Coolier - 新生・東方創想話

volcano!

2017/10/29 10:20:18
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うわぁああああああ!台風キター!!!
暴風雨!暴風雨っす!!
チルノちゃん、それとなんで戸隠がはしゃいでいるの?
だって、大ちゃん台風だよ!!すごく強いんだよ!!!







大妖精『……もう、お察しかと思いますが、ろくな事にならないです』




 チルノちゃんさんは台風に対抗するために朱槍を持ち。そして、台風を捕縛するためのロープを持って外に飛び出したのだった。どんなに台風が強くてもチルノちゃんさんは負けないもん!!

「ちょ、えっと!待ってチルノちゃん」

 チルノちゃんさんが飛び出したから大妖精さんもそれに釣られてその後を追いかけたのだった。

 尚、冒頭で戸隠が出ていたけど飛んできた瓦に頭をぶつけて痙攣を起こしている重傷だ。ここまでの内容的に室内に居る感じで実際室内に居たのだったが戸隠には試練が与えられていたのだった。試練の意味も分からずもう始まっていたのである。




「やったー。大ちゃん。川が氾濫しているよ」

「危ないよ、チルノちゃん」

 2人が川に到着したころには、台風が色々大迷惑なことを引き起こしている最中だった。

 雨がザーザー

 風がビュウビュウ

 チルノは歩くのもしんどいはずなのに、台風への好奇心がそれに勝ってしまっているからお構いなしである。

 ついて来た大妖精もチルノについてきたい一心でこんな所まできてしまった。

 風が強いため、空も飛べない状況である。

「石投げちゃえ!」

「なんで石?」

 まず、チルノはなぜか足元にある手ごろな石を拾って川に投げ込んだのだった。

 ポチャンと、激流に石はそのまま飲みこまれて行った。

「やはり強いね」

「そうだね」

 それからぼっちゃん、ポチャン、ビチャンと連続してチルノは石を投げ込んだ。

 その様子に流されて大妖精も石を拾って川に投げ込んだのである。

 割と面白かった。石が着水してなる音によって点数が決まるのである。

 風が強く吹いているから、それに負けないサイズの石を投げ込むとドボンっとなって高得点だ。

「ツバはいちゃえ! ぺっぺっぺ!」

「チルノちゃん汚いよ」

 石を投げ込むのに飽きたら、今度は川に向かってツバを吐いた。

 残念ツバは風で推し戻されて、チルノの服にかかった。

「……台風の反撃。私は毒に犯された」

 胸を押さえてダメージを受けている表現をしている。

「え? チルノちゃんのツバは毒なの?」

 大妖精は冗談と分かっているが割と深刻そうだ。

「アタイ、サイキョーだから」

「大丈夫?毒消し草は宝箱にしまったままだよ」

『毒消し草?毒消し草なら置いてきた。探せ、この世のありとあらゆる宝箱と壷の中だ! 箪笥もあるよ』

「大ちゃん大丈夫、この雨だからじきに流れるよ」

 すでに2人ともびしょ濡れで今さら少しツバがついたからどうということはない。

 この後も、枝や空き缶を投げ込んだりしたが、石を投げ込むのが一番しっくりしたので結局、石をしばらく投げ続けたのだった。

 それから、しばらくしての事だった。遊びつかれてそろそろ帰ろうかという時だった。

『ぅう、助け』

「ねえ、大ちゃん?」

「何? チルノちゃん?」

「今、声が聞こえなかった?」

「空耳じゃない?」

『たす』

「ほらなんか、聞こえたよ」

「確かに聞こえたね。もしかしてあれ?」

 大妖精が指差したそこには、河童の子供が流れて来た丸太につかまりながらおぼれかけていたのだった。

 というよりも、さっきから2人の視界には入っていたのだが河童の川流れごっこしてるんだと思っていた。

「大丈夫?」

「駄目!助けて!」

 何故ごっこ遊びに見えていたのか、それは河童が川で溺れるなんて恥ずかしいと思い余裕の表情をしていたのだが限界だった。

「そうだ、これを投げ込むから掴まってよ」

 持っていた朱槍にロープをくくりつけて河童の子供付近に投げ込み掴まらせて引っ張りあげる作戦である。

「ありがとう。それで頼むよ」

「OK」

 だが、助ける前にチルノは朱槍を振り回し始めた。格好良いポーズを決めるため。

 割と逼迫しているこの状況でそれをやってのけたのだった。

 大妖精はその勇姿に眼を輝かせて、河童の子供はえ?助けてくれないのっていう表情だ。

「助けて!」

「待って、最後の決めポーズ!」

 ポーズを決めてシャキーンと口で言った。大妖精は感激のまなざしで見つめる。

「だから、早く助け」

「準備OKいくよ!」

 石突きの所にロープをくくりつけて河童の子供の所に投げ込んだ。

 朱槍が河童の子供に刺さる悲劇?

 さっきまで、石を投げ込んでたじゃない。あれが複線だったんだ・・・物を投げるコントロールが上手くなっていたチルノだった。

 パーフぇクトな位置に着水させることに成功したのだった。

 無事に救出成功である。





「ありがとう、妖精さん」

「アタイは妖精じゃないよ。チルノだよ」

「……ありがとう、チルノさん」

「うん、でも、これに懲りたら台風の時に川で遊んではいけないよ」

 チルノは諭すようにそう言う。

「……そうします」

 何か言いたげだったが河童の子供は徒歩で帰って行った。

 この救出を誇りに思ったチルノはもう一度朱槍を振り回しそれを誇示しようとした。

 が、その時というかずっと暴風雨のなかそんなことやってたから朱槍が風に煽ら濡れててた手から滑ってしまった。

 そして、朱槍はポチャンと激流にそのまま飲みこまれて行った。

「ああ、朱槍が!」

「あー、だからチルノちゃんこんな台風の中で遊ぶからだよ」

 
え?50サクヒン
戸隠
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コメント



0.200簡易評価
2.90もなじろう削除
ごちそうさまでした
3.70名前が無い程度の能力削除
50作目かあ、おめでとうございます
でも最近のやつ戸隠出てないから寂しいので、もっと出してください
4.100名前が無い程度の能力削除
前田慶次もビックリだぜ
5.70奇声を発する程度の能力削除
もう50か
6.100仲村アペンド削除
君はスーパーマンだ。
9.100名前が無い程度の能力削除
面白かった
10.50名前が無い程度の能力削除
さすがです
11.70名前が無い程度の能力削除
結構好きです
12.100南条削除
50作品おめでとうございます!
大ちゃんに呼び捨てにされてる戸隠先生がうらやましいと思いました!
13.60名前が無い程度の能力削除
複線の使い方が上手かったです
14.80名前が無い程度の能力削除
理解できないのに面白いとか 理解できないよ
20.100名前が無い程度の能力削除
台風の時に川見に行く人の心理ってこれか!