?」

 魔理沙が最もな事を聞くと、慧音は魔理沙の方を向き真剣な顔のまま言葉を口にした。

 「私はこの里に長いこと住んで守ってきている」
 「そうだな」
 「そして私は里を守るためにこの里のあらゆることを知っている。それの中に里の住人のことも入っている」
 「おい、それって・・・」
 「・・・」

 慧音が何を言いたいか魔理沙にもわかった。

 「私は歴史に関わるものとして記憶力には自信があるのだが、彼の記憶は全く存在しない。いや、それ以前に・・・」

 そして慧音は店員を見る。
 店員は困惑した顔を止め、薄らと笑っていた。

 「さっき歴史を見てみたが、貴方には歴史が存在しない。そんな人間、いや妖怪でもいるわけが無い!」


 ――儀符『オーレリーズサン』――


 魔理沙が防御用の符を取り出し発動させるのと、店員が手にした銃で撃ってくるのは同時だった。
 魔理沙たちの周囲を回る魔法の球は、店員の銃弾を跳ね返しそのまま二人を守るようにすばやく回転し続けている。

 「ちぃっ!」

 店員は舌打ちをして後ろに下がる、そしていつの間にか集まってきていた他の店員と共に二人を睨みつける。

 「なぜこんな事をしている?」

 慧音が聞くが、誰も答えない。

 「おい、そろそろ私の符の効果がきれるぜ」

 魔理沙が横の慧音にそう囁く。
 儀符は天儀に比べ発動が早く使う魔力も少ないが、その代わり持続時間と回る球の数、そして付随能力が少ない。

 「わかった。効果がきれたらすぐに私の後ろに下がってくれ」
 「了解だぜ」

 そして慧音は一枚の符を取り出す。

 (奴らは私のしらない『何か』であり、決して人間ではない。まずは正体を突き止めないと)

 店員達は散発的に銃で撃ってくる。牽制のつもりだろう。
 おそらく、儀符の効果が切れたら一斉に撃ってくるだろう。
 慧音は符の効果が切れるタイミングを見計らう。

 「・・・切れるぜ」

 魔理沙が呟き、儀符の効果が切れる。
 そして、店員達が一斉に銃を撃つ。


 ――国符『三種の神器 鏡』――


 慧音の前に五十センチ弱位の一枚の銅鏡が現れた。
 そして、銅鏡を中心として円形の不可視の障壁が現れ店員達の撃った弾を跳ね返す。
 それにより店員の内何人かが跳ね返った弾丸に撃たれるが、胸を撃たれても、いや頭を撃たれた者ですら倒れずに銃を構えている。
 胸から血を流しても、目玉を撃たれ潰れた目玉と共に脳漿を滴らせていても何も無かったように銃を構えている。

 「うげ、なんだよあれ・・・」

 魔理沙が気持ち悪いといった顔をしてそう言ってきた。
 慧音も同じく顔を顰める。
 普通なら気絶してもおかしくないものを見せられても、顔を顰めるだけすむのは流石といったところだろうか。

 「わからない。だからこれから正体を暴いてみる」

 慧音がそう言うと、魔理沙はすこし驚いたような顔を向けてきた。

 「出来るのか?」
 「強い霊力を持つ澄んだ鏡は、映したものの真実を映し出すことが出来る。スペルカードによる紛い物とはいえ腐っても天照を映した神器を名乗っている鏡だ。それぐらいは出来る」

 そして慧音は鏡に力を込める。

 「八咫鏡よ、その身に映し出す影の真実を我らに示せ!」

 慧音の言葉が鍵となり、鏡に映った店員の姿が揺らいだ。
 すると、現実の店員達の姿も揺らぎ始める。
 霊力を持った鏡の力が鏡面を境に世界の理を反転させ、鏡像が現実となり現実が鏡像と化す。
 鏡の世界の現実をこちらの世界の鏡像が映し出す。

 「あ、『あれ』はなんだ・・・?」
 「・・・」

 『それ』を見た魔理沙は自分の目が信じられないといった顔で呟き、慧音も驚愕の顔で黙ったまま『それ』を見つめていた。
 一言で言うなら『それ』は言葉だった。
 『それ』はなんとも表現しがたい人の形をした歪みとして存在しているのだが、『それ』を目にすると何故か言葉として認識されるのだ。
 そして聞こえるはずは無いのだが、何故か『それ』らがどんな言葉で作られているのかわかってしまう。
 本当の姿を晒された『それ』らは、同じく言葉で出来た銃で撃ってきている。

 「こんなことは予想外だ」
 「全くだぜ。しかし、いったいどうやって倒す?もう、無害だとは口が裂けても言えないぜ」
 「相手は実体がないからな。情報そのものを消すか、大量のエネルギーで吹き飛ばすか位しか思い浮かばん」
 「なら私の・・・」
 「マスタースパークはやめてくれ。流石にここでそれをやられたら周りに被害が出る」
 「じゃあどうすんだよ?」

 魔理沙は言おうとした事を止められ、少しむくれて言い返す。

 「一応手はある。少しの間奴らを足止めしてくれないか?」
 「わかったぜ」

 慧音の言葉に頷き、魔理沙は一枚の符を取り出す。
 そして、慧音が国符を解除する。


 ――黒魔『イベントホライズン』――


 魔理沙から大量の星が生まれ、『それ』らを包み込み、星屑の結界を作り出す。
 星屑に邪魔され、『それ』らは逃げることも攻撃も出来ずに立ち尽くす。

 「いいぞ。こっちの準備は整った」

 そして、慧音の符の準備が完了する。


 ――虚史『幻想郷伝説』――


 慧音から大量の光が生まれ、全てを包み込む。
 そして、光が消えた後には何も残らなかった。

 「おいおい、これはいったいどうなったんだ?」

 魔理沙がめをぱちくりさせながら慧音に聞くと、慧音は軽く笑って、

 「何、『やつ』らのこの幻想郷での歴史を食べただけだ。あいつらは情報そのものだからな、歴史という情報を食べられたら実体の無い『やつ』らは存在できないというわけだ」
 「なるほどな。そういえば、先にアリスが来ている筈なんだがどうしたんだ?」
 「何?アリス殿の気配は感じなかったが・・・」

 二人は顔を見合わせ、すぐさま店内を捜索し始めた。





 (ちっ・・・!やっぱり人形が無いときついわ!!)

 アリスは襲い掛かってきた男達から逃げ回っていた。
 人形や魔道書といった媒体が無い今の状況は、あまりにもアリスにとって不利であった。

 (とにかく外に出ないと・・・!?)

 急にアリスの目の前に男達の集団が現れた。

 (先回り!?)

 アリスは急いで戻ろうとしたが、振り返るとその先にも男達がいた。

 (挟み撃ちなんてね・・・)

 周りを見渡してみるが逃げられそうな場所は無い。

 (・・・仕方ないわね)

 アリスは覚悟を決め、己の魔力を高めた。

 「どこまでやれるかわからないけど、ただではやられないわよ!」

 男達が徐々に迫ってくる。
 先ほどの攻撃を見たせいか、警戒はしているがこの人数では敵わないだろう。
 それがわかっていても、アリスはただでやられる気は無かった。

 (全く・・・なんでこんな目に遭うのかしらね)

 アリスが思わず心の中で自嘲し、そのまま魔力を放とうと構えたとき、


 ――魔符『スターダストレヴァリエ』――


 何かが男達を蹴散らしながらアリスのところまで突っ込んできた。

 「魔理沙!?」
 「よう、随分な格好だな」

 いきなり現れた魔理沙にアリスは驚くが、魔理沙はアリスの姿を見て冷やかし、そして手に持っていたものを渡した。

 「ほら、届け物だぜ」
 「これは!?」

 魔理沙から手渡されたものはアリスの服と、人形達だった。
 アリスはすぐに人形達に魔法の糸をつないだ。


 ――戦符『リトルレギオン』――


 アリスによって命を吹き込まれた人形達が、今まさに襲いかかろうとしていた男達を切り刻み、そのまま彼らからアリスを守る防壁となった。
 その間に、アリスは渡された服を着る。

 「おいおい、こんな時だって言うのに暢気に着替えか?」

 魔理沙は人形達の間からレーザーを打ちながら、アリスを笑う。

 「うるさいわね!あなたのなんかいろいろ出てくるスカートと一緒で、この服にもいろいろ仕込みがあるのよ。だから着ていたほうが戦いやすいの!」
 「そうかい」

 そして人形達がアリスの元に戻る頃には、いつのも姿に周りに沢山の人形を浮かべているアリスが立っていた。

 「さぁ、いくわよ。あなた達を許すつもりはないわ」
 「どうしたんだ?なにかよほど酷い事をされたのか?」

 アリスの雰囲気がいつもと違うのに気付き、魔理沙が牽制用のマジックミサイルを撃ちながらアリスに尋ねる。

 「・・・こいつら里の女の人を攫ってきて見世物にしていたのよ」

 そしてそのまま女性たちがどのような目にあっていたのかを魔理沙に話した。
 それを聞いた魔理沙も、同じく怒りに身を震わせながら男達を睨む。

 「確かにそれは同じ女として許せないな・・・」
 「そう、だから容赦なんてする必要はないわ」

 そして、禁呪の使い手たちの猛攻が始まる。


 ――紅符『紅毛の和蘭人形』――


 アリスから飛び出した人形が、紅い炎を生み出しつつ男達に向かっていく。
 男達に炎が体に燃え移り、火達磨になりながら崩れ落ちる。
 アリスはすでにこいつらが人間ではないことに気付いていた。
 舞台で女性が殺されたとき、槍を持った男は頭を吹き飛ばされたにも関わらず動いていたからだ。
 そしてさっき魔理沙から聞いた話から、こいつらが最近自分を悩ませている『都市伝説』とよばれるものだろうと見当をつけた。

 (こいつらがそうなら、殲滅しても構わないわね)

 もともと幻想郷にとって異分子な存在だ。
 アリス達は手当たり次第に男達を攻撃していった。


 ――恋符『ノンディレクショナルレーザー』――


 魔理沙の全方位レーザーが男達をなぎ払う。


 ――操符「乙女文楽」――


 そしてアリスの人形達が、逃げおおせた男達を掃討する。

 「次いくぜ!」
 「魔理沙!!」

 魔理沙の死角から寄ってきた男を、アリスがスペクトルミステリーで撃ち抜く。

 「おっと、助かったぜ!」
 「全く、気をつけなさいよ!!」
 「はは、怪しい場所で簡単に無防備になるアリスには言われたくないな!!」
 「うるさいわね!!あの時は怪しいとことが見つからなかったからよ!!」

 魔理沙の指摘にアリスは赤くなりながら反論する。
 もちろん二人とも攻撃をしながらだ。

 「だからといっておかしいのはわかっているのに、人形を置いて服を脱ぐのはどうかと思うぞ?」
 「くっ!」

 魔理沙の最もな言葉に、アリスは言葉に詰まる。

 「まあいい。これで貸し一つな!」
 「わかってるわよ!!」


 ――呪符『ストロードールカミカゼ』――


 アリスは八つ当たりをするように人形達を男達に突っ込ませ、奴らをなぎ倒していく。


 ――恋心『ダブルスパーク』――


 ――操符『ドールズインシー』――


 魔理沙が広範囲をなぎ払い、アリスがこぼれた相手を狩る。
 しばらくした後には、この建物内で立っているのはアリスと魔理沙の二人だけとなっていた。





 「ふぅ・・・」

 アリスは浮かない顔で里の中を歩いていた。
 それもそのはずである。彼女はついさっきまで今回の事件によって亡くなった人の葬式に出ていたからである。
 よく見れば、里全体の雰囲気もどこか暗く沈んでいる。

 (なんでこんな思いをしなくちゃいけないのかしら・・・)

 アリスの脳裏には新婚夫婦の片割れ、目の前で殺された女性の夫の姿が焼きついている。
 そしてその姿が、もっと早く行動していれば彼女だけでも助けられたのではないかという罪悪感のようなものを、アリスに覚えさせていた。

 「アリス殿」
 「慧音・・・」

 呼ばれて振り向くと、そこには喪服姿の慧音がいた。
 あの時慧音は歴史を見ることでアリスの居場所を探し出し、建物の外で他の奴らと戦っていたのだった。
 そしてアリス達が建物から出てくると、アリスが無事であることに非常に喜んだのだが、アリスから攫われた人達の末路を聞くとすぐに建物の中に入り、その惨状を目にして嘆き悲しんだ。
 その後、里の人達を呼んで彼女達を運び込み葬式を挙げたのだった。

 「今回のこと、感謝する」
 「なんで、私は何もしてないわよ?それどころか、目の前で一人殺されてしまった・・・」

 アリスは感謝を拒絶するが、慧音は首を振った。

 「だがアリス殿のおかげで事件の真相がわかり、これ以上犠牲者を出さずにすんだ。だから・・・」
 「でも・・・!」

 なお食い下がるアリスに、慧音はあるものを渡して言葉を遮る。

 「これは・・・?」
 「遺族達からの感謝のしるしだ。彼女達を見つけてくれてありがとう、とな」
 「・・・」

 アリスは手にしたものを見つめて黙り込む。
 慧音はアリスが受け取った事を確認すると、そのまま来た道を戻っていった。
 彼女にはまだまだ仕事がある。おそらく、これを渡すためだけにアリスを追ってきたのだろう。

 (・・・私にそんな資格なんてないのに)

 アリスは目を伏せ、そして森に向かって歩き出した。
 吹く風に線香の臭いがした気がした。

ほのぼのとホラー(?)と両極端な楸(ひさぎ)です。
もし、待っていてくださる方がいらしたらお待たせいたしました。『残された幻想~三番目の闇~』です。(日本語なのは気分)
まぁ、今回はホラーとは言い難いですが・・・(汗)
でも4th darkはまたホラー風味にするつもりです。で、5th darkは再びこんなノリでいこうかと。
ただ、自分が持っている使えそうなネタが殆ど無いです(泣)
このままいくと、都市伝説をある程度改造するか、オリジナルの都市伝説を作るしかなさそうですね(悩)
ま、それはおいといていつもの言葉を。

では、拙い文章ですが楽しんでいただけたら幸いです。

funeralmarch_of_deadstar@ybb.ne.jp
http://seasonalphantoms.michikusa.jp/
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コメント



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2.無評価名前が無い程度の能力削除
描写が少ないような気がする。

ホラーであるならもっと自分(現在の主役)の立場をじっくり理解させるようにしないと

恐怖は恐怖でもジェットコースターのような(略。

あといきなり銃はないかと。
3.100名前が無い程度の能力削除
キター
4.80名前が無い程度の能力削除
都市伝説の中では定番の話ですねー。
相変わらず面白かったです。
5.90名前が無い程度の能力削除
さすがに前のように被害者が生還することはできませんでしたね。

今回は霊夢や紫が出ていませんでしたが、都市伝説の回収はできたのでしょうか。

それとも魔理沙がパワーで消滅させた?

いかにせよ、アリスは毎度御愁傷様ですw安易に服を脱いだのも、そういうポジションだから、でしょうw
7.10名前が無い程度の能力削除
戦闘描写をスペルカード名を乱発する事でごまかしているように見えました。

というか残酷描写のために他を蔑ろにしているように思います。
8.30名前が無い程度の能力削除
都市伝説に関連した一連の事件がアリスを起点としているのは紫も認めているのに、

何故彼女や霊夢、慧音たちは抜本的な対策をしないのか?(アリスを隔離する、

一人にさせない、等)という点がまず疑問です。



また、今回はかなり陰惨な事件の筈なのに、描写が軽すぎると思います。

他の人もおっしゃっていますが、戦闘シーンはスペカ乱発でB級アクションみたい

ですし。

ホラーとしても、スプラッタ的な場面を除くと怖がりどころが無いように感じました。
17.無評価削除
随分と遅れましたが、皆様感想&批評ありがとうございます。
今回は、描写が上手くいかなかったのと、いろいろと中途半端に受け止められてしまい、そこまで楽しめない人がいらしたようなので次からは気をつけたいと思います。

>銃
これに関しては、元々が外の存在なので使ってもいいかなという感じで書きました。

>対策
まず都市伝説についてははアリス以外は霊夢と紫、魔理沙しか知りません。
幻想郷内の秩序を破壊する可能性のある未知の妖怪みたいなものの存在が明るみに出ることで、変なパニックを引き起こさないためです。
またアリスを保護しないのは、アリスが都市伝説を呼び寄せるのではなく、起きた都市伝説にアリスが呼び寄せられるのでアリスを保護しようと、起きるものは起きます。
紫としては、むしろある程度強いアリスに被害が集中してくれればいいぐらいの気持ちはあると思います。
要は囮みたいなものですね。
24.100名前が無い程度の能力削除
とりあえず文句言ってるやつは物語の本質見ような。
私は楽しめました。
25.100名前が無い程度の能力削除
人が消えるデパートの試着室の話ですよね。たしか
28.80名前が無い程度の能力削除
面白いなあ…
こういう発想好きです


一つきになったことを。
最後にアリスが受け取った品って何ですか?
31.80名前が無い程度の能力削除
ゾクッとして楽しめました。

今更ですが誤字
>店員が見せの中から出てきて
 店ですね。
32.70名前が無い程度の能力削除
ググって元ネタを探してみたら、「忽然と客の消えるブティック」という都市伝説みたいですね。
今回はホラーというよりグロさの方が目立ってて、ちょっと微妙だったかもしれない……
でも面白かったです。

あとウィキペディアの方にはこの都市伝説の頁に「オルレアンの噂」というものが……w
こんなところでアリスとのつながりがあるのは、作者さんも狙ってのことでしょうかね?