Coolier - 新生・東方創想話

博麗の巫女と紅魔館のメイド長の秘密の過去

2017/07/11 21:44:57
最終更新
サイズ
4.32KB
ページ数
1
閲覧数
2252
評価数
13/23
POINT
1290
Rate
10.96

分類タグ

巫女とメイドなんて、真反対だと思う。

特に私と咲夜なんて、赤と青というところでも真反対。
でも、親友だ。
どうかしてるくらい仲がいい。
気になるでしょ?
私が話してあげるよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「いい?これは、こうやって、で、これはこう………。」

ーーお母さんが丁寧に、私に戦いを教えてくれる。

………………。

………私は5歳だ。
普通の子はこんな修行しないと思う。
でも、将来博麗の巫女になるため、私は修行をしなくてはならない。

「はぁ……。」

正直言って、いやである。
(………意味わかんない。どうして、私だけ…。)
私は心の中で思う。
(お母さんのクソババア!)
ギッとお母さんを睨む。

でも、お母さんは気づかぬふりをして、
「さあ!もっとやるわよ!」
と、元気よく叫ぶ。

(バッカじゃないの!?)
…ほんと、いい加減にして! 私はお母さんに聞こえない声で呟く。

はぁ、はやく、こんな修行終われ。

ーーと私が思った、そんな時だった。

「………………あら?」

お母さんが手を止め、視線がある方向にいく。
(…?)
私も、その方向に目を向ける。
………と、そこには。

ーーー少女が1人、いた。

「………え?」

同じ歳くらいの、可愛らしい少女。
サラサラの銀髪に、吸い込まれそうな夜色の瞳。
少女は、パチクリ、と瞬きをした。


「こ、……こんにちは〜。………………」


とりあえず、挨拶をした。

すると少女は、クイッと首を傾げた。

…言葉、喋れない?

「えっと……。あ、あなた、名前は?」

そっとお母さんが、少女に声をかける。

「………………?名前?」

おお、喋った。

少女は、ポツリと言った。

「……咲夜。」

………咲夜?
…ああ、それが彼女の名前、らしい。

素敵な名前。
と私は思う。

「捨て子かしらね。」

お母さんが、少女ーーー咲夜に向かって、手を伸ばす。

ーーすると、なんと、信じられない出来事が、起きた!

ブッ。

鈍い音がして、

ーーーー咲夜が消えた。

「「!!?」」

私とお母さんは、思わず目を見開いた。

咲夜が、消えてーー。

………なんと、後ろに現れた。



そう、彼女は能力を持っていたのだ。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

咲夜は、能力を持っているため、忌み嫌われ、捨てられたらしい。
ーーちなみにその能力は、時間を止めることらしいのだ。

さすがにこれは、私もお母さんも驚いた。

まあ、幻想郷だから、ありえなくはないが。

「……にしても、捨て子かぁ。」

私は、つぶやき、咲夜の顔を覗く。

あらまあ綺麗な顔立ちだこと。

本当、その夜色の瞳は、一度見たら忘れられないほど綺麗で、また顔立ちも綺麗なのだ。





トモダチ。




そんな言葉が浮かんだ…のはなぜだろう?

気がつくと私は、咲夜の肩を掴み、

「ねぇ、私がトモダチになってあげようか?」

と言っていたーーー。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ーーーそれから咲夜は、私のかけがえのない友達になった。
お母さんが、一緒に住むのを許してくれたから。

咲夜は打ち解けてくれ、その綺麗な顔で、笑ってくれた。

私達は、それぞれかけがえのない存在になり、二人で過ごす時間は、かけがえのない時間となった。

修行しまくる毎日から解放され、私は、幸せだった。
一方で咲夜も、忌み嫌われていたことが嘘のように、幸せそうだった。


ーーーーーでも。


やっぱ、私達が幸せになることが許されないのか。

私と咲夜は引き裂かれた。

………………誰に?


………………………お母さんに。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「霊夢。将来博麗の巫女になるあなたは、今この時期に、幸せを知ってはいけないの。」

ーーーいきなりそう、お母さんに言われた。

ーーー信じられなかった。
お母さんが、そんなこというなんて。

そして。
そして、そしてーーーーーー。



ワタシタチハコトバドオリ、ヒキサカレタ。


私は、前通り、修行尽くしの毎日に、
咲夜は捨て子として、
元に戻された。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

………そんなことがあって、
お母さんが死んで、
私が博麗の巫女になった。

紫が、お母さんの代わりのように、戦いを教えてくれて、
ある程度強くなった、私。

咲夜のことは、忘れた。





ーーーーーーーーー異変が起きた。

幻想郷の空が、真っ赤に染まった。

私は、原因であろう『紅魔館』に向かった。

門番を倒し、魔法使いとその司書を倒してーーー。

ーーーーーー再会したのだ。

紅魔館のメイド長となっていたーー

咲夜に。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


異変が解決してーーー。
私達は、また………、

親友に、なったんだよね。
初めまして、フラワリングナイトです!
時間がなく、雑ですいません!
フラワリングナイト
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.220簡易評価
1.100ラクト削除
もしかしてナイトちゃん?さくれいのお話初めて見ました!時間が無くて雑でこれって…雑じゃない!雑じゃないです!紅霧異変(紅魔郷?)に繋がっている点も凄いです!ナイトちゃんだったら頑張ってね!人違いだったらすみません。頑張ってください!
5.60クソザコナメクジ削除
原作では咲夜は魔理沙より霊夢を冷たくあしらっている印象がありますが、そこまで追求するのは野暮ですねすみません。新たなパターンで良かったと思います。
7.20名前が無い程度の能力削除
ただ作者の思う様に書いただけの作品。二次創作という体がなければ誰からも見向きされないでしょうね
8.無評価名前が無い程度の能力削除
文中で親友になった、というわりには、霊夢と咲夜の仲良しなところがあまり出ていないのが残念でした。
9.無評価名前が無い程度の能力削除
たしかに雑だしつまらない。時間ある時にかけばよかったのに
そそわに締め切りなんてものはないんだからわけわからん言い訳
10.100こじたん削除
最後の言葉、語り掛けてるみたいで好き。
11.無評価名前が無い程度の能力削除
中盤が特に酷い。
胸糞じゃん。
12.100弱虫スイマー削除
さすがナイトさん面白いです
14.100フラうさ削除
ナイトちゃん?フラレミスカーレット&うさみみれんこだよ!
良い話でした!ありがとう!
15.100夜兎削除
夜兎でーす。ナイトさん、過去に視点を付けるって良い発想!面白いと思う!ナイトさんの創作話楽しみにしてるよ!
16.30名前が無い程度の能力削除
点も線も多すぎ。
多けりゃ良いってもんでもない。

あと、負の感情の表現が拙いのでそこ要推敲。
17.100半人半霊のメイド削除
「ワタシタチハコトバドオリ、ヒキサカレタ。」のところがカタカナで書いてあっていいと思います。これからも頑張ってください。
22.60音を一定に保つ程度の能力削除
うーん。まあまあかな。今後は、余裕を持ってかいてね?
期待してるよ。
23.100オ~♪削除
いつも見てます。
ナイトちゃんだよね?
とても面白かったです。
頑張って下さい。
24.100ゆっくりライム削除
面白かったです。でももっと長いほうがいいと思います。これからも頑張って下さい。
25.100ゆきねこ削除
とても面白かったです。
もう少し霊夢と咲夜の掛け合いがあっても良いかなと思いました。
これからも頑張ってね。