―起きて下さい。
夢の中でそう誰かに言われる。遥か昔に聞いたことのあるような気もするし、そうでない気もする。所詮夢の中だ、そんな気がするのも仕方ない。
ペチペチと触られている感覚がして、明るくなり始めた部屋の天井を見る。天井のほかに見える物は、どう考えても幼児の手。
―幼児の……手?
この守矢神社には3人しかいない、1人は自分、もう一人は洩矢諏訪子。そして神であり、人である東風谷早苗。幼児の手などここ何年か見ていない。
「お早うございます」
自分の布団の上に座っている少女が何者なのかを考える。淡い緑の髪、蛙と蛇の髪飾りがきらりと輝く。
「……早苗か?」
「はい」
「気の所為だと楽なんだが……その格好とその体型は?」
「……てへ」
視線は自然と早苗の身体に集まる。白く透き通った肌。御世辞にも締まっているとは言い難いお腹、小さくなった胸。ダボダボになっている服。寝巻とは言えない、普段ならばどんなに堅苦しい殿方もメロメロになってしまうであろう、妙に色っぽいネグリジェも豊満なボディあってこその物らしい。今はただの布切れと化している。世の中にはそっちの方が好きな殿方もいるらしいが。兎に角子どもの姿であることを証明している。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
叫んだのは神奈子。まるで猛獣が現れたような叫び声は大きく、その勢いは幻想郷を震度5強で揺らしたかと思われるほどだった。どこぞの天人なんか屁でもない。
「何でそんな姿になってんの!」
起き上がり、再びまじまじと早苗を見る。愛くるしい笑顔が堪らないなどと言っている暇はない。
「何よ……五月蠅いわね……」
神奈子の断末魔の叫びに起こされたのか、洩矢諏訪子も参上。眠そうに目を擦るが、そんな諏訪子も早苗を見るや否やけらけらと笑う。
「何それ早苗、私よりもつるぺたじゃない」
「つるぺただという自覚はあるんですね」
「何をぉぉ」
諏訪子は早苗に向かって行き、即ヘッドロックを固める。小さな子ども同士のじゃれ合いにしか見えないのは、早苗が幼い姿だからか、諏訪子の性格が幼いからか。どっちもあるのだろうが、そんなことを噯にも出さずに神奈子は黙って早苗を見続ける。
「いや、諏訪子……先ず早苗が小さくなったことに関してもうちょっとないの?」
「ん~……早苗、小さくなった?」
大して驚かずに淡々としている諏訪子に一抹の不安を覚えると共に、少しばかり楽そうでいいなと思う。
「ねぇ、神奈子」
「ん?」
「朝ご飯作って」
―こいつは何でこう……もういいや、止めておこう。頭が痛くなる。
神奈子が溜息をついたのとほぼ同時に早苗のお腹が鳴る。諏訪子の要望と早苗のお腹の要望はどうやら一緒のようだ。
*
神奈子は意外と家事が得意である。早苗の両親の仕事がとても忙しく、早苗の面倒を見切れていなかったからだ。そして、何よりも神奈子は人の喜ぶ顔が好きだった。人を喜ばすための物が家事だった。
「……こんなものか」
―随分と久し振りだが、それでも衰えてはいない。
そう思えるのは幸せだと思う。親心というものが衰えていないことを意味しているようで、安心する。
「昔の服、何処にしまったっけ」
味噌汁をかき混ぜながら、しまった場所を思い出そうとする。確かに残っているのは覚えているのだが、どうにもしまった場所を思い出せない。
「神奈子、一応昔の服引っ張り出してきたけど」
かき混ぜるのを止め、振り向く。諏訪子が小さな古着を抱えている。持っている物は確かに早苗の古着だ。
「よく覚えていたな」
「だってあんたが、この服諏訪子にぴったりみたいだから入れとくね、とか言って勝手に私の箪笥に詰め込んだんじゃん」
「あら、そうだっけ?」
嫌みな女だなと神奈子は笑って諏訪子から服を受け取る。確かに諏訪子が頑張れば着れそうな気はする。
「神奈子、吹き出てる」
服を抱いたまま後ろを振り返ると、味噌汁が熱いとばかりに熱された鍋の中から逃げようとしていた。
*
「いただきます」
昔の服も着たことだし、と意気込んで箸を掴む早苗。小さな手と大きな箸。余りにも似合わない。そして大きさが合わないために、箸から獲物はどんどんと零れ落ちてしまう。
「うぐぐぐぐ」
最早意地と言っても差支えはなかった。普段の早苗からすれば普通のサイズの煮物のジャガイモだって、幼くなった身体からしてみれば、特大サイズのジャガイモだったりするわけであって。
「あ」
そしてまたぽろりと箸から獲物を零す。最終手段として突き刺すというのが残っているものの、流石にそれをするのはマナーが悪い。心だけが成長して、身体が小さいと妙なプライドが生まれるのか。負けじと再び獲物に箸を向けようとしたその時、早苗は何かを思いついたらしく、お決まりであるとでも言うように、手を一つ鳴らしてみるのであった。
「風で自分の口まで運べばいいんだ」
右手に力を入れて、最近楽しくなってきた妖怪退治をする時のように、風を起こす。微妙な力加減が難しいのか、ジャガイモは弱々しく浮き上がり、移動をし始める。が、獲物は小皿から出ること許されずに落下する。
早苗は一旦呼吸を挟み、再度ジャガイモと格闘を始める。よろよろと弱々しく浮き上がり、また移動をし始める。しかしジャガイモのいる小皿は重力が大きいのか、再び落ちるのであった。
「早苗?」
諏訪子は早苗の顔を見て仰天。顔が真っ赤になっているのだ。蛸にも負けない、猿の尻にも負けない、真っ赤な顔。若干息も上がっている。
「上手く……はぁはぁ、風を起こせないです」
「ふむ……身体と一緒に力も退化しているのか」
「そもそも何でこうなってしまったのでしょう?」
「私の推測が正しければ、力の使い過ぎだと思うのだが……昨日何か大きいことをしたりしたか?」
「……」
俯く早苗、明らかに何かしましたと教えてくれている。
「何したの?」
「……滝割り」
「滝割りたってそんなに力を使わないでしょ」
「だって……」
「だって?」
「だって外の世界の某忍者みたく滝を斬れれば私も風遁・某丸を使えるようになるかもしれないじゃないですかっ!」
呆気に取られる神奈子、そんなことで小さくなったのだとしたら何と愛すべきおバカちゃんなのだろうかと思う。
「その前に某丸からだろうに……で、何回練習した?」
「……何回でしょう、覚えてません。我武者羅だったので」
普段から家計簿に間違いがないかといい、5回ぐらいに亘って見直すほど、几帳面な早苗が回数を忘れ、我武者羅になるほどだったのだから相当練習したのだろう――別のことにベクトルが向いてくれればよかったのだが。
そんな早苗に盛大なる溜息、二人の神様は呆れたのか、やれやれと言ったように首を横に振る。
「まぁ、これで原因は分かった。力の使い過ぎなら明日には戻っているだろう」
と、言って神奈子は早苗を持ち上げ、膝に乗せる。
「食べられないんだろ?食べさせてやるから」
*
「御馳走様」
「御馳走様」
「御馳走様」
三人、とは厳密には言えないが、三人一緒に手を合わせ一礼。
「さてと、今日はどうするの?」
と諏訪子。
「今日ねぇ……」
と神奈子。
「私、小さいまま」
と早苗。
「今日買い物へ行かないともう食料が……な」
神奈子はそう言って皿を綺麗に片し始める。それらを御盆の上に載せ、台所へと向かう。
「そうすると買い物と神社に居残り組かな」
諏訪子は早苗に目をやる。神奈子に買い物へ行かせて、自分は神社に残るとして早苗をどうするか。なるべく人の目に触れさせないようにしたいという思いはある、変な噂でもたてられたんじゃ溜まったもんじゃない。が、折角子どもの姿に戻れたのだから偶には仕事から解放してやりたい思いもある。
「神奈子、私神社に残るからさ。早苗と一緒に買い物行きなよ」
「いいのか?私で」
水が皿にぶつかっている音が聞える。その音に負けじと声を上げているのか、それとも買い物に行けることに喜びを隠し切れていないのか、神奈子の声が大きく聞える。
「いいよ」
「何だか悪いな」
早く皿洗いが終わったのか、急いだのか、神奈子は濡れている手をタオルで拭きながら台所から姿を現す。
「おみあげ待ってる」
「了解」
*
賑わっていないわけがなかった。時間帯は昼、里はどこもかしもが賑わっていて人も多い。丁度太陽が真上にある時間帯なので、それほど活発に動く妖怪はいない……とも言い切れなかった。薄い頬笑みを浮かべながら、里の花屋を回る凶悪な妖怪もいれば、非番なのだろうか、いつも寝てばかりで幻想郷にただ一つしかない紅い屋敷の門番までいる。
「今日はまた随分といるな」
「まるでゴミのようですねぇ」
神奈子に小さな手を握られ、早苗はほぉ、と里を見る。いつもよりも狭い視界、いつもよりも広く見える世界。不思議の国へ行って小さくなる薬を飲んだアリスもこんな感じだったのだろうかな、と一つ思ってみる。
「さてと先ずはお米」
小さな手を引いて、歩きだす。
「……お母さん」
小さく呟いた早苗、早苗の手に力が籠る。
―この子は、寂しがっているだろうか。
あまり考えなかったこと。風祝として、早くから童心を忘れてしまった子だ。母の愛を一心に受けることも、父の愛を一心に受けることも出来ずに育ったこの子は寂しがっているのではないのだろうか。
「……行こうか」
小さな手を改めて握り直す。
*
「ふっふ~ん」
上機嫌で飴を舐める早苗に笑みが零れる。
「モテモテだな」
いつも米を買っている米屋、八百屋、魚屋と回るうちに、早苗は店の主人から何らかの形でおまけをつけて貰っている。決して自分から言うわけではなく、向こうから一方的に渡されるわけである。元より常連だから、ということもあるかもしれないが、恐らく子ども姿である早苗に気をついつい緩めてしまうのだろう。
「子ども姿の特権ですよ」
当の本人は小悪魔のような顔をして小さく笑っている。
「手荷物を送ってもいいか?」
「はい」
この里にも分社は建てられている、無論信仰を集めるためだ。それ以外に意味など持ってはいない。が、実はいうと、意外なことも出来たりする。
その意外なこととは、通路になることだ。
そもそも分社はは本社と繋がっていなければ何の意味も持たない。信仰は分社から本社に送られる。当然神奈子はその分社の通路を開くことが出来るし、また何かを送ることだって可能だ。信仰という物として存在しないものでも、米など存在するものでもお構いなしに送れる。
「これでよしっと」
手を軽く叩き、背伸びをする神奈子。眩しい光が神奈子の顔を照らす。
「さてとどうするかな」
神奈子が振り返り、早苗を視界に捉えた瞬間に、可愛らしい音が二人の間を満たす。
「お腹空いたか?」
「……はい」
「一応御握りを作ってきたんだが、それでもいいか?」
財布を入れているバッグ――昔に早苗が神奈子にプレゼントしたものだ。ブランド物などではない、早苗が作ったバッグ。その中から可愛らしいお弁当箱を取り出し、近くにあった岩に座る。神奈子の横にちょこんと座る早苗。
「ほら、これなら食べられるだろ」
「有難うございます」
小さな手に不釣り合いな御握りが乗る。それを小さな口を大きくして一口。御握りの綺麗な三角が崩れる。
「そんなにがっつくなよ?」
トクトクと水筒からコップへと御茶を注いでいく。すっかりと向こうの世界に慣れてしまった、そんなことを神奈子は思う。暫く御茶を見続けていたが、見ているだけでは腹に入るわけがない。そろそろ何かを腹に入れないと虫が唸りだす。
「私も食べるか」
丁度良い風が吹き、前髪を揺らす。外でこうして小さな早苗と御握りを食べるなんて何年ぶりだろうか、思ってみれば長い時間だったような気もするし、短い時間だった気もする。と、思い出に浸っていると腹の虫が鳴くので御握りを一つばかり掴み、口の中に入れるのだった。
*
太陽が真上から少しばかり移動して、降り注ぐ暑さは少し和らいでいるが、地面からくる熱気はまた別問題だった。
「山の神様じゃないか」
そう声を掛けられて振り向けばそこには死なない人間、藤原妹紅がいた。神奈子よりも若いが、それでも何百という年齢ではある。
「竹林の不死鳥か」
「その名は止めてくれ、小っ恥ずかしい」
「しかし……お前、子持ちだったのか」
妹紅の後ろには今の早苗と同じぐらいの背丈を持つ少年や少女、またもっと幼い少年や少女がざっと数えるだけで十半ばはいる。
「里の子だ、慧音に遊びに連れていけとのお達しでな」
妹紅のズボンの裾をぎゅっと握っている少女を、妹紅は優しく撫でる。人見知りなのか、それとも山の神様と呼ばれた神奈子を恐ろしく思っているのか、少女は妹紅の後ろに隠れる。
「それよりも、あんたの方こそ小さい子と手を繋いでいるじゃないか」
「私ですよ」
早苗は凛とした声を上げ、妹紅を見る。妹紅は呆気にとられたようで、口を開けたまま固まる。数秒してから唐突に妹紅はからからと笑い出す。
「あっはっはっは。こりゃまた随分幼くなったなぁ、早苗」
愉快そうに高らかに笑い上げる妹紅は、早苗の髪をぐしゃぐしゃにしてはまた笑う。
「どうだい、私が連れている子たちと遊ぶかい?」
「私は……」
―止めておこう。
早苗はそう思ったが、子供たちが仲間が増えるかもしれないと思ったらしく目をキラキラとさせるものだから、断るタイミングをすっかりと無くしてしまった。
「……遊びます」
子どもたちの要望を飲まないほど子どもではない。今は幼い身体とは言え、本当であれば子どもからは脱出するか、脱出しないかの年齢だ。体力だって妖怪ほどではないが、成人並にあると自負している。
「いいかい?神奈子」
「ん、問題ない」
「んじゃ行こう。すぐ先の拓けた場所だ」
一人の少年が妹紅の前へと躍り出る。よほど嬉しいのか、歩みを止めた妹紅の手を取り、強引に連れていこうと引っ張る。
「ね、ね、行こうよ、妹紅ねーちゃん」
「はいはい」
妹紅が足を進めるとともに、集団が動き出した。
*
「こんなところがあるとはな」
花の香りが鼻腔をくすぐる。辺り一面に花が咲き誇っていて、太陽の畑にだって見劣りしない。様々な花が乱雑に咲いており、多様性に富んでいる。
「一緒に行こ」
誘蛾灯に引き寄せられる蝶のように、花畑に子どもたちは向かっていく、早苗の手を引いて。
そんな様子を微笑み、神奈子は近くにあった岩に座る。その隣に妹紅も座る。
「子どもは良いな、すぐに友達ができて」
「ああ」
妹紅の呼びかけに素っ気なく答える。素っ気なくなったのは仕方がない、楽しそうに笑う早苗に心が少しはしゃいだのだ。
――こんな顔を見たのは何年ぶりだろうか。
荒人神として見られるようになってからというもの、早苗が嬉しそうに笑うことが無くなっていった。重圧からくるものなのか、それとも人として見られなくなったからか。乾いた笑いだけが早苗に残ってしまった。
子どもの姿に戻って、子どもと遊んで、子どもの心を取り戻して、笑っている。
「あいつもあんな顔をするんだな」
「いつも営業スマイルだからな」
「営業……すまいる?」
不気味な物に触れるように、妹紅は顔を訝しげながら神奈子の言葉を繰り返す。どこぞの吸血鬼などはこの言葉を知ってるだろうな、と神奈子は思いながら、なんと説明したものかと回答を探す。
「まぁ、お世辞笑いみたいなもんだ」
「あぁ、それなら分かる……いつも笑った仮面でも着けているんじゃないかってくらいだ」
笑った仮面、的を射ている。そして、その原因を作ったかもしれないのは――恐らく私だ。
「……」
今でも時々思う、本当にあの時の選択が正しかったのか、と。
今でも時々思う、本当に諏訪大戦を起こして良かったのか、と。
今でも時々思う、早苗に真実を教えなくていてもいいのか、と。
「妹紅、お前さんは過去に思いを馳せたりするのか?」
「なんだ、あたしが過去に思いを馳せるような人間じゃないとでも思っているのか?」
「そういう意味じゃなくてだな――あの時にこうすればよかったとか、あの時にあれをしなければとか」
「そんなもん、数えたらきりがない」
妹紅の目が子どもたちを捉える。花の冠を作っている子ども、外の世界から伝わってきたボール遊びをしている子ども、昔からある遊びをしている子ども。
「でも、それらがあったから今の私がいるのもまた事実だ」
妹紅がふんわりと笑う。不思議とどこかの里の先生を彷彿させる。
「親友の受け売りみたいなもんだけどな」
「そう、か」
神奈子は、よっと立ち上がる。岩に座っていたせいでスカートは若干しわになっている。
「私も遊ぶかな」
*
「早苗」
「ふぁい……」
赤い、紅い雲の近くを飛ぶ。まだ赤く色づいていない葉もこの時間帯だけは見事な赤に染まる。
「今日は楽しかったか?」
「……」
「早苗?」
「かにゃ……こさ……ま」
冷たい感触が首に走る。つぅ、と糸が引いているところを見る限りは涎らしい。
―いつもこのくらい無防備でいると可愛いのに。
そう思って、自分のことを責める。笑顔を奪ったのは自分なのではないか――
神奈子は目を瞑る。
それでも、今ここに居られることを幸せに思う。自分の所為で早苗を巻き込んで、本来ならば人としいて生きていくはずだった早苗を巻き込んで、幸せに思う。
「どうか、このまま」
嫌な神であることは重々承知だ。嫌な奴にロクなことが起きないのも知っている。それでも、幸せな日々が続くことを祈る。祈って、祈って、祈り続ける。
紅い、赤い雲の近くを飛んで行く。帰る場所はちゃんとある。
小さな早苗、良いですね^^
和みました
けど一人称と三人称が混じってて少し読みにくかった。
文章の読みやすさ、などなどは程よい感じでしたb
>3さん 教えて下さってありがとうございます!小さい早苗、可愛い!
>8さん 最近寒くなり始めたのでぽかぽかな話を……なるほど、もう少し勉強します!
>9さん ほんとだ!洩矢でした、教えて下さってありがとうございます!
>18さん わぁい、100点だぁ!もっと精進します!
これからもがんばってください!!
小さいのはいいことだ
>25さん ありがとうです!
>27さん おさない早苗でおさなえさん。可愛い
>31さん よくありそうですしね……もっと素晴らしいアイデアが浮かべばいいのでしょうが。大きいのは素敵なことだ
息抜きに楽しく読めます。
個人的にはもう少し行間をあけてもらえると読みやすいかな、と思います。