Coolier - 新生・東方創想話

■めーさくで寿命差ネタ■

2014/07/13 00:00:14
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【紅魔館:墓地】





「……」


「まぁた来てたのね、仕事そっちのけで…」


「っお嬢様、雨が降ってますのに…」


「傘くらい自分でさせるわよ… そう言えば墓守りの係なんて決めてなかったわね、お前の方で決めておきなさい」


「……」


「…決めるまでもなさそうね」


「……」


「あれから…半年?一年?十年? 毎日毎日墓石磨いて花を飾ってお茶も供えてボンヤリしちゃって話し掛けて…本業に支障が出ない程度になさいね」


「なんで」


「んん?」


「なんで…こんなに、早く…」


「と言うかあんた、御主人サマがいるんだからこっち向きなさいよ 墓石を磨き過ぎて私の顔でも映ってるの?」


「ッすみません…!」


「まったくこんなに濡れて…ほら傘持ちなさい、濡らしたらぶつからね」


「すいま…ぁぁ大丈夫ですっ自分で拭きます…」


「妖怪と人間の寿命差から来る死に別れ… 悲哀の小説の題材には持って来いの、ありふれた話よ」


「……」


「分かっていた筈よ いつかはこうなると」


「……だからってこんな…死ぬ少し前にだって、久しぶりに博麗の巫女達と…」


「燃え尽きる直前の炎は一際明るいと言うわよ」


「……ケホッ」


「お前が“彼女”と出会った時点で、もう彼女は棺桶に脚の小指を突っ込んでいたのよ」


「…お嬢様は、彼女の死を…」


「『死は不意に来る狩人に非ず』…死期程見定めやすい運命はないわ ましてやそれが寿命によるものとなれば、ね」


「…私は」
「私は、彼女に話したい事が、沢山あったんです」
「してあげたい事も、教えたい事も…逆にそうして貰いたい事も、あったんです  あった、筈なんです」
「なのに、それが何なのかすら分からない内にこんなッこんな…」


「…くちゅんッ」


「……失礼、しました…」


「ん… 馴れる事だ」


「……」


「この先、色んな奴等が死んでいく どいつもこいつも死んでいく 次から次へと死んでいくぞ」
「寿命の長短、身心の強弱、環境の善し悪し…そんなあれやこれやがくんずほずれつ絡んで揉めて、誰がいつどうやって死ぬのか分からない」


「先程『死期程見定めやすい運命はない』と…」


「私も お前も」


「………………はい」


「そんな中こいつは“早い奴”だった、それだけの事」
「…と言うのは流石に軽過ぎるが、概ねはそう言う事よ」


「……」


「…お前は黙ってばかりだなぁ 主人の前で塞ぎ込み過ぎっ」


「…申し訳ありません」


「今さっき『もっと話しておけばよかった』といじけたばかりじゃないの …それとも、私との思い出作りはもう充分かしら?」


「ッそそんな事…!」


「無いなら、手始めに日課の野菜の収穫といこうかしら? そろそろ時間よ」


「…ぁ もう夜明け前… 失礼しました」


「業務に差し障りの無い時間に済ませようと言う意識は認めるけど、早起き遅寝じゃ集中力に差し障るわ」
「彼女も、自分の死後に、自分との間に、そんな思い出を作って欲しくはないでしょうし、ね」


「仰る通りです…」


「さぁって…今度のトマトは美味しく出来てるかしらねぇ?」


「今度は上手くいってる筈ですよ、きっと」


「根拠は?」


「“あの人”の亡骸から少々…切って乾かして粉にして、畑に撒きました」


「……私達、彼女が死んで悲しいなーって話をしてたのよね?」


「ですが、あの人も御嬢様の御役に立てた方が喜ぶでしょう きっと」


「……やるわね、貴女も 中々」


「光栄です」










【眠れる門の番龍 紅美鈴 ここに眠る】
投稿時にタイトルを間違える失態

『一時間以内で一話作る』をテーマに書きましたので、より一層中身がありません

最後の一文がやりたかっただけらしく(´・ω・)すまん
(また咲夜の死にネタかよ)→「そっちかいっ」と、画面の前で拍子抜けして頂けますれば重畳に過ぎまする
途中でオチが読めた方、すんませんorz  絶対ぇ誰かがやってるネタだってぇ(´・ω・)でも書く

『実は美鈴が咲夜より短命だったらor寿命間近だったら』てなのを思いつきまして
妖怪ってだけで長命なイメージありますが、もしそうじゃなかったら と
そうでなくとも、出会いが遅ければそれはもう遺された側からは短命に(略

○コメント返信(敬称略)
5:6、70台になっても裾長のメイド服着て背筋正してメイド長やってそうッスよねー
7:センスも皆無ですが、今後も頑張らせて頂きます!
8:まさにその一点のみに全てが賭かってた一作でしたので、ありがたい限りですorz 
9:仰る事は重々分かります(と言うか、書いた作者の感想まんまですわorz) が…この作品言うなればご飯も味噌汁も無い一切れのタクアン(=最後のオチ)の様なものでして…; 一応企画段階で内容の盛り込みも考えたんですが、一発ネタの前座を長く濃くするのもなぁと、短く薄いモノになりましたw;

http://id40.fm-p.jp/168/dtjajm/
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コメント



0.190簡易評価
5.80名前が無い程度の能力削除
咲夜さんは確かに無根拠に長生きしそう
7.10名前が無い程度の能力削除
本当に中味が無い。しかも自分で勝手に付けたテーマを言い訳にするとか何考えてるだか。
逆に時間かけたらもっといいものが書けるようなセンスも感じませんけどね。
8.90絶望を司る程度の能力削除
いったい我々はいつから咲夜が死んだと思っていたんだ......?
マジで驚いたので元の点数プラス十点で。
9.無評価名前が無い程度の能力削除
例えるのならば、最後のオチのためのデコレーションを自分勝手な理由で怠って大福にローソク乗っけたものをクリスマスケーキとして出しているようなものでしょうか。
面白くなりそうなネタだっただけに非常に残念です。