Coolier - 新生・東方創想話

ちるどレン'ズ sanctuary

2010/11/30 21:48:06
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公園とは聖域なのかもしれない。
少なくとも私はそう考えている。

騒がしい子供たちの声がそこに響けば、最早、大人たちが踏み入れる事はできない空間となり。
はしゃぎ遊ぶ彼らの姿は、見る者を祭りでも眺めているような気持ちにしてくれるだろう。

そう。公園とは童たちの祭りの聖域であるのだ。

記憶を辿れば幼い頃に私自身も公園で遊んだものだ。
流石に断片的ではあるが、ジャングルジムの頂上を見上げた思い出も、どこまで昇れるのだろうかと、ブランコを必死に漕いだことも覚えている。

私に限ることでなく、きっと誰しもが、遊んで笑ったことだろう。
そういう場所なのだ。公園とは。




――眠気が襲う退屈極まりない空間と眠気こそないが退屈な空間の境界を捉える。
薄い灰色の胴体に光の反射による鈍い光を纏っているそれは僅かの隙間もなく閉ざされている。
特別な目を持たなくても容易に見ることは可能である。

そんな境界を隔てる壁を押し開いて通り過ぎる。
舐めるような生暖かい空気から撫でるような薄ら寒い空気へ。

この時をもって、今日の講義は終わりだ。

気を抜いた拍子に漏れかけた欠伸を噛み潰して、代わりに帽子を被り直す。
少しだけ蒸れていた頭部に冷ややかな空気が心地良く、眠気の値も下がる。
ついでに固まった首筋を解すように一回転させれば、砂岩を砕くような感触がした。
なかなかに面白く癖になりそうだなあと思った。

そうやって、一通り身体を伸ばしたところで、帰路につく。

――大学と自宅を行き来する日々。

ビルやマンションが建ち並ぶ味気ない風景の中を私は歩く。
日々同じ道を行くのは、まさしく線路と電車の関係と言える。

面白みの欠片もない。
ただ、救いがあるとすれば、今自宅には、一足先に眠的退屈空間から脱出した彼女が、怠惰に身を預けていることだろう。
一人だと退屈でも二人すれば、愉快とはいかないが、普通にはなるというものだ。

退屈な日常を変えてくれるのが彼女だ。




――丁寧に舗装された道を歩く。

等間隔に模様の描かれた歩道。それは人工の美である。
その脇に並ぶ、近代的な建物たちに時々混じる古風な住宅の織り成す不均衡さとは大違いだ。
対照的な二つが作る空間を動く存在もまた極端だ。
杖に頼る老人に、母親であろう人の胸で眠る赤子。
前方と後方にそれぞれが歩いて行き、私だが間に挟まれ残されるようだ。

隙間無く続く新旧の町並みが少し変わる。
それは、空き地によって。
正確には空き地ではなく、公園である。
ただし、そこには大人は疎か、子供の姿すらありはしない。

人々の憩いの場であるはずの公園。
そこが無人なのにはきちんとした理由があるのだが……

なにはともあれ、閑古鳥の鳴くこの場所は、どこか私の幼い頃の記憶と掠る部分があって、割と気に入っているというのが本音だ。


敷地内に目を向けながら歩を進めて行く。
すれば、腰並みの高さの塀の少し内側から葉々が頭を覗かせる。
外周沿いに植えられた低い木々の垣根は手入れ不足のためか整然さを損なっていて。
はみ出した葉っぱの枯れ落ちた跡が脇の排水溝に溜まっていた。
塀に沿って平行に続くその筋も、やがて途切れる。
この廃れた空間への入り口によって。

公園からはみ出した砂が、コンクリートの歩道に薄く絨毯のように広がっていた。
その部分に立つと、地面と砂粒と靴とが擦れて、弾けるような軽快な音を立てるた。

なんだか公園専用のインターホンみたいだなと思った。

呼び鈴を鳴らす。いや、鳴る。
二度、三度。

それに誘われるように、お宅の中を窺う。
人気のないはずのそこに、人がいた。
目を凝らす必要などない。
一目で分かるくらいに見てきた後ろ姿だった。

金色の髪。それが傾いた日に照らされて溶け出していた。




――どうしてこんなところにいるの?

後ろから声を掛ける。
赤金色に煌めく髪は風に揺れることもない。
振り向くことすらせずに、全く驚く様子もなく彼女は返してくる。

「ここにね。境目があるの」

私が来ることを既に知っていたかのように、こちらを一瞥することもなく。
数時間前に別れた後、彼女はずっとここで私が通り過ぎるのを待っていたのだろうか。
そのことを訊ねてみようかと思った。
しかし、喉が動くことはない。
それは、直感的に答えが分かっていたからだろう。
きっと彼女は言うに違いない。

「折角、あなたの好きそうなもの見つけたのだから」

と。彼女はそういう人物だ。
私は知っている。

「ねえ」

代わりに、彼女の喉が音を作る。

「随分と寂しいところだね。ここは」

「ええ、近いうちに全部撤去して、新しいのに換えるらしいわよ」

言葉を発しながら、周囲に目を向ける。

塗装の剥げたブランコ。
垂れるべきその二つの腕は上辺に巻きつけられて元の半分高さに手のひらを下げている。
錆びに覆われた鎖は体重をかければ千切れてしまうのではと心配を引き出す。
誰も乗ることのないそれは、今ではただの柱と大差はない。
風だけがその揺れを楽しんでいた。

歪んだ滑り台。
凸凹に変形した背中を滑る者はない。
傾いた日の光を、薄汚れたものに代えて乱反射させていた。
背の先には不自然に抉れた地面が待っている。
巨大なアリジゴクのように見えるそれは誰の悪意だろうか。
坂に飛ぶ反射光。それらはまるで、物言わぬ遊具の涙に見えた。

腐蝕したジャングルジム。
触る者の絶えたその身体は、鳥の糞と使用禁止と書かれた紙の吊された縄に支配されていた。
茨のようにささくれた大縄に覆われるそんな姿は、罰に苦しむ咎人だ。

ただ、中央に一人で佇む時計柱が、その黄ばんだ文字列の上で針を動かしていた。
共に住む彼らを見つつ、何を想うか。
想像できそうにもない。

見渡すどの遊具も廃れ朽ちている。
この空間に漂うどこか物悲しい雰囲気の根源はそこにあるのだろうか。

「ねえ」

何の音もしない世界を、彼女が色付ける。

「どうする?」

彼女だけが彩る。

横に目を向ければ、彼女と視線が交わった。

青い瞳の奥の蒼。
縁取るように滲み出した好奇心。
それに問われる。
どうしたいのかと。

言葉での返答の代わりに首肯してみせる。
お互いに視線を交わらせたまま、どちらからとなく手を結ぶ。
それから、目を閉じて、彼女の行くままに身体を任せて。
緩やかに腕を引かれる。

手のひらから伝わる温度は同じはずなのに、ちょっとだけ温かく感じた。
力を込める。手の中の手のひらは反発することなく、触れ合う面積が大きくなる。
一呼吸おいて、私の手のひらにも力が伝わってきて。それを心地よいと思う。
母親に連れられる子供のように、私は彼女に導かれる。

そうして、境界へと足を進めて行った。

――手のひらから、僅かな肌擦れの音を残して温度が抜け落ちる。

それを合図に瞼を上げ、世界を捉えた。
広がる景色。それは先程と似ていて、けれども、異なる情景だった。
一度、目を閉じて再び開ける。

世界は変わらない。

私たちは公園にいた。
それも先程と同じ場所に。
間延びした木の影が足元に横たわるのも、その上に少しばかり大きな石が座っているのも同じ。
ただし。異点を述べるならば、それは周囲に存在する住人たちが若返っていることだろう。

赤錆の一点すらない青みがかった銀の鎖を伸ばすブランコ。
僅かな歪みもなく、夕の日を弾く滑り台。
黄色に青と豊かな色のジャングルジムは塗りたてのように彩度が高い。

視線を外周りに向ければ、生け垣の向こうは白く靄がかかっている。
薄ぼんやりとした建物を思わせる輪郭が朧気な線を走り書きし、あみだくじのように無模様を作り出していた。
そう。物心がつく前の記憶のように、建物たちは、在るはずなのに、無いのだった。

一周した視線を戻す。

首を傾げて彼女を向けば、向こうも同じ反応を返してくるのだった。

言葉なくても通じ合う。
四つの足は、自然と一番近くにあった滑り台へと歩き出す。
踏み潰した砂利は擦れ、弾けるような音がした。




――カツン、カツンと金属音が右斜め上へと移動する。

人ひとりと半分程度の高み。
滑り台の天辺に登った彼女が、しゃがみ込んで言う。

「何も変わったところはないね」

初めから何の期待も持ってはいなかったのだろう。
彼女の声は実に淡白だった。

上から落ちてくる視線に、ふーん、と言い返して、私は正面へと回る。

七歩程度で半周できてしまう程度の遊具だ。
実に小さいものではないか。

少し上へと視線を向ける。
緩さかな勾配の金属道の先に不思議そうな表情をした顔がこちらを見ていた。

首を一度だけ後ろに倒して、軽くジャンプをする。

後ろへ三歩下がって。
それから私はその道へと駆け出した。

足の裏から伝わる感触が変化する。
下敷きを撓ませた音を鈍くしたような軋みが響く。
それは僅か五回、発せられた。

世界が上る。

勢いのついた身体は、柔らかな壁に包まれるようにして止まるのだった。

一人で立つにも狭すぎる空間に、二人で立つ。
間近に彼女の顔があった。

それに向けて「ありがとう」と礼を述べる。
彼女は私のずれた帽子を、そっと直して微笑む。
それは、彼女なりの返事。

「突然どうしたの?」

柔らかな表情のまま問うて来る。

「うん。ちょっとね」

少し思い出したのだ。
いつの頃だったかは記憶にない。
ただ、とても小さかった時だといういことは覚えている。

公園で見かけたのだ。

滑り台の坂側を駆け上る少年を。

その行動は今まで、文字通り滑るだけの遊具だと思っていた私に驚きを与えるのに十分だった。

確かにマナー的には良くない行動かもしれないけれども。
それでも、その後姿はどこか格好良くて、真似したいと思わせる雰囲気を残していたのだ。
少年に倣って、実際に坂の前に立った時、それは今まで感じたことのない程に険しいものに思えてならず。
結局、私自身は今に至るまでその行動を真似ることはなかった。

憧憬の思い出は胸の奥に残存する。
天辺へと辿り着いた時に浮かべた、彼の達成感に満ちた表情は脳裏に焼き付いていたのだ。
記憶に擦り込められたはずなのに、今は霞んで朧になっているのだった。

頬を温もりが撫ぜる。
それは遠くに行っていた私の意識を攫っていく。

「つまんない顔してる」

「そう?」

「うん」

もし、昔の私なら霞む前と同じ表情を浮かべただろうか。
幼心に見た大壁を思わせるそれは、今の私には容易く越えられるものになってしまった。

身体を捻って、下後方を見る。
銀色に輝く道に、茶黄ばんだ足跡が薄らと残っていた。



――小さな風が裾を揺らす。髪を靡かせる。

彼女の声が鼓膜を叩く。私に届く。

仰げば、朱色の覆いも近く見える。


「駄目ね。何にも見えない」

下に立っているはずの彼女に向けて言う。
自分の声を追って視線を下げれば、可も不可もないという表情で見上げる姿が映る。

そのまま眺めていると、鉄の棒へと彼女は手をかけるのだった。

――強めの風が帽子を踊らせる。

一つ、二つ。

「信用ないのね」

「んと、自分の目で見たかったの」

「そうなの?」

「うん」

腰掛けるには、少しばかり心許ない細い鉄の棒。
その上に座りながら言葉を交わす。
今にもバランスを崩してしまいそうで、不安な気持ちもあるけれど、隣に彼女がいるせいか、どこか安心している自分もいる。

「見えないね」

「でしょ?」

ここが公園で一番高い場所。
山の頂上に登ったような満足感。
一段高い目線から世界を見れる展望感。

あるいは、秘密基地のようなものだったのかもしれない。
きっと、そうだったのだろう。
誰にも咎められない、誰のものでもない。
不思議な空間なのが、この場所である。

世界を見下ろせるこの場所。自分だけの世界となるこの場所。
普段感じることのない感情を呼び起こしてくれる。
それらは、子供の頃に、確かに感じていた感情たちのはずなのに。
今は姿を見せようとはしない。

いつの間にかなくしてしまったのだろうか。いつの間に見失ってしまったのだろうか。
抜け落とした感情に私はようやく気付いたのだった。

ふっと息を吐く。

それと同時に、左肩に重みを感じて身体のバランスを崩しそうになる。
見れば、彼女が私を支えにして立ち上がっていた。


「見えないね」

仕方ないと首を振る彼女。

「うん。見えない」

同じ言葉を返してみる。
それでもきっと、込められた意味は違うのだろうなあ、とそう思った。

背後に立つ夕日に照らされてた私たちの影は彼方に落ちて。
茜の床を黒く塗っていた。



――膝を、曲げて伸ばして、伸ばして曲げて。さらに伸ばして。

そうして空気を揺さぶり、前へ後ろへ風を連れ回す。
一瞬、撓む鎖にびっくりしたり。
それでも、より一層の力を込める。
空気を押し退ける感覚に、一瞬感じる浮遊感。
普段、感じることのできない感覚は自分が何か別の生き物になったような気にさせる。

それに合わせて浮かぶ心が確かにあって。
少しだけ、心が安らぐような懐かしさを感じた。


金属が擦れ合い、軋む。
耳障りな音は寂寞の空間を生み出す。
甲高いような、逆に重低音なのか。あるいは、そのどちらともなのか。
世界に響く音は溶けていく。
耳を撫でるその音色は、むしろ心地良いものとすら思えてくるのだった。

私は揺れ動き、彼女静かに止まったまま。
一つ分の音が、やけに大きく聞こえてきた。
自分の帽子の代わりに私の帽子を頭に乗せて、彼女は揺れない。

「ねえ、知ってる?」

自身の帽子を膝の上で弄っている彼女へと声を向ける。
その問い掛けに対して彼女が

「何を?」

と答える。
しかし、彼女が応答をする間に、数瞬がその身をねじ込んだのだった。
いつもなら私の言うことに僅かの間すら作らずに答えてくれるのに、何故か今は違った。
それが少し意外で、口が戸惑ってしまう。
そんな私の気持ち知らずに彼女は再び訊ねてくる。

「なあに?」

と。
少しだけ、不安になった心も。
彼女の持ち上がった頬と、薄くなった目が落ち着かせる。
だから、気の弛んだままに口を開く。

「えっと……なんというか……占い?」

首を横へ彼女は傾けた。


――二つの声が翔ぶ。二つの影が走る。

二つの靴が転がる。
砂を纏うこともなく、そっと止まる。
靴底と砂が触れ合っている状態で二つともだ。

「明日は……晴れ、ね」

「天気予報は雨だって言ってたけど?」

疑わしそうな声だ。
きっと、訝しむ目でこちらを見ているのだろう。
私は靴から視線を逸らさすつもりはないから、確かめることはできないが。

「雨なの?」

「うん」

「でも晴れなのよ」

予報など端から問題ではないのだ。
考えてみたら、そもそも占いでもないではないか。
そう。これは、おまじない。願いと言ってもいい。
だから、明日は晴れなのだ。

願いを照らす強い日は、きっと雨に打ち勝つだろう。


――爪先で地面を軽く叩く。

心地良い音と共に、靴が揺れて足との適切な関係に落ち着く。
足先に感じる微弱な窮屈感が気持ちまで締め付けるようだ。
先に受け取っていた帽子を、再び被りなおして整える。
それから、服を叩く。上から下へ。

私に戻る。そんな感覚だった。


柱時計の長針が短針と天を指しながら重なる。
中心に立つその柱から夕暮れを告げる鐘の音が発せられ、公園中に広がるのだった。
音が消えるのを待って、私は彼女に手を差し出す。

「帰る?」

彼女の言葉に答えずに、一度だけ伸ばした手を軽く振る。
肌寒い空気が手の平に沿っていく。
問う言葉と一緒に、手のひらが重なり合う。
お互いの手の平の隙間に、少しだけ空気が閉じ込められる。
包み込まれたそれは、僅かの時間もかからずに、私たちの一部になるのだった。

くすぐる程度の力が指に伝わる。
それに応えるように強めに握り返して、私は出入り口へと向かうのだった。




――内と外の境界。

それは磨り硝子で隔てられているように鮮明から不鮮明へと変貌して。
まるでこの先には何もないかと思わせる程に外界は不鮮明に塗られている。
それでも、それに対する不安感はなかった。

後ろを向く。首だけでなく身体ごと。

公園の思い出たちは、色鮮やかに私を見送っている。
隠れ去る明かりを遊具たちが弾く。

片手を挙げて、それらに別れを告げて。
そうして、私は目を閉じた。

「いいの?」

「鐘が鳴ったら帰らないとね」

彼女に手を引かれる前に、自ら踏み出すのだった。

鐘の音は見送るように鳴り響く。


――足が地を捉える。

耳に強く響く音がする。
コンクリートと砂が演奏者だ。
それを合図に瞼を上に。
彼女の手を離す。
窄められた手のひらから、手のひらを抜き取った。

身体を半回転させる。

そうして見えるのは、錆びた遊具たちだった。
錆びた鉄は日の光を吸い取り、反射させることはない。

「なんだったんだろうね」

私と同じ方を向きながら彼女は言う。

「さあ、意味なんてないんじゃない」

それと反対になるように向きを変えて私は答えた。
靴の裏に挟まった小石がアスファルトと擦れ合い、削れるのを感じる。
砂を踏みつける音を混ぜ消すような音調を発し、鈍く摩耗する。

それすら包んで鐘は鳴る。
子供の時の終わりを述べる音色が伝わる。

鳴って、鳴って。鳴り止む。

この時に、私の中で何かが終わった気がした。


――公園は子供の聖域である。

では、肝心の子供がいなければ、それは何になるのだろうか。
多くの人の思い出の詰まったこの場所は、無くなる。
新しく生まれる公園は聖域となれるだろうか。

ただ、多くの人の思い出の聖域となったこの場所が消える。
それを少し寂しいと私は思った。

思い出とはある種の聖域なのかもしれない。
子供の頃のそれは特に。
そこに踏み込んでしまえば、たちどころに穢れてしまう。
多くの記憶に形作られた結界は時を経て、薄れて、綻び、消えていく。



友人が見つけた、いつもとは違った狭間。
その先の世界は、どこか懐かしさに溢れていた。

そこで私は何を得て、何を失ったのかは分からない。
あるいは何の変化もなかったのだろうか。

でも分かることがある。
きっと。
明日は晴れだ。
皆様の思い出の場所は残っていることを願います。

読んで下さってありがとうございました。
もえてドーン
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コメント



0.450簡易評価
2.90名前が無い程度の能力削除
近所の公園にあった、あの球状の回転ジャングルジムは、
もう固定されてしまいました。
きっと幻想郷の妖精たちはあれで遊んでるんでしょうね。
5.90名前が無い程度の能力削除
まだ残っていますが、それもやがてなくなってしまうのでしょうね
公園の描写が素晴らしいです。!細部までまるで自分がそこに居るかのように感じます。
6.90名前が無い程度の能力削除
良かったです。
7.100エクシア削除
最近、私が幼少期を過ごしていた社宅の公園に行ってみたら、滑り台もブランコも鉄棒も何もかも無くなってました・・・。

思い出の場所が失われていくって寂しいですよね。
8.70コチドリ削除
東方成分が著しく薄い。カルピスの十倍割りくらいに。
蓮子をオリキャラに置き換えても全く違和感がないのもどうしたものか。

ノスタルジーに浸るのは好きだ。そのイメージを喚起させる物語もね。
ただ、創想話に来てるからには東方というレンズを通してそれを感じたいと思うんだ。
次回作、期待しています。
10.60即奏削除
面白かったです。

誤字脱字報告をば。

私は揺れ動き、彼女静かに止まったまま。
→私は揺れ動き、彼女は静かに止まったまま。

「帰える?」
→「帰る?」

でしょうか。
17.100夜空削除
子供の頃感じていたことの全ては必ず記憶の何処かに眠っているように思うのですが
きっと俺達が大人になるに従って汚れて行くうちに分からなくなってしまってるような気がするんですよね
公園の景色なんかを見てると、その幼少期の思考回路に軽く灯火が付くような感覚を感じます
この作品で二人が覗いた景色は多分そんな感じなのかなと想いを馳せて読ませて頂きました。非常に面白かったです