Coolier - 新生・東方創想話

守矢の伝統芸

2010/10/16 20:32:30
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早苗ちゃんよぅ、どういうことだね。

君がおいしいキノコ、松茸とかいうキノコの王様にも匹敵するくらい素晴らしいキノコ、
色も形も堅さも香りも素敵なキノコがあるっていうからさぁ、
純粋な幼女が抱く、お父さんに初めてピクニックに連れて行ってもらえる前日の夜のような眩しい気持ちで、
妖怪の山登りにホイホイソイソイついて行ったというのに。

キノコが見つかりませんねぇ、あはは、あっ、帰り道もわかりません。って……

「妖怪の山は、まあ、庭のようなものです~って、お前さっき言ってたよな」

「はい」

「嘘つきは泥棒のはじまりだぜ」

「嘘ではないんですよ」

嘘ではないだと。何をおっしゃっているんだ、このトンチキは。
自分ちの庭で、おうちへの帰り道がわからなくなる、ボケナスがどこにいやがる。
あなたが嘘をついたせいで、私はとんだ災難だ。

「嘘ではないとな。じゃあなんだ。説明しろ」

早苗という奴は、いつも私の予想を超えてくる。
何か面白い答えが返ってくるのではないかと胸に抱き、聞いた。

「盛ったんです……」

「は?」

「ですから、私は盛っただけなんです……守矢だけに」


その後、二人で飛んで帰った。
帰り道がわからなくても、家には帰れるもんだ。
めでたし、めでたし
トーマス・山田・タケル
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コメント



0.350簡易評価
3.50爆撃削除
もったのではなくて、じつはさかったというオチも
6.100ヘンシ削除
クソワロタwww
8.無評価名前がない程度の能力削除
さすがに点数はやれねえ…^^;
10.無評価名前が無い程度の能力削除
なかなか面白いじゃないか
その名前
15.無評価名前が無い程度の能力削除
…?
なに?
17.60名前が無い程度の能力削除
まあ盛るのは芸人には必須のスキル。
つまり早苗さんは
18.無評価名前が無い程度の能力削除
(゚д゚)
20.70ずわいがに削除
しょーもなッ
ワロタww
23.100画面が歪んで見える程度の能力削除
不覚にも笑ってしまった