Coolier - 新生・東方創想話

ワれた悪魔の双コ

2006/01/26 11:04:24
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 ――パチュリーが気づくと目の前は真っ暗だった――
 

 私は夢を見ているのだと思っていた。
 半刻が過ぎたころようやく気づく、自分が目覚めていることを。
 暗い。視界は闇が支配している。


 気だるい体をそのままに、右手だけ動かしそっと顔に手をやる。
 冷たいものが触れている、確かな感覚がある。
 眼球に触れ、瞼が開かれていることの確証も得た。
 暗い。視界は闇が支配している。


 極黙の闇の中、私は考える。
 今まで眠っていたのか、気絶していたのか。
 睡眠を仮定して考え、入る直前の記憶の回帰を試みる。
 計画は一瞬で了する、全く記憶が無いことを理解した。

 
 次第に全身の感覚がはっきりしてくる。
 気だるい体をそのままに、顔だけ動かしそっと見回す。
 闇の中に、薄く、薄い、一筋の光が見えたような。
 現か幻か。目を閉じ、開き、繰り返し見比べた。 


 光が差し込んでいた。
 慣れた目は部屋の輪郭をゆっくり理解していく。
 この四角い部屋の、扉から、唯一の光が差し込む。
 その発見に、ようやく体が、動きたいと渇望した。 


 足元に違和感を感じる。
 左手だけ動かしそっと左足に手をやる。
 なんのことはない、左足に硬い皮が繋がれていたのだ。
 私はこの場所に拘束されていた。


 左足を引っ張ると、がっちりと引っかかる。
 部屋の壁に直接繋がれ逃亡は不可能だった。
 なんのことはない、何者かに意図的な拘束をされているのだ。
 音一つ発さない拘束具は一つの諦めを与えた。

 
 左足をそのままに、全身を使い周りを摸索する。
 床に右手を擦り合わせていくと妙な感触を手繰り寄せた。
 さらに手を伸ばすとピチャりと水の感触がした。
 手に付いたその液体を鼻腔に近づける。


 その匂いの正体を知識として持っていた事が呪わしい。
 暗い中、べとつく黒い、どす黒い液体。
 光の中それは紅を彩るのだろうか。
 血だ。


 血が広がる中に、大きいものが置かれている。
 暗闇の中でさえ認識できる、一つの生物だ。
 体の中心に植えつけられた傘を手に取る。
 ――吸血鬼の羽が貧相に貶められていた。


 ふと、部屋の空気が異様に冷たく感じた。
 全身がその冷たさに麻痺していたために気づかなかった。
 冷たい、いや温度が無いというのが正しかった。
 目の前の肉体は、生命の温度を所有していなかったのだ。

 
 だがそれは、微力ながら黄泉の淵に留まっていた。
 瀕死の状態で生きていた。
 時間の問題とはいえ、私は安堵した。
 親友は死んでいない。


 大量の血を流し、意識も戻らない吸血鬼を前にして
 この場で唯一働くことが出来るのは私だけだ。
 混沌とした空間の中必死に頭を働かせる。
 レミィを傷つけ、自分を拘束したものは何者なのかと。


 からからと喉が渇く、腹の中も空っぽだ。
 極限状態の中、瀕死の親友を目の前にして何も出来ない。
 千切れそうなほど足を引っ張る。
 全ては徒労に終わり、無情に時は過ぎていく。


 何も動かない。
 何も聞こえない。
 何も変わらない。
 何も分からない。


 ――どうして? 
 こんな目に合っているのか不思議だった。
 ――どうして?
 レミィは瀕死なのに、私の体は傷ついていない。


 頭に突き刺さるような痛みが走る。
 なぜ、無事なのか分からない。
 どんなに考えても思い出せない。
 必死に必死に。分からないフリを続けた。


 覚えていない、何もしていない。
 ――まさか、まさか。
 そんなはずはない、何もしていない。
 ――私は殺してなんかいない。


 体がガタガタと震える。
 背筋が凍る、戦慄を覚える。
 殺してしまったのか、と自身に問いかける。
 応える術も無い、恐怖に抗う術は無い。


 これは呪いなのだろうか。
 親友を瀕死に追いやった罪が枷となり縛っているのだろうか。
 何度も何度も繰り返し考えた。
 時折、びくびくと親友の方を向いては怯え慄く。


 急に息を吹き返し、起き上がるのではないだろうか。
 そして復讐をするのではないだろうか。
 動かない吸血鬼に怯え繰り返し考えた。
 ――さっさと死ねば良いのに。


 舌を思い切り噛み、口から血を垂れ流した。
 自分が一瞬でもその考えに頭を過ぎらせたことを後悔する。
 己の頭が信じられなかった。
 このままでは狂ってしまう。


 何度も、目の前の存在が憎くなった。
 何度も、自責の念に駆られ後悔を繰り返す。
 それでもなんとか、かろうじて正気を残していられるのは、
 扉から差し込む光のおかげなのだ。


 どれだけの時が経ったのだろうか。 
 一時間?
 一日?
 時間の感覚などとうに無い。


 冷静になって、私は考える。
 もっと以前の状態から記憶を遡ることにした。
 レミィと、咲夜と、三人で過ごした紅茶の時間が思い出される。
 今思えば、非常に有意義な時間だった。
 
 
 他愛も無い話をレミィがすれば咲夜と私が応える。 
 私がレミィと話込めば、咲夜は黙ってお茶を注いでくれた。
 咲夜と共に、レミィも私も楽しんでいた。
 その楽しい時間はもう戻らない、時計は二度と動かない。


 咲夜が死んで、レミリアの心は荒み、暴れ、やがて倒れた。
 私は三日の時間を使い、レミリアの心を救い出した。
 そう、そこまでは。
 私にとってすんなりと思い出せるのはそこまでだった。


 おぼろげな記憶を掻い摘み、復旧に集中する。
 あの後、復活したレミィの姿を見せようと、彼女の元へと急いだ。
 彼女?
 そう、フランドール――妹様だ。


 彼女とレミィは髪の毛の色以外、そっくりな姿をしている。
 実際に年齢は幾分か離れていた。
 吸血鬼の寿命を考えると些細な差であって、
 それは事実上『双子』とすら呼べるのかもしれない。


 奇妙な関係だ。
 一つの命から、新たな命が生まれる。
 その時、違った者が分け与えられ、生まれる。
 一つの命だったものが、結果的に別の存在となる。


 レミィは聡明だ。
 社交的で明るく、麗しく、ロマンチストだ。
 彼女は純真だ。
 無邪気で幼く、可愛く――我侭で、破壊衝動を抑えられない。


 なぜ運命は、一つの悪魔の生命を割って二つにしたのだろうか。
 そんな不安定なものが健やかに生き残るとでも思ったのだろうか。
 生命は、己の欠けた部分を直すことを本能とする。
 純真な彼女にとってはそれはより強く、姉に憧れる要因となったのだ。


 気が付けば私は彼女の事ばかり考えていた。
 同時におぼろげな記憶が、パズルのように上手く組み合わさる。
 そう、事の発端は全て彼女の、レミィへの憧れが起こしたことなのだ。
 慕っていた姉が変貌する程に依存していた咲夜、そして私への妬みからだ。


 よもやこんな結果になるとは予想していなかったのだ。
 私だって予想していなかった。
 彼女は私を殺そうとした。本気で、迷いが無かった。
 それ以上に、レミィが迷いなく、私を庇ってしまった。


 ふと、混濁していた意識が現実へ引き戻された。
 僅かに聞こえてくる足音に、黙って耳を傾けた。
 こつん、こつん、と次第に近づいてくるその足音。
 誰が歩いてくるのかは分かりきっていた。


 ――こつん、こつん。
 彼女は私をどうするつもりなのだろうか。
 ――こつん、こつん。
 やがて扉から差し込む光に、一人の影が差した。





「本当に生きているのね」

 私は傷一つなく生きている。
 長くも短くも感じられる、この拘束された時間。
 私の体は衰退することなく、彼女との出会いを迎えられた。
  


「貴女が生きていられるのは、お姉様が生命力を注いでくれたからなのよ」

 私はその事実を初めて知った。
 吸血鬼が気化したものを吸えば永遠の命を得るとは聞いていた。
 それ相応の、生命力をもらって無事に生きることができていたのだった。



「おかげでお姉様は目覚めない。人形みたいに、壊れちゃったのね」

 私の目には映らないが、彼女が満面の笑みを浮かべているのを理解した。
 その自虐的な笑いは、破壊をする直前に彼女が必ずすることだ。
 そう、私は今ここで壊されるのだ。



「貴女が憎いわ。いつでも私を閉じ込めて。だから同じ事をしてやったの」

 私は何も言わなかった。
 何か叫んだところで、反論したところで、彼女を喜ばせるだけなのだ。
 私はここで死んで、もう楽になりたい。会話は無駄な時間だ。
 


「でもね、お姉様が居ない世界なんて……つまらない。
 貴女に何をしたって、もうお姉様は戻らないわ。
 だから、もう無駄なことをするのは止めようと思うの。
 もう、終わりにするから」



 私は殺されるときを目を瞑って待っていた。
 死ぬ直前、どこに衝撃が走るのだろうかと、それだけ考えていた。
 しかし、なんの感覚も訪れることは無かった。
 いつまでたっても彼女は扉の前に佇んでいた。


 私は彼女が最後に言った言葉を頭の中で復唱する。
 無駄なことを止めて、終わりにすると告げられたのだ。
 まさか、この拘束を解いてくれるというのだろうか。
 私は解放されるのだろうか。


 扉の前の彼女を見つめていた。
 しばらくして彼女は扉に寄りかかる。
 寄りかかった扉がギィと音を立て僅かに狭まる。
 私は思わず、情けない声を叫んでしまった。





 ゾクリ――
 




 その瞬間、私は恐ろしいほどの視線を浴びせられた気がした。
 同時に私の中に、最悪の仮定が浮かび上がってしまった。
 嫌な脂汗が全身を伝う。
 絶望が全身を支配する。



「パチュリーも、あの悪魔も、弱音を吐かないんだもの。
 本当は凄く怖いくせに、生きたいくせに。
 もうね、私はこの世に未練なんてないの。
 お姉様の居ない世界なんて苦しいだけなんだから」

 
 
 彼女はそう言って、懐から何かを取り出す。
 扉から差し込む僅かな光にそれを中てる。
 金色に輝く、それは私がつい最近用意していたものだ。
 その『金の杯』の中身は毒薬だ。
 


「いや……! やめて、お願い!
 それだけはやめて! な、何でもするから……!」
「いやよ♪」 
「お願い……何でも……何でも!!」
 


 私は体が壊れようとも構わず、なんとしても彼女を止めようとした。
 革で拘束された左足が千切れてくれれば、なんと楽だったことか。
 彼女を言葉で止める術を持たない私にはそれしか無かった。
 いや、最初から止める術が無いからこそ彼女は実行するのだ。



「ばいばい、パチュリー。……ごくっ」
「ま、待って……!!」

 
 どんなに抵抗しても無駄なのは分かってる。
 それでも私は黙って受け入れるなんて事は出来なかった。



 彼女は、しばらくして呻き声を上げるとバタりと扉に倒れた。
 押しかけられた扉はその体の重みに赴くまま閉ざされていく。


「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 バタン。  





 もう何も聞こえない。
 もう何も見えない。
 生きているのは私だけ。
 もう何も変わらない。





 § § §





 闇が私を蝕んでいく。
 どれだけの時間が経っても、何も変わることは無い。
 私は生きている。
 ずっと、生きている。


 何故私は生きているんだろうか。
 それはレミィが私に永遠に近い、強い生命力をくれたからだ。
 レミィからの厚い友情の賜物だ。
 それに文句を言うことなんて出来ない。


 何日が経っているのだろうか。
 視界は何も変わることなく闇一色。
 何も変化が起きない、皮膚の感覚も鈍感になってきた。
 私は今、本当に地面に触れているのだろうか?


 何時までこんなことをしているのだろうか。
 私が壊れるのは時間の問題だ。
 開放されたい、光の空間に出たい。
 何で、何で、こんな事に。


 何故私は生きているんだろうか。
 それはレミィが原因だ。
 レミィからの友情の賜物だ。
 それに文句を言いたくはない。


 死にたい、死にたい。
 どうすれば死ねるのか。
 既に舌は噛み切ってしまった、それなのに生きている。
 でも切って良かった、少しでも何かをしてたい。


 何故私は生きているんだろうか。
 それはレミィのせいだ。
 ……違う、レミィは悪くない。
 じゃあ悪いのは誰?


 死にたい、死にたい。
 憎い、憎い。
 苦しい、苦しい。
 助けて。 

 
 ピチャりと音がした、私の心が歓喜に震える。
 何気なく手を伸ばした先にそんなものがあるなんて。
 コレはなんだっけ?
 いや、もうなんでもいい、考えたくない。


 ぴちゃり、ぴちゃり。
 何も無い空間に音が生まれた。
 ああ、私は生きている。
 もっともっと感じたい、匂いを、味を、あらゆる感覚を。




 § § §




 彼女は静かに扉を叩いた。
 中からは何も反応が無かったが、少女の存在を確信していた。
 彼女は黙って扉を開き、中の空間へと光を注いだ。
 そこに、変わり果てた少女の姿があった。


 扉を開いた彼女に気づくことは無かった。
 少女は一心不乱に目の前の何かを、ピチャピチャと貪っていた。
 一面は紅い液体に染まり、よく分からない塊が散乱している。
 この世のものとは思えない、異様な光景と異臭を醸し出していた。

 

「パチュリー様、お迎えに来ましたよ」

 彼女は怯むことなく少女の目の前まで行くと、肩を叩いた。
 少女は、手と口の動きを止めると、肩に置かれた手を捕まえる。
 少女はしばらく間を置くと、その手に顔を擦り合わせる。



「もう安心ですよ、私が開放して差し上げます。
 パチュリー様は闇如きに束縛されて良い存在ではありませんから」
 
 彼女はゆっくりと足枷を外すと、少女の体を肩に乗せ、歩くよう促す。
 しかし光を失った目は、行き先を見失い思うように進まなかった。



「ああ、肝心な物を忘れていました」

 扉の前に置かれていた腐った塊を蹴り飛ばし片付ける。
 そして懐から首輪を取り出すと、少女の首に優しく回した。

「安心してください、私も付けていた物ですから」



 首輪に繋げられた鎖を引っ張り、少女を先導して歩かせた。
 少女は黙って歩いていたが、表情は幾分か柔らかいものだった。
 それにつられて彼女も笑みを浮かべた。

「これからは私がいつまでも貴女を縛ります」




 壊れた小悪魔はいつまでも、パチュリーの傍らで笑っていた。

 


闇の中――独りは寂しく辛いものです。いつでも仲間と――光に憧れます。
でも闇に慣れた者には、光は間近に来ると、とても眩しすぎるもので辛いのです。
闇に堕ちた者にとって、光はもはや救いではなくなってしまうのです。
それではどうやったら救うことが出来るというのでしょうか。

独りでは、壊れるという選択しかないのではないでしょうか。
真に救われるには、誰かが連れ出し先導しなければいけません。
今回の小悪魔の行動は唯一の救いの方法として実に適切であり、幸せな結末なのでしょう。
ただ惜しむらくは、既にフランに壊された――コワれたコ悪魔だったという事です。


bernerd
[email protected]
http://bernerd.hp.infoseek.co.jp/index.html
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コメント



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3.70銀の夢削除
まいった。まさかあの話の結末がこう来るとは。
怖い。素直にそう思わせてくれる作品でした。

救いのない結末とはこういうことを言うのだろうか。とはいえ……何が救いかなんていうのは、所詮ソレを考えるものの主観でしかないということか。深い作品です。こういう話は割りと苦手なんですが……平伏。お見事でした。
4.50床間たろひ削除
むぅ、『動かない時計』のBADENDエディションか。
正直、前作で一人バッドエンドを幻視した馬鹿としては、直に見せられると
結構キツイものがありますね。

一つ狂うと全てが狂う、そんな危うさを紅魔館は持っています。
それを怖れずに書ききった勇気に乾杯!
29.50aki削除
くぁ…。
上のを読んでから来たもんだから滅茶苦茶きっつい。
もちっと得点を入れたいとこですがこの辺りでご勘弁を。
31.100名前が無い程度の能力削除
同じく上を読んでから来ました。キツイです。「お迎え」でほっとしたのでさらにキツイ。頭をぶん殴られたような感覚です。
正直、フリーレスにしようか悩みましたが、すごい衝撃を受けた作品という事でこの点数です。本当にお見事です。
36.無評価bernerd削除
皆様読んでいただき有難うございます。
今回はなるべく純粋な、ホラー物に挑戦させていただきました。
が、今思うと怖いというより鬱物になった感があります、また逸れてしまった。
やはりこのジャンルはかなり難しいですね、いつかバシっと決めたいものです。

>>銀の夢氏
怖いと思っていただけて光栄です、今後もまた再挑戦します、頑張ります。

>>たろひ氏
あの時の貴方様の幻視は目から鱗でしたよ、いや本当。
それはそうと金の杯でかんぱーい。

>>aki氏
正直済みませんでした。確かにこっちから読めば、楽なんですよね。
作品の間隔をあと1日くらい空けておくべきだった気がします。

>>名前の無い能力の方
点数有難うございます。やっぱホラーというからには
『ホッとさせたところにトドメ』がセオリーだと思っておりますので。

自分も救いの無い話って本当苦手です(嫌いじゃないですが)。
まさしくキツイ。
パラレルでも、馬鹿みたいな話で逃避しないとやってられませんね。

では改めて皆様ありがとうございました。
53.100名前が無い程度の能力削除
いや、なんというかこう二転三転するオチは驚かされました
紅魔館は人が多いだけに、人と人の依存度が高いだけに歯車は簡単に狂うのですね
どれがかけても狂うという機械。この結末は面白いものの、悲しい限りでした

でも出来れば美鈴も出番欲しかったかな? 彼女も紅魔館の一員ですし
60.90自転車で流鏑馬削除
思わず作品集21の「動かない時計」読み返しました。
とにかく背筋がゾクゾクしています。
あの後からこうなってしまったのは運命なのでしょうか。

フランが最後まで壊れる前に美鈴に気を使って欲しかった・・・(違
ハッピーエンド万歳主義ですが。
このエンディングには脱帽です。ありがとうございました。
64.無評価名前が無い程度の能力削除
前の話が良かっただけに繋げてしまっては
前の話までBADENDになってしまうのは何とかならなかったのでしょうか…

他の作品も繋がってたら最悪なラストじゃないですか…
65.無評価bernerd削除
>>64
因みに、公開上では作品間の繋がりや、「正史」としての扱いの定義も曖昧にしてるため
どれを正史として選び、どれとどれを繋げるかは解釈にお任せしています。
(単体作品で読めることを前提にしており、必ずしも繋げなくて良いように書いています。
 もちろん自分の中では、どれが繋がり、どれが別物か定義しています)
ただ、仮にこれを正史とし、いくつかの作品の最後に当てはめたとしても
何とかすることはできると思います。それはこの後の話を作者が作ればいいのです。

え?