と、言いつつも一夫多妻制が良かったレミリア新郎新婦の夫としての自覚

それでは、レミリアさんと霊夢さんの初めての共同作業です

高収入なケーキを一刀両断する安易な仕事に霊夢は、飛びついてしまった。





「おめでとう。お姉様」


　新郎新婦の妹のフランドールは、祝福の言葉と共に拍手をする。

「おめでとう、レミィ」

　新郎新婦のご友人はさっき、本当は自分も好きだって告白しながら仲人やって会場の雰囲気を壊していた。けど、今はこうふくして新郎新婦のこんごのこうふくを祈りながら拍手している。

「まさか、あの時のあれがああなってああだったなんて」

　美鈴は政治の難しさにただ驚嘆している。

あんちゃん「おめでとう」

にいちゃん「おめでとう」

TPP「おめでとう」

あーさー「おめでとう」

村雨「おめでとう」

紫「おめでとう」

魔理沙「おめでとう」

魔理沙の父親「おめでとう」

　その他大勢が祝福してくれた。


「待って、下さい！　お嬢様！　そのケーキを一刀両断する作業は私にさせてください！」

　はんこつの戌がさいしょでさいごのていこうだ。いぬのくせにはすきなきもちかくしてた。（この、共同作業の新郎新婦のところに咲夜は本当は居たかった）

　しょせんはしゅじんとじゅううしゃのかんけいだからいえなかった。〈主人と瀟洒（従者）な関係〉

　さくやは、ようやくほんとうのきもちをいって、そのきょうどうさぎょうをれみりあとしたいとせんげんした。（いわゆる告白）


「咲夜！　その言葉、待ってったわ」

　そう、この安易なお仕事は、このために準備していたのである。

　

　


「……この、泥棒犬！」


　この安易な共同作業の本当の意味に気が付いた霊夢は共同作業を放棄し全てを悟った。

　それから、無言で走り出しご祝儀を奪い去って行った。

　嫌いではないけど、新郎新婦の犬に噛みつかれた。

　心どこかは痛かった。でも、簡単な仕事でお金は手に入ったし、いまはもう元新郎新婦とその新郎新婦に祝福を願った。

　

戸隠の応援テーマイクッスヨ！
ごめん、ソレは無理。
あ、そうだと思っていたっす。
はい
あ,えっと





正邪『バレンタインデーで無理ならホワイトデーをブラックマンデーのにかえてやる』









　ホワイトデーがいつだったか覚えていないが、例の１４日がチョコを不平等に取引する日だって誰もが覚えている。


　
　ならば、ホワイトデーを囮にして逆チョコ返しを執行してしまえばいいんじゃないかと。考えたんだ。

　素敵な夜空を土産ると、お土産が星座を作って春の訪れを告げていたけれど。

　まだ、まだ負けたわけじゃないと思うんだ。

　I'll take you in the world of a dream and leave.




「昨日までは、小娘だと思っていたあの子が、正邪だったなんて」

　ちょっと、なんか勘違いした郷のお大尽がなんかいってた。