Coolier - 新生・東方創想話

そんなチカラの使い方

2014/05/26 06:53:27
最終更新
サイズ
1.38KB
ページ数
1
閲覧数
849
評価数
3/12
POINT
570
Rate
9.15

分類タグ

 風邪をひいてしまった。頭が痛い。
 半人半霊とはいえ、半人側は割と普通に人間の病気にかかる。
 一年に一回くらいは、こうして風邪もひく。幼少のころなどは、もっともっと病弱で、しょっちゅう体調を崩していた。
 でも、幽々子様に出会ってからは、少しはこの体もしっかりしてきたようで、風邪をひく頻度も下がってきた。
 それに、たとえ風邪をひいたって、幽々子様と会ったらすぐに元気になれるのだ。
 どんなに頭が痛くっても、体が熱っぽくっても、幽々子様と顔を合わせていると、本当にそれが収まってくる。
 やっぱり幽々子様は私のお仕えする方。
 幽々子様は私の生きる理由だから、幽々子様に会うと、この体も奮起してくれるんだろう。
 私にとって昔から、幽々子様は永遠亭の賢者にも勝る名医だった。

「あら、妖夢。体調がすぐれないのかしら」

 幽々子様のことを考えていたら、廊下でばったりと幽々子様に会ってしまう。
 すぐに体調の悪さを見抜かれて、少し恥ずかしいのもあり、うれしいのもあり。

「大丈夫ですよ、幽々子様。さぁ、ご飯の用意をしますからね」

 本当に大丈夫。
 だって幽々子様に会ったんだもの。
 この体はいっぱい頑張ってくれる。だってほら、やっぱり頭が痛いのも、収まってきたもの。

「そう、うふふ。楽しみにしているわね」
「お任せ下さい!」

 もう、体の重みも感じない。
 私は意気揚々と厨房へと駆けていく。
 やっぱり幽々子様は、私にとっての最高の名医なんだ。

 そうして走り出す私の後ろで、幽々子様はぽつりとよくわからないことを言っていた。

「それにしても、ウィルスって天国に行けるのかしら?」
ウィルスってそもそも生物とも無生物ともつかないよくわからない奴らしいんですが、ウィルス不活化=死と定義すれば、きっと幽々子様なら何とかしてくれる(希望的観測)
†姫神聖魔龍†
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.330簡易評価
2.70名前が無い程度の能力削除
強力な殺す力は救う力になるのか…
5.100非現実世界に棲む者削除
ゆゆみょんは私のファンタジー!!!
ありがとうございます!
(短いのがとても残念
8.70奇声を発する程度の能力削除
短かったけどよかったです