Coolier - 新生・東方創想話

パチュリー・レポート

2007/01/06 23:00:52
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吸血鬼の種族としての性格



               パチュリー・ノーレッジ




1、目的



 吸血鬼は幻想郷においては比較的歴史が浅く個体数も少ない。種族としての身体的特徴、能力、弱点に関しては様々な文献に記述がある。だが性格に関しては記述が見当たらない。
 種族として共通する性格はどうなのだろうか。たとえば妖精は総じて陽気である、鬼は総じて誠実である。
これらは種族がなすコミュニティーにより固まっているともいえるがやはり種族として共通している。
そこで私はある一人の身近な友人である吸血鬼、レミリア・スカーレットの行動を観察することにより、吸血鬼という種族に共通する性格を見出そうと思う。



2、調査、実験方法



まず、レミリア・スカーレット(以下レミィ)について知っておくことがある。

     (i)身体的特徴

 彼女は五百年ぐらい生きているが見た目は人間で言う8から10歳に当たるだろう。能力についてはすさまじく筆舌にしがたいが言うなれば幻想郷トップクラスであるのは間違いない。また吸血鬼は強大な力を持つ真祖、すなわち自分の力で吸血鬼になったもの(生まれつきも含まれる)と真祖に吸血されたことによる吸血鬼化した人間にわけられる。後者は能力は真祖の下位互換であり人間に毛が生えた程度である。また知能が後退しておりすぐ太陽の光で消えてしまうことがほとんどである。彼女の能力から見るに真祖であることは間違いないだろう。また自分の力で吸血鬼化、すなわち魔法による吸血鬼化(私たち魔女が完全な魔女になるために使うような捨虫の魔法のようなものだろう。それに関する研究は私の専門外である)したとは考えにくい。私の推論では吸血鬼化した時点で成長が止まる(吸血鬼化した時点の情報が固定される)ので、彼女が魔法による吸血鬼だとしたら彼女は幼いうちに吸血鬼化の魔法を完成させたことになるからだ。私は100年程度生きているが吸血鬼化の魔法を完成させるなどとても自分の能力では不可能だ。それだけとてつもない魔力が必要なのだ。よって彼女は生まれつきの吸血鬼と考えられる。

    (ii)精神的特徴

 私の付き合っている限りでは500年程度生きているとは思えない性格の幼さがみられる。
また人里のものをたまに紅魔館に呼ぶことがあるが、みなレミィは高圧的であるという印象を受けるようだ。(人里のものを呼ぼうとするあたり好奇心にあふれているというか我侭である)

 (ii)について詳しく調べることによって吸血鬼の基本的な性格を推測しようと思う。以下に具体的なレミィの性格を詳しく分析するための実験方法を記す。

    注意

 私のすんでいる館にはレミィの妹であるフランドールもいるが、彼女は長く地下に閉じ込められており精神的な成長が遅れていると考えられる上、気がふれているので調査の対象としなかった。

   実験方法

(A)自慢
 私の使い魔である小悪魔に背中の羽をほめさせることでどの程度自慢をするのか調べる。
(B)自己中心度
 最近外の世界のクリスマスという面白い祭があるということを知ったのでレミィに教えてみる。恐らく興味を持つのでどれくらい従者を振りまわすか調べる。
(C)器
 私が魔法で獣を操り、近くを通った里の人間を死なない程度に怪我を負わせる。その上で門番に助けさせて、レミィがその人間をどうするか調べる。
(D)カリスマ
 通りすがりのメイドにレミィをどう思うか聞いてみる。メイド長はあてにならないので質問しない。



3、実験結果



それぞれについて起こった会話、行動を記す。

(A)
レミィが図書館にきたので早速小悪魔にほめさせた。
「お嬢様の羽って、私に比べて大きいですしかっこいいですよね」
すると
「当然よ。私は貴族なのよ。悪魔の貴族」
と満足気な表情を浮かべた

(B)
レミィと紅茶を飲む時に
「外の世界にはクリスマスという祭りがあるらしいわ」
と言ってみた。さっそく目を輝かせ
「パチェ、何それ?」
詳しく教えると
「咲夜」
「何でしょう?」
「わかってるわね?」
「かしこまりました」
二十五日に盛大なパーティーが行われた。
里の人間も思いつきで呼んだが一人としてこなかった。
「たかが人間の癖に私の招待を断るなんて不遜ね」
レミィは不機嫌であったが、博麗霊夢や霧雨魔理沙らがきたので機嫌は直った。
妖精メイドたちははしゃいでいたが、咲夜には疲れの表情が見えた。

(C)
門番が人間を連れてくると
「ふんっ、仕方ないわね」
と部屋を用意させた。
数日後、挨拶もなしに人間が帰ったことを知ると
「人間は礼儀がなってないのね。それとも私がこわいのかしら」
といっていた。

(D)
メイド1「幼くて大変」
メイド2「強い、怖い、カリスマにあふれている」
メイド3「かわいい」
メイド4「どうしようもない命令をしてくるけどしたがってしまう」
メイド5「魅力があふれている」
メイド6「お嬢様がいまだに怖い」



4、考察



      (A) 自慢についての考察

 彼女は実験の結果により、自分が悪魔の貴族でありその強大な力を自慢したい性格のようだ。彼女はよくブラド・ツェペシュの末裔であり貴族であると言っているが、本人でそれを否定しているのでツェペシュの末裔ではないのだが自分が高貴であることを自慢したいようだ。

      (B)自己中心度についての考察

 彼女は全て自分の思い通りにさせてしまうようだ。紅霧の時もそうだったが自分で望んだことは全て実現させてしまう。周りのことは当然のように考えていないようだ。もしくは我侭でも許されると思っているのだろうか。また自分の意図に従わないものがあると非常に不機嫌になっている。また招待を断るということが非礼であると思っている。とにかくいえることは意識しているのか意識していないのかを別にしてとても自己中心的であるということだ。

      (C)器についての考察

 どうやら自分は貴族として器が大きいということが示したいようだ。ただし人間は極端に嫌い(というか食料ぐらいとしてしかみていない)なのですこし面倒な感じの態度ではあったものの結果として紅魔館に泊めている。
 ここまではどうでもいいのだが、この発言の意味は大きい。
「人間は礼儀がなってないのね」
 このことから彼女は礼儀を重んじていることがわかる。

      (D)カリスマについての考察
 かわいいとか幼いとかの意見を除くと、強大な力と態度の大きさに恐れやカリスマを感じるものが多いようだ。この種族はカリスマの具現といえよう。そう思うとかわいさもカリスマの具現だろう。



5、結論



 これらの考察から、彼女から幼さを除くとその性格は一言で表されるだろう、貴族的であると。自分の種族、偉大さの自慢、誇り。全てが思い通りにできると思っている所や、強大な力でそうさせる所。礼儀を重んじる所。強大な力、容姿、態度から生まれるカリスマ。全てをまとめるとやはり貴族的であるといえるだろう。
 これが全ての吸血鬼に当てはまるかどうかはわからないが、それをつかむ糸口になるだろう。新たな吸血鬼のサンプルが現れたらまずこのデータをもとに実験するとよいだろう。











「すーっ、すーっ、っこほっ...」
パチュリーは机の上に伏せるようにして寝ていた。時々息苦しそうにするところを見ていると不憫になる。
「パチュリー様カゼひきますよ、フフッ」
小悪魔はそれを見かけて毛布をかけた。机の上のレポートが目に入った。
小悪魔はレポートを読んで微笑んだ。
「ほんっとパチュリー様はお嬢様が好きなんだから」
後日。
「パチュリー様、あのレポート読みましたよ」
「えっ!?」
「ホント、パチュリー様はおj...」
「べつにレミィが好きだから書いたんじゃなくて)ry 」
パチェはツンデレだった。
そんなわけないか。

書いてみてなんか適当なレポートだなぁ。まぁ幻想郷だからおk(おい
読みにくい作品ですいません。読んでくださった方、どうもありがとうございます。
スカーレットな迷彩
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コメント



0.1420簡易評価
3.90nanashi削除
これは、すごく、ぱちゅりー
7.無評価スカーレットな迷彩削除
>nanashiさん
>これは、すごく、ぱちゅりー
最高のほめ言葉です。ありがとうございます
19.80A・D・R削除
もしやこのまじめなレポート(そうか?)は最後の伏線ですか?
何はともあれ、こんな三人の雰囲気は大好きですww和みます~
20.80ルドルフとトラ猫削除
一言ですむことをだらだらと続けおってまったくほほえましい
パチさんはほんとうにパチュさんだなぁ
21.無評価スカーレットな迷彩削除
>A・D・Rさん
レポートはパチェの自己満らしいです

>ルドルフとトラ猫さん
パチェは知識人だから仕方ないという方向で
24.50翔菜削除
これは何ともパチュリーw
しかし小悪魔萌え。誰が何と言おうと小悪魔萌え。
34.90削除
けしからん。まったくこれはけしからん。
あなたには、この称号を与えなければなりますまい。

つ【上級パチュリストツンデレ主義派】
35.100真十郎削除
ぱちゅりー!!
36.無評価スカーレットな迷彩削除
久しぶりに見たらコメントがw

>翔菜さん
しかしレミリア萌え。誰が何と言おうとレミリア萌え

>翼さん
俺の中でパチェは普段無機質だが、実はとても裏で愛しているがデフォです。
ようはツンデレ?

>真十郎さん
ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ