Coolier - 新生・東方創想話

オチを探す為に会話を続ける二人の少女

2007/07/03 04:30:41
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基本的には咲夜と霊夢しかしゃべりません






































「ねえ咲夜」
「なにかしら?」
「そろそろオチが欲しいんだけれど」
「確かにね」
「でもここまでオチがつかないのも珍しいわ」
「原因は何なのかしら…」
「ちょっと回想してみない?」
「それもそうね」
「えーと…アンタが神社に来る前から思い出してみるわ」

























~回想中~








「おーい!霊夢~!弾幕ごっこしようぜ~!」
「よし、魔理沙、ちょっとアンタのセリフから83行前を読んできなさい」
「え~と・・・?『基本的には咲夜と霊夢しかしゃべりません』」
「というわけで帰って」
「基本的にって書いてるだろ」
「うるさいわね」
「まて、霊夢、落ち着け」
「ダメ」


















~回想終了~




「私が来る前にそんなことあったのね」
「ええ」
「道理でそこに 『魔理沙』だったもの があるわけね」
「いいえ、アレは身代わり人形らしいわよ?」
「へ?じゃあ魔理沙は?」
「ほら、そこの草むらの影から八卦炉で私達を狙ってるわ」
「あら、じゃあオチの心配なくなったじゃない。爆破崩壊オチ」
「そうね。でも何かもっとオチの材料になりそうなものがあった気がするのよ」
「そのあとすぐ私が来たのよね?」
「ええ、排除し終わったすぐだったから始末できなかったわ」
「それはすまないことをした」
「まあ何時吹っ飛ばされるかわからないけど、また思い出すわね」














~回想中~













「こんにちは、霊夢」
「あら、咲夜が一人で来るなんて珍しいわね。レミリアは?」
「そんなにあの吸血鬼がいいのかぁー!」
「よし、落ち着け」
「わかった」
「で?繰り返しにならないことを祈って、また聞くわ。レミリアは?」
「お嬢様ならなぜか滝に打たれて修行がしたいってどっかにいっちゃって」
「そう、明日は葬式ね」
「なぜ?」
「吸血鬼って水ダメなんじゃなかったかしら?」
「………………」
「ま、まあ、あのレミリアだし大丈夫でしょ」
「そ、そうね」
「で?葬儀代はいくらもらえるのかしら?」





「とりあえずお茶頂戴霊夢」
「図々しいわね」
「だっていつもは働いてるんですもの。久々の休みなんだし」
「私も働いてるわよ」
「たとえば?」
「…賽銭箱の掃除?」
「なぜこっちに問いかけるのかしら」
「しかたないでしょ…正直何してたかわからないんだから」
「病院に行って脳の検査を受けることをお薦めするわ」
「行くから治療費頂戴」
「霊夢、早くお茶」






「はいはい、はいお茶」
「ものごっつ指入ってるんだけど」
「ダシよダシ」
「何ダシよ」
「ん~…腋」
「つまり霊夢は 指=腋 でいいのかしら?」
「ダメに決まってるでしょ」
「じゃあ何ダシよ」
「ゴメン、咲夜さま、謝るからダシから離れてください」
「しかたないわね~・・・」










「ねえ、咲夜」
「どうしたの…ってアレかしら?」
「ええ、あの不自然に地面に入ってる」
「どっかの誰かがインしてきそうな切れ目が」
「どうする?」
「出てこられたら面倒ね」
「そうねぇ…そうだ霊夢、タバコか何か煙が出るものと漬物石ある?」
「ええ」
「持ってきてくれない?」







「持ってきたわよ」
「ありがとう。煙の出るものは…ビニール袋か…まあ地面だし、大丈夫ね」
「で、どうすればいいの?」
「じゃあまず、ビニール袋に紙を詰めて火をつけて」
「…あっつ!」
「それをあの穴に放り込んで」
「ほい」
「そして…これで蓋をするっと」
「ああ、窒息させるのね」








「あ、なんか石動いてる気がしない?」
「そうね、間違いなく動いてるわね」
「咲夜は敵にしたくないわ」
「私だってもう敵にしたくないわ。さらにあの後に落ち葉とイモを投入するなんて」
「いや、丁度いいかと思って。掃除大変だったし」
「…あ、動きとまったわ」
「どんな感じに焼けたか見てきましょうか」





































「まさか冬眠中のリグルだったなんて…」
「霊夢、貴女は悪くないわ。あそこに勝手に間違えられるような場所で冬眠するのがわるいのよ」
「そうね。しかもまだ秋なのに冬眠するのも悪いわね」
「切り替えはやいわね…羨ましいわ」
「それも取り得よ」
「まあ死んでなくてただの呼吸困難で済んだからよかったわ」
「そうね、イモは焼けなかったけど生きてただけラッキーてもんよ」













~回想終了~





「あ~…そういえばリグルは?」
「そこでもぞもぞしてるわ」
「そう、なら大丈夫ね」
「霊夢、貴女にはあれが大丈夫に見えるのかしら?」
「ええ」
「なら大丈夫ね」
「基準なんてものはどっかに捨ててきたわ」




「さて、そろそろ本当にオチが欲しいわ」
「ええ、本題に戻りましょうか」
「そうそう、わたし神社増築しようと思ってるから」
「それはめでたい」
「あ、咲夜お茶入れてきて」
「唐突過ぎるわよ」
「いいじゃない、いいじゃない」
「しかたないわね」


「あー…なんで私が入れるのよ…まったく、安請け合いしちゃったわ…あ、風呂みっけ。お邪魔しまーすって誰も…」
「十六夜…マクラ」


「霊夢!霊夢!お風呂に変な人がー!」
「ああ、それはなんかよくわからないけど勝手に風呂に入ってたよくわからない人だよ」
「なんでわからない人を風呂に入れるのよ!」
「いいひとよ?あなたの名前も教えたし」
「マクラって言われたわよ!」


























「ダメね」
「ええ、だから神社を増築は止めなさい。こんなオチになるわよ」
「そうね。増築は止めとくわ」
「で?本当にどうするの?」
「魔理沙はいつの間にかいなくなってるし…」
「リグルはピクリとも動かないし」
「だれかオチをくれないかしら」
「こういう時はだいたい―




















「あ、パソコンフリーズしちまった…しかたない。これで投稿するか」



















「絶対ダメ」
「そうね、とりあえず話しに全くかみ合ってないしね」
「いっそ片っ端からオチを付ければ?」
「ダメね、ありきたりの山になるわ」
「霊夢って意外とこだわるのね」
「褒め言葉として受け取っとくわ」


「あ、こういう作品で普通にさよならも有りなんじゃないかしら?」
「咲夜いいこと言うわね」
「じゃあ霊夢さよなら~」
「じゃあねー」



「つまらなすぎる」
「ええ、これじゃ本当にやばいわ」
「最後にあっと驚くようなことがないと…」
「一つだけ私あるわよ」
「じゃあそれで〆ちゃって、咲夜」




































「ゴメン、忘れた」









終わり


懺悔室
グダグダっすね。
あー…みつか しのあきと申します。主にプチでやらせてもらってます。
プチではちびれーむを中心ですが、ここはプチとは違うので、登場する事はありません。
会話のみって本当難しいですね。
皇束篠秋
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コメント



0.440簡易評価
4.無評価名前が無い程度の能力削除
相変わらずですね
7.40みょん削除
みょん・・・
10.60名前が無い程度の能力削除
こういうのすきです
12.70名前が無い程度の能力削除
リグルにわろたw
20.80たたりもっけ削除
これはひどいwwwww