Coolier - 新生・東方創想話

好きになった人の話。

2015/08/31 01:38:53
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これは幻想郷の守矢の現人神がまだ外の世界にいたときの話。
そして、ある男子高校生の普通のようで普通でないある一年間の話。


これは俺が好きになった人との思い出の話

今日は始業式。今日から3年だ。1日目からいろいろあった。でももっといろいろある一年間になるとは思ってなかっただろう。

3年生になって2日目。いよいよクラスとして始まる3-6。いろいろ決めることがあった。まず最初に学級委員を決めることになった。クラスのリーダーを決めるってことだ。隣の席の奴は毎回学級委員やってたから周りにやりなよって勧められてた。いいなー頼られるってwて思った。

そしてクラスが始まり1週間が経った。この学活の時間で先週の委員決めのアンケート結果がでるらしい。
「学級委員は○○だ」
隣のやつじゃないんだ。へー。

そしてその日、進路学習があった。だって高3だし。
ここで初めて隣の奴が話してきた。そうこの話の始まり。
「ねー将来何になりたい?」
「あ!いきなりごめん。私のことわかるよね?」
本当にいきなりだった。
この隣の奴、名前は
東谷 早苗だった
「そりゃ知ってるけど…」

「だよね!よろしく。隣だね!早苗って呼んで!」

すごく明るくて珍しいなと思った。でもそのときはとりあえず
「んー、よろしく」


そしてお互い雑談するような仲になった。
普通かもしれないけど今までそういう女友達はあまりいなかったからやっぱりちょっと嬉しかった。

新しいクラスになって2ヶ月程経ったあるときさりげなくこんな話をした。
「なんで東谷は学級委員やらなかったの?」

「え?いや、特に」

「でも先生からも言われたんじゃないの」

「やりたくなかっただけだから」


そしてある進路学習の日も
「ねー将来何になりたい?」
東谷が聞いてきた

「なんか懐かしいなw」
「そーいえば東谷は、大学とかって?」

「え、まー別に考えてない」

「別にってなにw」

「いーじゃん」

東谷は明るくて素直だった。
でもこのときは少し怒ってた。珍しいなとそのときは思った。


いろいろあったけど、(東谷の優等生ぶりが凄かった)
時は飛んで2学期。席替えがあった。この学校の席替えの頻度は恐ろしいほど少ない。
でも、そのせいで俺は東谷とすごくなかよくなった。
男友達と話すときのようにいろいろな話をできるようになった。
ちょっとした悩みも話すことができるようになった。
いつしか俺は東谷を好きになっていた。
席替えしたくないと思ってた。


俺は席替えをした後も東谷の席へ話を行った。
東谷は明るく優しいので男女ともに人気だった。
他の人に取られたくなかった。俺は今まで恋愛したこともなかったし少し変だったかも。

そして2学期になり少し経った頃、俺は決めた。

告 白してみよう…

今までの俺じゃ考えられなかった。
自分から告白しようなんて。

俺はどうやって告白したらいいのかわからなかったから
東谷の誕生日を聞いてその日に、祝うと同時に告白しようと考えた。
(これってどうなのかな)
もし東谷の誕生日がもう終わってたらどうしようかとかいろいろ考えたが聞くことにした。


しかし、なぜか東谷は簡単に教えてくれなかった。
でもやっとの事で教えてくれた。

11月15日
この日が決行だ!


しかしこの日が近づくにつれ東谷が冷たくなってきた。
いつもの明るさが無くなって行く感じだった。しつこすぎたかなと思ったけど違った。


そして11月15日。東谷は俺を避けるような感じだった。
すごく悲しかった。嫌われたのかもしれない…いろいろ考えた。
でも何か嫌な感じがした。これが最後のチャンスのような、これが最後のような。俺は半ばヤケクソになって放課後東谷に言った

「放課後、□□湖のほとりの◇◇公園へ来てくれ。」

この町にはとても大きな湖がある。

もし東谷がこなかったら…



俺は下校のチャイムと同時にチャリで全力で◇◇公園へ向かった。






「なんか用?」
来た。東谷が来た。

しかし東谷は嫌そうな顔をしていた。


「今日は…」

「今日は東谷の誕生日だよな。
誕生日おめでとう 」



「え、」
東谷は黙った。

そして泣いていた…


「え、え、東谷?」
俺は混乱した。

東谷これからの話に混乱した。



ここまでが高校生の普通の話
どこにでもあるような青春の一コマ

そしてここからが普通ではない話




東谷は泣きながら話し始めた。
自分の運命。
自分が特別だということ。
そして、この世界からいなくなるということ。

いきなりでどれも信じられなかった。

東谷は続けた。
18歳の誕生日である今日にこの世界からいなくなるということ。
そして周りの人の記憶から自分を消そうということ。

考えると、東谷が学級委員をやらなかったのは、もし自分が学級委員をやったら自分が消えたあと3-6に明らかなねじれが生じてしまうから。進路を考えていなかったのは、考える必要がなかったからであろう。



そして東谷は言った
「ごめんなさい…、毎日話し掛けてくれるのに冷たくしちゃって。
この日が近づくにつれてだんだん辛くなって。今までここまで仲良くしてもらったこともなかったし。でも別れることになると思うと本当に辛くて…」

「でも誕生日を憶えていてくれて、しかも…」

東谷は話し続けた。

今までに俺ほどたくさん話し掛けてきた奴はいないらしい。
(変な感じしつこすぎるくらいが良かったということだろうか)

東谷はいつか別れてしまうと分かっていたから、不思議と友達とも距離を作っていたらしい。
そのため友達はいっぱいいたけど親友的な人はいなかったらしい?


そして俺は忘れかけてた、本当に言いたかった言葉を言った。

「好きだ早苗」

俺は勇気を出して言った。そして初めて名前で呼んだ


「遅過ぎるよ…嬉しいけど、遅過ぎだよ」

早苗は言った。号泣しながら言った。


俺も号泣していた。

そして2人とも落ち着いた時にはあたりが暗くなっていた。
早苗は言った。
「私は確かにここからいなくなります。」
「でも、あっちの世界、幻想郷にいます。ずっと。そしてそこで祀られる'風'の人間。東'風'谷早苗、そう、東谷早苗でなく、
東風谷 早苗 として生きていきます。」

「これから私は周りの人の'記憶'から東谷早苗を消します。」

きっと俺の記憶も消える


「でも、私は忘れない私が好きになった人」


俺も同じだった忘れたくない。明るく、素直で優しい早苗のことを
「俺も忘れない東風谷早苗、そして東谷早苗のことを」



「じゃあね〜〜君」
早苗はいなくなってしまった。





俺は涙を堪えながら全力で自転車を漕ぎ家に帰った。
そして今、こうして俺はどうにかしてこの普通ではない高校生活の思い出を書き残した。記憶が消えないうちに。

俺が好きになった人の話。
こういう恋愛物が書きたかったんです。
ある男子高校生視点。早苗さん視点もいつかかきたいです。

これを書いたのはあなたかもしれません。
kazun
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コメント



0.150簡易評価
2.10名前が無い程度の能力削除
ほとんど同じような作品が何十本もあるうえに、それらに比べても中身がなくてペラペラでした。
11.無評価名前が無い程度の能力削除
>これを書いたのはあなたかもしれません。
何言ってんだこいつ