Coolier - 新生・東方創想話

薄闇なんて通さずに

2010/10/14 13:03:33
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 ポータブルパソコンを起動させる。
 ここはサークル棟の、私たちが占有する一室。
 広義では部室と称される部屋なのだが――実際には空き部屋である。
 勝手に入ってベンチ代りにしているのだ。当然そんな部屋にパソコン様がある筈がない。
 これは私の私物である。部室も持てない不良サークルが学校の金でパソコンなど買えるわけがないのだ。
 どうせ帰省する時持ち帰るし、とポータブルタイプを買っておいて正解だったわ。
 起動したホロディスプレイを確認。ネットに繋いで検索ボックスに適当なワードを入力する。
 検索結果は――芳しくないなぁ。どーもぱっとしないサイトばかり表示されている。
 どれも見たことあるのばかり。しかも大半は更新が遅いので有名なところだ。
 1ページ目、2ページ目、と……3ページ目にして見慣れぬサイト名が表示された。
 ふぅん、都市伝説自動収集ネット、ねぇ。今時アーバンレジェンドなんて古臭い。
 でも自動ってのが気になるわね。
 開いて確認。目新しいのはないかな……
 ……なんだろこれ。junk? 開いてみると大量の有名な都市伝説が並んでいる。
『ベッドの下の斧男』
『怪人アンサー』
『カシマレイコ』
『ピアスと白い糸』
 ページを戻る。junkだけで数十ページはある。正規ページと思われるところは……3ページ?
 なにこのバランスの悪さ。大半がjunk……ゴミ扱いって。なんか妙なサイトだな……
 正規ページの方は……
『神隠しか。諏訪の女子高生突然の失踪』
『コーンウォールの幽霊屋敷 目撃情報激減』
『月の裏側に都市はある。探査衛星かぐやの未公開資料』
『三種の神器は失われたのか。壇ノ浦海底調査計画が進む』
 ……んん? 都市伝説収集って割には……普通のニュース記事も混じってるわね。
 壇ノ浦の海底調査って、確か普通に考古学研究だったわよね? むむむ?
 神隠しってのもただの失踪事件っぽいし……?
 戸の開く音。
「あら蓮子。またパソコンいじり?」
 我が不良サークルの最後のメンバー、メリーである。
 一人登場で最後。つまりメンバーは二人だけの極小サークルなのだ。
「情報収集」
 ちらとホロディスプレイの時計を確認。四コマ目が終わって五分が経過。
 相変わらずメリーは約束の時間通りに現れた。
「あらあら、フィールドワークは足が命とか革靴でほざいてたのは誰かしらね」
「ネタ集めの段階から走り回ってたら革靴履き潰しちゃうわよ。少しは文明の利器を活用すんの」
 こいつにパソ関係で小馬鹿にされるのってムカつくなー。なんでかしら。
 確か、理由あった気が――――ああ。そうか
 昨晩も、メリーは来なかった、から。
「つーかさ、夜くらいパソの前に居てよメリー」
「ええ、めんどくさい」
「めんどがるな。資料のプリントアウト代も馬鹿にならないんだからさー、直に見せれるチャット使いたい。
知ってるメリーさん? あれ文中に表示されたurl押せばそのページに飛べる魔法のギミックがあるのよ」
「馬鹿にしてんのね。馬鹿にしてんだな」
 適当にじゃれ合って、適当なタイミングで私が降参する。
 不良サークルのいつもの光景だった。
 それでも納得し難く――水に流すにはまだ早く、もう一度指摘する。
 夜間の連絡がとり難いというのは見逃せない。
 日中はこうして会えるが、授業で擦れ違うことも多いのだ。
 すると、メリーは睫毛の長い目を細めて口を尖らせた。
「チャット嫌いなのよ」
「嫌いって、碌にやってないのに? あ、タイプ遅いとか?」
「並よ並。タイプ速度はね」
「じゃあなんで?」
「…………ひみつ」
 なに隠してるんだろ、メリー。
 まあこいつはケータイを携帯しない人種なのでわからなくもないけど。
 そうそう、電話も通じないからチャットに誘ったんだっけ。毎度留守電聞く立場になれってのよ。
 だってのにそのチャットにも来ないんじゃあ……なんか、理由があるっぽいけど。
「大体、そのプリント代だって逃げられるもんじゃないじゃない」
 口を尖らせたままそんなことを言う。
 逃げ口上にしちゃ突飛だわね。
「なんでよ?」
「フィールドワーク中に資料なしで平気なの?」
「…………」
 無理だ。現役学生とは云え資料の丸暗記なんて不可能である。
「ケータイの通信料の方が高いんじゃないのー」
 私は、通信料定額の契約を結んでない。だって料金が高いからだ。
 だからケータイをネットモードで使用したことは数えるほど。
 ポータブルパソだって大学やアパートの公衆回線を介してタダでネットを使ってる。
 もちろん大学外ではスタンドアローン化してしまうからフィールドワークには使えない。
 つまりケータイを常時回線接続状態にしなければならないのだが……そんな代金、払えない。
 ハレルヤ貧乏学生。青春に制約はつきものだ。
「おのれ、イモっ子と見せかけて意外と情報通め」
「誰がイモっ子だ。もう一度言ってみろ」
「ごめんなさいメリー様」
 殴りかかるふりにカウンターを打つふり。
 やられたふりをしてワンセット。
 呆れるくらいいつもの光景。
 誤魔化されちゃった、かな。
 妙に頑なだわねメリーめ。どんな理由があるんだか。
 どうにかして聞き出したいけどなんかいい手ないかなー。
「……蓮子、なに見てるの?」
「んー? なにって、オカルトサイト」
「そうじゃなくて」
 ぞんざいに答えると否定の言葉が返ってきた。
 まだ誤魔化してる、というわけではなさそうだった。
 声の調子が違う。戸惑っているような――途方に暮れているような?
「画面、真っ暗じゃない。……パソコン壊れた?」
 それは、随分と遠慮がちに囁かれた。
「へ」
 思わず画面を確認する。ホロディスプレイは正常に稼働中。
 メリーに構ってたからページ移動もしていない。
 真っ暗って――そりゃ、黒地に白いテキストっていう目に痛いサイトだけど。
 だからこそ白いテキストが目立って真っ暗になんて見えない筈なのに。
 それなのに私が真っ暗な画面見ながら唸ってるように見えてるっての?
 メリーには見えないの? こんな、ただのオカルトサイトが……いや。
 これは――『見えているものが違う』……?
 パソの電源を落とし鞄に仕舞う。
 メリーの手を取って小走りに部屋を出る。
「ちょ、どこ行くのよ」
「いやちょっと図書館のパソ借りようと……」
 あそこにはレポート用なのか自由に使えるパソコンが置かれている。
 確かめるには丁度いい。メリーはまだ得心がいかないようだけれど、止まれない。
 久しぶりに、我が不良サークルの活動の時が迫っているのかもしれないのだから。



 学生証をスキャナーに通し図書館に入る。
 パソコンは確か奥の方だ。注意されない程度の小走りで向かう。
 もう五コマ目の時間だからか学生の姿は少ない。目当てのパソコンの周りなんて一人も居ない。
 好都合だ。調べモノも出来るしメリーとどんな話をしたって奇異な目で見られることはない。
 席につきパソコンを起動。……ええい処理遅いな。起動を確認してウェブブラウザを開く。
 ええとurlは……憶えてるわけない。検索は、なんて単語で探したんだっけ。
 いやサイト名で検索かければ。
「蓮子? なにやってるのよ」
「見て欲しいものが、あ、出た出た」
 念のためさっき見ていたページを開いてホロディスプレイをメリーに向ける。
「……どう?」
「どうって、またブラックアウトしてるけど。特技にパソコン破壊でも加わった?」
 返される怪訝な表情。ブラウザを最小化すると「あら直った?」と驚きの顔を見せる。
 やはり、メリーは見えてないんじゃなくて、違うものが見えている。
「これは私じゃなくてあなたの特技ね」
「はい? 意味がわからないんだけど……」
 これがメリー以外だったら即眼科に連れていくところだが――彼女の場合話が違う。
 メリーの目は特別製だ。普通の人間に見えないものが見えている。
 彼女とは違うけど、似たような目を持つ私だからわかる。
 この現象は、大当たりだ。
「まさかパソコンの中に『向こう側』を見つけるなんてね」
 ゾクゾクしてきた。
 よもやこんな身近な物の中に追い求めるものの欠片があったなんて。
 私とメリーは、たった二人の不良サークルは、『こういうこと』を追い続けている。
 この世ならざる異界の扉。結界の切れ目。名称なんてどうでもいい。
 心の底からわくわくできる不思議なものの入り口を求めているのだ。
「向こう、って。蓮子、どういうことなの?」
「私にはこれが普通のオカルトサイトに見えるってことよメリー」
 私の視線はホロディスプレイに向いている。だけど彼女が息を飲んだのが気配で伝わった。
 彼女は主観だけでは理解出来なかった現象を私という客観で理解したのだ。
「オカルトサイトがオカルトそのものだった、なんて……」
「木を隠すなら森の中、かしらね? 『彼』はどういう意図でこのサイトを運営してるんだか」
「見えないからなんとも言えないわね」
「そりゃそうね」
 プリントアウトして見せれば何かわかるかしら?
 流石にそこまですればメリーにも見えるでしょうし。
「でも」
 声の調子がまた変わる。
「なんで真っ暗なのかしら?」
 専攻の違う私のレポートを読んだときみたいな声。
 つまりはなんにもわからないときに出る声だ。
 ふむ……答えを知り得ない以上仮説を立てるしかないのだが――
 取っ掛かりは、やっぱり真っ暗ってとこかしら。
「んー、メリーが見てるってことは、つまりこれこっちのものじゃないってことじゃない?」
「ちょっと飛躍してると思うけど。私に見えるのは境目に過ぎないんだし」
「見えてないでしょが真っ暗で。いえ、正確にはその境目の向こう側を見てるから見えないと錯覚してる。
黒い箱に近づき過ぎて「世界が真っ暗だわ」って言ってるようなもんね」
「結界を飛び越えた向こうが真っ暗ってこと?」
「少なくともこれはね。仮説だけど」
「なんかよくわからないわね……その仮説とやら聞かせてよ」
「えっ」
 今のが仮説だったんだけど。ほら、黒い箱の話。
 いやまあ確かに「なんで」に対する解答にはなってなかったけどさ。
 やだ、期待されちゃってる。ええとなにか仮設仮説……
「えーメリーが真っ暗だと認識してる原因は」
「うんうん」
 急かすな。
 ……急かすな!
 今まさに真っ暗闇突っ走ってる気分なんですけど!
 絶対こけるわこんな状況! だって真っ暗でなんにも見えないんだもん!
「……あ」
 そっか。黒。黒か。見えない色。塗り潰した色。
 真っ暗闇。
「なになに? 焦らさないで聞かせてよ」
「今立てられる仮説は、あなたが人間だから、かしらね」
 我ながらよく咄嗟に思いついた。目いっぱい格好をつけて語り出す。
「人間だから?」
「そう、昔の人は闇を恐れた。それは闇の中が無法地帯だから」
 松明。カンテラ。街灯。
 それらは全部闇を駆逐する為の発明だ。
 見通せぬ闇に光を差して恐怖を払う儀式だった。
 現実的になるけれど、と前置きして説明を再開する。
「夜闇の中に盗賊が居たかもしれない、野犬とか熊とか居たかもしれない。どれも今は居ないけどさ」
「まあ――居たら怖いわね」
「でもそれらは副次的なものよ。夜や闇っていうのはその中に居るモノが怖いんじゃない。
それそのもの、夜や闇そのものがとても恐ろしいのよ」
 大概のファンタジーで闇は悪の属性だ。
 それは夜や闇は人間の住む世界ではないから。
 本来私たちは明るい場所でないと行動出来ない。
 目の性能やら色んな理由があるけれど、概念とするとそれらは必要ない。
 本能に刻まれているのだ。生きる為のルールが一切通用しない無法地帯だと。
 だからこそヒステリックなまでに人類は夜闇を駆逐し続けた。
 星々が見えなくなるまで人工の灯りを増やし続けてきたのだ。
「そういう意味じゃ、今この世ではこの薄っぺらいディスプレイの向こうが夜闇なのかもね。
規制法はどんどん出てるけどそれを掻い潜って無法地帯は広がっている。何が居るのかわからない。
何もかも見通せない。私たちでは入れない。私たちのルールが通用しない無法地帯。
メリーの目が観測したこれは本物の闇よ。今の世には存在しない――ね」
「ええと……つまり、原始的な闇ってこと? 人間が灯りを手に入れる前の」
「そうなるわね。恐らくだけど、このサイトで都市伝説を収集してる奴は怪物なんじゃない?
ほら、前にあなたが夢で見たっていうアレより強くて古くておっかないの。もー神様みたいなやつ。
ある種の宗教では神様は光にしか見えないっていうし、それの悪魔版みたいな? だから闇」
「原始宗教の神様みたいのがネットを使ってるなんてシュールね」
 メリーはくすくす笑う。
 あっるぇ。かっこよく語ったつもりだったんだけどな。
「それで、どうする?」
「ん?」
「結界の裂け目、見つけたけど」
 言われ、はたと気づく。
「あー……どうしましょうか。この中に入るわけにもいかないし」
 触れないホロディスプレイに指を刺す。
 当然、それは何にも当たらず何の感触ももたらさずすり抜ける。
 さっき自分で語った通り。私たちでは――入れない。
「見えてるのに触れない、ってのがまた暗喩的よね」
「直喩だと思うけど」
 苦笑する。
 せっかく見つけたのになー。
 人が使っていても人以外が使っていても、仮想空間は仮想空間。
 バーチャルはリアルになり得ない。
 なんかとんでもないのに行き当たったっぽいのに。
 メリーの目でも闇としか認識できないのなんて面白そうなのに――
「……あー、そうかー」
「へ? なによいきなり」
「いやいや、メリー、あなたがチャットしない理由わかった」
 今度は私がくすくすと笑う。
 見抜かれて驚いたらしく、メリーは目を白黒させていた。
 にしし。さんざヤキモキさせられたんだものね、ちょっくらおちょくってやるわ。
「便利じゃんチャット。どんなに離れてても零秒で話せるから、忙しいときの会合とかに最適なのにさ。
だから誘ったのに、あなた私が渡したアドレスに一度もアクセスしてないでしょ? それが不思議でね。
いや、だったか。こーいうネットの闇に気づいてたから嫌だったわけね。なるほどなるほど。そうよねー。
どうしたって、大概は一人で覗かなきゃならないから怖いもんね」
 あのメリーが怖がりなんてね。当分はこれでからかえそうだわ。
 当分は楽しませてもらって、それから克服法を考えなきゃね。
 やっぱり夜にも話したいし。
「……違う、わよ」
 不貞腐れた声。
 いつの間にか彼女は口を尖らせていた。
 チャットが嫌いだと言った時の表情。
「そんなの気づいてなかった。見えないサイトがあるなんて今日初めて知った。怖いとか、ないし」
「……ふぅん?」
 思わず、にやにや笑ってしまう。どう見たって言い訳だわ。
 早速楽しませてくれるなんていい心がけねメリー。
「ただ、私は」
 あれ、なんか、違う。
「……チャットとか、電話とか、嫌いで」 
 なんか――やばい。この空間というか、空気は――とても、居づらい。
 言われてみれば、メリーは電話もあまり好きでは……
「だって、ああいうの使っちゃうと、口実なくなっちゃう、し」
 もう私は笑っていない。笑える筈がない。
 主導権はもう私の手に無くて、彼女に握られている。
 気づいているのかいないかメリーはもうこの場を支配している。
「蓮子に会う時は、こんな箱越しじゃなくて――生身のあなたに会いたい」
 あれ、今周りに誰も居ないわよね。
 居る筈ないってメリーがここまで大胆に出るんだから。
 違う。そんなん考えてる場合じゃない。止めないと。
 え、なんで? 言わせとけばいいじゃない、誰にも聞かれてないんだし。
 だから違う。聞いてる。私が、目の前で、聞いちゃってる。
「カフェとか教室とか、別にどこでもいいけどやっぱり私は」
「ちょ、待った待った! ストップ! 降参! 無条件降伏!」
 パソコンの電源を切る。
 顔を隠すように手で覆う。
 触れた指先に感じる熱さ。
「ああもう」
 気づいちゃったじゃない。
 私が便利だ便利だって誤魔化してたことに。
 なんのことはない、私だって……少しでもメリーの傍に居たかったんだ。
 電話やチャットで、少しでも長い間話していたかった。
 それを――ストレートに、さらに強く。
「――――反則よメリー」
 首まで赤くなったメリーを、耳まで赤くしてる私が見上げた。
 ここは仮想空間じゃない。電話やチャットじゃない。
 手を伸ばせば、届いてしまう。
 彼女の手に、届いてしまう。


 今夜は、眠れそうにない。




記事更新
『夕暮時の告白』





七十度目まして猫井です

ずっと書きたかった秘封ものがようやく書けました

ちょっとでも秘封っぽさが出ていれば幸いです

ここまでお読みくださりありがとうございました


10/16
※誤字修正しました
猫井はかま
http://lilypalpal.blog75.fc2.com/
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コメント



0.3370簡易評価
1.100奇声を発する程度の能力削除
最後の方で凄くニヤニヤが止まらなかった!
4.80桜田ぴよこ削除
なんだかんだでいちゃいちゃに落ち着く秘封倶楽部
こうじゃないとね!
6.100名前が無い程度の能力削除
蓮メリ!
押される蓮子かわいい
14.100名前が無い程度の能力削除
ありがとうございます! ありがとうございます!
17.100名前が無い程度の能力削除
読み終わって、タイトル見てドキッとした。

ところでニヨニヨがとまりませんよ、と。
21.90アガペ削除
真面目に読んでたつもりがニヤニヤしてた。
これでこそ蓮メリ。
27.100名前が無い程度の能力削除
そうだね、実際に会ってちゅっちゅすればいいね
29.90爆撃削除
夜の電話やチャットを頑なに嫌がるメリー。
まさかなーと思いつつ、ずっと頭の中に思い浮かんでいた仮説が、あとがきで正解だったと分かってすっきり!
日常物かと思いきや、ひとつ、謎を埋め込んでいるのが、どこか秘封らしくてよかったです。
31.70名前が無い程度の能力削除
もうちょっと前半にある独特の空気に触れていたかった。
しかし蓮メリが幸せならいいや
32.100名前が無い程度の能力削除
ふぉおおおおおおおお!
37.100名前が無い程度の能力削除
おお、いいですね。
素敵な蓮メリでした。
38.80名前が無い程度の能力削除
メリーさんが押してるっぽいけどこの後は押される側っぽい雰囲気がw
首まで赤くなるっていう独特の表現も良いですね。
素敵でした!
39.100名前が無い程度の能力削除
幸せそうな二人ですね
40.100名前が無い程度の能力削除
騙された!これはメリ蓮の皮を被った蓮メリだ!
蓮子がならべく一緒の時間を過ごしたがってるのはなんとなく分かってたけどメリーもだったのかw
ホラー落ちだったり紫落ちかなと身構えていたけどこれはいいニヤニヤw
42.90名前が無い程度の能力削除
うあー、前半の、ミステリーを、もうちょっと、読みたかった
けれど、いい蓮メリでした
44.100名前が無い程度の能力削除
>>14
言いたかったことを全く同じに言われてしまった。

ラスト最高です。
本当にありがとうございます!
46.100名前が無い程度の能力削除
技術が現代っぽくて軽い違和感を感じましたが、
最後のメリーはかわいすぎるでしょう? メリーさんちゅっちゅ
49.100名前が無い程度の能力削除
「オカルトサイトがオカルトそのものだった」この展開にドキドキしました。
だからか、終わりが想像よりも早くちょっと勿体無いかなって思うくらいでした。
欲を言えば、作者さんの長編も読みたいなぁって思います。
でも、絵になるような可愛く綺麗なお二人が見えました。
面白かったです。ありがとうございました。
52.80名前が無い程度の能力削除
もう少しオカルトに浸りたかったよー
56.100名前が無い程度の能力削除
良い秘封でした~
ネットのサイトが結界の境目というアイデアは
とても秀逸で、それだけで一本書けそうなのに
さらっと流してしまうのは、とても贅沢な
使い方ですねえ。
とても面白かったです。
57.60名前が無い程度の能力削除
タグ見て読んでるのにアレだけど、最後の唐突な告白みたいなのは
無しにしてオカルト的な話で展開したほうが面白くできたんじゃないかな、と。
あのラストで締めるためだけの撒き餌的要素の前半部分がちょっと勿体無い。

あとメリーが電話に出ないのは電話などの機械が苦手、嫌いと言うならともかく
箱越しでなくて生身で会いたい、っていうのはちょっと言い分として
おかしくないかな?

電話やチャットでやり取りするせいで直接会えなくなる、というならその
通信手段を忌避する意味はわかるんだけど、実際は日常的に会っていて
電話やチャットでも会えるというだけなら、その電話やチャットをすれば
箱越しではあるけど自分の好きな蓮子と接する機会が増えるだけで、
メリーにとってメリットしかないんじゃないだろうか。
67.80名前が無い程度の能力削除
いいっす。とてもよかったっす。
70.80名前が無い程度の能力削除
メリーの告白が都市伝説扱いされた!
84.90名前が無い程度の能力削除
これはいい。面白かったです。
もっとオカルト的なのを楽しみたかったけど。