Coolier - 新生・東方創想話

極東紅魔狂

2005/12/02 18:17:19
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※この物語には、壊れた人が出てきます、というか皆壊れてます
イメージを壊したくない方は、今すぐに戻るを押してください…。










「あ~、だるぅ…めんどくさい…動きたくない…」
「暑い…辛い…霧出っ放しのほうがいいぜ…」

博麗神社に巫女と魔法使いの姿有り、しかし夏ばてにて倦怠感全開なり

「でも行かなきゃいけないのよねぇ…楽園の素敵な巫女って辛いわぁ…」
「一日に一回掃除して、後は一日中ボーっとしてる巫女って辛いのか…?」
「辛いわよ…暑さとか寒さとか、お茶が切れた時とか、お賽銭の無い時とか…はぁ」
「……それは辛そうだぜ」



  ― 極東紅魔狂

      人と悪魔とにんにくと ―



  STAGE 1

    瞬幻夜行絵巻


「はー、ようやく涼しくなってきたわ、やっぱ夏は夜が一番よねぇ」
「私は夜は嫌いだけどな、変な奴しかいないし」
境内の裏の空で、巫女と魔法使いのランデブー

「そうなのよね~お化けも出るし、たまんないわ」
突如現るは、妖怪 そーなのかー

「………………」
「………………」
「………あ、聖者は十字架に――」

 ―夢想封印―
 ―スターダストレヴァリエ―

「さて、お化けも退治したことだし、さっさと先に行きましょ」
「だな」

憐れ、決闘の相手とすら見られぬ妖怪 そーなのかー

「せ…宣言なしのスペルカードは反則…ガクッ」
ああ、無情



  STAGE 2&3

   精霊と門番とセピア色の過去


幾ばくか飛び続けたところで、見えてきたは紅魔館の門
「はいはーい、二人ともそこまで! ここから先は通っちゃ駄目よー」
夜空に住んだ声が響き渡る、そして門の前に立ち塞がるは中華人民共和国

「げ、厄介な奴がいやがったぜ…」
「ふん、私を舐めないことね、貴方達が来ることは490年前からまるっとお見通しだ!」
龍が如く彼女らを指差し、門番がポーズを決める
「ふ、だがそんなことも予定の内だぜ」
不敵に笑うは魔法使い
「やれやれ…じゃ、使うわよ」
ため息混じりに巫女が符…ですらない物を取り出した、腋から

 ―質符 氷精結界―

出てくるは、十字架に貼り付けられた氷の精、どこに入っていたのか
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
上から順に、中国、魔理沙、チルノ、霊夢である、間違えの無いようご注意を

「チ…チルノちゃん!」
「め、美鈴…ごめん、あたいじゃ何も出来なかったよ…」

「さぁ、どうする? おとなしくそこを通すか、それとも…」
持ちかけられるは悪魔の交渉
「お…お嬢様…チルノちゃん…お嬢様…チルノちゃん…」
「早く決めなさい、この子がどうなってもいいのかしら?」
断っておくが、この行為は絶対正義の名の下に行われている、多分
「う…うぅ~…」





『役に立たないメイドね…貴方、明日から門番をやりなさい、そこなら少しは役に立つでしょう?』

『あたいはチルノ! あなたは?』


『この五十年で三人もの侵入者…お仕置きが必要ね』

『美鈴! あたいに武術を教えてよー!』


『あら? 貴方まだ門番をやってたの、名前…なんだったかしら』

『めいりーん! 冷凍リンゴ持って来たよー! ……めいりん? どうして泣いてるの?』


『これ以上一人でも通したら…貴方はこの館には必要無いわ』

『あたいと美鈴はいつまでも友達だよ!』





過去の記憶が頭をよぎり、美鈴の膝が地に落ちる
「……う…うう、お願い…何でもするからチルノちゃんだけは…」
「め、美鈴! 駄目だって! そんなことしたら今度こそ追い出されちゃうよ!」
「いいの、追い出されても、チルノちゃんさえ無事なら…私は生きていけるからっ!」
「美鈴……うわぁぁ~ん」
大粒の涙を流す氷精、月光で光る涙はまるで宝石のようだった

「あ、えーと…通らせてもらうぜ…」
「チルノはここに置いていくわね…」
なにかとてつもなく重いものが二人の肩にのしかかる
だが彼女達はそれが罪悪感だと気づくことは生涯無い

「チルノちゃん!」
「めいりぃーん!」
そして駆け寄り抱きしめあう二人、その友情、美しきかな



  STAGE 4&5

   図書館の主と瀟洒な従者に出番を


「邪魔だ邪魔だー!」
「あー、めんどくさいめんどくさいめんどくさ…」
紅魔館の広大な通路を紅白と黒白が爆炎とともに駆け抜けてゆく
後に残るは銀のナイフと焦げた胸パッド
「ちょっ…と……宣言無しのスペルカードは…ガクッ」
デジャ・ヴを感じたのは気のせいか

「館のほうが騒がしいわね…」
「侵入者でも入ったんじゃないですか?」
図書館の主と図書館の管理人は、騒ぎに巻き込まれることも無く、ここちよく振動を味わっていた
「それは喜ばしいわね、表の門番を実験台にするチャンスよ」
「でしたら、早速捕まえてきます」

解雇する悪魔あれば攫う魔女あり、逃げろ中国、生きろ門番、いつか幸せになれるその日まで…



  FINAL STAGE

   紅魔館にニンニクの雨


「門番に裏切られる箱入りお嬢様なんて一撃よ!」
「門番ね……後で湖に沈めておかないと」
「…なかなか出来るわね」
館の屋上で巫女と悪魔が対峙する
「こんなに月も紅いから、本気で殺すわよ」
「こんなに月も紅いのに」

広がり続ける赤い霧、その元凶、スカーレットデビル
楽園の素敵な巫女、幻想郷の守り人、博麗 霊夢
戦いの幕が、今、上がる――


「永い夜になりそうね」
「楽しい夜になふぶぁっ!」

「よっし!どうだバケツ一杯のにんにくの味は!」
「ナイスバックアタックよ魔理沙!」
「むごー!むがー!」

最悪な幕開けである

「…ぶはっ! 小癪な真似をしてくれるじゃ――」
「ホーミングアミュレット!(にんにくエキス配合)」
「マジックナパーム!(ガーリックパウダー付属)」
「ぶべらぁぁぁぁぁぁぁ!」
奇声を上げ、紅い悪魔が宙を舞う、威厳もまさに急降下

「ニンニク陣!」
「ガーリックウェイ!」
「こんぱろぶばっ!」
「ニンニク結界!」
「ガーリックスパークッ!」
「めるぽぉぉぉぉぉ………」
弱点は堂々と突けば卑怯ではない、が彼女らの自論とか


「ぐふっ…この私が…この私がぁぁぁ…」
ニンニクまみれになった屋上で、ニンニクまみれの吸血鬼が地に屈する
「あら、まだまだ元気ね」
頭を踏みつけ、ぐりぐりと地にこすり付ける
「そうじゃないと張り合いが無いぜ、なぁ霊夢」
再度断っておくが、彼女達こそ正義…と言い切る自信はもはや無く

「こ…殺す…絶対に殺してやる…!」
「…まだ自分の立場がわかってないようね」
「よし、どうせなら穴と言う穴にニンニクを詰めてやろう」
「ひ、ひぃ! やめて! 助けて! なな、何でもするから、お願い! それだけはぁぁ!!」
カタストロフィを迎える運命の前に、プライドも威厳もかなぐり捨てて悪魔が命を乞う
その時――

「お嬢様ぁ!」

「誰!!」
「誰だ!?」
「さ、咲夜ぁ!!」
屋上とつながっている扉を豪快に蹴破り、現れたはメイド長

「た、助けて咲夜ー!」
絶体絶命の窮地に陥った彼女にとって、それはまさしく救世主
「お嬢…様……あ、あなたたちぃ!」
「どうする魔理沙、もう残りの符も少ないわよ」
「とにかく、やるしかないぜ」
残った符を構え、最後の魔力を振り絞る

しかしメイド長は武器も構えずに二人に近寄ると、こう言った





私も混ぜなさい  と










「ケヒヒヒヒ!」
「ゲハハハハハハハハ!」
「ヒョーヒョヒョヒョヒョヒョヒョ!」

紅い館の屋上で、三人の悪魔がダンスを踊る
生贄に捧げられるは、穢れを知らなき少女とにんにく
空に響くは笑い声、地に堕ちるは少女の涙

運命とは時に残酷なものである、悪魔であろうと例外は……無い。






         終劇
敵の情報をきちんと収集しておく
単独では絶対に行動しない
戦う必要の無い相手とは戦わない
あらゆる手段を使い、敵との戦闘を控える
弱点があればそこを重点的に突け

が勝利のコツだってどこかの軍人が言ってた     スンマセンスンマセンスンマセンorz

ピンクボール第3弾難航中・・・
幻想と空想の混ぜ人
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コメント



0.3380簡易評価
6.50名前が無い程度の能力削除
た、助けて咲夜ー!
7.40低速回線削除
美鈴が普通に良い人でワロタ
8.40名前が無い程度の能力削除
ケヒヒヒヒ
9.無評価名前が無い程度の能力削除
美鈴とチルノの友情に涙。
10.70まっぴー削除
OK笑い死んだ。
17.30名無し参拝客削除
この間読んだ同人誌の駄目れみりあを見た気がしました
18.無評価nanasi削除
勝つための戦術としては至極当然なものですが……、
どう見ても台無しです。本当にありがとうございました。..
19.60nanasi削除
おっと、入れ忘れ。
20.70月影 夜葬削除
卑怯だなー。レミリアセリフ言い切れてないよ。
27.50名前が無い程度の能力削除
陰陽玉の、好きな臭いを出す能力で大蒜臭を…とか考えてしまった事がある私。

とりあえず私も混ぜなさい
30.80空欄削除
こんな東方紅魔郷はれみりゃいぢめだ!
31.60K-999削除
う、うわあああああぁぁあああぁああああぁあああ!?

レミリア・・・・・・(涙。カワイソス。
33.70774削除
ケヒーッ!
36.60りゅ削除
受けレミリア属性がぁぁぁぁ・・・・
けど真の主役はチルノだと言ってみる
39.80無為削除
これは良い、強攻めお嬢様がヘタレ受けになる瞬間ですね。
43.70名前が無い程度の能力削除
変身中と、口上の途中に攻撃するのは卑ky吹いた
中国とチルノに乾杯。
63.無評価名前が無い程度の能力削除
ふひひひひひ!すいません!私もまざりたいです!
67.100超電童スピン×の字切り削除
上司といえど、たまにはお仕置きも
そんなわけでレミリア嬢が、少しかわいs・・・・・いえ、自
業自得かな?
79.90bobu削除
俺も混ぜろw
85.80名前が無い程度の能力削除
こうして妖々夢での自機三人組が出来上がったのか…
88.100名前が無い程度の能力削除
すばらしかったwwwwww
89.100名前が無い程度の能力削除
美鈴……いいね。
こうして妖々夢での三人組ができたんですね。わかります。
100.100名前が無い程度の能力削除
メイチルこれは良いものだ。
105.20名前が無い程度の能力削除
何が書きたかったのか…
111.100レベル0削除
これはひどいwww
敵の弱点を突くのは戦法の基本ですね。
お嬢様は哀れとしか言いようが無い