Coolier - 新生・東方創想話

雪の白、珈琲の黒

2010/10/28 03:36:20
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季節は秋から冬へと移り変わる。
花は役目を終え大地へ還り、大地は雪に包まれ白一色となる。
春から秋に掛け色は様々な変化で盛り上がるが、冬の間だけは寂しげに静まり返る。
冬は大地にとっての休息期間であり、それに伴い色も休息を迎える。
多くの色は僅かばかりの色を残し一度大地へと還る。

春になり休息を終えた大地は、生まれる生命と共に色を放出する。
生命と色のサイクルは大して変わらないのである―

「…まぁ、本当かどうかなんて知った事では無いけどね」

珈琲を一口啜り、雪で覆われた太陽の畑を窓越しに見渡す。
季節は冬へ入り花は眠りについた。
珈琲に塗れた苦々しい息を吐き出し、先程の思い付きをもう一度頭の中に巡らす。
花を操る能力を持ってはいるが、花達の生涯をそれ程詳しく知っているわけでは無い。
多少の知識はあれど、あらゆる花が咲いては枯れていくという流れを幾度も繰り返し見てきた経験からのものである。その為先程の考えが正しいかどうかは分からない。

しかし、こういった解釈であった方が花の美しさも色褪せる事は無い。
七面倒臭くあれこれ解明するよりよっぽど華々しいではないか。

冬に咲く花もあるが、その点については無視を決め込んでおく。
どうせ思い付きからの自問自答だ、追求する者は自分しかいない。

ふーっ…

手を温めようと両手でカップを持つ。
息を吹きかけるのは、淹れた珈琲が熱すぎたから。
少し啜っては息を吹く、それは次第に溜息へと変わっていく。

カップを見つめる視線を再び窓の外へと向ける。
静寂に包まれた情景、たまに音を鳴らすのは風の音。
喜びを振り撒く音では無い、どこかで集めてきた悲しみを撒き散らかす音だ。

好ましくない。

風の音は消え、再び静寂に包まれる。
鬱々としてしまいそうだが、風の音を聞いているよりか余程マシである。

―サクッ…サクっ…
風が途切れて間も無く、新たに聞こえてきた雪を踏み歩く音。

(あぁ、今日も来たのね)

ふと扉を見やる、錠は掛けていない。
これで肩に掛けていたショールを取る必要は無くなったわけだ。
一口珈琲を啜り、再び扉へ視線を向ける。それが開くまでに時間は掛からなかった。

「御機嫌よう、アリス」

「…待っていたかのような歓迎ね」

「偶々よ」

来訪者はアリス・マーガトロイド。
静寂で広がる気分に、少しずつ彩りが生まれてくる。
自らの意思では無く、反射的に生まれてきたもの。

それがまるで喜んでいる様であり、そんな自分が少しだけ腹立たしかった。



『あなたも暇人ね、ここの所毎日来てるじゃない』

扉を閉じて早々、彼女に言われてしまった。
それは事実であり、何も言い返す事は出来ない。

しかし、けっして暇では無かった筈である。
今日だって本来は新しい人形の作成に時間を掛けようとしていたのだ。

少しは幽香の事を考えていたかもしれないが。

だとしても、今の今まで寒空の中を飛んでここまで来たのだ。
例えそれが私の意志と言えど、ただ黙っているのも癪である。

「そのまま言葉を返すわ、幽香だって毎日この家に居るじゃない」

…さすがにこれは無い。
子供の様な返しをした事に、言い終わった直後後悔してしまう。
もっと適切な対応があった筈だと今更考えようとするが、それも既に遅い。
どうせ嘲笑めいた視線を向けられるに違いないと、悔しさを堪えて彼女を見やる―しかし。

(…?)

一体どうしたのだろうか。
突然口元を手で隠したかと思うと、今度はそのまま窓へと向けてしまった。
笑いを堪えるにしては身体は震えていない。
馬鹿にする新しい手口とも考えてみるが、頭の上には疑問符しか浮かんでこなかった。

「…幽香?」

普段と違う彼女の様子に困惑してしまう。

「…どうしたの?」

もう一度声を掛けると、彼女は動き出した。
まるで音に反応する花みたいである。

「…何でも無いわ。あなたの分の珈琲、淹れてくるわね」

「そう、ありがとう」

椅子から立ち上がった彼女は、そのままキッチンの方へと歩き出す。
あまりに急いで向かっていく為に、はっきりと表情を見る事は出来なかった。

いつも通り客人用の椅子に座り、キッチンに立つ彼女を見る。
お湯の準備をしている彼女の様子は、やはり普段と大して変わらない。

先程のあれは一体何だったのだろう。

「それで、今日はどんな用事をでっちあげてきたのかしら?」

見られている事に気付いた彼女は、憮然とした態度で言ってきた。
ああ、いつもの彼女だ。
若干ぎこちない感じも否めないが、これで少しは安心出来る。

ふと、そういう態度に喜ぶ自分もどうなのかと悩んでしまう。
いや、喜んでいる所はそこでは無いのだ。
あくまでも普段通りの彼女を確認出来たからであり、それを受け入れている自分自身にではけっして無い。けっして無い筈だけれど…自信を持って言えないのが少し悲しい。

「あのね…毎回言ってるけど偶然よ、偶然」

思考がぐずぐずになったままで、返しも適当になってしまう。

「そう言う割にはこっちを見ようとしないわね―」

自分の嗜好に疑問を感じ始めているのだ。
彼女の目を見れないのは当然である。
これに関しては、彼女には何としても悟られたくなかった。

「―上手な嘘の吐き方でも教えてあげる?」

あぁ、嘘か。
嘘とまではいかなくても、もう少しまともな誤魔化し方が出来ないものだろうか。

私だけなのだろうか。
ふと疑問に思った事があり、彼女を見つめてみる。

「…な、何よ?」

毅然とした態度が消え失せつつある彼女。
そういえば普段見かける彼女の姿は、こうして二人でいる彼女とは違った印象を受けていた。
それが何であるか、はっきりとは分かっていなかったが…そういう事なのかもしれない。

「強がりの手順を教えられてもね」

鼻で笑いつつ言ってやった。
普段は彼女の態度に甘んじていた自分。
もしかしたら、今初めて上位に立てているのかもしれない。

「酷い言い掛かりね、強がりならアリスの方が上手よ」

中々思った通りにはいかないものか。
しかし確信出来た事がある。

「お互い思う事は一緒なのね、私達ってもしかしたら似た者同士なのかしら?」

冗談めいて言ってみるが、けっして冗談とは思っていない。

挽いた粉を落としそうになる彼女。
慌てる姿はそうそう見ないけれど、こんな彼女もまた可愛いものである。

「…話を戻すけれど」

火を止めて彼女は言う。
残念、楽しもうとした所で軌道修正されてしまった。

「今日はどういった用なのかしら?」

ふと自分が訪ねてきた本来の用事を思い出す。
すっかり失念していた。

普段見ない彼女の姿。
本来なら用事なんてそっちのけにしてしまいたかったが、その彼女に聞かれたのだ。
何とか記憶の中から引き摺り出し、それを告げる。

「ごめんなさい、逸れすぎちゃったわね。実は魔理沙に宴会へ誘われたんだけど…」

途端彼女の表情が曇りだす。
ああ、分かり易い。
今日は一体どうしたというのか、こんなにも感情を表に出してくれている。
ああ、愛しい。
もしかしたら普段見ていなかっただけで、実は表に出してくれていたのかもしれない。
それは勿体無い。
どちらにしても、これ以上彼女の悲しそうな顔を見たくなかったので、私は注釈を入れる。

「別に魔理沙とは何も無いわよ、それに…私にはあなたが居れば十分だもの」

「…そう」

彼女の表情は落ち着いた様子へ戻り、持っていたポットはカップへと傾けられる。

おかしい。

真っ赤にして慌てる所を見せてくれるかと思っていたが、それが案外落ち着いたものである。
私の思い違いだったのだろうか。
それとも、普段と違うのは私の方なのだろうか。

よく分からなくなってしまった。



『私にはあなたが居れば十分だもの』

突然何を言い出してくれるのか。
持っていた物が沸騰した湯の入ったポットで無ければ、今頃手から離れて床に落ちていたに違いない。

先程から彼女の発言には何度も驚かされている。
こんな事言う子だったかと思い返してみるが、特に該当する場面は無かった。
もしかしたら本来は積極的な性格なのかもしれない。

「で、続けるけど…その宴会が神社で行われるそうよ。結構人数が集まるみたいだから、暇だったら幽香も誘って一緒に来ないかって」

これ以上何を言うのかと身構えてしまったが、拍子抜けしてしまう。
神社という事は霊夢の所だろう、彼女達はどうしてこうも騒ぐのが好きなのか。

雪見だと言えば集まって飲み騒ぎ。
月見だと言えば集まって飲み笑い。
花見だと言えば集まって飲み歌い。

綺麗なモノを愛でつつお酒に浸る行為は、少なからず私も同意できる。
しかし騒ぐとなれば話も別だ、どうせなら対象物とは静かに酌み交わしていたい。

それなのに、必然と騒がしくなるような場へ私も一緒にとは…一緒に。

「私と一緒に…?」
「えぇ、別に他意は無いでしょ。私が毎日あなたの家に行ってるのは、魔理沙も知っていたみたいだし」

本来あのような場へ出る事なんてそうそう無かった筈。
それで誘って来たという事は、魔理沙なりの気の遣いという事か。

「それで幽香を誘いに来たってわけ。もしあなたが行かないなら私も行く理由が無くなるわね」

粉とお湯が入り混じり、フィルターを通して珈琲が抽出されていく。
もう少しでカップ一杯分になるだろう。

それにしても適当な誘い文句である。
もし、今日の夜は一緒に居たいわ、なんて言ったら家に残ってくれるのだろうか。
満たされたカップに隠し味を少量入れ、アリスの所へと持っていく。

「そうね、どうしようかしら」

言おうかとも思ったが、迷いがある為少しだけ先延ばしにする。
カップを机の上に置くと、彼女はこちらを見た。
そんな綺麗な瞳で見つめられたら、本当に言いたくなってしまうではないか。

「ありがとう。まぁ、好きに決めたら良いわ」

私がこれ程緊張しているというのに、平然とカップに手を伸ばす彼女。
香りを楽しもうと鼻を近づけ、そして顔を歪ませた。

「…ねぇ、お酒入れた?」

入れる所は隠していたつもりだったが、さすがにばれてしまうか。

「外は寒かったでしょ、温かい飲み物にお酒を入れて効果上昇なんてどうかしら。怠惰で人間らしい飲み方だけど、中々に合うわよ」
「紅茶なら分かるんだけれど―…っねぇ、いつもこんなものを飲んでるの?」

口に含んだ彼女は眉を寄せ、味覚を疑うように悪態を吐いてきた。
どうやら、ウイスキー入りの珈琲は彼女の口に合わなかったらしい。

「飲んでいるわけないじゃない、嘘なんだから。でも暖かくはなりそうよね」
「飲んでみると良いわ、私の表情の理由が分かる」

カップを突きつけられる。
勢いで中身が零れそうになったのは、それ程のものだったという表れか。
実の所、どういう味なのかは私も興味はあった。
カップに口を付け珈琲を飲む。
場所を少しだけずらしたのは、必要も無い意識をしてしまったから。

自作のアレンジ珈琲の感想は、不味いという一言に尽きる。
香りは珈琲のモノにウイスキーのモノが入り混じり、どっちつかずのモノとなる。
味に関しては、特別言うのも憚られてしまう。
あまりの出来に私は苦笑してしまう。

「残念、合わなかったわね。少しだけ本気だったのだけれど…仕方ないわ、淹れ直してくる」
「結構よ、返して」

席を立とうとした所で彼女に止められ、カップを奪われる。
まさかこれを飲む気だろうか。

「…そんな目で見ないでよ。せっかく幽香が淹れてくれたんだもの、例え口に合わなくても飲みきるわ…口に合わなくてもね」

そう言って、再び口に含んでは複雑な表情を露にする彼女。
二回も言ってくれたのだ。
明らかに無理をしているとは分かっているが、先程の言葉を聞いてしまうと止めるに止められない。だから―

「素直じゃ無いわね」

『ありがとう』という言うつもりだったが、口から出る時に変換されてしまった。
感謝をこんな言葉で表してしまう自分が少し悲しい。
それでも彼女は分かってくれているのだろう、仕方ないわねという表情をこちらへ向けつつ言う。

「お互い様」

ああ、その通りである。
だから私は空になっている自分のカップを持ち、台所へと向かう。
どうしたの、と彼女は言うから、私はこう言うのだ。

「どうせなら一緒のものを飲みたいじゃない?」

但し、ウイスキーの分量は少なめにしよう。
さすがに、先程のを飲みきれる自身は無かった。



幽香の淹れてくれたお手製の珈琲は不味かったが、効果の程は思っていた以上だった。
さすがに一杯しか飲めなかったが、それでも身体は暖まりつつある。
冗談に思えた言い分が真実となっているので笑うしかない。

彼女はというと、新たに珈琲を淹れて机へと戻ってきた。
先程とは違う香りがしてくるが、明らかにアルコールが入っている香りだ。
どうやら、お酒入りのコーヒーにはまりつつあるようだった。

「…うん、こっちのお酒の方がまだ合うわね。香りが主張して来ないからかしら…今度は豆の方を変えてみるべきね」

一口飲んで頷く彼女、新しい趣味が出来たのは良い事である。
私の視線に気付いた彼女は、私と手元のカップを交互に見ていた。

「あら、飲みたいの?」

どうやら少し勘違いをしている様で、嫌な予感がしてくる。

「…んっ」

これは冗談か、新手の嫌がらせか、それとも少し早めの誘惑か。
彼女は珈琲を一口含むと、それを飲まずに私の方へと顔を向ける。
その表情は、まるでキスを催促しているみたいだった。
酔っ払っているのか、からかっているのか、本気で求めているのか、ただ唇を合わせたいだけか。

本当に飲んでやろうか。

どんな反応が返ってくるかと期待しつつ、私はゆっくりと顔を近づけた。



流石にアルコール入りの珈琲は何度も飲めるものでは無かった。
また明日以降に色々考えてみようか。とりあえず今度新しい種類の豆を買ってこよう。

「大分暖まったわね」
「お酒も入っていたからね、冗談みたいだけど本当に暖まるし。何だか悔しいわ」

二人で窓の外を見る。
夕暮れにより、一面の白は橙へと姿を変えていた。

そういえば時間に因る色の移り変わりの事を忘れていた。
元々欠陥だらけの考察だったが、こうまで酷かったとは。自分で自分に呆れてしまう。
まぁ良い。また暇な時にでも考えるとして、今は頭の隅にでも寄せておこう。

私は立ち上がり、壁に掛けてあるコートを取る。

「さて…それじゃ行きましょうか」
「…どこへ?」
「決まってるじゃない、宴会へよ」

一体どうしたのかと、瞬きを繰り返す彼女。

「せっかく貴方が誘ってくれたんだもの、行かないわけないでしょ」

半分本当、もう半分はただの気まぐれ。
でもその半分は彼女には内緒、嬉しそうな顔を崩したくないから。

「そう…誘いに来て良かったわ」

私は彼女の笑顔に魅せられる。
見ているだけで心が暖まり、自然と身体も暖まっていく。

ずっと見ていたい。
そう思った私は一つ提案をしてみる事にした。

「それとも二人で飲む?そのまま続きに洒落込むのも良いわね、素敵な夜になりそうよ」
「それじゃ、行きましょうか」
「私はそっちでも良いんだけれどね…」

提案はスルーという形で却下されてしまった。
不貞腐れる私を見て彼女は笑う、その笑顔を見て私も笑顔になる。
何とも素敵なサイクルだこと。

「やっぱり外は寒いわね…」

扉を開けると、暖まった空気を攫うかのように、冷たい空気が入り込んでくる。


「そう?私は寒く無いわよ」

冷えてきた手に、私とは違う体温が重なる。
それはアリスの手。

どちらともなしに握り合う。
互いの体温を共有するように、互いが離れないように、互いの想いを確認するように。

「…そうね、寒くなくなったわ」



扉を閉じる。

部屋の中に香りは残り続ける。
色を閉じ込めた大地のように。

アルコール混じりの珈琲の香りは、外まで漂ってこない。
大地で眠り続ける花のように。

一度開ければ、再び素敵な香りに身を包まれるだろう。
春になり生まれてくる花達のように。

もし開けなければ、永遠に香りは残るのだろうか。
しかし生命が永遠に眠る事は無い。

扉を開けた時に、この香りが失われていたらどうしようか。
それでも花は繰り返し生まれ、大地へと還っていく。


「だったらもう一度淹れなおせば良い話じゃない」


アリスの言葉で意識は戻る。
どうやら口外へ出していたようだった。
自問自答も、外へ晒してしまえば介入を受けるのだ。

宴も終わり、月に照らされた雪道を私達は歩いている。
まだ二人で居たかったから、互いに提案した夜の散歩。


「その代わり、もう奇抜な淹れ方は結構よ」

思い出したのか、彼女は苦々しい顔を浮かべる。
薦めたのは私だが、全て飲んだのは彼女の意思である。

それを眺めて笑っていると、顔に冷たいものが当たった。

「あら、また降ってきたのね。月に照らされると白いのがはっきりと分かるわ」

アリスの言葉に、私も空を見上げた。
数え切れない雪が降りてくる。

ふと思いつく。

夜空の黒。
雪の白。
月明かりの白。

珈琲の黒。
湯気の白。
カップは…白でも黒でもどちらでも良いか。

「ねえアリス」
「何?」
「明日も飲みましょうか、今度は―」

雪を見ながら、あなたと一緒に珈琲を。
最近は珈琲ばかり飲んでいます。
一足早く冬の話を出してやろうかと書いていたら、現実でも急激に寒くなってきたという…まぁ丁度良かったのでしょうか。

あまりに手が悴む為珈琲の入った暖かいカップを両手で持っていたら、寒い部屋の中で珈琲を飲む幽香さんの姿を妄想して幸せになりました。それがこの話のきっかけという。

ウイスキー入りの珈琲は話を書く前に冗談でやっていた事ですが、面白そうなので話しに捻じ込みました。
さすがに誰もやろうとしない事を幽香さん達にさせられないとググってみたのですが、案外やってる人は居るんですね、直接投入する人はいなかったですが。

幽アリが好きです。
でも、私は幽香さんが居ればそれで幸せなのです。
Fovos
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コメント



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2.70爆撃削除
すっかり寒くて滅入ります。
まったりとした雰囲気が良かったです。
なんてひねくれ合ったコンビなんだ。
8.80名前が無い程度の能力削除
幽アリは互いの家で珈琲や紅茶でのんびりやってるイメージがありますね
9.60名前が無い程度の能力削除
誤字報告
どんな反応が返ってくるかと期待しつつ、私はゆっくりと顔を近づけるた。→近づけた。かと思われます。

あーいいなあこんな二人。
少し暖まったような気がします。
10.90名前が無い程度の能力削除
面白かったです
13.90名前が無い程度の能力削除
珈琲のおいしさがまったく分からない自分も何故か珈琲が飲みたくなってしまう。
そんな話でした。
アルコールを入れるのは流石にNGか・・・
20.90名前が無い程度の能力削除
ひねくれてるけど分かりあっているような二人が素敵でした。
飲んだわけでもない、脳裏に浮かんだだけのお酒入りコーヒーに、心が温められました。
22.80名前が無い程度の能力削除
暖まるお話でした。
後アルコール入りの珈琲は割と多いので調べて何か次のネタになればと思います。