Coolier - 新生・東方創想話

2011/08/18 18:01:18
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ダウジングロッドが今までに無い強烈な反応をしめしたためお宝を探っていた
ナズーリンは命蓮寺風呂場の脱衣所で固まった。
『この状況はいったいどう言う事だ?』と自分に問うてみた。
しかし答えは見つける事が出来なかった。

彼女の視線の先、脱衣所の壁がある。
ただその壁にはおかしな所がった。
壁から生えていたのだ。
一糸纏わぬ尻が。

「ふむ……」

ナズーリンは短く言葉を発して気持ちを落ち着かせる。
と言うのも壁から生えている尻がとても素晴らしい形をしていたためだ。

「見事だ」

目の前の尻の美しさに思わずそう呟いていた。

まさにこの尻は宝であった、ダウジングロッドの反応の強さも頷けた。
それ程までに壁から生えている尻は、そん所そこらの尻とは格が違っていた。
俗に安産型と言われる形、緩やかで形の整った曲線、軟らかく、しかししっかりとしたハリが
ありそうな見た目はまさに芸術と呼ぶに相応しかろう。
これほどの尻にはそうそうお目にかかれない。

言うなればこれはまさに神の尻、尻神様に他ならない。

「まさか毘沙門天様だけでなく尻神様まで祀っている寺だったとは……」

自分はこの寺を、この寺を作った聖を少々侮り過ぎていたかも知れない。
あの女、毘沙門天様はともかく、これ程の尻神様を呼び出すとはどれ程の法力を持っている
と言うのだろうか?

ナズーリンは背筋に冷たいものを感じていた。
そして、それと同時にナズーリンはある衝動に駆られていた。

ダウザーとして、宝を見つけた時の性。

『この宝を手に取って見たい』

ナズーリンの感情はその一色に染まっていた。
だが寸での所で理性がソレを許さなかった。
己の身は毘沙門天様に仕えるただの一妖怪に過ぎない。
そんな者が恐れ多くも尻神様に触れる事等許されるだろうか?いやきっと許されない。
だが今を逃せば、もう二度とお目にかかる事は出来ないかもしれない。

ナズーリンは葛藤した。

自分より遥かに上位の存在である神に己の欲望のままに手を触れたい等、卑しい下賤な考えは許されるはずがない。
これ程の尻神様にただで触れる事など許されるはずはない!!

そこでナズーリンは考えた抜いた結果

「ペタリ」

擬音を付けて触ってみた。

「ひゃああああああ!?」

すると不思議な事に尻神様が悲鳴を発した。
しかもその声には聞き覚えがあった。

「この声は、まさかご主人か!?」

そう、尻神様の声は主人である寅丸星に酷似していた。

「そ、その声はナズーリンですか?た、助けてください!抜けなくなってしまったんです!!」

壁に生えている尻神様からナズーリンの疑問を肯定する答えが返ってきた。
言われて周りを見れば星の物と思われる服が散らばっている。
恐らく脱いだ服を踏み、滑って壁に突っ込んだのだろう。

しかし、ナズーリンにとって何故星が壁に突っ込んでこの様な状態になっているのかなど
些細な事でしかなかった。
何故ならそんな星のドジなど気にならないほどの衝撃を受けていたからだ。

『何と言う事だ』と驚愕した。
ご主人は毘沙門天代理を任されているだけでなくまさか、尻神様でさえあったと言うのか!?
もしや毘沙門天様がご主人を毘沙門天の代理に選んだのは彼女に尻神様が宿っているの見抜いたからかも
しれない、だとすれば毘沙門天様の眼力にはもはや脱帽する他ない。

改めて壁から生えている尻を眺めつつ、ナズーリンは緊張感から口に溜まった唾液を飲み込んだ。
ゴクリと言う音がやけに耳に響いた。

「あ、あのナズーリンですよね?早く助けてください、先ほど足を滑らせて壁に突っ込んでしまったんです
私の力だけではどうしても抜けないんです、お願いですからそちらから引っ張ってください!!」

星のその言葉にハッとした。

「あ、ああ、すまないご主人、つい見惚れていた」

「?とりあえず引っ張ってください!」

何に見惚れていたか星は聞かなかった。
気付かなかった、否気付くはずがなかった、まさか己の尻に神が宿っていようとは気付くはずがない。

「まかせたまえ!」

ナズーリンは言葉と共に力強く足……ではなく尻を掴んだ。

「ひやあああああああ!?」

突然尻を掴れて再び星は悲鳴を上げた。

「ナズーリン足を掴んでください!足を!!」

星のその叫びはまたもナズーリンの耳には届いていなかった。
何故なら彼女は再び驚愕していたからだ。

思わず手を触れる所か掴んでしまったが、そのせいで自分の目に狂いが無かった事が解ってしまった。
星の尻は何時までも揉んでいたい衝動に駆られる適度な弾力、まるで吸い付くかのようなキメの細かい肌の質感
まさに芸術品と呼べる丸く整った形、そして何よりも軽く尻の表面に浮かんだ汗がとてつもないエロさを
かもし出していた。
決して下品ではない、そう、絵画や彫刻に見られる様な美を追求したエロさがそこには在った。

この美を表す言葉をナズーリンは捜した。
しかし神の美を表現する言葉など、そんな言葉などあるはずがなく

「くっ」

ナズーリンはこの美を上手く表現できない不甲斐無さを呪った。

「ナズーリン聞いていますか!?」

先ほどの問いの返答が無いため星は不安になり確認のために声を発したが
ナズーリンは無力さに打ちひしがれていた(尻を揉みつつ)。

自分の無力さ、情けなさ、何よりこの揉み心地のよい尻!
何故言葉とはこんなに無力なのだろうか?
この気持ちを表現する言葉は何故ないのだろうか?
もっとこの世界に言葉があったのならば自分はこんな無力感を感じずにいられた事だろう。

無力さと不甲斐無さに打ちひしがれる彼女の頬に涙が伝った時、天啓は訪れた。
それはまさに神からの言葉だったのだろう。
突如思いついたその単語は最初からこの世界に存在する言葉に感じた。
そしてまさにこの気持ちをもの美しさを伝えるのに適した言葉だと心から思った。

ナズーリンは悔しさからの涙ではなく、一転して感動の涙を一筋流しながら短く、しかし深い
溜息のあとにその言葉を呟いた。

「まロい」

と、丸くそしてエロい、この悠然なる神の美を表す言葉を発した。

「は!?何を言ってるんですかナズーリン!?」

星は突如不可解な言葉を発したナズーリンに慌てて質問をぶつける。

「す、すまないご主人、ご主人の尻があまりにも美しかったために、私は心を奪われていた」

しかし慌てていたのはナズーリンも一緒だった。

「何を言ってるんですか貴女は!?正気ですか!?」

星の言葉はもっともであったが、ナズーリンにはやはりその言葉は届いていなかった。

今まで見た事もない素晴らしき尻神様にソレを表現するに相応しき言葉、短い間に様々な
感動や発見がありとても正気ではいられなかった。
だがそれでも自身の正気を保つ為にナズーリンは叫んだ。

「ああ、私は正気だよ、しかし、こんな素晴らしき美を……、まロい物を見て感動しない方がおかしい
というものだよ、おかげで先ほどから私のダウジングロッドはビンビンに反応しっぱなしだ!!」

「ソレ凄く下品に聞こえますから止めて下さい!」

「しかしだね本当に反応が凄いのだよ、宝塔等比べ物にならないほどにね」

「そんな事はどうでもいいですからは早く引っ張って抜いてください」

身動きがとれないこの状況に身の危険を感じ始めた星は直ぐに助けてくれる様にナズーリンを急かす。
もし第三者がこの場にいたのなら宝塔をそんな事扱いする二人にツッコミを行なった事だろうが
ここには悲しいかな二人以外誰もいなかった。

「ああ、任せてくれ!だがその前にご主人一つお願いしてもいいだろうか?」

「な、何ですか?」

星は、力強い返事と共に返ってきたお願いにもはや嫌な予感しか感じなかった。

「何、身構える事はない、ご主人は少しの間ジッとしていてくれればいい、そうしていれば
すぐに済む事だ」

ナズーリンの言葉の直後尻を撫でられる感覚を星は感じた。
しかもただ撫でられているのではなく何かヌルヌルする物を塗りたくられている感じがして
思わず叫んだ。

「何をしているんですかナズーリン!?」

「ああ、ちょっとご主人の尻の型を取らせて欲しいだけだ、安心したまえ今塗っているのは油だ
しっかり下準備をしないと石膏が乾いた時綺麗に剥がれな、あ、コラご主人暴れるのは止めたまえ!
形が崩れてしまう」

「何を考えているのですか貴女は!?」

「うむ、ご主人のこれ程のお宝を私一人が独り占めするのはよくないと思うのだよ、だから型を取り
広く民衆に伝わるように『民衆に私の尻を晒す気ですか!?』」

言葉と共に暴れるのを星は止めない、むしろ動きがドンドン激しくなっていく。
そのため上手く型取りが出来ないわけだが、まぁその、目の前で激しく動く尻というのも
うん、悪くない、型取りをして量産した後では見る事が出来ない光景だ。

ナズーリンは目の前の光景を目に焼き付ける事にした。

しかしソレがいけなかった。
目に焼き付けようと顔を近づけたため星の足に首を巻き取られてしまった。
巻き込まれた表紙に激しく動いていた事もあり身体が首ごと引っ張られ太ももに挟まれる形で固定された。

「う、ぐっ!」

「よし掴んだ!」

星は足に力を込める。
ナズーリンは慌てた。
太ももに挟まれる形で捉えられてしかも星は力を加えていく、それにより首が絞まる形になり
このままでは上手く呼吸が出来ず意識を失いかねない。
そうなっては尻の型を取る事が出来ない。

だがある意味で言えばご主人の太ももに挟まれるなど幸せ以外の何物でもない。
そして何よりも太ももに挟まれる形になっているからこそ見える景色と言うモノもある。

「くっ、ふ」

ナズーリンはこのまま幸せに身を委ねるか、すぐに抜け出して型を取る迷った。

そしてナズーリンは抵抗する事を止めた。
それは星の足に込められた力から抜け出すのは不可能と悟った事とこのまま抜け出すには
あまりにも惜しい光景が目の前には広がっていたからだ。
薄れていく意識の中で『今見ているモノを生涯忘れない』と誓いをたて全てを受け入れた。
彼女にただ一つ後悔があったとすれば尻の型を取る事が出来なかった事だろう。



――



しばらくして星は壁から無事救出された。
その際ナズーリンも星の太ももから助け出された。

その時ナズーリンはとても満ち足りた表情をしていたという。
何て言うんでしょうか暑さに頭がやられたんです、私もこのナズも
うん、えーとすいませんでした。

今回ナズのモデルになったのはとある小説に出てくる変態です。
ですが彼は今まで私が読んできた小説の中で男性キャラなら一番好きなキャラになります。
誤解を招きそうなので自己弁護しますが、だからと言って決して私が変態というわけではりません。
ですが星の尻は撫で回(ry

最後まで読んでいただきありがとうございました。本当にありがとうございました。
少しでも楽しめたのなら幸いです。


奇声を発する程度の能力様
女性は胸だけじゃないよ!(`・ω・´)
って事で星ちゃんの素晴らしき神尻を伝えるためのお話です。

oblivion様
アタイ許された!

SARAyear様
星は美尻!コレは譲らない、譲れない!(`・ω・´)b

7様
尻神信仰は儚き人の為に

ぺ・四潤様
この言葉考えた方の作品が大好きなんです、いろいろ破壊力ある言葉、言動が多くて
まロいはその中でも特に好きな言葉ですwww

20様
き、今日は涼しいですよ?そんな、暑い日が続くからってこんな感じで壊れるのはもう……
無いとは言い切れないorz、……あ、暑さが悪いんだ、お、俺は悪(ry

26様
星ちゃんは美尻です。

ワレモノ中尉様
ぶっ壊れたナズでずがね、きっと冷静になって自分の行動を後悔……しないな、尻の型を取れなかった事を
後悔するだけですねこのナズは、きっと

Tes.様
Tes.もう八年になりますね、読み終えると続きを楽しみにして時間を惜しんで読んでいた記憶があります。
フラグ回収が凄く良かったと記憶がある作品で未だに一番好きなラノベですね。

ずわいがに様
ふむ?そういえば元ネタの方の医療担当先生も年齢不詳のBBAでしたね……
おや?ハハハ、見てください永琳先生が物凄い勢いで戻って来(ry

41様
彼はラノベ史に残る素晴らしき変態だと思っております。

42様
HG(えっちぐれーど)ですね?解ります。
きっと次はMG(まロいぐれーど)1/6も作る事でしょう。

コメントありがとうございました。
H2O
http://twitter.com/H2Oekijou
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コメント



0.2090簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
何だこれww
2.100oblivion削除
あぁん?
仕方ないね
6.100SARAyear削除
え、何これは(大満足)

ほんと星の尻はまロいなあ……
7.100名前が無い程度の能力削除
お尻は世界に光をもたらす
幻想郷に光あれ
10.90ぺ・四潤削除
「まロい」というたった3文字に秘められたこの言葉の力はどういうことだ……!
頭がやられてるようですがまあ暑いからしょうがないんじゃないでしょうか。
20.70名前が無い程度の能力削除
そうだな。これだけ暑けりゃ仕方がないな。
そしてまだまだ暑い日は続くんだろうなぁ…(チラッチラッ)
26.100名前が無い程度の能力削除
ほう
37.100ワレモノ中尉削除
夏だったら仕方ない。
こんな感じのナズが大好きな自分には最高の作品でした。ゴチです。
38.70Tes.削除
終わクロか、懐かしい
もう8年近く前のラノベになってしまうのか
39.80ずわいがに削除
永琳先生、こいつです!
重症です、早く何とかして下さ……先生が逃げたぞーっ!!
41.90名前が無い程度の能力削除
佐山君臭しかしないwww
42.80名前が無い程度の能力削除
このナズはきっとアリスに頼んで1/8寅丸星作ってそうですね
58.100名前が無い程度の能力削除
変態ネタもここまで突き抜けるとかえって爽快です。
あーひどかった!