Coolier - 新生・東方創想話

音速の貴公子

2004/06/13 12:17:35
最終更新
サイズ
1.65KB
ページ数
1
閲覧数
864
評価数
0/25
POINT
870
Rate
6.88
 よお、私は幻想郷最速の魔法使い霧雨魔理沙だぜ。
よく黒くてすばしっこいのとか言われるがみんなが
それを聞いて想像するものが実際に私くらいの速度で
飛んでるのを想像してみろよ。

(少女想像中)

 怖っ!
ま、まあ似ても似つかないだろ。だから、どうせなら
別の二つ名で呼んで欲しい。例えば、

黒い彗星

自分で言っといて何だが踏み台にされそうで嫌だな。
おまけに何の何倍速いんだか分からないし。適当に
かっこいい名前で呼んでくれればそれでいいか。

 おっと、危うく設置型トラップ(止まっている弾)
に当たるところだったぜ。え、今何してるのかって?
もちろん速さの探求だぜ。パチュリーみたいに本が
好きな奴はひたすら理論の追求をしてもいい。でも、
普通の魔法使いの基本は理論よりまず実践さ。まあ、
たまには外で一緒に飛ぶとき引っ張ってやるのもいい
かもな。アリスは人形にはまってるからそれどころ
じゃないだろうし、あいつは私と違って普通の魔法使い
じゃないからな。アリスの場合、自分より先に人形の
速さとか究めそうだ。空中を高速で飛行する人形が
いたらアリスの仕業と思って間違いないかもな。
私は人形より本人相手で速さを競いたいところなんだが。

 「霊夢のバカ~~~ッ」「ムソーフイーン」

 言ってるそばから人形が飛んできたぜ。しかも
霊夢の人形だなこれ。何かしゃべってるし。多分、
いつもの妄想が今日は悪い方向に言ったんだろうな。
アリスにそのまま返してやるのも面白くないから
これは私がレミリアにプレゼントしてやろう。

 しゃべってるうちに速度が落ちてきたな。そろそろ
本気で飛ぶからおしゃべりはここまでだぜ。速さに
自信があるなら私の時間が空いてるときならいつでも
付き合うぜ。じゃあな。





 「魔理沙待って~。一緒に弾幕ごっこしよう」





 断じて、フランドールの弾幕ごっこから逃げるため
急いでるわけじゃないぞ。

 「うわ、こっちが承諾する前から弾撃つな」
 何となく漠然と考えたものをとりとめもなく書いたもの。暇なときボーッと考えてるとこういう小ネタが突拍子もなく浮かびます。次は何気に明るい話ってところが好評だった霊夢吸血鬼ものの続きでしょうか。あれは読みきり短編のつもりなんで続きというかどうかはわかりませんが。ノリがあのままかは分かりませんが私はシリアスとかダークは自分では書かない人間なんでまた明るい話になると思います。話は戻りますが、こういう独白型のSSは初めてだったりします。一番多いのは1キャラ視点なんでこの前のSSの筆者視点もなれてないんですけど。SS自体割と書き初めたばっかなので文章が流麗じゃないのは勘弁。書き方サイトとか見て勉強中です。
匿名希望
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.870簡易評価
11.無評価いち読者削除
>「魔理沙待って~。一緒に弾幕ごっこしよう」
これ言ってる時点で既に弾幕張ってるんだろーな、妹様は(笑)。