Coolier - 新生・東方創想話

霊夢外伝

2013/10/25 13:59:18
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ある日、霊夢はぼんやり空を眺めて紫にこう尋ねた。
「ねぇ、紫」
その言葉を聞き紫は姿を現した。
「あたしが幻想郷に来た理由ってなんだったの?あと小さい頃ってどんな感じだった?」
紫は少し考え次のように答えた。
「そうねぇ、あなただって元々は外の世界へ居たわ。それでね、あなたの両親の職業は神主と巫女だった。二人ともまじめな方だった。あなたはそんな家庭に生まれたの。あなたの両親はもちろん可愛がってたわ。でもね、ある日あなたのお父さんのところに一人の男が訪れるの。その男には凶悪な霊が憑いていたわ。あなたのお父さんはそれを見て驚いてた。男はね、なにやら死んだ元交際相手に怨まれたらしいの。その念は恐ろしく強かった。そしてすぐお祓いをしようってことになって儀式が始まった。儀式は1時間ほどかかった。でもどうしてもその男から悪霊は離れなかった。もちろんいろんな手を尽くしたわよ。でもだめだった。そこであなたのお父さんは男に少し待つように言って、巫女であるあなたのお母さんとある相談をしたの。その神社には代々伝わるすごく強力なお札があった。そのお札を使えばどんな邪悪な魔物も取り除ける。でもそのお札を使うにはある条件が必要だった。その条件とは自分の命と引き換えに悪霊を取り祓うというものだった。もちろんあなたのお母さんはそんなことをするのは大反対だったわ。でもね、あなたのお父さんも人がいいからどうしても男を助けてあげたかったの。とうとう話し合いの末自分の命をかけた男のお祓いは決定した。そしてそのお札を使い儀式をやり終えやっと男から魔物は取り除かれたわ。あなたのお父さんは儀式が終わると同時に地面へ倒れこんだ。すぐに病院に搬送されたがやはりだめだった。症状は心臓麻痺だという。数日後男から多大な報酬を受け取ったあなたのお母さんはお金とまだ小さいあなたを置いて夫の死であまりのショックを受け自殺した。一用あなたの面倒は親戚が見ることになってたらしいけど私はあなたを幻想郷に連れて来た。あなたは神の子だから幻想郷にある博霊神社で私が育ててきた。幸い博霊神社は元々誰も住んでいなっかた。というのも神社の建設中にそこの神社の神主になるはずだった人が妖怪に襲われて死んじゃったのよ。だから私がそこの神社を引き取った。あなたのお母さんが残してくれたお金でね。霊夢は小さいころよく私になついてたわ。私が八雲家に行くにも食材を買いに行くのも付いてきてたわねぇ。そんなあなたにもお友達は出来たわ。森に住む魔法使いとは本当に仲がよかった。そうそうよくあなたは天狗の新聞記者を怖がってたわ。きっとあの新聞記者が何度も取材してくるのはあなたの存在が物珍しかったのよ。」
紫はそう語り先ほどまでは空を見ていた顔を霊夢に向けた。
霊夢は少し悲しい顔をしながら微笑んだ。
紫は続けてこう言った。
「あとね、今まで内緒にしてたけどあなたのお母さんはあなたに手紙を残していたわ。お金が入った壺の中に一緒に入ってたのよ。」
霊夢はびっくりした顔で紫を見つめた。
紫は封筒に入った手紙を取り出し読んだ。
「霊夢へ、今あなたは何歳かしら?親戚の家では元気にやってる?私もあなたをもっと育ててあげたかった。お父さんとは違って心が弱いこんなお母さんを許してください。あなたのお父さんは人のためなら自分の命も惜しまないとても勇敢な人だったはわ。でも私はお父さんが居ない世界では立ち直れなかった。こんな小さいあなたを残して天に行くなど非常識すぎると思った。本当に霊夢には謝っても謝りきれないわ。こんなお母さんが言うのもあれだけどあなたには私と違ってもっと心が強い女の子に育ってほしいと思っているの。そう、お父さんみたいにね。いつでも人のことを想い困っている人が居れば助けてあげてほしい。そんな優しい心の持ち主になってほしい。大丈夫、あなたにはそれが出来る素質が生まれながらあるのよ。霊夢には生まれてきてくれて感謝してるわ。本当にありがとう。これからもがんばってね!お母さんより」
霊夢はその手紙の内容を聞き涙した。霊夢は初めて両親のこと、小さかった頃のこと、幻想郷に来たきっかけを知った。
紫は手紙をしまい霊夢に差し出しまた隙間に消えていった
霊夢は涙を拭き手紙を懐にしまい空をみあげにこっり笑いこう言った。
「お母さん、私を生んでくれてありがとう、あたしお母さんの分まで一生懸命生きていく。」
「紫もありがとう、、、」
今回2度目の投稿になります!最初の投稿でいろいろなアドバイス付きコメントを頂きありがとうございました。
やはり長編はちょっと難しいのでまた短い話になってしまいました。またアドバイスや感想などをくれるとうれしいです!
village
kensin.0siki@icloud.com
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コメント



0.140簡易評価
1.60名前が無い程度の能力削除
少なくとも前回よりはマシになった。
ストーリー的には、紫が重大なことをあっさり打ち明け過ぎで不自然かな。
文章的には、鍵かっこの中が長すぎ。何処かで切って霊夢と紫の心情ぐらいは入れないと。それと、やっぱ短すぎる。短編と言ってもよっぽど切れるネタじゃないのなら最低10kbは必要。今度はそれくらいを目指してみよう。
前回に比べれば文章もまとまってるし、ストーリーも其れなりに分かる。だけど、人を感動させるには、まだまだ足りない。文中の言葉をみれば、貴方が持っている世界観がとてもいいものだと言うのはなんとなく感じ取れる。あとはそれを綺麗な文にして表現するだけ。いろいろな作品を見て学んで、より良い作品が作れるように頑張ってください。
期待を込めてこの点数で。
3.30名前が無い程度の能力削除
分量については無駄にダラダラ長く書けば面白くなる訳でもなく、むしろ短編の方が短い中で読み手の心を掴まなければならないので難しいんです
と言う訳で、構成やストーリーは展開をよく練ればもっとよくなるはずです
作品の内容はクセのないストレートな内容で、SSらしいSSで悪くないと思いました
6.70おちんこちんちん太郎削除
私も長いのは苦手です。一緒に頑張りましょうね。
幼い霊夢が文を怖がると言うのは、すごく可愛い気がしますね。
8.50名前が無い程度の能力削除
誤字報告
博霊 ×
博麗 ○

凄く多い誤字なので気をつけてくださいね

話の内容自体は結構好きですよ

会話分を少し区切ったほうが読むほうとしては読みやすい、かも。
10.50非現実世界に棲む者削除
この部分に関して私が言うのも本当にあれなんですが...

台詞は短く、所々切ったほうがよろしいです。
他の方もいっていますが、動作や心情の描写を入れた方が見栄えがすると思います。
わざわざ言うのは重要だからです。私も人のことは言えませんが...
とはいえ前作よりは良いと思います。
これからも頑張ってください。
11.無評価名無し削除
誤字報告×一用○一応、後は他の方も言ってるように改行を使いましょう
12.50奇声を発する程度の能力削除
前回よりは良くなってると思います
頑張ってください
13.60絶望を司る程度の能力削除
確実に前回より良くなってるので、この調子で頑張ってください。
話の内容はとても好きですよ
15.40名前が無い程度の能力削除
酷い父さん母さんだ…