Coolier - 新生・東方創想話

突然、紫が~2~

2007/06/22 20:06:47
最終更新
サイズ
3.9KB
ページ数
1
閲覧数
497
評価数
3/19
POINT
780
Rate
8.05
ここは博麗神社
今ここに4人の人物がいる

1人は神社の主
1人はスキマ妖怪
1人はその式神
1人はその式の式

神社の主の巫女は吐血しながら笑顔で倒れている

スキマ妖怪は少女の姿でオドオドしている

その式神は巫女を必死に起こそうとしている

その式の式は何が起きているのか理解できていない

そんなドタバタ


「巫女~!しぬなー!みこおおおおおお!!」

藍が必死に霊夢の肩をつかみガクガクと揺さぶる

「もう・・・・だめ」

ガクガクして今にも分身しそうに見える霊夢は笑顔のまま死亡願望

「だぁぁああ!死ぬな!お前がいないと事件解決できないだろぉおお!!」
「いやぁもうむり・・・・」

ガクッと霊夢の首が後ろに倒れる

「紫様のあられもない秘蔵写真あげるからぁぁぁ!!」
「それまじ?」
「うをぉ!!」

ガクッとなっていた霊夢の首がまるでゾンビのように起き上がる

「いきなり首を起こすな!びっくりしたじゃないか」
「それより今の話マジ?」
「み、巫女・・・顔が本気だぞ」
「本当に秘蔵写真くれるの?」
「あ、ああもちろん」
「わかったわ!今回のことは私にまかせなさい!」

なんという取引

「・・・でも」
「ん?」
「ぶっちゃけ紫、このままでいいんじゃ・・・モガッ!」

藍がとっさに霊夢の口をふさぐ

「いいか霊夢、世の中触れていい事といけないことがあるのを知っておくんだ」

藍の目が本気モードになっている
これはマズイと霊夢は本能的に首を縦に振る

「なら話を戻そう」

藍は笑顔で口から手を話す

「・・・・まぁいいわ」
「とりあえずどうしようか」
「私の事しっているか試していい?」
「ああ、いいぞ」

霊夢は再び紫に近づき腰を下ろして目線をあわせる

「紫・・・ちゃん?私の事わかるかな~?」
「えっと・・・うんと・・・・あ!わかるよぉー!」
「おお、じゃあいってみて」
「たしか藍がねぇ」
「うんうん」
「博麗~」
「うんうん」
「神社の~」
「うんうん」
「セクシャルバイオレンス巫女さんっていってたー」
「そうかそうかー」

霊夢は笑顔で立ち上がると藍のところにいき頭を乱打する

「お前はなにおしえとるんじゃあああ!!」
「す、すまん!他の例えが思いつかなかったんだ!!」
「せめて腋巫女とかにしとけぇ!!」

ビシビシビシビシビシビシビシ

「イタタタ!たたくな!背が縮む!!」
「どこの迷信だコノヤロウ!!」
「す、すまんー!!」
「藍様をいじめないでー」

橙が止めにはいる
そこでやっと霊夢の乱打が止まる

「まぁいいわ、名前は教えてあるのよね?」
「うむ、ある」
「よし」

また霊夢は紫の近くへ行き笑顔で質問する

「じゃあ紫ちゃん、私の名前いってみてー?」
「うーんと・・・たしかー」
「うんうん」
「博麗~」
「うんうん」
「れみりあー」
「うんうん、レミリアねー」

笑顔で再び霊夢は立ち上がり藍へ向かっていく
そして

バシバシバシバシバシバシバシ

「うわぁ!やめろぉ!イタイイタイ!!」
「ぜんぜん違うじゃないの!」
「いや確かにちゃんと教えた!おしえたって!!」
「ならなんでレミリアになるよのー!!」
「あら私はいいけど?」
「「え?」」

霊夢が藍の頭を乱打している横から聞きなれた声がし2人は声の方角に顔を向ける
そこに居たのは容姿は幼く瞳は紅く
日傘をさしてたたずんでいる少女
レミリア・スカーレットがいた

「霊夢の家族になれるなんて・・・・」
「いや早とちりしないでクダサイ」
「別に間違って無いじゃな・・・イタイイタイ!!」
「あなたはダマってなさい!!」

再び霊夢の乱打地獄が始まった

「だから藍様をいじめないでー」
「ネコにはマタタビ!」
「あにゃーん」

霊夢が投げたマタタビに橙の制止は無力化された

「で、霊夢。この子はだれ?」

そんな光景を者ともせず紫を指差して聞くレミリア

「あーその子ね、紫よ。なんか今朝ちっこくなっちゃったんだって」
「ふーん」
「で、この式神が私に何とかして欲しいって連れてきたのよ」
「なるほど、中身は?」
「まったくの別人」
「ほほぅ」

レミリアは小さく微笑むと紫の近くに行った

「私はレミリアっていうの、あなたは?」
「レミリア・・・博麗レミリア?」
「うん正解」
「ちがうってば!!」

とっさに霊夢がつっこむが無視して会話を進めるレミリア

「お名前は?」
「私の名前はねー紫っていうのー」
「紫ちゃんね。よろしくね」
「うん、よろしくねぇレミリアおねえちゃん!」

無邪気な笑顔で返事してくれる紫
それをみてレミリアは

「・・・・霊夢」
「ん?」
「後は任せたグフッ!」
「ああ、レミリア!」
「おまえもかあああ!!!」

レミリアは笑顔で吐血し右手の親指をグッとしたまま倒れた


第3部に続く
幼女?紫の威力は絶大だ!!





*本文*

なんか各キャラおかしいですが普通です
普通なんですよ
傀儡子
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.540簡易評価
2.80名前が無い程度の能力削除
所詮猫か。だがそこがいい!

大きくても小さくても紫様はすごいなあ
4.90名前が在る程度の能力削除
レミリアさん、貴女は霊夢の結婚する気なのですか。
ってお前もかぁぁぁあああ!!!!


…実は俺もだ。(右手の親指をグッ
7.70名前が無い程度の能力削除
こーる&れすぽんすー
いぇー