Coolier - 新生・東方創想話

有閑少女隊その4 GO! 鍋焼きうどん

2015/03/31 22:33:49
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「おいーすっ」

 いつものように霧雨魔理沙が博麗神社にやって来た。

「れいむー、おーい……あれー?」

 返事は無いが勝手知ったるなんとやら、魔理沙は居間に上がり込む。
 博麗霊夢は寝ていた。
 具合が悪そうには見えないので昼寝なのだろう。

「ったく、参拝客だったらどうすんだよ」

 魔理沙は霊夢の肩をユサユサと揺する。

「霊夢っ おい霊夢!」

 起きやしない。更に揺する。

「バカ巫女! ケチ巫女! 腋ペロ巫女!」

 その巫女がようやくむっくりと起き上がる。

「……腋ペロ巫女ってなによ」

 寝起きの霊夢は【FRAGILE!】取扱注意の代表なのだが、幼馴染の魔理沙は気にしたことがない。

「遊びに来たぜー」

「あんた……私の腋を舐めたいの?」

 不機嫌丸出しの霊夢は衣服を直しながら座り直す。

「お前の腋? なーんか苦そうだな」

「はあ? 苦いですって? そんじゃあ、確かめて……みなさいよっ」

 魔理沙の腕をとって引き倒す。

「やめろよっ うわ!」

 あっという間に袈裟固めにとらえた。
 それなりに体術の心得のある霊夢にとって、小柄な魔理沙など如何様にも蹂躙できる。

「ほら、ほーら、舐めてみなさいよっ」

 口元を抑えこまれ、顔を紅潮させる魔理沙。

「うっ うぐぐっ」

「ほーら、舐めないと外してやんないからね」

 ぺろ ちゅぴっ

「あっ うふうん」

 魔理沙の可愛らしい舌先は予想以上にヨカッたようだ。

「ねえ、まりさあ、もっとよ……」

 ぺろり ぺろっちょ くりくりっ

「ふあっ……あはあ~ん」

「えーーーーと」

 いつの間にか東風谷早苗が来ていた。

「なにをなさってるんですか?」

 ------------------------------
  
「つまりだなっ、お前が想像してるような妙なことは何も無いってことだぜ!」

 魔理沙が早苗に真っ赤な顔でまくし立てる。

「私の腋が苦そうだとかぬかしたから確かめさせてたのよ」

 一方の霊夢はいつもの様に胡座に腕組みでムスッとしていた。

「うーん、どっちもどっち。引き分けですかね」

 風祝のジャッジメントが下った。

「はあ? 霊夢の方がおかしいって!」

「確かめさせるのも奇矯な行動ですけど、そもそもそんなことを言うのも失礼ですよ」

「む……大体お前たちの腋見せ装束はなんか意味あるのかよっ」

「魔理沙は巫女の腋に興味があるみたいよ」

「わ、私の腋は舐めさせませんよ!」

 早苗は両手で胸を抱くようにして腋をガードする。

「だからー 舐めないっての」

------------------------------

 くんくん くんくん

 霊夢が魔理沙に向かって鼻をひくつかせる。

「な、なんだよー」

「さっき感じたんだけど、あんた、アリス臭いわ」

「アリス? 臭いってなんだよ」

「昨日、アリスんとこ泊まったでしょ」

「え?」

 魔理沙はちょっとドキリ。なぜ分かるのか。

「そうですか? すんすんすん」

 早苗も鼻を近づける。

「おい、お前ら、やめろよっ」

「私は分かりませんけど」

「染料や薬品、香料が混じった独特の匂いなのよ」

「嗅ぎ分けられるのって霊夢さんくらいじゃないですか?」

 この嗅覚、もはや獣や妖怪の領域だ。

「私も自分じゃ分からないけどな」

 魔理沙は自分の肩口や髪の毛をスフスフと確かめてみる。

「そんだけ入り浸ってるってことでしょ」

「それを言うならここ(神社)に居る時間の方が長いぜ」

「ここの匂い? ……どうなのかしら?」

「やっぱり自分の場所の匂いって、案外分からないんじゃありませんか?」

「へへ、ビンボ臭いってか? おっとぉ!」

 その場からひらりと飛び退き、霊夢のキャプチャーハンドをかわした。

「ちっ!」

「そうそう何度も捕まらないぜ、べえー」

 あかんべの仕草が頭にくるほど可愛らしい。

「ふん、アリスは魔理沙に自分の匂いをつけてるのよね」

「いわゆるマーキングですね」

「その言い方ヒドくないか?」

 霊夢の攻撃色が消えたと見た魔理沙が戻ってきて座った。

「魔理沙の浮気モノ」

「なあ、確認していいか? 私たちそういう関係?」

 霊夢のトンデモ発言が全く理解できない。

「アリスさんと霊夢さん、どっちをとるんですか?」

「早苗! 話をややこしくすんなよっ」

「あんたとアリスの不仲説はどうなったのよ」

「そんな噂も聞いたことがありますね」

 公式ではそう言うことになっているらしい。

「不仲? まー、確かに仲良しってわけじゃないけどな」

 魔理沙は指先で鼻をこすりながら気楽に答える。

「仲良くないのに食事に呼んで、お泊りして、エッチするわけないじゃないの」

「ちょーっと待て、最後のは無いぜ、絶対無いから。
 アリスはいつも私にはつっけんどんなんだぜ?」

「ぷぷっ」

 早苗が噴き出した。

「何が可笑しいんだよ?」

「だってー、アリスさんは典型的なツンデレじゃないですか」

「ツンデレ? アリスが?」

「分からないんですか? 例えばこんな感じです」

 早苗は腕を組み、顎をそらし、芝居がかった風で言い始めた。

「『べ、別に魔理沙のために作ったんじゃないわよ』」

 ビクッ

「『奇遇ね、ちょうど私も森の奥に行くところだったわ』」

 ビクビクッ 

「『また来たの? しょうがないわね、座れば? お茶くらい出すわよ』」

 ビクビクビクゥ

 魔理沙はビックリ。

「…………それ、言うぜ」

「ツンデレの鉄板セリフですよっ」

「マジかよ」

「マジもマジ、魔法戦隊マジレ●ジャーですよ」

「つまり、お子ちゃまな魔理沙には折角のツンデレもスルーってわけね。
 アリスもご苦労なこったわ」

 霊夢がグッフフと笑った。
 ついでに脇腹をボリボリ掻く。なんだこのオッサンは。

「お子ちゃまだと?」

「もっとストレートじゃなきゃダメなのよ」

「どんな風にだよ?」

「魔理沙」

「あん?」

「ヤらせて」

「……なん、だって?」

「霊夢さん! それ、ストレートとは言っても大暴投ですよっ」

 比較的(?)モラルの高い早苗が収拾に乗り出した。

 ------------------------------

「臭いと言えば、早苗は加齢臭がするわ」

「私がですか?」

「すんすん、あ、ホントだ」

「失礼ですねっ これはカリーの匂いですよ!
 さっき、カリーうどんを食べたんですっ」

「誰と?」

「え、あの、天子さんとですけど」

「ホーント仲良いな」

「んんん、私はコロッケをトッピングしました」

 早苗は天子と仲良しネタはスルーすることにしたようだ。

「カレーうどんにコロッケなの?」

「これまたガッツリ行ってんなー」

「そうですか? カレーに浸したコロッケが美味しいんですよ」

「それだとご飯が欲しくなりそうね」

「おい、いくらなんでもそんなに食べられるわけないぜ」

「それもそうね」

「あ、あはは……」

 大盛りカレーうどんにコロッケ二つ、ライスも付けたとは言えない。
 一個は最初に丼の底に沈めておいて、もう一個はカレーをまぶしながらうどんと一緒に食べる。
 うどんを食べ終え、半分位になったカレー汁にご飯を投入。
 たっぷりカレーを含んだコロッケをほじくり出し、和風コロッケカレーとしていただく。
 一緒にいた比那名居天子は呆れていたが、このナイスな食べ方を誰かに教えたい早苗。
 だが、どうやらこの二人は共感してくれそうにないので黙っている。

「うどん、最近食べてないわね」

 霊夢の独り言に魔理沙がぽんと手を打った。

「うどんと言えばさ、一昨日の夜、紅魔館に行ったんだ」

「夜に? 相変わらず迷惑なコね」

「どうしても気になることがあって調べたかったんだ。
 それに最近はパチュリーもうるさく言わなくなったからな」

「あんたが泥棒やめたからでしょ」

 図書館の本に関しては訳あって『死ぬまで借りるだけだぜ』をやめた魔理沙だった。
 おかげでアリスも交えたオシャレ魔女会なる会合も開かれるようになった。

「門番が夜食にうどん食べてたぜ」

「美鈴さんですか?」

「それが鍋焼きうどんだったんだ」

「ほお」

「一口もらったんだけど、これが旨かった」

「まだ夜は寒いですもんね」

「咲夜が作ってるんだってさ」

「へえー、意外ね」

 瀟洒なメイドが鍋焼きうどんを作っている。
 確かにちょっと不思議な図かも。

------------------------------

『美鈴、これ旨いぜ』

『でしょう? これで心も体もぽっかぽかです』

『朝までぐっすり眠れるな』

『はいっ……いえ、寝るわけないじゃありませんか、ははは』

『このエビの天ぷら、どうしたんだ?』

『さあ? 咲夜さんが手配してるようですけどね』

 幻想郷には海は無い。
 最近になって鰹節・昆布・海苔・煮干し・ちりめんじゃこ・ひじき・乾燥わかめ等の乾物の海産物が普通に流通するようになったが、生の海洋魚はほとんど手に入らない状況だ。

『いつもの【独自のルート】か。教えてくれそうにないな』

『そうでしょうね』

『それにしてもデカい鍋だなー』

 通常の一人用土鍋より大きい。サイズは7号(2ー3人用)くらいあった。
 エビ天は一本のはずなのに二本も入っている。

『えへへ、なんか私だけオマケしてもらっちゃてるみたいです』

『館の皆もうどんを食べるのか?』

『私たち使用人だけです。咲夜さんはお嬢様がたには出しませんね』

 洋風のお嬢様がうどんをズルズルすすっているのは確かに違和感がある。

------------------------------

「ってな訳だ」

 魔理沙が美鈴の鍋焼きうどんを語り終えた。

「その、大きい鍋焼きうどんって素敵ですね」

 早苗は涎を垂らさんばかり。

「私たちが食べきれる量じゃないぜ、三人前は入っていたもの」

「……そうですよね」

 いや、自分ならイケる、と思った早苗だが、ここも黙っておいた。 

「そろそろ夕飯の仕度だよな?」

 魔理沙が霊夢へ向かってニヤっと笑う。

「うどんにする?」

 期待通りの答えだった。

「早苗、うどん、昼飯と被るけど良いのか?」

 最近はちょっとした気遣いをするようになった魔理沙が聞く。

「カレーうどんはうどんの中でも特殊な部類ですからね、問題ありません」

 ご相伴前提の早苗が明るく答える。

「何うどんにしようかしら?」

「月見、タヌキ、キツネ、天ぷら、山菜、力、肉、煮込み……」

「きざみ、おかめ、卓袱(しっぽく)、玉子とじ、あんかけ……」

 魔理沙と早苗が指を折りながら候補を上げていく。

「うーん、悩むところねぇ」

 霊夢もこんな悩みなら大歓迎、自然と口元も緩む。

「まずはうどんを仕込もうぜ」

「そうね、何うどんにするかは後で考えればいいわ」

------------------------------

「何人前作りますか?」

「三人前だろ?」

 何を当たり前のことを聞くのか。

「でも、針妙丸さんの分は?」

「あのコならうどん一本でお腹いっぱいよ。
 それに今日は裏の妖精んとこにお呼ばれみたいだから」

「そう、ですか……」

「どうしたんだ」

 足んない。早苗ちゃんは一人前じゃ足んねーのだ。

「んー、作る手間は一緒だし、うどん粉はたくさんあるから多めに作っとこうかしら」

「それです!」

 思わずサムズアップ。

「早苗は腹いっぱい食べたいんだろ?」

 魔理沙が笑う。

「て、手打ちうどんって美味しいじゃないですかっ!
 つい、たくさん食べちゃうじゃないですかっ!」

 自分が普通の女の子に比べ、ほーんのちょーっぴりだけ多く食べてるような気がしないでもないと感じている。
 だがそれは隠しておきたい乙女ゴコロだ。

「はいはい、別に構わないわよ、うどんくらい」

 博麗の巫女が太っ腹なところを見せた。
 だって安いから。

------------------------------

「うどん粉も小麦粉だよな?」

「中力粉ですね、薄力粉と強力粉の間です」

「何が違うんだ?」

「スゴいざっくり言いますと、グルテンが多く弾力性が高いのが強力粉で、逆が薄力粉、中力粉は文字通り中間です」

「ふーん」

「強力粉はパン、中力粉は麺類、薄力粉はケーキ類、これも大雑把ですけどね」

「相変わらずこの手の知識はあるんだな」

「お任せ下さいっ」

 えっへん、ふんむ。

「ちゃんと量ってよ」

 霊夢がうどん粉と塩の袋を魔理沙に渡した。

「こちらもお任せだぜ」

 魔法使いが計量を違えるようでは話にならない。
 粉の半分くらいの水に一割の食塩を溶かす。
 粉をあけた大きなボウルにこの塩水を少しずつ注ぎながら菜箸でかき混ぜる。

「ふふ~んふふふ~~ん、ふんふふん~」

「魔理沙さん楽しそうですね」

「まあな、料理は【ウイッチクラフト】の一環だもん」

「意外と家庭的な奥さんになっちゃうかもですね」

「ば、バカ言うなよっ」

「早苗」

 霊夢が会話に割り込んできた。

「なんでしょう?」

「今の発言、ポイント高いわよ」

「お前ら、くだらないこと言ってんじゃない!」

 文句を言いながらもそぼろ状のうどん粉を器用にまとめあげる。

「まったくっ 結婚なんかっ いつの話だよっ」

 まとめたうどん玉に憤りをぶつけるようにグイグイと揉み込んでいく。
 粉っぽさが無くなったところで丸くまとめなおす。 

「ふー、こんなもんだな」

「お疲れさまー、休憩ですね」

 早苗がうどん玉に濡れ布巾をかける。
 一次熟成のための【おねんね】タイムだ。

「今日の気温なら一時間くらいで良いんじゃない?」

------------------------------

「さて、何うどんにしましょうか?」

「玉子はあるけど、月見だけじゃ物足りないわね」

「霊夢さん、玉子があるなら今度、釜玉うどんをやってみてくださいよ」

「かまたま?」

「丼に生玉子を割り入れておいて、茹で上がったうどんをうねうね絡ませるんです、そして醤油を差して出来上がりです」

「玉子かけご飯のうどんバージョンだな」

「もちろん色々トッピングしてOKです」

「良さそうじゃないの、でも朝昼ならともかく夜にそれだけじゃねぇ」

「ですから参考ってことで」

「今日は他にどんな具があったかしら?」

「ネギ、ニンジン、ほうれん草、鶏肉が少し、油揚げ、豆腐、そしてシイタケだな、あと餅があったぜ」

「あんた、なんでヒトんちの食糧事情を……」

「まあまあまあ」

 霊夢は睨みつけるがこんな程度で怯む魔理沙ではない。

「意見具申よろしいですかっ」

 早苗が気を付けの姿勢で威勢良く言った。

「なによ改まって」

「カッコイイからいっぺん言ってみたかったんです。
 それはともかく、鍋焼きうどんにしませんか?」

「さっきの話に惹かれたな? でも、一人用の土鍋あんのか?」

 二人は霊夢を見る。

「あるわよ。……それも五つもね」

 食器棚の上にある箱を指差した。

「へー」

「昔からあんのよ、邪魔で仕方なかったんだけどね」

 先代巫女の置き土産だろうか。

「ナイスでグッドでイエスですね!」

 鍋焼きうどんの具材、ネギ・ニンジン・シイタケ・油揚げ・鶏肉・ほうれん草・玉子が揃っている。

「ジャスト待ったモーメントだ」

 魔理沙が両の手のひらを二人に向けた。

「なに?」

「鍋焼きうどんのメインキャスト、エビ天が無いぜ」

「……そうですね」

「エビかあ、一時出回ってたんだけど今は無いみたいね。
 あれは紫の気まぐれだったのかしら」

 スキマ妖怪は外の世界のモノを流通させることがある。
 だが、それは主に彼女の気分次第なのだ。

「里で何回か食べたエビ天入りの鍋焼きうどん、忘れらんないぜ。
 霊夢、アイツに頼めないのかよ」

「まだ冬眠中よ」

「エビはともかく、天ぷらは欲しいぜ」

「ここで揚げんの? イヤよ面倒臭い」

 出ましたお得意のフレーズ、しかし確かに面倒だ。

「里の惣菜屋さんで野菜天でも買ってきましょうか?」

「う~ん」

 鍋焼きうどんは食べたい。だが、エビ天抜きはどうにも寂しい。

「こんにちは」

 外から声がした。

「はーい」

 霊夢が応対出た。

------------------------------

「お? レミリア、フランもか?」

「こーんにちわー」

 来客は吸血鬼の姉妹だった。
 揃いのオレンジ色のコートにハンチングを被っている。
 スポーティで小粋な出で立ちだ。

「今夜は宴会じゃないぜ」

「知ってるわ」

「咲夜はどうしたの」

 外出時には必ずと言って良いほど張り付いている従者がいない。

「今日は【お忍び】よ」

「お前ら忍びの者だったのか?」

「違いますよ、身分の高い人や有名人が人目をしのんでこっそりと外出することですよ」

「……知ってたぜ」

「そんで、どうしたのよ、二人して」

「鍋焼きうどんって知ってる?」

 レミリアの質問に三人は顔を見合わせる。

「どこか食べられるところを知らないかしら?」

「……お前たちはツいてるぜ、へへへ」

「これも奇跡ですかね。お株を取られちゃいました」

「なによ、これも能力だっての? ふふん」

 三人が苦笑混じりに答える。

「貴方たち、どうしたの?」

 闇の女帝にはその気がなくとも【運命】とやらは既に服従を誓っていたようだ。 

------------------------------

「フランが食べたい食べたいって、うるさいのよ」

 コートを脱いで上がり込んだレミリアはやれやれといった風情。

「お姉さま? 私だけじゃないでしょ?
 お姉さまも食べてみたいって言ってたでしょ?」

 妹はぷっと頬を膨らませる。

「ふふふ、そうね」

「美鈴が食べているのを見たの。とっても美味しそうだったの!」

 フランが三人に訴える。

「咲夜に食べたいって言ったら『貴族が食べるものではありません』て」

「私はどうでもいいのだけどね」

「ウソばっかりっ」

 霊夢が姉の吸血鬼を見つめている。

「霊夢、なあに?」

「レミリア、最近雰囲気変わったわよね」

 ちょっと難しい顔をする霊夢。

「そうかしら?」

「大人しくなったって言うか、落ち着いたって言うか。何かあったの?」

「うーーん」

 ちょっと考える風で口に手を当て、眉間にしわを寄せる。

「心当たりはないわね」

 そう言ってふわっと笑った。

 ドキンッ ×3

 上品でグレースフルな笑顔。
 わがままお嬢様だったはずなのにその雰囲気に三人とも魅了される。 

「……れ、レディ扱いされてその気になっているだけじゃないのか?」

 ちょっと吃ってしまった魔理沙。

 某ネズミ妖怪が【レディ・スカーレット】と持ち上げていることは皆が知っている。
 だが、何十年か何百年後には本物のレディになるのかも知れない。

「ふふ、そうね。そうかもね」

 あしらい方にも余裕がある。

------------------------------

「という訳でまさに鍋焼きうどんの準備中なんだぜ」

 魔理沙が姉妹に経緯を説明した。

「ふーん、結局きっかけは美鈴だったのね」

「ですが、大変な問題が発生してしまったんです」

 早苗が大げさに告げる。

「問題?」

「エビ天が……無いのよ」

 霊夢は腕組みのまま無駄に厳かに告げる。

「えびてん? なにそれ?」

「お姉さま、シュリンプのふわふわしたフライのことじゃないかしら?」

 ―― シュリンプときましたよ ――

 ―― ふん、さすがはお嬢様ね ――

 平民はやっかみ半分でつぶやき合う。

「きっと、フランが正解だぜ」

「美鈴のに入っていたもん」

「あれね……そうか、海のモノだから無いのね」

 レミリアは合点がいったようだ。

「エビ天があれば完璧な鍋焼きうどんになるんだけどなあ」

 魔理沙は残念そうに言ったが、フランドール以外には魂胆は見え見えだ。

「今夜も夜食はうどんみたいよ、お姉さま。メイドたちが言ってたもの」

 ある意味汚れを知らないフラン。

「つまり、その〝えびてん〟が用意されているのね?」

 笑いを堪えながらレミリアが乗っかる。
 こうなれば展開は早い。

「お前たち、エビ天、ガメてこいよ」

「がめて?」

「品のない言い方はいけませんよ、ちょろまかすと言いましょう」

「大して変わんないじゃないの。こっそりカッパラって来いってことよ」

 自分たちが泥棒に入れば洒落にならないが、当主たちなら我が身に被害は及ばないだろうとの大変みみっちい了見だった。
 幻想郷の平和を守る自機組三人。こりゃ確かに平和なわけだ。

「盗んじゃう?」

「ふふふ、面白そうね」

 吸血鬼の美姉妹は勝手に盛り上がっているようだ。 

「おお、名づけて【怪盗スカーレット姉妹】だな?」

 魔理沙が無責任に煽る。

「お姉さま、行ってこようよ」

「咲夜に見つからないようにね」

「ウフフフ、わくわくするわー」

 顔を近づけ、クスクス笑いながら悪だくみの打ち合わせをするお嬢様がた。
 そこだけ花が咲いたようだった。

「ほえー……可愛いですね~」

 早苗が代表して感想を述べた。

「そんじゃこちらはそれ以外の支度をしておくわよ」

「ミッション、スタートだぜっ」

「お二人ともいってらっしゃーい、ご武運を!」

------------------------------

「さて、そろそろうどん踏みだぜ」

 魔理沙がうどん玉の様子を見ながら言う。
 水分が行き渡り、表面に弾力を感じさせるツヤが出ている。

「じゃあ早苗、お願いね」

「私が? どうしてですか?」

「だって一番重いじゃない」

「重い? 重いですって!?」

「誰が見てもそうだろ」

「わ、私がおデブだって言うんですかっ」

「もー、いちいちうるさいな、お前が一番大きいじゃないか」

 確かに三人の中では早苗が大きい。

「そうですけど、重いわけでは……」

 幻想郷の娘さん方は総じて痩せ型なのだ。
 その中で早苗は見てくれの年齢相応の肉付きをしている。
 だが、決して太っているわけではなく、均整のとれた健康優良美人と言って差し支えない。
 だが、周囲と比較し気にしてしまうのは当然のメイデン魂だ。

「はいはい、スレンダー美少女にお願いするわ」

 霊夢はうんざり顔で大きなビニール袋を渡す。

「でもでも、納得が――」

「いーから早くやんなさいよ!」

 早苗はぶつぶつ言いながらうどんの玉を袋に入れる。

 どすっ どすっ

「床板踏み抜かないでよっ」

「早苗ー、潰すからって、雷電ドロップはやめとけよ」

「そんなことしません! ふんっ」

 どすっ どすっ

「踏み方知ってるんでしょ? ちゃんとやってよっ」

「踵からつま先へ交互に重心を移すんだぜー」

「分かってますよっ」

「延ばしたら畳んで丸めてまた踏むのよ、十回はやってよね」

「ですから分かってますって!」

 何だか面白くない。

------------------------------

 陽が落ちた頃【怪盗スカーレット姉妹】が帰還した。
 二人とも手ぶらだった。

「エビ天どうしたんだ?」

「……咲夜に見つかっちゃった」

 フランがすまなそうに呟く。

「あっちゃー」

 天を仰ぐ魔理沙。

「しょーがないわね」

「それでね……」

 レミリアが片眉を釣り上げる。

「それで?」

「貴方たちがそそのかしたのね?」

「おわあーっ!」×3

 突如として出現したのは難しい顔をした十六夜咲夜だった。

------------------------------

「一言、文句を言いに来ました」

 幻想郷が三千大世界に誇るアルティメット・メイドの凍りつくような視線に三人とも怯んでいる。
 本当の美人は怒った表情が最も美しいとも言われる。
 だが、当事者となれば、じっくり鑑賞する余裕は無い。

「そ、そそのかすって、ひ、人聞きが悪いなぁ」

 魔理沙がようよう言い返す。

「あのね咲夜、さっきも言ったけど、私たちが食べたいのよ」

 レミリアが近寄って見上げる。

「鍋焼きうどんに間違いありませんか」

「ざっつ、らいっ」

「承伏しかねます」

「でもね、ここは折れてもらうわよ」

 レミリアは咲夜の言い分が常に自分たちの為であることを理解している。
 以前のように主人の立場を振り回さなくなっている
『誰にものを言っているの? 主人は私よ』などとは言わない。
 従者の意志も尊重した上で言いたいことを言うようになった。
 精神的に成長しているのだろう。

「何度も申し上げましたように、鍋焼きうどんなどお嬢様が召し上がるモノではございません」

 咲夜も引く気は無いようだ。

「私も何度も言ったように、食べたいのよ。どうしてもと言うなら……」

「言うなら?」

「泣くわよ」

「お嬢様が、ですか?」

「まさか」

「では、私でしょうか?」

「それも違うわ」

「では……」

「フランが泣くわよ」

「はあああ!?」

 フランは突然ネタを振られクリビツテンギョウ。

「フランが泣いて駄々をこねるわよ」

「お、おねーさま!? 私、こんなことで泣かないわよっ」

 自分だってレディのつもりなのだ。

「さあ、どうするの? 咲夜?」

「ねえ! おねーさまったら!」

「……それでは致し方がございませんね」

 小さい溜息のあと咲夜は折れた。

「さくやぁ? アナタまでなに言っちゃってるの!?」

「分かってくれて嬉しいわ」

「二人ともっ どーして私を無視するの!?」

「お嬢様がたにはトリュフとフォアグラを用意しましょう」

「待て待てそんなモン入れたらかえってゲテモノ料理になるぞっ」

 たまりかねてツッコむ魔理沙。

「冗談に決まってるでしょ」

 しれっと答える。

「お……お前の冗談のラインって分っかりにくいんだよっ」

「キッチンをお借りしますね」

 いつでもどこでもマイペースな十六夜咲夜。

「キッチンってほどのモンじゃないけどな」

「あんたが言うなっ」

 ようやく口がきけた霊夢。

 ------------------------------

 フランはむすっとしている。

「良かったわね、やっと鍋焼きうどんが食べられるわよ」

 姉がニコニコしながら問いかける。

「そのために失ったモノが大きすぎるわっ」

 これでは子供っぽいわがままで押し切ったみたいだ。
 レディにあるまじき行いだ。
 
「気にしない気にしない」

 そう言いながら妹の頭を撫でる。

「もおー、お姉さまったらあ」

「良いじゃない、結局上手くいったんだから。
 んー、こう言うのを何と言ったかしら?」

 なんとは無しに三人に聞く。

「結界往来って言うのよ」

「霊夢さん違いますよ、月刊オートバイですよ」

「そうなの?」

「バカ! 結果オーライだぜっ」

「そうとも言いますね」

------------------------------

 咲夜が調理の段取りを指示し始める。

「うどんはもう少し寝かせてから広げて切断ね」

「あんたが切断って言うとなんか怖いわ」

「それ、私がやりますよ」
 
 早苗が手を挙げる。

「私もやってみたい!」

 フランも手を挙げた。

「妹様、このようなことは――」

「ダメなの?」

 ちょっぴり悲しそうな顔。
 咲夜はレミリアに視線をやる。
 それを見た当主は小さく頷いた。

「分かりました。ではうどんをお願いいたします」

「うん!」

 ―― おい、早苗、大丈夫か? 代わろうか? ――

 魔理沙が早苗の隣で囁く。
 見た目は可愛らしい少女だが、フランは超弩級の魔物なのだ。
 これまでほとんど交流のない早苗には荷が重いように見えた。 

 ―― お気遣いどうも。でも、ここは逃げません ――

 早苗なりに幻想郷を理解する努力の一つなのだろうか。

「それじゃフランドールさん、一緒にやりましょう」

 つとめて明るく言ってみる。

「アナタは確かサナエね? 私のことはフランで良いわ、よろしくー」

 こちら実にあっけらかんとしてた。

「具は何があるのかしら?」

 咲夜が霊夢に聞く。

「油揚げ、鶏肉、玉子ね。野菜はネギ、ニンジン、ほうれん草よ」

 言いながら材料を取り出していく。

「シイタケもあるぜっ ほら、ここに」

「そうだったわね」

「霊夢、お前わざとだろ?」

「いーえ」

「これだけあれば十分ね」

 材料をざっと眺める咲夜。

「でも、肝心なエビ天がな――」

「これでいいでしょ?」

 咲夜は小さなバスケットを手にしていた。
 蓋を開けると、そこには皿に盛られたエビの天ぷらがあった。

「こ……これは」×3

 時を止めたと分かってはいるが、まさか紅魔館まで取りに行ったとは思えない。
 きっと、持って来てどこかに隠しておいたのだろう。
 つまり、この展開は咲夜の想定の範囲内だったということになる。

「ふん。相変わらず食えないヤツだわね」

------------------------------

 フランが魔理沙の服をちょいちょいと引っ張りながら囁いた。

「あのさ」

「どしたフラン?」
 
「ニンジン入ってるの?」

「ちょっとな。彩りみたいなもんさ」

「……そう」

「ニンジン嫌いなのか?」

「そんなことないけど」

 くすっ

 レミリアの口の端が吊り上がっていた。
 その顔にフランドールが反応する。

「お、お姉さま? 私、ニンジン食べられるわよ」

「何も言ってないじゃない」

 だがこれで悪魔の妹のニンジンに対する姿勢が露見してしまった。

「ま、これが鍋焼きうどんなんだから我慢しなきゃだぜ」

「魔理沙? 私、食べられるって言ったでしょっ」

「はいはい」

------------------------------

「魔理沙は野菜の下拵え、霊夢は鶏肉に火を通して、あと油揚げは軽く炙っておいてね。私は出汁を作っておくから」

「お前、出汁、作れるのか?」

「賄いには和食が多いのよ。うどんは安上がりだからメイドたちにも作り方を教えてあるわ」

「でもレミリアたちには食べさせないのね?」

「お嬢様がたにうどんなんて庶民のモノを食べさせるはずないでしょ。
 外で召し上がるのならともかく、紅魔館で私が用意する限りありえません」

「パチュリーも食べないのか?」

「……それは……」

 魔理沙の質問に目を泳がせている咲夜。
 これは大変珍しい光景だ。

「ん? どうしたんだ? パチュリーはどうなんだよ?」

「召し上がり……ません」

 これは何かある、間違いなくある。
 確信した魔理沙だが今ここでツッコむのは下策と判断した。

「ま、どうでもいいけどな」

 パチュリーとうどん。これは後日のお楽しみとしよう。

「うどん、切り始めるよー!」

 タイミング良くフランが声をかけた。

 ------------------------------

「さあー、できたぜーい」

 魔理沙と早苗が土鍋を運んできた。
 博麗神社の台所の火点は二箇所なので二つずつ仕上がる。

「レミリア、羽根たたんで座って、狭いんだから。フランもよ」

「はーい」

 蓋を取ると、湯気がもうもうと上がった。
 ニンジンの橙色、ほうれん草の緑、シイタケの黒、玉子の黄色、その他色とりどりの具材が目にも美味しそう。
 そして中央やや上方にエビ天がどっしりと鎮座している。

「ふっあああ~」

 目をキラキラさせて覗き込むフランドール。

 うどんを始め、各具材はすでに火を通してあるので土鍋に入れてからは案外と早い。
 次々と卓に運ばれてくる。
 土鍋が五つ並び終わったところで咲夜はレミリアとフランの後ろに腰を下ろした。

「あれ? 咲夜のは?」

「妹様、主と一緒に晩餐の席に着く使用人はおりません」

「館じゃないんだから今日は良いじゃない」

「これはけじめでもございます」

「土鍋は五つしかないのよ」

 霊夢が身も蓋もないことを言った。

「お前がどうやってうどんをすするのか見たかったぜ」

 瀟洒なメイド長の片方の眉がピクっと上がった。

「ねえお姉さまー」

 フランは諦めきれないようだ。

「咲夜はあとで美鈴と食べるから良いのよ」

「あっそうかー。その方がいーよねー、ウフフフ」

「お嬢様? そのようなことはございませんからね」

「そんじゃ食べるわよ」

「いただきまーす」

------------------------------

「フラン、エビ天はなあ……あれ? エビ天どうした?」

「食べちゃった」

「いきなり? 最初っからかよ!?」

「ええー、まさかっ」

「やっちまったわねぇ」

「え? え? え?」

 うろたえるフランドール。

「あのな、鍋焼きうどんのエビ天はなあ、特別なんだぜ」

「いわばメインディッシュですね」

「初っ端からいくとは、さすがお嬢様育ちだわ」

「……ふえぇ」

 解析不能の口撃にフランは泣きそう。

「貴方たちうるさいわよ」

 レミリアは自分のエビ天をつまみ上げ、フランの器に移そうとした。
 すると、突然フランのエビ天が復活していた。

「もう一尾残っておりましたので」

 時を止めた咲夜が追加したのだ。

「む、お前たちはフランに甘い、甘すぎるぜ」

「食べ方や作法があるなら先に言いなさいよ」

「事後にあれこれ言うのは品性の欠落ですよ」

 姉も従者もフランの【心】に対しては絶対防御の構えを敷いている。

「作法ってことでもないんですけどね」

「フランあのな、鍋焼きうどんのエビ天は衣がモロモロッてふやけるところが美味いんだ。だから中盤以降に攻めるんだ」

「そうなんだ」

「後な、うどんは音を立ててすするのが作法だぜ」

「そうなの?」

 これはほとんどの世界でタブーとされている。

「こうだぜ」

 ずずっ ぞぞっ ちゅぽん

「なるほどね。郷に入っては郷に従うべきね」

 ずるるっ ずっ ちゅぽん

 レミリアが率先する。

「こうね?」

 ずるっ ずっずー ちゅぽん

 フランもこれに倣う。

「うまいもんだぜ」

 卓についている五人は一斉に笑った。
 だが、咲夜だけは眉間に皺を寄せていた。

------------------------------

 ふー、ふー、はふはふ

 そろそろ皆が食べ終わる。

「体中がかっかしてきた」

「吸血鬼も熱さを感じるのね」

「そりゃそうよ」

「寒い夜には最高の料理ですよね」

「だから咲夜は寒い日には美鈴に鍋焼きうどんを作ってあげるのね」

 フランが振り返って声をかけた。

「特に意味はございません」

「咲夜は美鈴をヒイキしすぎるものね」

 レミリアは振り返らずに言う。 

「決してそんなことはございません」

「知ってる? 美鈴のは特別製なのよ」

「あのデカい鍋のだろ? 知ってるぜ」

「他にも色々特別製があるのよね」

「お嬢様」

「なによ」

「食卓には相応しくない話題と存じますが」

「そうかしら」

「他のメイドたちは【メイド長の特別愛情料理】って言ってるよ」

「……妹様、それは確かでございますか?」

「うん」

「誰が言っていましたか? 参考までにお教えください」

「どうしよっかなー。うーん、やっぱりなーいしょ」

 フランは人差し指を口に当てながら笑った。

「妹様?」

「お前ら仲がいいなー」

「なんだか微笑ましいですよね」

「微妙なズレは感じるけど、ま、知ったこっちゃないわ」

 好き勝手に騒ぎ始めた連中を余裕を持って優しく見つめるレミリア。

(あら? 今の私の雰囲気って大人っぽくない?)

 先ほど霊夢が言っていたのはこのあたりのことなのか。

「ねえ霊夢」

「なに」

「あ……なんでもないわ」

 ここでわざわざ確認するようでは本物のレディに程遠いと気がついた。

「なによ、ったく」

 念願もかないフランも自分も満足できた。

「ごちそうさま。美味しかったわ」

「こちらこそ。 お茶、淹れるわね」

 お暇するのはもう少し楽しんでからになりそうだった。



          閑な少女たちの話    了
紅川です。
本編が仕上がらないくせに書いてしまいました。
ナズーリンはもうちょっとお待ちください。
ホント、ダラ~っとした話です。

例大祭受かりました「か41b」です。新刊は命蓮寺閑話書きおろしです。
あ、サイトをリニューアルしました。
紅川寅丸
http://benikawa.official.jp
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コメント



0.720簡易評価
7.90名前が無い程度の能力削除
寒い日に炬燵入って鍋焼きうどんと辛口の日本酒はたまりませんね。
冒頭のレイマリ成分も非常に美味しかったです。
しかし時代背景的に早い人なら15歳には結婚するかもしれませんし、人間組の結婚適齢期はもう目の前なのかも。
8.100名前が無い程度の能力削除
ここの吸血鬼姉妹を見ていると、もの凄くほっこりします。いつまでも会話を聞いていたいです。
私は蕎麦派ですが、カレーと鍋焼きはうどん派になります。こんなカレーうどんの食べ方は知りませんでした。今度試してみます。
9.80奇声を発する程度の能力削除
良かったです
12.90名前が無い程度の能力削除
相変わらすかわいいわ美味しそうだわで素晴らしい
13.100絶望を司る程度の能力削除
わたしはなにか・・・されたようだ・・・おなか、すいた。
15.100大根屋削除
今回もご馳走様でした。良い飯テロで御座いました! 最初に見たとき腹に直撃し過ぎて、思わず一旦ブラバしてしまいました……(苦笑)
カレーうどんにコロッケはマジで美味そうですねぇ 今度やってみようかな。
16.100名前が無い程度の能力削除
この世には「豊橋カレーうどん」なる料理が存在してだな
ぜひここのさなえさんには食してもらいたい
しかしみんな可愛いなー、食べちゃいたいぞ!
17.90名前が無い程度の能力削除
鍋焼きうどんにエビ天大勝利です。
それと、レミリア卿が実にレディでした。
18.無評価紅川寅丸削除
7番様:
 ありがとうございます。もしかしたら遠大なレイマリになるかも知れません。
 背景としては確かにそうですよね。同じくらいの年頃の知り合い(里の人間とか)が結婚し始めたらちょっと焦っちゃうかもですね。

8番様:
 今回のメインはレミフラです。ありがとうございます。これまでの二人の経緯はナズーリン本編をご参照下さいww
 お腹壊さないでくださいね。

奇声様:
 いつもありがとうございます。

12番様:
 ありがとうございます。なんだか食べ物ネタを絡めるのがデフォルトになりそうです。

絶望様:
 「計画通り(ニヤッ)」 ありがとうございます。

大根屋様:
 食べすぎに注意してくださいね。
 例大祭、席が割りと近くですね、ご挨拶に参りまーす。

16番様:
 20年ちょっと前、愛知県エリアで仕事をしておりました。そん時には「豊橋カレーうどん」無かったなあ……ググりました、こ、これはうまそうだ!

17番様:
 レディ・スカーレットをお認めいただき、ありがとうございます。
19.100名前が無い程度の能力削除
この作品は毎回会話のテンポが最高です。
23.無評価紅川寅丸削除
19番様:
 このシリーズは会話がすべてですのでそう言っていただけると励みになります。ありがとうございます。
24.80名前が無い程度の能力削除
>お前の冗談はわかりにくい
咲夜にまともなツッコミ入れたのって魔理沙が初めてじゃないですかね
「なんでそうなる!?」みたいな困惑からじゃなくて、具体的で至極まともなツッコミは…さすが普通の魔法使いなんやな
28.90詠み人知らず削除
この回やっぱり好きだなぁ。番外編でスカーレット姉妹の地底食べ歩きとか見てみたいです。