Coolier - 新生・東方創想話

八意専心 一紫万考

2007/01/22 23:33:11
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 自機の色。
 紅白、黒白、そして銀髪。いずれもこれまでに自機になったものの特徴であった。
 ならばどうだろう? 私が持つこの赤、黒、銀髪は。
 今までの自機の色全て、知性、力、美貌をも兼ね揃える私こそ、次期の自機として相応しいと思っていた。

 しかし、その淡い期待は打ち砕かれた。
 さらに絶望に拍車をかけたのは、師匠である私を差し置いて自機昇格を果した弟子の存在。

 私は今、絶望の淵にいた。心の深淵、ここで私は決意する。





「師匠、どうしました?」
「あぁウドンゲ。ちょっと考え事をね」

 弟子の声に顔を上げ、たおやかな笑顔を向ける。
 私は八意永琳。薬師をやっており、声を掛けてきた月の兎の妖怪を弟子に取っている。

「珍しいですね、師匠が考え事なんて」
「まぁね」

 この弟子。以前は「お師匠様」と呼んでいたはずだが、最近「師匠」と呼んでくる。

「興味が沸いたので、何を考えていたか教えてくれませんか?」
「えぇ、それは」
「それは……?」

 先を促す弟子。以前は私が言い終えるまで黙っていたというのに。

「……月の兎の鳴き声はどんなだろうって考えていたのよ」
「うーん。『わん!』でも『にゃー?』でも『うわらば!?』でも無いことは確かですよ」
「考えなくていいのよ。すぐに解決するから」

 脱兎と化す弟子。私たちが住む永遠亭に地上の兎は多くいれど、月の兎は彼女しかいないので逃げるのも道理。
 だが、逃げたことでお仕置きという大義名分が生まれる。ザ・計画通り。
 自機に昇格したことで慢心する弟子には、今一度自分の立場を身を以って分からせてやるのが師匠というものである。
 ならば、と立ち上がりざまに、脱兎の方を向いて一言。

「昔の人は言いました。追って脱兎の耳締めよ」
「誰が言いましたかそんなことっ!?」
「昔の私が言ったのよ、文句ある?」
「理不尽ですっ! あ、いや、その今のは……っ!」

 墓穴を掘る脱兎。内心にやけが止まらない。

「師匠に対しての口返答。後で八意印のドクツルタケ改をごちそうするわね」
「それ猛毒じゃないですかっ! 死にます、死にますって!」
「だってムカついたんだもの」

 プクー。

「年甲斐も無く頬を膨らませないでくださいよ……」

「あ?」

 数瞬後、耳を五重に結ばれた元脱兎は「マ゙ッ!」と鳴いて気を失った。月の兎の鳴き声は「マ゙ッ」っと。
 全く、レディに対して歳を連想させる言葉を投げかけるとは本当になっちゃいない。やはり再教育が必要だ。

「さて次は……っと」

 そう独り言ちて、私は次の標的の元へと歩を進めた。





「おや? やっと妖精も幽霊も落ち着いたってのに、まだ自殺志願者が来るとはねぇ」

 至ったのは三途の川の辺。死神のいる船着場。
 尚、家を出るときに弟子と同じく自機となった兎を見つけた。
 けれども、あの子はちびっ子枠での参戦なので攻撃はせず、外出の旨を伝えるだけに留めた。
 私はちびっ子を虐める悪趣味は持ち合わせていないのだから当然である。きっと単発だし。

「あら? 最近の死神は自殺志願者と他殺志望者の区別もつかないのかしら?」

 腕と足を組みにやける死神。でかいのは乳と身長だけでは無く、態度も同様であるようだ。

「殺しとは穏やかじゃないねぇ。そんな罪を犯せば、確実に地獄に落ちるよあんた」
「お生憎様。月の民には寿命が無いの。だから殺されない限り地獄には逝けないわ」
「ん? あんたが鈴仙の言ってた御伽の姫様かい?」
「残念。その姫の従者よ」

 あの弟子。姫のことをベラベラ喋るとは本当に調子に乗っている。月の兎だしツキヨタケ改も追加決定。

「あぁ、じゃあサディスティックでマッドサイエンティストのお師匠さんか」

 あぁ可愛そうな弟子。類友な喋りたがりフレンドを持ってしまったが為に、八意ブレンドの特製スパイスが加わるなんて。

「ま、そんなことはどうでもいいわ。大人しく私の自機昇格の為に潰れなさい」

 そう言うや、私は死神に向け矢を放った。



 初撃を放ってからニ分が経過。さすがに弟子のように瞬殺とは行かなかったが、一級の死神なら当然か。

「大体、どうして、あたいなのっかね?」

 矢を払い避けながらも問い掛けをしてくる死神。当然の疑問だろう。
 どうやら理由を聞くまではあちらから攻めて来そうに無いので、攻撃の手を止める。

「私とのキャラ被りと自機になりそうな資質を持っているから。というか実際なったわね」
「はぁ?」
「前者は身長、バスト、頼れるお姉さんぽい。後者は、ラスボス一歩手前で誰かの下ってところね」
「あー、前者はともかく後者は今までの慣例通りなら確率高いっちゃ高いねぇ」
「でしょう? 分かったらとっとと死んでみない?」
「ふん、そう言われても死ぬ気は無いし、何より――」

 そう言うやこちらを指差す死神。やはり態度がでかい。

「目の下にクマが見えるような竹林パンダに負けるわけが無いさねっ!」

「あ?」


 前言撤回。その気になれば瞬殺であった。ちなみに死神の鳴き声は「きゃん」だった。ちっ、ぶりっ子が。
 次は森と冥界どちらに行くか考えながら三途の川から離れようとすると、後方からピッピッピーと笛が鳴った。





 笛の音に振り向くと、そこに居たのは弟子と兎から話に聞いた閻魔であった。

「あら? 閻魔が暇とは幻想郷も平和そうで安心したわ」
「黙りなさい」

 閻魔とは言え初対面で黙りなさいとは世も末だ。

「はいはい。用件は何でしょうか閻魔様?」
「言わずもがなそこで伸びてる死神に関して。…………本人はこのままサボれれば幸運と思っているようですが」

 びくつく死神。ちっ、普段強気だけど上司の前ではオドオドなんて露骨な萌え描写をしてからに。

「それと……」

 閻魔は私の後方に視線を向けピッピッピー。

「そこの貴方も、プライバシー保護とストーカー規制でしょっぴきますよ?」
「あらあら。閻魔はいつの間に警察の真似事までするようになったんですの?」

 そう言いながらスキマから出てくる大妖怪。神出鬼没が信条なのか、登場はいつも唐突だ。

「質問に質問で返すのは感心出来ませんね。減点壱」

 ピー。

「いきなり減点とは非道いですわ。あなたも減点壱」

 ピー。
 あんたも持っていたのか大妖怪。永琳疎外感覚えちゃう。
 猶も続く声と笛のやりとりを聞きながら大妖怪、八雲紫に質問をする。

「あなたはいつぞやの。で、どうして私をストーキング?」
「楽しいことになりそうだったから、ではいけないかしら?」

 閻魔が「また言うか」とぼやいているが気にしない。

「ふむ。経緯を知っていてさらに一度自機になっている以上、相応の覚悟はしているんでしょうね?」

 閻魔が「貴方もですか」と呆れているが気にしない。

「ふふ、どうかしら?」

 はぐらかしながら人差し指を曲げ、それを唇へと寄せて笑う大妖怪。その仕草は堂に入っていた。
 なら――と私が皮肉を返そうとしたところでピッピッピー。

「私の警告を無視し続けるとは良い度胸ですね」
「無視とは心外ね」
「同感ですわ」
「なら少しは態度を改めなさい!」

 閻魔が声を荒らげる。背伸びしちゃって可愛い程度にしか思えないのだがどうしよう。

「大体っ、貴方たちは少し歳を誤魔化し過ぎるっ!!」

『あ?』



 その一瞬、幻想郷から一切の音が消えたとは後日新聞で知ることになるが置いておく。
 大事なのは目の前のキングオブヘル(英名)をどうするか、それだけである。

「そう言うあなたも見た目通りの歳には思えませんわ」
「おや、天下の大妖怪もモウロクしたようですね。では言葉を補って言い直します」

 息を吸い込みタメを作るジゴキング(うん、こっちの方が敵っぽくていい)。
 所謂「コワイエガオ」をしながら、

「貴方たちは『私より』少し歳を誤魔化し過ぎる」
「言ってくれるわね」
「全くですわ」

 ふと閃いたので、同調した大妖怪を煽ってみる。

「一緒くたにされた者同士、共同戦線を張るのはどう?」
「無論だわ」

 予想通りの再同調。ここに最強のタッグが生まれたといっても過言ではないだろう。

「貴方たちが結託しようと私は閻魔。ただ一方的に裁くのみっ!」

 そう言うや振り下ろされた得物の片面に踊る『小町命』の三文字。
 本当はやる気無いだろこのジゴクイーン(女なのでこっちの方が自然かと思う)。
 やれやれと思いながらも、新たな上司部下タッグの結成を阻止するため、いくつかの鏃を薬壷に突っ込む。
 それと、毒を撒くといいらしいので噴霧器に薬瓶をセットする。中身は通称緑のだえき。撒く方も結構キツイ。

「ねぇ」
「ん?」
「ポーズを決めましょうか」

 楽しい楽しい仕込み作業を続けながら、なるほどと首肯する。
 タッグを組んだからにはキメは必要なものだ。インスタント相棒はその辺をよく分かっている。

「でね、以前テレビで見たのだけれど……」

 そう言って話し始めるインスタント相棒。うっすら頬が上気しているのは楽しいからだろうか。ちょっと可愛い。
 ふと見やるとジムクイーン(きっと事務仕事に向いてると思う)がワナワナと震えている。
 先程から見るに、どうやら無視されるのが嫌いらしい。
 しかも、話し合いをする相手の隙を突くのは自分で許せないらしく一向に攻撃もしてこない。難儀な性格だと思う。



 敵や常識を無視した状態で、もう二十分は経っただろうか。熱い議論と諸々の了解に時間を要してしまっていた。

「……話し合いはもういいですかっ?」
「いいタイミングね。今決まったところよ」
「ふふ、久しぶりに気分が高揚してきましたわ」

 離れて対峙してから互いに向かって走り出し、あと数歩で衝突かというところで右手を突き出す。
 友よ、今こそポーズを決める時――――。

「えーりん!」
「ゆかりん!」

『ふたりでっ!!』

「夢幻の若さ組ー」

 ビシィッ。

 突如割って入った気怠い声が私たちの共鳴を阻害し、友情バロメーターの数値を低下させた。
 これでは再び信頼関係を築かなければ本領を発揮出来ない。永琳ピンチ。

「ちょ、霊夢……」
「紫様に対して何を言ってくれちゃってますかこの巫女は」
「お嬢様と私の蜜月の名称を勝手に流用しないでね、紅白」
「じゃあ禁断の若作り組ー」
「パス。幻想のキメ肌組で頼むぜ」

 姿を現したのは紅白巫女に黒白魔法使い、情緒不安定気味の庭師、そして瀟洒で可憐なメイド長。
 私の登場までに自機となり、華々しい活躍をしてきた少女たちだ。

「ふふ、ふふふ、ふふふふふふふ……」

 隣で友が決まりそうだったポーズのまま、不気味な笑い声を喉から漏らしている。どうしよう永琳怖い。
 しかし、それ以上に気に掛かる存在が居るのだ。そちらを優先しても友が怒ることは無いだろう。

「ねぇ、あなたたちどういうつもり? 私たちのキメポーズを邪魔するなんて――」
「うるさーい。巫女の微睡みを妨げるなら夢想もキメポーズも封印。それが博麗ジャスティース」
「いつ私たちがあなたの微睡みを覚ましたって言うのよ?」
「おいおい、あんな殺気を出しておいてそれはないぜ」

 思い当たる節はあるが、原因はジムクイーンなのだからそちらをターゲットにして欲しいものである。

「全くね。殺気に中てられたおかげで妹様が絶賛能力開放中よ」
「あぁ、違うのっ! 悪いのは全部そこのジムクイーンで……っ!」

 思わず声に出し指でも差してしまった。指差した方向からは寂しげに、ぴょろーんと笛が鳴った。

「こちらも幽々子様が絶賛暴飲暴食中。そこの隠れ年増三人、紫様はこちらに渡してもらいますからそのつもりでどうぞ」
「はいそこの年増点呼ー」
『だ、誰が――』
「誰が年増だっ!?」

 台詞取られた。永琳泣きそう。あ、同じく取られたジムクイーンが泣いてる。
 で、その台詞を取ったのは相方の式神。あぁ、天狐クラスって言ってたっけ。この引掻き魔。
 そして威勢良く登場したにも関わらず現在主人の介抱中。これでは怒りを向けるのは酷というものか。

「霊夢、頼むから煽るのやめてくれ。これ以上年増たちにパワーアップされたら死ぬぜ」

 無論、年増年増連呼した者を許す気は毛頭無い。
 世辞も配慮も知らない無知な少女たちに、オンナの本気というものを教えてくれよう。

「ん? ちょっと待て。三人って事はあたいも……って、四季様泣いてるんですか? 泣いてるんですね?」

 私たちに大きく遅れて年増に反応した死神から発せられる怒気が、その乳の如く絶賛膨らみ中。
 それにしてもこの反応の遅さ、船頭だけに船でも漕いでいたというのか。うん、永琳今上手い事言った。

「……さっき四季様に『年増』っつった奴ら、仕事からは外れるが死神の名にかけ死を配送。返品は効かんぞ」

 どうやらプッツンである。長身の為その威圧感はハンパ無く、私も少々怖い。あ、ジムクイーンが嬉しそうだ。
 ちなみに咲夜は言ってはいないので安全。それなら勘違いとはいえ、存分に死を配送して頂きたいものである。
 そしてまたも閃く。ここは年増呼ばわりされた者同士、眼前の危機回避の為に手を結んでおくべきだ、と。

「そこの閻魔と死神、さっきまでの瑣事は忘れて共同戦線といかない?」
「望むところですがもうジムクイーンはやめて下さい。小町、フォロミー」
「ヤー、ボス。敬愛する上司の涙は部下の血涙であること、奴らの魂に刻み込んでやります」

 これでよし。流石に三つ巴になったら味方が自失している私が不利なので、手を結ぶことにマイナスは無い。
 いや、やりたい放題出来なくなったし、折角昇華しきった呼称を否定されたのは寂しい。永琳しょぼーん。



「かかって来いや年増共ー」
「だから霊夢さんっ!?」
「あーもー魔理沙シャラッぷぁ~あ……むにゃ。あっちにつくなら止めないわよーぅ?」
「さっきまでならまだしも、今は無理ってもんだぜ……」
「ならすぐに準備するのね。はっきり言って不利も不利よ」

 不利って分かっているならこっちに来ればいいのに。もう、咲夜ったら素直じゃないんだから。

「それでも自機の名にかけて斬り潰すまでってことで、皆さん準備できたら突っ込む」
「そこは疑問形で頼むぜ。何故ってお前に主導権握られるとちょっとムカつくから」
「どーでもいーから始めるわよー。とっとと終わらせて睡魔とフラメンコに興じたいのよこっちは」
「ふふっ、霊夢。元自機の私がいるのにとっとと終わらせるなんてよく言えたものよね」

 友が復活。式神は数に入れないので四対四、丁度いい感じになった。
 尚、式神は既に主の後ろに控えている。この式神ほど弟子が使えたらと思うが、あと何百年かかるか分からない。

「そういえば私たちも自機といえば自機でしたね。限定的でしたが」

 おや、もしかして……いや、もしかしなくても自機経験がないのは私だけである。
 何という巡り合わせ。自機になる為に動いたというのに気づけば周りは自機だらけ。疎外感ってレベルじゃない。

 しかも、全員私よりキャラが濃い。幻想郷で今、最もキャラ濃度が高いのはここではないだろうかと思える程に。
 もしやキャラの濃さこそが自機の資格かと考えを巡らせる私を他所に、濃いキャラ達は話を進めていく。

「ふふふ。あなたたちを討ち果たし、次回作は私たちが主役の『東方少女宗』という弾幕布教STGにしてみせますわ」
「それを言うなら『東方養老院』。さぁ、とっとと老人ホームに帰ってもらいましょーか」
「……最近思うんだ、幻想郷で一番怖いのは霊夢なんじゃないかって」
「同感。正直敵に回したくない四番手ね。無論、一番はお嬢様で次は妹様」

 ……もしやその次には私? なんちゃってなんちゃって。

「その次はパチュリーか?」
「えぇ。よく分かったわね」
「ん? 年増Eが赤面してる」
「E!? 自機以外は名前を覚える価値すら無いとでもっ!?」
「イェス。ちなみにEはイニシャルと見せかけてカップのことなので念のため」

 このチャンバリストみょん、怖いもの知らずにも程がある。これが若さとでも言うのだろうか。
 第一私はEじゃなく……いや、そんな瑣末な事はどうでもいい。

「わ、私にだって自機になる資格がっ!」

 そう言った途端にこちらに向けられる少女たちの好奇の瞳。
 この時を待っていた……訳は全く無いが、引っ込みがつかないので言ってやろう、私が絶望の淵で導き出した答えを。

「……巫女とお揃いの赤とか?」
「それはどちらかと言うと赤紫よね」

 ちょっと怖気づいて自信無く言ったのがいけなかったのか、巫女の目は冷え切っている。

「そこの魔法使いとお揃いの黒とか!」
「それもどちらかと言うと紺色だぜ」

 連続否定。だが残ったのは紛う事無き、

「こ、この銀髪ならどうかしら!?」
「白髪の間違いじゃなくて?」
「咲夜ちゃんまでっ!?」

 何ということだろう、咲夜にまで否定されてしまった。この涙は煉獄でも乾くことは無いだろう。

「ざんねん としまEの わるあがきは ここで おわってしまった」

 もう一人の銀髪からの無情な一言により、力無く膝から崩れ落ち両手で地を叩く。



 終わってしまった。我が世の春に咲いた桜は散ってしまったのだ。
 自分が自機に相応しいというのは、所詮は自惚れであったということか。
 いや、最初から理由が弱いとは気付いてはいた。だが認めるのが悔しかった。このまま前座ボスで終わるということを。
 現実に目を向ければ少女たちが「色だけかよ」「その歳で自機とは自惚れが過ぎる」と言っている。
 畢竟するにそうなのだ。いくら知性と力があろうと若さやキャラ濃度が無ければ自機に躍り出れはし得ないのだ。
 肉体的であれ精神的であれ、若さが伴わない者は自機足り得えず私は地味であり私は、私には――。
 心がダークサイドへと堕ちかけた時、突如笛が鳴り響いた。

「えーりんが自機に相応しかろうと無かろうと、少女宗は全てを受け入れますわ。それはそれは幸福な話ですわ」
「ゆかりん……っ!」

 眼前に手が差し出され声と安らぎが下りてきた。もう、名前以上のことは言葉にならない。
 周りを見れば、閻魔と死神も私と同じ目線に屈んで柔和な笑みを向けてくれている。あぁ、仲間って素晴らしい!
 今、光が見えた。それを伝えるべく親友と視線を絡ませ頷き合う。これで私たち、いや私の未来が約束されただろう。
 スクラムを組み『少・女・宗! 少・女・宗!』と声を合わせる四人。尚、式神は太鼓を叩いて調子を取っている。



「さぁ、悲哀と歓喜の涙を拭いて前を向きなさい! あれに見えるが我ら少女宗の敵ですわ!」

「少女宗だか加齢宗だか知らないけれど、年増妖怪の新興宗教が伝統ある巫女に敵うとは思わないことねー」

「神に尾を振り長命を手放した穢き地上の民の分際で、貴き月の民の長命を笑うとは万死に値するわよ!」

「そう言うお前も今怪しい宗教に……あぁもう! 問答無用にヤケクソだ、やあああぁってやるぜっ!!」

「相変わらず業が深いわ人間に冷たいわこの世に来るわ……もう一度閻魔の説教、受けるがいい!」

「お生憎様。周りに人間と呼べるマトモな人間は、ずっと私くらいしかいないのですよジムクイーン!」

「最初に年増っつったのはお前だったよなぁチビ助。特別に一人前の幽霊にしてあたいのタイタニックに乗せてやるよ!」

「ウドの大木が偉そうに。ならこちらは、通院地獄というサボタージュのバーゲンセールに招待して差し上げよう!」



『弾幕「ごっこ」は終わりですわだぜよ!!!!』




『こちら現場の射命丸です。現在三途川の上空にて、幻想郷最大規模の弾幕合戦の中継を行っております。
 現場は弾幕結界が幾重にも展開され、中の様子はご覧の通り弾弾弾弾まるで弾の洗濯機であります。
 安地など無いに等しいのですが、その中で無傷どころかグレイズグレイズ。全員がかすりかすられ得点稼ぎ。
 両陣営共にエクステンドしまくりで、その英気と残機はもう十分と言えるでしょう。
 中でも目立つのがお得意のマスタースパークに改良を加えて形成した巨大な剣を、縦横無尽に振り回す霧雨魔理沙。
 そして、これでもかというくらいに銭ばら撒き放題な一流の三途案内人小野塚小町の両名であります。
 きっと三途の川を渡った人たちも、渡し賃がこんな形で使われるとは思わなかったことでしょう。
 よく見ると、紅白こと博麗霊夢が素敵なお賽銭箱を抱えながら右往左往。銭を回収しつつ弾は避ける。
 紅白の服は伊達ではなく、二つの行動をはっきりきっぱり使い分け……おっと顔がにやけております。
 賽銭箱の重みは幸せの重みと言わんばかりの目垂り顔であります。これで博麗大結界は安泰でありましょう。
 紅白に対してこちらは、白黒はっきりつける程度の能力を持つ、四季映姫ィィィィ・ヤマッザナッドゥゥゥゥ!
 彼岸からやって来ました説教好きの閻魔様は、異常な精度の回避をしながら規則的で緻密な弾幕を披露中であります。
 しかし哀しい哉。それは避けながらポーズを取る十六夜咲夜を引き立てるのみ。その姿はどこまでも瀟洒であります。
 尚、かく言う私もかつて有難くもしつこい説教を受けております。あ、いや後半カット出来ます? あ、出来ない。
 えーっと。そのお陰で現在「文々。新聞」の購買部数も鰻上り、こうして実況リポートが出来るほどになりました。
 その節は本当にありがとうございましたー、っとここで新進気鋭の冥界の庭師魂魄妖夢、魂魄妖夢が躍り出たー!
 花の異変の時に見せた弾斬りの腕を生かした、正に破竹の進軍っぷりは特筆すべき速さであります。
 しかし敵を目前にしてまさかの転倒ー! 不安定なのは情緒だけでは無く、バランスも同様であった模様であります。
 西行寺家の庭木の造形が崩れていないことをただただ祈るばかりですが、現在庭師は死にかけであります。
 敵前で転倒したのが運の尽きでありました。現在見るも無残な……あ、ここモザイク出来ます? あ、出来ない。
 えーっと。天才薬師八意永琳さんによる何かの薬品撒布、何かの投薬と何かの注射により残機が減っていき今終了。
 おっとぉ? 破竹の進撃をしながらも竹林の薬師に破れた脱落者は、ここでスキマを通して弾幕結界の外へ。
 事前にごっこではないと仰りながらも助けるあたりに、我らが少女宗教祖紫様の寛大なお心が窺え――。
 ウィンク! ウィンクであります! 今紫様が私に向かってウィンクを投げかけてくださいましたぁー!
 ん~っ! この射命丸文、一生ついて行く所存でありますっ! 実況もいいけど応援もねってことで紫様ぁーん!!
 ……ッ!? 今目の前でカメラさんが流れ弾によって墜落……っとこれは仙狐思念であります。
 紫様が自分以外にウィンクを投げかけた途端この仕打ちとは、余りにも酷いのではないでしょうか。
 視聴者の皆様にはご不便をお掛けしますが、映像無しの音声のみでお送りします。お耳の恋人射命丸文独壇場!
 おや、ここで先程思念を飛ばした式神が今度は自ら弾幕結界を通り抜けこちらに……って何でこちらに来ますか!?
 ひぃっ! いやいや、いやですっ! もう来ないでもう近寄らないでもう信じられな――や、きゃ、ひゃあああああん!!』



 天狗少女の声も消えるとピンポーンという電子音と共に、向日葵畑で微笑む少女のイラストがテレビに表示された。

「お、おや? 今のは悲鳴というより嬌声……?」

 この日、一人の男が刻の涙を見る――。

「シイィット! 何てこったカメラさんの軟弱者め…………はっ! そうか仙狐思念だ! 僕ってば天才だな!!」

 ことになるが閑話となるので休題する。

「さぁ出ろ僕の店主思念! さぁ行け羽ばたけマイ思念んんんん!!」

 休題する。







「ふーっ。久方ぶりの本気勝負のお陰でいい汗かけたわ」
「やっぱり健康美を保つためにはこれが一番なのよね。あら、藍もより艶が出たかしら?」
「恐縮です。久方ぶりの本番勝負でいい汗がかけました。ありがとうございます紫様」

 戦闘終了後、親友と共に手ごろな岩に腰掛けていた。
 尚、視界の右端にはしゃくり上げる天狗少女がいるがあえて触れない。
 世の中割れ物に触れれば怪我をするのは常識。そんなことをするのは選択肢が見える世界の主人公くらいだろう。

 左に視線を動かすと閻魔の説教を受ける紅白と庭師、互いに酒を酌み交わす死神と黒白が見えた。
 なんでも黒白だけは閻魔の言いつけを守り、嘘を吐かないよう気を付けて過ごしているらしい。殊勝な心掛けである。

「……あと、貴方たちは少し若さを強調し過ぎる」
「確かに。若さを調教すると隣の人みたいになるから困り者よね」
「ふふ、うふふ……えーりんさまぁー……」
「まぁ。素敵ですねぇ」

 確かに頑張って素敵にはしたが、傍に置くにはちょっとやりすぎた。
 閻魔風に言うなら少し毒を中て過ぎた。うん、少し。八意嘘吐カナイ。信ジテ。

「いやー。あんた豪快だねぇ。あたいたちじゃなかったら、普通に彼岸逝きだよあれは」
「アグレッシブに生きてこそ人間らしい若さだぜ?」
「違いない! あんた粋だねぇ」
「死神にも分かるのか私の粋が! よし、これも何かの縁だ。私も少女宗とやらに入信しようじゃないか」
「あー、普通の人間は駄目らしい。ちなみに、いくら歳を食っても心は少女が教えだよ」
「私は普通の魔法使いだから問題ないぜ」
「よし、じゃああたいが口利きしてやるよ。でも今は飲め飲め、飲め歌えー」

 うーん、流石素敵な少女宗。死神はまだしも閻魔が入信したのは驚きだが、素敵だから問題無いだろう。



「あの、全力であの人たちにツッコミたいのですが」
「だーめ」

 私に撫でられながら希望を口にする咲夜。現在撫でられ刑が執行中なのである。
 尚、これと説教とを天秤に掛け選ばせたのは閻魔であり、選んだのは咲夜である。
 断じて決して完膚無きまでに私の希望なんて事は有り得ない事この上無いので念のため。
 頬なんて緩んでないし目元だって優しくなっていない。剰え膝に横座らせて顔を胸元になんて抱き寄せてもいない。

「罰の割にはベタベタしすぎじゃなくて?」
「あら? 私は閻魔様の指示に忠実に従っているだけよ。善行善行」

 そんな指摘をした当人は、式神のしっぽを膝の上に置いてふかふかしている。ちょっと私も触りたい。いや、凄く。
 しかし他所は他所、うちはうち。今は腕の中の幸せのみを追求すべきだろう。

「……顔が朱くなってるわよ?」
「あらやだ、私ったら――」
「あなたでは無く胸元のメイドが、だ」

 二人に言われた通りに胸元を見る。うん、でかい。いや、違う。
 確かに朱くなっている咲夜の顔。もう、照れちゃって可愛いんだから。
 ふふっと微笑み、抱く力を少し強めてみる。

「……愛情に対する無関心は犯罪と言いますが、鈍感も大概ですよね」
「よく言ったわ藍。分かったのならすぐに私の可愛い烏天狗を慰めてあげなさい」
「慰める……ふむ、了解しました」

 言うや否やすっすと足を運び後ろから抱き竦める式神。何と情愛に溢れた光景だろうか。
 天狗も天狗で「あ、いや」などと遠慮の声を上げているのが微笑ましい。

「霊夢たちが来た時はどうなるかと思ったけれど」
「怪我の功名って奴ね。予定は変われど手間は省けたわ」
「まだ予定の只中ではなくて?」
「……ふふ、あなたと知り合えたのは最高の幸運かもね」

 実に鋭く実に強か。久しぶりに心地好い相手と出会え心根から嬉しい。

「そういえば、愛も恋もLoveで片付くの」
「いいわねぇ。共通語は簡単で」
「そして、殺すも殺されるもKillなのね」
「いいわねぇ。共通語は簡単で」
「それでね、出番を奪われたDieはKillに嫉妬すると思うのよね」
「大好きとかに使われてるから、そんな気はきっと無いわよ」
「死んでも良いほど好きなんて、相手は幸せですわね」
「真の愛とは死ぬことと見つけたり――なんてね」

 話が互いの恋愛論に及ぶ頃、咲夜がゆっくりと体重を掛けてきた。もう離したく無くなるような重みだった。
 横手には説教を終え団欒する閻魔と巫女と庭師。余程疲れていたのだろう、内一人は横になっている。
 死神と魔法使いは、依然絶賛酒盛り中。あんなに飲みまくると体に悪いので、後で薬を処方してやるとする。
 前に視線を戻すと、無事勤めを果したらしい式神と天狗が語らっている。本当に微笑ましい光景だ。
 私は隣に信愛を、腕の中に親愛を抱いて平和と呟き、心の中で平和を笑った。

 笑ってしまうのも当然だろう。平和である限り誰しも自機足り得ず、誰しも悪の華足り得ないのだから。

「起きぬなら」

 畢竟するに、答えは一つ。

「起こして魅せます」

 ただ、自ら動くのみ。

『少女異変』

 親友と、視線絡ませ微笑んで。

『当然ラスボスは譲るわね♪』

 親友と、言葉重なり握手して。

「ワンハンドシェイクゥゥゥゥ!」

 親友に、硬く握った拳向け。

「デスマッチィィィィ!」

 今此処に、未来を賭してレディ・ゴゥ。







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○東方少女宗 ~ Perfume of Maiden

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 本あとがきの形式はオマージュです。また、グレイズだけでエクステンドしまくりなんていう話は夢物語ですので念のため。
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■エキストラストーリー
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 八雲紫を教祖とした少女宗の打倒博麗神社作戦は、予定段階で標的である素敵巫女、部下を奪われたカリスマ吸血鬼、同じく餓死寸前亡霊嬢の手により闇へと葬られた。
 いくら幻想郷を滅ぼしかねない作戦であれ開始前に全てが終わったので、巷では何も変わらず平和な日常が流れていた。

 それは規模が縮小したものの、教祖以下天狐、天狐にべったりな天狗、天狗を見て爪を噛む式の式、式の式を観賞して微笑む閻魔に加え、未だ友情を深め続ける死神と魔法使いといった気が置けない同志ばかりが集まり、互いの健闘を讃えながら打ち上げをする少女宗本部も同様であった。
 尚、この少女宗。一時は大勢の妖怪(と一部の人間)が入信していたのだが、今では十一人しか残っていない。

永琳「……ふふふ。私はやったわ! やってやったわよ! 夕陽沈む川原で友情を確かめ合った甲斐があったわ!」

 その一室。教祖補佐の地位にある八意永琳は一人勝鬨を上げた。此処だけ平和では無い空気が漂う。

 余談ではあるが、膝から落ちたメイド長はそのまま岩を枕に眠り続け、友情を確かめ終えた永琳から手厚い看護を受けた。
 反対に毒で眠ることすら儘ならなかった庭師だが、三途船タイタニック号には乗ずに済んだ。一応。ギリギリ。

 現在は両者共に主に連れ戻され、本来在るべき職場で本来勤めるべき職務を全うしている。

永琳「念願たるラスボス直前のステージボスを全うした今、次回作ではきっと私も自機ね!」

 勝負には負けたので勝鬨と言うには語弊があるが、永琳の叫びはまさにそれであった。

 全てが彼女と教祖の計画通りに進み負ける事も出来た今、残る計画は悲願である自機昇格を残すだけとなっていた。
 そして彼女は確実に自機として活躍するべく、一刻も早く準備しようと酒宴に耽る本部を後にし、古巣へと向かった。


 ――――

 広大な竹林に粛然と佇む永遠亭。永遠亭の母とも呼べる永琳の不在は深刻なものとなっていた。


輝夜「イナバ、そろそろ永琳を連れ戻して来て頂戴。」
鈴仙「それは私に死ねとのことでしょうか?」

輝夜「大丈夫。私の永遠パワーで何度でもどうにかしてア・ゲ・ル♪」
鈴仙「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……。」

     やり取りは続いたものの恩のある主に逆らえるはずも無く、足元が覚束無いまま家を出た鈴仙。
     弟子が師匠を超える、そんなどこにでもありそうなサクセスストーリーが今始まった。

輝夜「……これでいいわね。ふふっ、私より先に自機になろうなんて甘いのよ永琳。」


                             Next to Eternity ...


 ――――

輝夜「ちょっと待ちなさい? それだと永琳一人か師弟組で私に向かって来そうじゃないの。」

     家来が主を討ち果たす、そんなどこにでもありそうなサクセスストーリーは次回始まる。

輝夜「って、えぇ!? もう確定事項なの!? ねぇ!」

     運命とは人間の意志に関わり無くもたらされるから運命と言う、って慧音が言ってた。

輝夜「慧音がって事は妹紅ね!? 何でナレーションが聞こえるのかと疑問に思ってたわよ!」

     答えてあげるが世の情け……かと思ったけれど可愛いペットが死にそうですよ。走って。

輝夜「ちっ。約束した以上行かなきゃならないわね……。妹紅、首を洗って待ってなさいよ!」

     いってらっしゃーい。
     あんたこそ首を洗って帰って来なさいねー。

     さて、慧音も呼んであるし、後はここで誰かが帰ってくるのを待つだけか。
     まさか、またエキストラボスとして活躍出来る日が来るなんてホント幸せ。

     紫様直々の策に心から御礼を申し上げると共に、今宵、同志フランドールとの修行の成果をご覧に入れましょう。
     ……う~ん、何て素敵な夜なのだろう。少女宗の教えの通り、若いまま長生きってのはするものねぇ。


 少女は、そう独り言ちてから本部に向け一礼すると、中天にかかる満月を満足気に見つめ始めた。


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■あとがき本編
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 ご覧になった永琳視点以外のプロットタイトル、

字塊『文々。実況 ~1024x768に納めよう~』(本編)
迷妄『テレビの中に入れたら……』(本編)
悪乗『もこたんとゆかりんかわいいよ!』(エキストラストーリー)

 以上の三本は私の、「実況書きたいなぁ」、少年時代のビターな思い出、妹紅と紫への贔屓の提供でお送りしました。



 本編とあとがき含めての最下段となりましたが、こんにちは。青ざめた緑茶です。
 あとがきまで含めて、全てがプロットとやけに凝ったタイトル通りに出来たので、今ならよく眠れそうです。
 読者の皆様には本作で楽しみ、加えて笑いと読後の快眠を提供出来れば幸いです。
青ざめた緑茶
rindride@yahoo.co.jp
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コメント



0.2810簡易評価
26.90名前が無い程度の能力削除
いろいろと素敵だ…
33.80名前ガの兎削除
これはwwwwww
38.90蝦蟇口咬平削除
うん、やってみたい
42.90名前が無い程度の能力削除
入るしかねぇw
50.90名前が無い程度の能力削除
最後の最後のナレーションネタ吹いたw
55.100oniyarai削除
ボスキャラがタッグ組んで出てくるのかな?
あと永×咲は大好きだ。藍×文は新しいと思う
62.無評価青ざめた緑茶削除
>いろいろと素敵だ…
素敵だと言ってもらえたのが本当に嬉しいです。
……「素敵」が一瞬「素数」に見えたのは秘密です。

>これはwwwwww
笑ってもらえて幸いです。
wが六個も並ぶと一瞬、アクションゲームでよくある天井の棘に見えますよね。

>うん、やってみたい
やってみたいと思ってもらえたようで幸いです。
※本SSのあとがきは未開発のものです。また、開発の予定はありません。

>入るしかねぇw
入りたいと思えるほど気に入ってもらえて幸いです。

>最後の最後のナレーションネタ吹いたw
最後の最後に仕込んだネタがウケたようで幸いです。
下書き完成時はネトゲネタだったんですが、推敲でネタ通じないんじゃないかと思ってこのネタに。
ウケてもらえたので転換して正解だと確信しました。ありがとうございます。

>ボスキャラがタッグ組んで出てくるのかな?
>あと永×咲は大好きだ。藍×文は新しいと思う
少女宗の内容はこのSS最大のリドルということで一つ。
藍の件は、妖EXを何度もやってる内に形成された宝○男役のイメージからきてます。
「……うわぁ、俺設定だ」と思っても華麗に見過ごしてもらえれば幸いです。
相手が文なのはノリ以外の何でもありませんので念のため。


レスが遅くなりましたが、皆様、コメントありがとうございました。
63.100名前が無い程度の能力削除
本編で笑い後書で笑いコメントでも笑ったらこの点しかないわ
いい笑いごちそうさまですwww
65.無評価青ざめた緑茶削除
>本編で笑い後書で笑いコメントでも笑ったらこの点しかないわ
>いい笑いごちそうさまですwww
おそまつさまでした。コメントでも笑えたあなたは是非私と同類項でくくらせてください。
(青ざめた緑茶+名前が無い程度の能力)笑いの壷
「笑いの壷」が記号かどうかなんてツッコミはナンセンスなので念のため。
コメントありがとうございました。
73.90名前が無い程度の能力削除
うん、良いね。
76.無評価名前が無い程度の能力削除
永咲に萌えた。
萌えすぎて俺の体が燃えた。

えいさくいいわぁー
77.100名前が無い程度の能力削除
↑点数つけ忘れ。