Coolier - 新生・東方創想話

ある従者の少しも完璧でない日常

2006/12/21 03:42:28
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※キャラ壊しが含まれているので、そういうのが嫌いなら迷わずUターンしてください。





紅魔館に住むある従者は昼過ぎに目覚める。
「ん……もうこんな時間か………」
彼女の名前は十六夜咲夜、館の主のお気に入りのメイドである、
従者が寝ていたのは四時間ほどだが、本人の持つ力である「時を操る程度の能力」で時の流れを遅らせているため、
実際は更に十時間ほど眠っていたりする、どこぞの隙間妖怪並である。
「さて、そろそろ準備しないと……」
寝巻きを脱ぎ捨て、いつものメイド服を身に付ける。
「さて……今日も一日頑張りますか」
こうして今日もまたこの従者の一日が始まる。



 ―――――



「さて、食料のほうは……」
従者の一日はまず食料のチェックから始まる、これは仕えている主が不満を抱かぬよう配慮しての事であり、
それほどまでに従者は主に惚れているといえる。
「血液は……大丈夫、パンは…あら、切らしているわね」
従者の主は我侭である、事あるごとに従者に無茶な注文をしては従者が困るのを見て楽しむ、
そして他の従者に迷惑をかける可能性が無きにしも非ずである、
他の従者に余計な心労をかけさせない、何より自身の主に不満を抱かせてはならない、それがこの従者の信条である。
「さて、買出しに行くとしましょうか」
「メイド長、お食事は?」
「帰ってきたら取らせてもらうわ」
従者の長は自身の信条に基づき、いざ買出しへ。



 ―――――



「……これと、これをお願いいたしますわ」
「あいよ、毎度あり」
こうしてこの従者の急務は終わり、あとは時間をかけずに帰るだけである、
尤も、早く帰りたいのはこの従者が腹を空かしているからだが。
「さて後は……あら?」
ふと見慣れた姿が従者の目に映る、自身と同じ苦労人である魂魄妖夢と八雲藍である。
「さて、何時ものように…と」
この従者達は一度知り合ってからは、顔を合わせるたびに時間の許す限り延々と、
主の愚痴を吐き続けるというのが恒例となっている、やはり気苦労が絶えぬもの同士だからか。
「……この前も幽々子様は一週間分の食料を三日で平らげるわ、稽古の邪魔をするわで」
「お互い苦労が絶えないな……ん、もう一人仲間が来たみたいだな」
「御機嫌よう、お二人とも」
新たに現れた従者は軽い会釈をし、会話に加わる
「……で、中国がまた役にたたなかったから、と言うわけで中国の強化案を出さなかったら処刑、とか」
「うわー……これはまた………」
「相も変わらず苦労してるな……」
従者達は揃えて手を腹に当て、胃の痛みを堪えている。
「そういえば紫様も、私の尻尾が気持ちいいのは解るが、境界を弄って尻尾を
 こんにゃくの境界を弄ってとっかえるのは止めて欲しい、あれには未だに慣れない……」
「またやられたんですね……」
「そういう感覚……確かに慣れそうに無いわね…」
話が進むごとに従者達の表情がゲンナリしてくる、主の気まぐれを心底嫌がっているという事が見て取れる。
「……それでも、仕えるのを止めようとは思っていないのだろう?」
「それは勿論」
「当然でしょう?」
そしていつもこの結論に辿り着く、なんだかんだ言っても結局は主に心底惚れているのである。
「ご無体をなさった後に甘えさせてくれるから、どうも離れられない……ハァ…ゆかりさまぁ~」
「幽々子様の食事をなさっている時の幸せそうな顔を拝めるのなら、耐えないければなりません……ゆゆこさま~」
「レミリア様がお食事をこぼしたのを拭いて頂く際に「咲夜、ありがとう」と言っていただくのとその時の笑顔がもう……ハァハァ………」
そして揃ってトリップしてしまうのも恒例だったりする、主に心底惚れている証拠であるといっても過言ではない、しかし……
「さて……そろそろお暇させてもらうわ」
「そうか……なら仕方ないな」
「もう少し話していたかったんですが、少し残念です…」
如何なる時間であれどこまでも続くことは無く、この時もまた終わりが訪れた。
「そういえば……『アレ』はバレてないかしら?」
「あ、ああ…『アレ』、ですか……」
「安心しろ、誰にも知られていない、だから心配するな、な?」
九尾の従者は優しい眼差しで悪魔の従者に語りかける、このやり取りは過去何度か従者達の間で交わされている。
「本当……よね?」
「は、はい!だ、大丈夫ですとも!」
「……わかったわ、それではごきげんよう」
そう言うとともに悪魔の従者の姿は見えなくなった、そして残った二人の従者は安堵する。
「ふぅ……今回も隠し通す事ができたな」
狐の従者はため息をつく、これはこの二人だけでやり取りされている。
「藍さん、嘘はもう止めたほうがいいんじゃ……」
真面目で嘘をつけない半霊の従者にとって、このやり取りはかなりの心労となってしまっている。
「気持ちは解るがな……知らぬが仏、とも言うだろう?」
「ですが……」
「それに、あれが偽りの姿だというのも周知の事実、ならば黙っているのが優しさ、と思うがな」
悪魔の従者が打ち明けた、誰もが知ってる従者の秘密……
「せめて、もう少し経ってからの方がいいだろう……」
「……そう、ですね」
こうしてあの従者についての会話はもう交わされなくなった。
「そろそろお暇しないと、それではまた」
「ああ、また会えるのを楽しみにしている」
そして残った従者も主の下へ……



 ―――――



「あら…来たのね、咲夜」
「お早う御座います、お嬢様」
従者と主の一日の初めのやり取り、傍から見れば吸血鬼が下僕を従えているとしか見えないが、
ここでは人間のそれと変わらないのである。
「面倒だから食事はここで取りたいのだけれど」
「少々お待ち下さい」
従者は直ちに用意をする、主の我侭に付き合うのも勤め、とこの従者は理解しているため、
何時如何なるものであったとしてもそれを叶えんと日々尽力している。
「お嬢様、どうぞ」
「頂くわ」
そして主は何時ものように食事を取る、傍らの従者もまた鼻血を垂らしながらその光景を見る。
「あ……咲夜」
と、ここで主は食事をこぼす、そして従者は鼻血を流す勢いを加速させつつ、主の御許へ向う。
「失礼致します」
幾分かが鼻血で紅く染まったハンカチで主の口元を拭く、心なしか従者の顔はやや青ざめている。
「……咲夜」
「無理です、お嬢様」
この従者が仕え始めた頃からこの癖を直すよう主は言うが、その度に従者はこう答える、直す気は最初から微塵も無く、
従者が主に逆らっている小さな事の一つであったりする、しかしそれを差し引いてでも有用であるためこの主は一応許しているが。
「咲夜、いい加減に…」
主が呆れながらも次の言葉を言おうとした時、猛烈な敵意を持った者が来る気配をここにいた者達が感じた。
「…来たわね」
「またですか…懲りないですね……」

ズガァァァァン!!

この従者にとってあまりにも鬱陶しい存在の来訪である、そうそれは……
「十六夜咲夜ぁぁぁぁ!!今日こそは私の怒りを思い知ってもらいます!」
けたたましい音と共に壁を破壊してやってきたのは、色々とちっこい閻魔様である、けしてどこぞの黒白ではない。
「誰が小さいゴ○ブリですかぁぁあぁぁ!!」
「誰もそんな事言ってないわ、そこのダメ閻魔」
「毎日毎日、屋敷を壊しては咲夜を追い掛け回すなんてえらく暇な様ね、ゴキ○リ閻魔」
ひどい言われようである、尤も、追い掛け回す本人にとってはちゃんとした理由があるのだが。
「キィィィィ!!私の気持ちを裏切って、まだそんな事を言うつもりですか!?」
「そんな一方的なこと言われたってねぇ……それに第一、その気持ちすら私に明かしていないじゃないの」
「うぐぅ……」
まぁ……それが周囲にとってマトモかどうかは放置しておくとして。
「大体、私の秘密を知ってしまったのならお嬢様と妹様とパチュリー様以外は確実に全殺しするところを、
 半殺しで済ませるだけありがたいと思いなさい、そこのお子様」
「うるさいうるさいうるさーーい!!同じ悩みを持つ者同士、互いにその秘密を周囲に打ち明けて、
 尚且つ何と言われようと支えあいの精神で乗り切ろうと思った私は一体何なんですか!?」
「貴女が嘘をつけないからって、それを他人に無理矢理付き合わさせるのは横暴じゃないかしら、そこのストーカー」
「咲夜の言う通りね、そこのキ○○イ」
「う、うわぁぁぁん!!」
さくやとレミリアのぼうげんをはくこうげき!
きゅうしょにあたった!
こうかはばつぐんだ!
「ひっく…ひっく…うぇぇぇん……」
挙句の果てに泣きじゃくる始末、こんなのに裁かれる或いは裁かれる予定の者達が、あまりにも不憫で仕方ない。
「よくもよくもよくも!わたしをいぢめましたね!ぜぇーったい、地獄におとしてやるぅぅぅ!!」
幼児退行する閻魔がここにいる、まぁ既になっていたというのは置いておいて、
赤い涙を流して閻魔が泣きじゃくる、こんなのに(ry
「反省なさい、この……」
「黙りなさい」
従者の言葉と共に世界は一変する、閻魔の周囲の前後左右上を問わず、
無かった筈のおびただしい量のナイフの群れが姿を現し、中心を切り裂こうと奔る。

   幻符「殺人ドール」

この従者の使うスペルカードの一つであり、この者と弾りあったならば誰もが知っているものでもある。
「何時も言っているでしょう?私の秘密を明かすようなのは客人でなく、害虫でしかない、と」
「――甘いですね」
キィン、という甲高い音が幾度も響いたかと思うと、無傷の閻魔がそこに立っていた、
迫り来るナイフは全て卒塔婆で捌かれており、そして閻魔は懐から一枚のカードを取り出した。
「受けなさい」

   審判「ラストジャッジメント」

先程ぐずっていたのとは別人のように、その表情は闘志が溢れている、
そして卒塔婆が閻魔の前に数多の如く現れ、敵意を以って従者を貫かんと突撃する。
「その言葉、そっくり返させてもらうわ」
太股のホルダーからナイフを取り出し、閻魔が先程やったように卒塔婆を捌いて軌道をずらしていく。
「それで終わりではありませんよ」
閻魔が卒塔婆を突出すと、妖力が集まり白い光を放ち始め、
そして高密度の妖力の篭った光の筋が放たれる。
「確かに終わりではなかったわね」
全ての卒塔婆を捌いた後、従者の姿は消え、残るは落ちゆく数枚のトランプのみ、
そして閻魔の後方に、敵意の籠もった凶刃が襲う。
「その程度――」
このスペルカードを発動した際、後ろに一切妖力を放出しなかった、そこを狙うと閻魔は踏んでいた、
そして妖力の放出を止めてすかさず後ろを振り向くが、そこには数本のナイフが飛んでくるのみ。
「読んでいた、と言いたかったのかしら」
「――ッ!」
従者は時を止めて閻魔の後ろに回った後、敵意を籠めたナイフを投げた、
そして前に戻った後自身の周りの時の流れを淀ませ、隙ができるのを伺ったのである。
「貴女が愚直である限り、私は負けなどしない…チェックメイト、ね」
従者の眼は瞬く間に紅くなり、瞬時にナイフと一枚のスペルカードを構える。

   傷魂「ソウルスカルプチュア」

そして無防備の閻魔の身体をひたすら切り刻んでいく、何も考えずただ機械的に。
「きゃあぁぁあぁぁぁあ!!」
悲鳴を上げ、閻魔は地面に叩きつけられる、
尤も、片刃のナイフの背で攻撃し急所を外していたため、従者が言っていたように半殺し程度で済んでいるが。
「さて…もう来ないでね、来ると面倒だから」
「うぅ……」
この攻防もまた毎日行われており、結果は常に従者の勝利に終わる、
運命を主としている従者に負けはありえないのか、それとも主が負けを嫌うのか。
「さぁ……貴方達、これをすぐに放り出して頂戴」
「「「はい、メイド長」」」
そして従者を呼び、いつも何所かに閻魔を捨てるのだが、それは他の従者達に任せているため、
何所に捨てているかは分からないのだが、本人は追及する気が無いため何時ものように何所かに捨てられる。
「終わりました、お嬢様」
「毎度ご苦労ね、咲夜、あと鼻血」
ちなみに従者は鼻血を拭う事無く、垂れ流しながら閻魔と弾りあっている、
閻魔が来るようになって一週間が経ってから、面倒になって拭かなくなったらしい。
「申し訳ありませんお嬢様、すぐに中国に責任を取らせますので」
「それもあるのだけれど……まぁ、いいわ」
主はこれも直す様言おうとしたが、今回は諦めたようである、
無論直して欲しいと思っている癖であるものの、自分を見ると鼻血を垂れ流す癖よりは幾分かマシだと考えているからである。
「お嬢様、失礼します」
そう言うと従者は時を止めてすぐに門へ向かう、部屋には主と数名の従者達だけがそこにいた。
「さて……貴方達、付き合ってくれないかしら」
「「「はい、お嬢様」」」
そして残ったメイドは主の我侭に付き合う……
一方、門の方はというと――
「し…死ぬかと思った……」
門は瓦礫に、門番はその下敷きになっていた。
「あら、生きていたようね……」
「そりゃ、伊達に打たれ強…って咲夜さん!?」
従者は、瓦礫の下の門番に猛烈な殺意を隠す事無くぶつける。
「え…いや……あの、なるべく痛くないように」
「わかったわ中国、全身にナイフ刺して欲しいのね」
「ちょ、死んじゃいますってば!お願――」
「ハリネズミも「いや、何もそこまで…」なぐらいにしてあげるわ、ちょっと待っててね…」
「イヤアァァァァアァ!!」
……とまぁ、これが従者の日常の大半を占めている、他にも掃除等があるが、
基本的に淡々としているため、放置する。



 ―――――



――そして、従者の一日の終わりは風呂でしめられる、従者は完璧で瀟洒であるため、
体型をいい亭に保たねばならず、食事が安息の時とはならない、その分の憤りをここで晴らす。
「……誰もいないわね」
紅魔館には従者達のために大浴場が設けられており個人の部屋に風呂が無いため、
風呂に潜り込むまでがこの従者の戦いとなってしまっているため気は抜けない、
自身は秘密がバレていないと思い込んでいるのと、余計な力を使いたくないため、誰も居ない時間帯を狙う。
「よし……」
そして駆け抜ける、あくまでも自身が怪しまれないように、
まぁ、他の従者は秘密を知っているため、わざと誰も居ない時間帯を作っている訳だが。
「ふぅ……今日も何とかなったわね」
しかしながらこの従者はそれに気付かず、疑いすら持たない、何ともお粗末な話である。
「さて……これでゆっくりできるわね」
そして空間の制御で自身の姿を見えないようにしてから脱衣所に向かう、これは脱衣している所を覗かれぬためであるが、
それなら最初からそうしろよ、という声はこの従者の耳には届かない。
「ふぅ……」
今まで着ていたメイド服を脱ぎ、身に付けていた下着とヘッドトレス、そしてパットを外して浴室に入る。
「やっとのんびりできるわね~」
発動した力が消えない程度に力を抜いて、身体を洗い、近くの風呂に入る。
「あ、もうこの口調じゃなくてもいいんだった」
誰もが知ってる、従者の秘密……
「しっかし、お嬢様も人が悪いなぁ…なんで僕にこんなことさせるんだろ……」
されど従者は知らない、その事を……
「ん~、他の風呂にでも入ろうかな……ここはちょっとぬるいや」
そして風呂から従者は上がる、従者の身体には本来女の身体には無いものがある。
「いつまでお嬢様は僕にやらせるつもりなんだろう……女装」
なせばなる、十六夜咲夜は男の子ぉぉ!!
初めまして、等品 骸と申します。
いつぞや「さくやんは男の子」という毒電波を浴びてしまい、中途半端に頭の中でネタができてしまったため、
とりあえず完成させてみました……ダレカオレノアタマヲナントカシテクレイorz
等品 骸
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コメント



0.2560簡易評価
1.60名前が無い程度の能力削除
すげぇ、女装を解いた瞬間、咲夜さんがショタキャラになっちまった……
3.90名前が無い程度の能力削除
こ の 発 想 は な か っ た !!
8.80名前が無い程度の能力削除
今日の仕事中に考えてたネタがここに・・・
12.40あべこべ削除
発想に負けた。。。
だがそれが良い。
14.80名前ガの兎削除
ななな、なんだってー!
16.70名前が無い程度の能力削除
そうきたかこの野郎!!
21.80CACA100%削除
>同じ悩みを持つ者同士
つまり閻魔も男の子ぉぉ!!ということかぁぁぁ!!!!
だが其れで良い、寧ろ其れも良い
23.70名前が無い程度の能力削除
やべぇ!威力高すぎwwww
26.80名前が無い程度の能力削除
はーやてのようーにー
37.80ちょこ削除
さすが、フリーダムの名の付くものはやりたい放題だな!!w
39.50nanashi削除
おぜうさま「私が女装してあなたがしない理由はないでしょ?」
なんてね(マイスタ
40.無評価瀬月削除
>>CACA100%

まぁ、もちつけ^^;
閻魔さまは“貧乳の少女”と貧乳同盟を結成したかったのに、“ショタっ子”だと知ってトチ狂ってるだけだ(ラストry
41.80瀬月削除
点数忘れ失礼><;
48.40名前が無い程度の能力削除
発想と実行に移した根性は良し。
ただ調理が微妙。
49.-30名前が無い程度の能力削除
すまん、体が受け付けない
50.50名前が無い程度の能力削除
ヤベェ、これはヤベェ。

でも文章がイマイチだったのでこの点数で。
51.80蝦蟇口咬平削除
>なせばなる、十六夜咲夜は男の子ぉぉ!!
な、なんだってええぇぇぇぇぇぇつ!!
つーか、おぜうさま萌えは女性だから許されることだと思う。

あと、従者の会に鈴仙がいないんだろう。聞いてみたかった
52.80メオ削除
マジですの咲夜さん!?
あ・・・いいかも
53.70ながれもの削除
すげぇ、かきおった。
54.50名前が無い程度の能力削除
胃の中から「くふぅ」と空気が漏れました。
60.60名前が無い程度の能力削除
あんなに可愛い咲夜が女の子な訳無いじゃないか
62.無評価等品 骸削除
皆様レスありがとうございます、少々補足を。
蝦蟇口咬平氏
>従者の会に鈴仙がいない
鈴仙は実は永遠亭の影の支配者であるため、悩みなど……嘘ですごめんなさい完全に忘れてました。
ご要望があれば従者の会の部分の修正をさせていただきます。