Coolier - 新生・東方創想話

花鳥風月

2013/12/18 21:44:17
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季節は瞬きをするかの如く移り変わる。あっという間に世界は桜色から純白へと変化し、彼女らの吐息も真っ白に染まる。心地よいはずの秋風は駆け足で立ち去り、残るは寒さのみ。赤と薩摩色に飾られていた紅葉など、そんなものは端っから存在しなかったかのような色褪せた殺風景。

 ──時代は”動”から”静”へと一変した。

「寒いな、寒い寒い。寒いといえば私ん家の食料の備蓄も寒い。いやはや、今年はついうっかりと貯めこむのを忘れてな、為すがままにガッツリ食べてしまった。でも、仕方ないよなぁ?食欲の秋が冬の前にあるのが悪いと思うんだ」

 日の光が現れて間もない朝明けの空の下、魔理沙は博霊神社に赴いた。食料の催促に来たはずが、催促が何時の間にやら上から目線になるのも恒例と云えばそうなのだろう。

「なぁなぁ、昨夜私は四食目を食べようとした時に気づいてしまったんだよ、その食すべき四食目が家の何処にも見あたらないってことにな。大事件だろ?私は隅々まで食料を探索した。茸でも生えてないかと箪笥の裏や机の下まで注視したが埃しかなかったよ。ん、流石の私も埃は食ってないぞ?探索は丑三つ時まで続き、遂に骨が折れた私はベッドに潜り込んで枕を濡らした・・・・・・私の胃袋の合唱付きでな?」

 どうどうと捲くし立てる魔理沙だが、霊夢は一向に意に介す気配を見せない。早朝に叩き起こされた彼女はお冠にキているのか、一人炬燵の中で籠に山積みされた蜜柑を頬張っている。

 ──この非常な巫女は私に飢え死ねとでも云うのか、魔理沙は憤りを感じた。

「とどのつまり、プライドが高い私が一念発起して食料を分けてもらいに来たわけだよ、お前は栄えある栄光の第一号だ。光栄だろう?」

 魔理沙はそそくさと霊夢の炬燵に相席する。すっかり冷えた脚を暖めると彼女も蜜柑を拝借し皮を剥く。果肉の芳醇な香りは冬特有の乾燥した空気で麻痺した鼻孔を擽り、誘惑する。

「な、いいだろ?分けてくれよ、後生だからさ。このままじゃ行き倒れて私が末代になっちまう。遺書にはお前が私を餓死させたって書いとくからな?あ、書いとくじゃない、実は既に書いてある」

 魔理沙はポケットから紙切れを取り出しちらつかせる。冗談なのか本気なのか定かではないが彼女曰く、『私はいつでも真剣だ!』らしい。

 ──蜜柑を頬張っている目の前で紙をチラチラさせている魔理沙がいい加減目障りになったのか、満を持して霊夢は開口した。

「変ね、未だ新年に突入していない師走の半ばの筈だけど、あんたは冬を越すためにどのくらいの食料をかっさらっていくつもりなのかしら?・・・・・・そうね、あんたが餓死するか、もしくは超絶お人好しな聖人君子の博霊霊夢が餓死するか、窮極のニ択、ね。まったく素敵だったらありゃしないわね」

 そう云うと暢気にお茶を啜りながら煎餅を頬張り始める。皮肉を垂れなが
らボリボリと煎餅の咀嚼音が魔理沙の耳朶を打つ。無慈悲な死刑宣告とも云える台詞が友人の口から出たのではあるが、魔理沙は一筋の望みを捨てきれなかった。

「むむむ・・・・・・なんて残酷な運命なのだ。神は残酷だ、非常だ。私が飢えで死ぬか、はたまた親友が飢餓で苦しみ往生するのを横で指をくわえて視ているだけか、私に選べと云うのか?・・・・・・すまないな、霊夢」

「何時の間にあんたが私の生殺与奪を握ってるのよ、立場が逆でしょーが、このやろ。・・・・・・実を云うとね、神社もこの冬を越せるかどうかの備蓄なのよ、あんたに食料をポンポンくれてやるほどの余裕なんて皆無よ」

 魔理沙は頭を垂れる。炬燵でぬくぬくと蜜柑と煎餅を食している身分の霊夢も経済的余裕がないと聞き、半ば嘘ではないのかと勘ぐった。彼女は涙目になりながらも博霊の巫女に潤ませた瞳で訴えかける。

「──蜜柑の山を視て調子に乗ったのかもしれないけどね、これは余裕がない私なりの精一杯の贅沢なの。可哀想だけど、他を当たってみたら・・・・・・?紅魔館なら裕福そうだし、気前よく分けてくれるんじゃない?」

 ノーと云われて大人しく引き下がる魔理沙様ではない、が・・・・・・取れるモノが存在しないのならばいくら足掻こうが結局は取れないということだ。霊夢からのお恵みを賜るというのがそもそも非現実的な噺だったのだ。大人しく霊夢の忠告を聞き入れると魔理沙は博霊神社を後にした。

──白黒の魔法使いは神社を後にしたその足で、吸血鬼が住まう一面紅色の館へと足を踏み入れた。朝を告げる雀の鳴き声は活発になり、妖精たちもちらほら見かけるようになった。

 時刻的には奴らはそろそろ朝食を頂いている頃合いだろう。紅魔館の主、レミリア・スカーレットは妙に規則正しい人間的な生活を送る吸血鬼だ。運が良ければ食料を頂戴したついでにタダ飯にもありつけるかもしれないと魔理沙は踏んだ。彼女は館の玄関へと勝手にお邪魔する。紅魔館の優秀なメイドたちによって隅々まで念入りに掃除されているからか、一片の埃も見あたらないエントランスは壮麗かつ優美な雰囲気に内包されている。

「おはよう御座います、こんな朝早くから珍しいわね。ところで、門番はまたサボってたのかしら?それとも、彼女を打ち負かしてきたの?」

突如、なにも存在しなかった眼前の空間にメイドが出現した。前触れもなく登場した彼女に魔理沙は腰を抜かしたが、すぐに平静を取り戻しいつもの調子に戻る。

「いいや、そのどちらでもないぜ。私は空を飛んで紅魔館の反対から飛んできたからな、門は潜る必要がなかったんだわこれがな」

 ふふーん、と上等な頓知を披露したかのように彼女は鼻を明かしたつもりになる。ところが、瀟洒且つ厳格なメイドは魔理沙の飄々とした態度に流されることもなかった。

「ふふふ、とどのつまり不法侵入ね。それにしても、今日はやたら自信満々のようね?普段は正門から堂々と盗みに入ってこないでしょうに、よほど私と手合わせしたいのかしら、盗人さん」

 咲夜は獲物の短刀を鞘から引き抜くと魔理沙にちらつかせる。正直、まいった状況に迷いこんでしまったと反省した。よほど日頃の行い、もしくは印象が芳しくないらしく、何の根拠もなく泥棒と決めつけをくらってしまったのである。ちなみに、魔理沙は言わずもがな、普段紅魔館で盗みを働いた自覚は一切合切なかった。実際は本を借りているだけなのだ、許可は貰った記憶はないが。

「おいおい、早まるな若者よ。私は喧嘩でも盗みにも来たわけじゃあない、”取引”しに赴いたわけだ。・・・・・・話せば長くなるかもしれないが、まぁ聞いてくれ」

 以上、霊夢にした説明を一言も漏らさずそっくりそのまま咲夜に伝播させる。彼女は退屈そうに客人の主張に無表情のまま耳を貸していたが、魔理沙の訪問の目的を理解すると途端に、メイドは冷ややかな視線を送るようになった。

「まさに生きるか死ぬかの瀬戸際なんだよ、この冬が私の人生の分岐点なんだ。頼むからレミリアに融通してくれないか」

 咲夜は感情のない非情な眼光を魔理沙に浴びせている。おそらくは魔理沙の生死など他人事、唯の自業自得だとしか考えていないのかもしれない。魔理沙はバツが悪くなると同時に、話を持ち出す相手を間違えたのではないかと悔やんだ。その時、彼女は思いもがけない台詞を耳にした。

「えぇ、いいでしょう。今日から春までの食料が入り用なのね?直ぐに手配するわ、お嬢様にも私から言付けしておきましょう」

 願ったり叶ったりの僥倖。魔理沙は予想外の展開に肩すかししつつも狂喜乱舞した。良く出来た予定調和に思わず大きな笑みが漏れる。

 日頃の良き行いが功を奏したか、なにやら順風満帆ではないか。そういえば朝飯を食っていなかったので腹もペコちゃんだ、紅魔館で食事を頂戴してやるとするか。レミリアはいつも朝食に何を食べているのだろうか?熱々のチーズで一杯のオムレツか?それとも、シナモンと砂糖をたっぷりまぶしたトーストだろうか。
 
 魔理沙が白昼夢に浸っていたその瞬間であった。

「幸せそうな顔して妄想に浸ってる処失礼だけど、貴女さっき云ったこと忘れてない?」

 さっき云ったこと?嗚呼、朝飯食ってないから奢ってくれって話か?あれ、そんなこと云ってたっけ?

「貴女、”取引”って云ったわよね・・・・・・?ええ、私は”取引”には応じるわ、”奉仕”はお嬢様一人で十分だけれども。つまり、こちらが食料を提供する見返りに何を貰えるのかしら?」

 魔理沙はあんぐりと大口を開ける、人間の血が通っていない冷酷メイドの非情な発言に不意を打たれたのだ。ついでに空腹も吹っ飛んだ。咄嗟に反駁しようとするがメイドが彼女の必死の弁解を遮る。

「あら、まさか取引材料なんて”元から無くて”、”取引”に来たっていうの?それはね、”取引”って云わないのよ、”物乞い”もしくは”乞食”っていうのね、お間抜けさん」

 間髪入れず、辛辣な物言いで魔理沙を圧倒する。侮蔑と忿怒が綯い交ぜになったそれに、厚顔な魔理沙も心を揺さぶられる。

「冬を越すだけの食料ってどのくらいになるのかしらね?道理を弁えない貴女のような客人にも、その日限りの食事にポン、と誘ってあげることはあるけれども、それとは訳が違うわよね。それと同様の値打ちがある品物がないのでしょう?」

 実際、担保に出す価値がある品など八卦炉ぐらいのものだ、勿論これを譲り渡す気などは毛頭無いが。

「貸してあげてもいいけど、一日で利子十倍。一生懸かっても返しておらうわよ?ね、世の中は貴女の脳味噌ほど甘美に創られてはいないってことね。他人にモノを請う態度ならなおさらのことではなくて?まったく、貴重な時間を無碍にしてしまったわ」

 メイドは辛辣な言葉を置き土産にし、その場を去る。魔理沙は彼女の後を追いかけようと試みる。駆け足で追うも、時間停止を使われたか忽然とメイドの姿が消えてしまった。
 館に一人佇立する魔理沙、彼女は初めて己を惨めと、哀れだとも感じた。彼女は決して傲慢な性格などではなく、唯、型にハメられた相応の存在になることを拒んでいただけなのである。

 しかし、彼女は型にハメられてはいなくとも、世の理から逸脱したイレギュラーな存在ではなかった。冗談混じりに飄々と請願したはずが、見事に心と計画を打壊させられた彼女には無様の一言のみが残される。

「・・・・・・物乞い?乞食だってさ。・・・・・・重々承知だよ、私は」

 ──反省とも自戒ともつかない曖昧な台詞は、静寂に包まれたエントランスに静かに木霊し、消えていった。



 それから一週間が過ぎた。冬を食いつなぐための貯金など当然あるわけがなく、商品と自称しているガラクタ共が売れる奇跡が起こるわけでもなく、ただただ必死に日々を食いつないで生きる為だけの生活が到来した。
 あの後というと、魔理沙は幻想境中を駆けずり回ったが、彼女なりの真摯な態度を表しても、施しを受けることは一向にままならなかったのだ。それは魔理沙に対する日頃の鬱憤だとか、単なる嫌がらせとかの範疇ではなく、どれも経済の事情に起因していた。


「──其れがさ、不思議なことでな、私やお前の神社の経済事情と等しく、幻想境全体が貧しくなってるんだよ。一筋の希望にしがみつくようにさ、紅魔館にもう一度出向いてレミリアと話を付けたんだが、吸血鬼も同様だ。お陰で近隣の村で物々交換やら、日雇いで畑を耕して食いつなぐ有様だよ。・・・・・・今年の冬はそういう時期なのか?」

 炬燵で暖を取っている霊夢はゆるりと頷く。彼女の一時の贅沢を謳歌してしまったのか、今日は山積みの蜜柑が見あたらない。囓る煎餅も切らしてしまったようで、質素にお茶を啜っている。
 彼女の傍らに魔理沙も座り込み、同じく暖を取る。霊夢も気が抜けてしまっているのか、先ほどから一言も発しない。

「そっか、そういう時期なのか、やっぱりな・・・・・・。こういうのってさ、周期で来るもんなのかな?いやはや、あの幽々子がさ、毎日腹六分目も食べられないって騒いでたぜ?食事の数も五回から三回に減らしたようだ・・・・・・。まったく、大層なご身分じゃないか?ここに日々二食もままならない可哀想な魔法使いがいるってのにさ?・・・・・・嗚呼、また腹が鳴った」

 魔法使いの腹が唸る、同様に巫女の腹も叫びを挙げる。腹の虫の合奏は奇妙にも、端から見た彼女たちの一体感を高めていた。
 数分の沈黙の後、無駄に消耗したくないのか今まで押し黙っていた霊夢が突然開口する。

「周期・・・・・・とはちょっと異なるかもね。・・・・・・確かに一定の間隔で飢饉や飢餓は起こってきたけれども、それは昔のお話。現象の発端も刻々と流動的に変化しするものよ?・・・・・・これは、そうね、外の世界でマズい事が起こっているのよ」

 マズい事、例えば何なのであろうか、魔理沙は訊ねる。一刻の逡巡の後、霊夢は返答した。

「例として挙げてみれば、大きな戦いとか、間接的に食料が必要になる現象もあるわね。とは云っても、今この広い世の中で兵站なんて如何様にも処理できそうだけどね・・・・・・。となると、私が予想しているのは、人口の増加ね。・・・・・・此処には外で使われなくなったモノが流れ着くのは知っているわよね?」

 幻想境には現代に不必要、何時の間にか利用されなくなり忘却されたモノ、もしくは幻想的な事象、アイテムなどが流れ着くのは公然の事実である。そういえば、冥界近くの彼岸花畑には色々な珍しいモノが落ちているな、交換に使えるかもしれない、と魔理沙は思った。

「それと同じよ、外の世界で食料が必要になった・・・・・・あるいは足りなくなってきた、と云えるんじゃないかしら。増えすぎた人口の結果、外の世界の食料のパワーバランスに綻びが生じ、幻想境に回される筈だったご飯はお釈迦。まー、私たちは外の世界に頼りすぎていたのかもねー、時が解決してくれることを祈るしかないわね」

 そう云うと霊夢はゴロンと寝っ転がる。不貞腐れた様に気の抜けた欠伸をすると不安げに彼女を見つめている魔理沙の視線に気が付く。

「なーに柄にもない顔してんのよ、だから云ったじゃない、あくまでも私の予想だって。大体、私は外の世界なんて紫の受け売りでしか知らないし、あんたがさっき云った周期が回ってきたのかもしれない。・・・・・・何にせよ、何れ時間が解決してくれる問題よ」

 そういえば、既に紫は冬眠に入ってしまったのだろうか?境界を操り、外界と交信できる彼女に外の世界の状況と現在の幻想境の食料不足に対して物申して欲しいものだが・・・・・・。
 そうして霊夢は活発に鳴こうとする胃袋を自制しつつ、今晩の食事に対して思いを張り巡らせる。──やはり、節制と倹約のみでは今年の冬は越せそうにない、魔理沙のように考えたくもない事を考える実行する必要がありそうだ、と懸念した。

 そうして、”動”から”静”に突入した季節は、幻想境の住人達を”能動的”から”流動的”に成らざるを得ないことを強いた。仲睦まじく炬燵で体を暖めている二人を余所に刻一刻と世界は形状と在り方を変化させ、たびたび住人を困惑させるのだ。霊夢は実感した、外界と隔絶された幻想境も外と地続きなのだ、受けない影響など実のところ皆無なのだと。

 しばらくは宴会を開く余裕もないだろう、酒も自重すべきなのかもしれない、冬ざれこそ飲酒が捗るものだが・・・・・・。そういえば、倉に一升瓶がちらほら余っていたな、景気付けに魔理沙とパーッと飲むのもアリかもしれない。霊夢が炬燵から腰を上げた時だった。

「こんにちは、今日も寒いですねぇ。見てくださいよ、手に霜焼けが出来ちゃってムズムズするんです」

 顔を出したは東風谷早苗。見れば障子の隙間から垣間見得る彼女は何本も酒瓶を抱えているではないか。開いた戸からすきま風が流れ、乾燥した空気に触れた肌が鳥肌を立てる。霊夢と魔理沙の視線が予想だにしなかった客人の土産らしき物に集中する。

「あ、これですか?今年は作物が大不作で何処もかしこも辛気臭いですよねー。そんなわけで、モヤモヤした気持ちを晴らすためにみんなでグビーッとやろうかと!」

「そりゃ私としたら大歓迎ね。みんなって云っても私と魔理沙、早苗含めた三人しか居ない寂しい宴会だけどね」

「あら、寂しくはならなそうですよ?ほら、外を見てください」

 もしやと駆けだした魔理沙が半開きの障子を全開にすると、同時に霊夢と魔理沙は網膜に移る光景に目を疑う。そこには先程までの時化って鬱屈しきった気持を一瞬で心変わりさせるほどの情景が広がっていた。

「不思議ですよね、ここには自然と人が集まるみたいです。何だかとっても暖かいですね」

白玉楼の亡霊お嬢様一行、紅魔館の吸血鬼一味、永遠邸のお姫様とウサギ達。そこにはかつて敵対しつつも今では手を取り合い、同じ杯の酒を酌み交わす仲間達がいた。昨日の敵は今日の友という諺を連想しつつも、霊夢は彼女らを屋内へと誘う。彼女たちが持ち寄った酒の芳醇な香りが鼻孔をつつく──。
 
 ──四季は瞬きをするかの如く、一瞬で”動”から”静”に移り変わる。それでも、時代と人は刹那の逡巡を糧に、経験をバネに、陶冶し成長する。今、霊夢と魔理沙は清々していた──。


 夕暮れの黄昏時、キンキンに冷えた冷気が日没を誘い、満月は宵に宴を開かせる。外気に反してほっこりと暖まった心が、霊夢にふと独り言を漏らさせた。

「花鳥風月花水木、ね──」
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コメント



0.480簡易評価
2.30非現実世界に棲む者削除
霊→麗
境→郷
邸→亭
なぜだか不快感が湧きましたが気のせいなのでしょうか。
7.60名前が無い程度の能力削除
非常な巫女
非常だ
レミリアに融通

 読解力が足りないせいか、何が言いたいのか、結局何の話だったのかさっぱりわかりませんでした。話の本筋がわからないばかりか、今その場で話している内容とすら関係ない節が割り込むせいで、わけがわからない。
 魔理沙が品性を欠くみじめでみすぼらしい乞食になって持てる者たちに足蹴にされる話。ならそれはそれでわかりますが、それだと後半部分の位置づけがわからない。突如幻想郷に舞い込む食料不足問題。本来なら結界の管理者を問い詰めるだとか、異変扱いして食料を買い占める悪徳業者妖怪をぶちのめすとか、して解決するところを、なぜか外の世界の話を始める。無知な霊夢さんはよりにもよって「人口増加」などという、開発経済学のテストで書けば0点必至の回答を何の根拠も無しに出す始末(せめて「二度にわたる緑の革命がコストプッシュによりむしろ農産物価格を高め、これにバイオエタノール需要が入った結果、貧困による飢餓が深刻化している」だとか、地球寒冷化とかいっそ核戦争を起こすとか…)。ついでに言うなら、「パワーバランス」すなわち"Balance of Power"は外交や国際政治学で用いられる幅の広い概念で、軍事バランスや勢力均衡などを指すのに使われる言葉(だからこそ幻想郷のパワーバランス)。ここでは「需給バランス」が正しいです。
 で、終盤に突如説明もなしに始まる"動"と"静"の話。ついていけませんでした。"能動的"の対義語は"受動的"です。解釈するなら、二人して乞食モードになっていたところ、資産家で備蓄のある友人たちが酒を恵んでくれたのでうれしい、ということでしょうか。特に最後の十行程度は意味不明。何を言っているのかさっぱりわからないし、なぜ霊夢と魔理沙が清々(気に入らない妖怪をぶち倒したときに使う言葉)しているのかもわからない。ほっこりは(広く使われているが)一応誤用です。そしてトドメとばかりに、情景描写もきれいな風景も無いのに突如出てくるタイトルの花鳥風月ハナミズキ。文脈的には、「雪見より団子」がふさわしいでしょう。
それから、漫画的表現として・・・・・・を過度に使用しているフシがありますが、…のほうがおすすめです。

 結局何が書いてあるのか読み取れず、修行不足を痛感するばかりです。もっと読解力を鍛えなければ。
8.40名前が無い程度の能力削除
>どうどうと捲くし立てる魔理沙だが、
「堂々と」か「滔々と」か。どっちの意味なのか計りかねたり。ほかにもこの後に続く文章で、
>彼女はお冠にキているのか、
「おかんむり」だけで怒ってる表現になります。「あたまにくる」のとごっちゃになったんでしょうか。
ところどころで色々引っかかってしまうので惜しいな、なんて思いました。
曖昧でも知ってるからと不精しないで、辞書をその都度引いたらいいかもしれません。
お話についてですが、もう他の方が仰ってるようになにをテーマにしたかったのかな、と首を傾げました。
「魔理沙はじつはこんな苦労人」「霊夢はみんなにモテモテだよ」「今の外ってなんか大変みたい」などなど主眼が定まりません。
書きたいことが多すぎたのか、もともと書きたいことを決めてなかったのか、どうもすっきりしないなー、と。
書き上げてから「俺は伝えたいことをぶれずにかけてるか?」ということを念頭において、一度見返したらお話がまとまると思います。
16.60名前が無い程度の能力削除
花映塚を思わせる内容や仰々しい台詞回し、軽妙酒脱なやりとりなど悪くないだけに、陳腐な酒オチに納めてしまっているのが惜しいところでした
17.100名前が無い程度の能力削除
単に不景気に対しての心持ちみたいな話なのかな?
その原因や理由は不明だけど、それはどうでもいい
ただ不作で皆貧しいけど、皆の絆というか何かはあるみたいな
個人的には周りの自然とかってピンチの時とかに、ああ俺は悩んでいるが自然はいつも道理そんなの構わず綺麗だなあ。
とかそんなことを思っちゃうので何とと無く霊夢の気持ちがわかります
まあ、呑気というかもっと緊張感持つべきですし状況の解決に向けて右往左往するべきかも知れないですけど
20.30名前が無い程度の能力削除
前半の出だしは悪くなかっただけに、終盤が残念でした。
宴会の楽しい雰囲気で流す流れなのかな。でも、その直前に外の世界の現実的な話が持ち出されてただけに、それでストーリーを〆られても……
外の世界の話もほのめかすだけで中途半端だし、一体なにがしたかったのか何とも言えない消化不良感が残ります。