Coolier - 新生・東方創想話

小町の本当になんでもない一日

2011/06/11 22:42:58
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今、なぜかあたいの前にチルノがいるんだよ。訳わかんねぇよ。どうやってここに来たんだよ。ここは三途の川だぞ? なあ、どう思うよ。.......って誰に話してるんだろ、あたい。
「なあ、何でお前さんがここにいるんだ? ここは三途の川。死んだ奴しか来れないんだ」
「あたいはチルノ! 最強の妖精よ!」
あ~やっぱりだめか。話が通じない。ほんっとふざけんなよ。こんなバカと話してる姿を四季様に見られたら、またお仕置きだよ。ここは何とかやり過ごしてとっとと帰ってもらおう。うん、そうしよう。
「なあ、チルノ。お前さんは妖精だからここに来ることなんて無いんじゃないのか? どうせ妖精は殺られてもすぐ復活だろ?」
「あたいはそんな事しなくても不死身よ!」
今気付いた。こいつと一人称の呼び方かぶってる。こんな奴と共通点があったなんて夢にも思ってなかった。ああ、夕日が目に眩しい。もうこんな時間か。マジで早く帰ってくれよ。サザエさん始まっちまうからよ。せめて録画させろよ。
「あのさ、マジで何しに来たの?」
「これを渡しに来た」
どこから出したのか、チルノが右手に紙をぴらぴらさせている。まさか.........バーゲンの広告!? でかしたチルノ! やっぱ帰るな、抱きしめてやる! あ、でもサザエさん始まっちゃうからやっぱり帰れ。
「どれどれ。今回はキャベツかなぁ~? ゴーヤかなぁ~? それとも卵?」
受け取った紙に書いてあった内容を見てあたいは絶望した。予想と1800°くらい違ったからだ。5回転しちゃったよ。富士急の『ええじゃないか』じゃないんだから。あたい乗ってみたいんだよね、あれ。でも四季様が泣いて拒むから行けないんだよ。.........って誰に話してるんだろ、あたい。とりあえず読むか。怠いが。





【宜言】
あたい――さるのは三図のかはを絶体にみないからな!

(皆様に判り易く要約)
宣言。チルノは三途の川を絶対に見ません。






「見てんじゃん」
「......................」
「......................」
あれ? まさかのNGワード? ヤバイ。白け度ハンパない。少し寒くなってきたな。たぶんこいつのせいじゃない。あたいのせいだ。あ、チルノくしゃみしちゃったよ。氷の妖精が三途の川見ながらくしゃみしちゃったよ。どうする、あたい。この白けた空気を正すか、それともこのバカを無視して家にダッシュで帰ってからサザエさんを見るか? 否、バカには負けん!
「寒いぞチルノ。帰れ」
「うぉぉぉー何だぁ!? 降参か?」
「ああ、降参だ。正直お前さんが怖くて今夜は眠れそうにないよ」
「ははは! あたいを恐れ敬いなさ....へックション!!!」
どんだけ寒いんだよ、あたいのツッコミ。ああ、情けない。こんなバカ相手に白けムードを作ったあたいが情けない。
「へいへい。毎晩崇めますよ。ほら、とっとと帰った帰った」
ピューとチルノが日が落ちた夜空へ飛んで帰って行った。飛行機雲のように冷気が残っている。
「やっと帰ったか.........」
マジで疲れた。何であいつが来るんだよ。てか、本当にどうやってここに来たんだよ。あとで四季様に聞いてみよう。それにしても、くしゃみしたチルノ、少し可愛かったな。まあ、偶にはこんな会話もいいよねって......
「サザエさん終わっちゃう!!!」
くそったれ。最後の話しか見れないじゃんか。..........まあ、いいか。
「もう来んなよ、チルノ」
















――帰宅
「四季様マジ尊敬!! 頭なでなでしちゃう!!」
「やっ、やめなさい小町!」
「四季様ぁぁー!!」
こまちるが言いたかっただけです

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幽々夢
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コメント



0.290簡易評価
2.80奇声を発する程度の能力削除
富士急の『ええじゃないか』の所で吹いたw
4.60Dark+削除
なんだか良かった。
チルノがくしゃみかぁ……見てみたいw
7.80Ash削除
四季様はサザエさんを録画していたのか・・・
9.100名前が無い程度の能力削除
部下を思ってサザエさん録画する四季様天使。
「小町帰ってこないですね…、サザエさん始まってしまいますよ?…仕方ないから録画してあげましょう。」 って正座で録画予約してる四季様想像余裕でした。
11.70シンフー削除
あっ、これ、こまちるじゃなくてこまえーきだ。