Coolier - 新生・東方創想話

花盗人のしあわせ

2017/03/27 23:22:47
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 その人に出会ったのは向日葵畑で友だちとかくれんぼをしているときだった。燦燦と降り注ぐ日差しと、ジキジキジキジキ、という蝉の鳴き声が頭の中でごちゃまぜになって、前も左も分からず、意識が朦朧としてきた頃。畑の中で横たわる私に影を作った人が居た。
「あら、大丈夫?」
 大人びた声でその人は囁く。百合の香りがした。


 × × ×

「リグルちゃん!」
 目を覚ますと目の前には大ちゃんやチルノが居て、心配そうに私の顔を覗きこんでいた。特にチルノは氷嚢を作ってくれたようだった(何故チルノかと分かったかなんていうのは簡単で、氷の中に蛙が入っていたのだ)。
「ユウカが助けてくれてよかったね、リグル」
 チルノがそう言うが、私はまったく身に覚えがないのだ。私を助けてくれたのはどこの誰なのかも分からない。
「そのユウカって人はどこにいるの? お礼がしたい」
 私がそう言うと、みんな揃って腕組みをしながら唸って、
「ユウカの家は誰も知らないんだよ」
 と曖昧な答えをくれた。私はその後どうすることもできずに、いつものように友だちとかけっこをしたり、だるまさんが転んだをしたり、鞠蹴りをしたりして一日を過ごした。気が付けばもう夕焼けだ。橙色の空を眺めていると、今日は夢をぼんやり見ているような日だったなあ、なんて思う。
「じゃあ、また明日」
 みんなに軽く手を振って岐路についた。家への道の途中には人里の横道を通る場所がある。そこで、
「ねえあなた」
 そう声をかけられ振り向くと、そこには私より頭二つくらいの身長をした女性が夕闇に溶ける様に佇んでいた。私? といかにも頭の悪そうな返事をすると、
「そう、あなた」
 と笑いかけられた。
「アブラムシが花について仕方ないのだけれど」
 この人は私が蟲を操ることを知っていたのだろうか。
「あなたの元に帰してくださるかしら」

 × × ×

「あなたは花屋さんですか」
 翌日。風見と名乗ったその女性にそう尋ねた。やけに日差しが強く、その人は青いリボンの付いた麦藁帽子を被っていた。
「まあ、そんなようなもの。さ、行きましょ」
 しばらく人里の近くの坂道を登る。起伏のある地面で、私は何度か転びそうになったが、その度に風見さんは手を取って私を支えてくれた。白くて冷たい肌に触れるのが、やけに羞恥心を誘った。土いじりをするわりに美しい手だった。
 しばらく歩くと色の付いた風が流れてきた。この香り、嗅いだことがある。
「着いたわ」
 そう言って彼女が視線を移したのは、一面に咲く向日葵畑だった。それもそうだ、私は昨日ここで遊んでいたのだから。気がつかなかったのはきっと人間に合わせて歩いていたからであろう。
「ここの隅に百合が咲いているの」
 にこりと花が綻ぶように風見さんが笑うので、私もつられて笑顔になった。なんだか、この人といることは、ひどく当然のような気にもなってくる。それが何故なのだかは軽い頭を捻ってみたけれどわからなかった。
「あーっ、リグルこんなところにいたの? どこにも居ないから森まで見に行っちゃったよ」
 なんとなくふわふわとしていた雰囲気をぶっ壊したのは青い氷精チルノであった。
「ごめんごめん」
 私が苦笑いを浮かべると、この小さな妖精はおかしなことを言うのだ。
「ユウカと会えたんだね」
 ユウカと呼ばれた(私が風見という名だと思っていた人間)は、あぁもう、とチルノに目配せをしていた。チルノはまったくそれには気がついていないようだった。
「自己紹介が遅れてごめんなさいね。幽香というの、風見幽香。幽霊の幽に花が香るの香」
 ふわりと微笑んで、風見さんはそう静かに自己紹介をした。ようやくわけが分かる。幽霊の幽なんて縁起でもない。普通人間はつけないだろう。すると今目の前にいるこの女性は。

 × × ×

 作業が終わる頃にはもうやつ時だった。私はこのまま帰るのが何故だか少し寂しくて、何か一緒に居られる口実はないかと思考をめぐらせていた。
「どうして、はじめましての振りなんかしたんですか」
 そうして、かねてからの疑問を問うてみると、幽香さん(そう呼ぶことにした)は瞼を半分くらい伏せて、少し眠そうにしながら返事をしてくれた。
「恋なんて、したくなかったから」
 どこか遠くを見つめる幽香さんの瞳は太陽のひかりを映して浅く輝いていた。
 私は黙って幽香さんの話を聞いていた。
「ねえあなた」
「リグルです」
 いつのまにか声が出ていた。あなた、なんて他人行儀な言葉で私に接して欲しくないと思った。偉そうだ、とかそういうのとは違って、幽香さんには名前で呼んで欲しかった。
「リグルって、呼んで」
 幽香さんは驚いたように視線を揺らがせていた。それから、ふふ、と笑みを零すと、
「あなたも私のこと、幽香って呼んでくれたらね」
 と言葉を浮かばせた。

 × × ×

 幽香は贔屓目に見ても美人だ。目は切れ長で頭がよさそうなイメージを受けるし、指もきれいだし、笑った顔なんかは最高に可愛い。そういう幽香の話をすると大抵チルノたちは、いつ結婚するの? とか、ちゅーはもうしたの? とかませた質問しかしてこないのであまり幽香の話をみんなにすることはなくなっていった。そもそも幽香と私は友達だ。
「リグル! 来てくれたの!」
 こんな幽香をみたら、みんなはどう思うだろうか。びっくりして腰を抜かすだろうか。私だけが知っている幽香の家、幽香の家の香り、間取り、読んでいる本の置き場所。
「うん、だって今日はお菓子を作ってくれるって言ってたから」
 心底嬉しそうに幽香は微笑む。私までつられてえへへ、と笑ってしまう。そこまではよかった、完璧だ。
 しかし灰色に折りたたまれた紙が視界に入る。あの、えっと。
「あの」
 幽香はジェリーをカップから器に移してさあどうぞとばかりにこちらをみつめている。
「今昆虫ゼリーの作り方っていう記事が書いてある新聞が見えたんですけど」
「えっ、リグルこれが好きなのかと思って研究に研究を重ねたのだけど」
 こういう少しずれている幽香が面白かった。ギャップとでも言うのだろうか。普段の澄ました外行きの幽香と表情豊かで実はおてんばな幽香。心の中の何かが大きく動き始めているような気がした。
「ねえ幽香」
「なあに?」
「私たちが付き合ったら、面白いことになると思わない?」
 心臓がいつもよりはやく脈打っていた。恥ずかしくて、幽香の方は見られなかった。
「本気?」
 急にトーンを落とした冷静な声で幽香が尋ねてくる。
「本気、だよ」
 幽香といつまでも一緒に居たいと思う程度には幽香が好きだった。それが恋なのか友情なのかなんて分からなかったけれど、待てができない蟲の性、人生は短い、私は直感でそうすることが今一番いいような気がしたのだ。
「リグルとなら私何処までだっていける気がするわ。だって最初にあなたに会ったときから、ずっとそう思っていたんですもの」
 それはもしかして。
「私たち相思相愛ね?」
 珍しくにやけながら幽香が笑った。嬉しそうだった。
「でも幽香、前に恋はしたくないって」
「ああ、語弊があったわね。恋自体は別に嫌いじゃないの。ただ、私の好き勝手にあなたを振り回したくなかったから」
 それにあなた冬はいなくなっちゃうし、と付け加えて、でも、それでもやっぱり嬉しそうに顔を綻ばせていた。
「私、リグルが好きよ」
「私も同じ気持ちだよ、幽香が大好き。どんな好きかまだよく分かっていないけど、全力で好き。今持てる全てで君を好きになる」
 その日から、幽香は私のトクベツになった。大事な大事な、恋人に。


 × × ×

 夏の終わりに、チルノたちと花火をした。幽香はその場には当然のようにいなかった。
「この花火しけてるよ」
「去年の残りだからな~」
 蝋燭の点火が上手くいかなかったり、花火に火がつかなかったり、それぞれ文句を言いつつも楽しそうだった。私はといえば、ずっと幽香のことを考えていた。夏が終わればもうあっという間に秋が訪れて、秋が去れば越冬の季節がやってくる。幽香と一緒にいることの出来ない冬のことを考えていた。そもそも幽香は季節ごとに住まいを変えるし、そんなことを考えてもあまり意味がないのかもしれない。花を愛でることが幽香の楽しみであるのだから、一つの季節くらい私がいなくてもいいのかもしれない。ずっとそんなことを考えていた。
「ねえリグル」
 ん、と振り向くと、そこには予想していなかった人物がいて。
「あーっ、幽香だ! なにしてるの~?」
 チルノが真っ先に幽香に駆け寄り緑色のワンピースに抱きつく。
「楽しい香りがしたから、つい来てしまったの」
 そう言って幽香はチルノの頭を撫ぜる。少しだけ羨ましかった。私が地面を眺めていると、ふわりと百合の香りがした。
「リグル」
 なに、と愛想なく返事を返す。こんなことは初めてだった。
 しかし、こそり、と幽香が私の耳元で呟いた。
「これ、家の合鍵。今夜、待ってるから」

 × × ×

 こんなことは初めてだった。いつも幽香が鍵を開けて、私はそれに続いて門をくぐることが常だったから。
「なにしてれば、いいんだろ……」
 妙に落ち着かない。一人でこの家にいるというのは、なんとも変な気がした。そもそも幽香は待っていると言ったのに、どうして私を待たせるのだ。しばらくぶつぶつ呟いていると、玄関のほうからがたん、と鍵の開けられる音がした。
「幽香?」
「……ただいま」
 玄関から覗いたのはやたら頬の上気した恋人だった。
「酔ってるの?」
「すこし、ね」
 革靴を脱ぎながらもよろける幽香。少し心配になってくる。
「ねえリグル」
 その声音は何かにすがる子どものようで。
「抱いて、ほしいなって」

 × × ×

 その夜は二人で、笑い合いながら抱きしめ合っていた。目が合うだけで、手が触れただけで、髪の毛を撫ぜるだけで、頬が緩んでしまうのだ。嬉しかった。これはほんとうに幸いだ。

「結婚しようか」
 朝焼けの優しいひかりをカーテン越しに感じながら、私は幽香にプロポーズをした。
「ええ、もちろん」
 目尻を下げて、幽香はふんわり笑った。そうして、どちらともなく手をつないだ。
「怖くない?」
「ええ」
 幽香はそれから、あなたと一緒だもの、とまるで野に咲く花のように可憐に笑った。
「キス、してくださる?」
 艶めいた唇から目を離すことができなくなっていたけれどどうしても恥ずかしくて、私は幽香に覆いかぶさるようにして抱きついた。そんな私に幽香はやさしい愛撫をしてくれた。その後は、ゆったりと愛を育み、いつのまにか眠りに落ちていた。
 
 当然のように朝はやってくる。昨日の夜のことはもしかしたら夢なのかもしれない、そう思わせるのが私は朝なのだと思う。
 シャツだけを羽織った幽香がキッチンに立っていた。フレーバーティーを入れているのだろうか、甘い香りが漂っていた。
 昨晩のことを思い出すと頬が熱くなる。幽香の白い肌に触れたこと、幽香の堪えるような声、潤んだ瞳、私だけが見ることのできる幽香。
「嬉しいな」
 ついぽろりと心の声が出る。誰にも聞こえないくらいの大きさで。
「お茶、入ったわよ」
「ありがと」
 もうこの家ではお馴染みになった私のマグカップを手渡される。受け取り舌でせっつくとまだだいぶ熱い。
「ふふ、可愛い」
 幽香に可愛いと言われると、すごく照れてしまう。
「幽香のほうが、可愛いよ」
 そういえば私は、幽香のことをきれいだとは言っても、可愛いとは表現したことがなかったな、と思う。
「わ、わたし?」
 案の定幽香は耳まで赤くなっていた。
「ふふ、ありがとう」
 幽香はどんな時だって私を惹きつける。ありがとう、の一言にすら私はドキドキしてしまう。
「愛してるよ、幽香」
「ええ、私も」
 さてもうひと眠りしようか、と笑いかけると、幽香もつられてふふふと微笑んだ。


 × × ×
 
 夏が地に還り、秋の終わりも間近に近づいたころ。
「そろそろ冬を越す準備をしないとね」
「そうだね」
 幽香は私が眠っている間、どこで何をするのだろう。
「……幽香も一緒に来る?」
 たどたどしく、臆病さがにじみ出るような聞き方をした。
「あなたとは春に会えても、冬に咲く花とは、冬にしか会えないから、迷っているの」
 そうなのだ、幽香はなにより花を愛しているのだ。私と比べるとか、そういうことではなく、そういう性なのだ。
「でも、リグルがそうしたいって言うのなら、私は」
 幽香が自分の意見というか生き方みたいなものを変えることはあまりない。それが珍しくて、かなり嬉しかった。
「一緒にいよう、幽香」
 目をしっかり合わせて、えへへ、と笑った。

 × × ×

「ねえあなたっていつもどこで冬を越していたの?」
 夕御飯を作りながらこちらを振り向く幽香。
「人里と森の間の洞穴だよ」
 クリームソースの匂いが漂ってくる。今日はシチューかな。
 幽香は少し考えるような表情をしてから、
「今年は、ここで眠りましょうよ。私のうちなら、そこまで寒くもないし」
 と口にした。
 今まではずっと一人で冬を過ごしていた。そもそも最近は暖冬とかなんとかの影響で、そんなに食べ物に困るわけでもなかったし、寒すぎるというわけではなかった。ただ、いつもの癖で、一年の疲れを取るためにうつらうつらする、というような生活が私の冬眠なのだった。
「そうしようかな」
 好きな人のそばにいられるというのは嬉しいことだ。私は夏の間からずっと、幽香と離れる冬が怖くてしかたなかったのだ。
「嬉しい」
 言葉の通りに、心底嬉しそうに私の大切な恋人は顔をほころばせる。幸せだった。これ以上の幸せは一体あるのだろうか。甘い思考に浸っていると、幽香がトレイに乗せた夕食を運んできてくれた。
「はい、今日はクリームスパゲティよ」
 おや、惜しい。

 × × ×
 
 幽香の家にはふかふかの羽毛布団がある。私はそれがひどくお気に入りだった。幽香にこの布団を使っていいか、と尋ねると、もちろん、と答えが返ってきた。
「そろそろだね」
 夜の帳が降り、ひんやりとした冷気が幻想郷を包む。冬という生き物がやってきたのだ。
「おやすみ、幽香」
 まぶたを閉じる。寂しくない冬は、生まれて初めてで、どこかこそばゆかった。そうして意識はぼんやりと蝋が溶けるように流れてゆく。
「おやすみなさい、リグル」


 × × ×


 独りじゃない。私は幽香と一緒にいる。いつだって離れない。


 × × ×


 ぱちり、と目を覚ますと、春告鳥が鳴いていた。どうやら冬は元いた場所に帰っていったようだ。眠い目を擦る。ころりと寝返りを打つとそこには本来であれば眠っているはずの幽香の姿がなかった。急に不安になってしまう。しかしすぐに声が聞こえた。
「リグル?」
 心臓を生温かいスプーンで掬われるような心の跳ね上がりようだった。涙で滲んだ視界には見慣れた幽香の姿がうつる。いた、幽香がそばにいる。
「幽香がどこかにいってしまうんじゃないかと思った」
 そうぽろりと雫とともに言葉を漏らすと幽香は、
「そんなこと、あるわけないでしょう」
 と私の頭を撫でた。
「ね、見て、ブーケを作ったの」
 幽香は私の瞳から溢れるものを人差し指で拭うと、それを見せてくれた。
「ナズナだね」
「そう、ナズナの花束。花言葉を知っている?」
 幽香は悪戯っぽく笑って私の手にそれを握らせた。
「私の全てをあなたにあげる」
 幽香の穏やかな笑い顔が美しくて、つい見惚れてしまう。
「ずっと……ずっとそばにいて、幽香」
 ふわりと花束が潰れないように幽香にもたれかかる。
「もちろん」
 幽香の背中に腕を回して抱きしめる。
「あらあら、可愛いわね、うちの旦那さんは」
 髪をさらりと撫ぜられる。どくどくと心音が早くなる。
「幽香」
 ふつふつと胸から湧き上がる言葉を口にする。
「結婚式、挙げようか」
 こんなに幸せなんだ、って、幻想郷中に教えたかった。胸に埋めていた顔を上げて幽香の表情を伺う。それはまだ、私も見たことのないカオで。
「幽香、泣いてるの?」
 笑いながら涙をこぼしているのだ。
「嬉しくて、泣いているのよ」
 だって結婚式は女の子の夢でしょう? と幽香は言葉を漏らして、微笑する。
 私の一生をかけて幸せにしたいと思うくらいの、眩しい笑顔だった。好きだ、幽香が好きだ。

「さ、涙を拭いて、幽香! ウェディングドレスを見に行こう!」
ご読了感謝いたします。
幽香はすこし悪戯っぽい素顔を持っていても可愛いな、と思います。

twitter(@drylove0324)
桜野はる
sakuranoharuworks@gmail.com
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コメント



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2.90名前が無い程度の能力削除
物語が進むスピードが速かった気がします。
もうちょっと落ち着いているといいと感じました。
3.80名前が無い程度の能力削除
堪能させていただきました。
リグル視点で読んだからでしょうか。読んでいる最中、2人はいつまで一緒にいられるのだろうと漠然とした不安を抱きながら読んでいました。
春が来たところで、ようやく安心できました。ずっと幸せでいてほしい。
4.90怠惰流波削除
多分私の好みなんですが、こういう淡々と、時間が過ぎて行く作品がものすごく好きなんだなと。普通の文章でやると甘ったるくて仕方ないだろう雰囲気が、作者さんのしつこ過ぎない文章でうまい具合にフィルターがかかって、穏やかに読むことができました。ゆうかりんかわいい。
5.無評価Qneng削除
直球な百合ゆりな展開に、感情描写も合わさって読みやすかったです。
6.90南条削除
まさに純愛といった素敵なお話でした
ただ、相手のどういうところを好きになったのかよくわからなかったのであまり感情移入できませんでした
でも2人が幸せそうで良かったです
7.70大豆まめ削除
よい幽リグでした。
ですが、ちょっと言葉は悪いですが、話が”綺麗すぎ”てどうにもキャラクターがお芝居しているような印象を受けました。言語化がしにくいですが