Coolier - 新生・東方創想話

絶対に押してはいけないボタン

2010/06/01 01:37:48
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 もしみんなの目の前に絶対に押してはいけないボタンが置いてあったらどうするかな。
 押すだろうか、押さないだろうか。大事にしまっておくか、すぐに捨てるか、その行動は人によって千差万別だと思う。
 仮に、そのボタンが常に自分の手の中にあったとしたら悩みすぎて頭がくるくるぱーになってしまうかもしれないよ。

 なんでそんな質問をするのかって?
『絶対に押してはいけない』ってラベルの貼ってあるボタンがフランの部屋のド真ん中に、堂々と置いてあったからだよ。





 そしてそれをこいしは見るやいなや、皆が止める間も無く駆け足で拾いに行った。
 あまりの速度にスカートが捲れて水縞パンツが丸見えだったけど、まったく気にしてはいないみたいだ。
 こういうときの彼女は本当に素早い。考えるよりも先に脳から直接手足に電気信号が送られているみたい。

「一体何が起こるか楽しみだね♪」

 さっそくボタンは、欲望に忠実なこいしによって押されようとしている。
 押すなよ、絶対押すなよ! でも押しちゃう! の法則を見事に再現してくれるようだ。

「ちょっとストップストップ」

 しかしフランがこれを阻止する。するとこいしは不満を露に口を窄めた。
 もう押したくて押したくて仕方が無いようだ。
 いや、そんな顔しても駄目だからね、とフランは首を横に振る。
 
「えー、なんで止めちゃうの?」
「こいしちゃんは文字が読めないわけじゃないよね」
「とーぜん読めるよ。だからこれはつまり押せって事だよね!」

 そう胸を張って言ったこいしはまたもボタンを押そうと試みる。
 まぁ想定の範囲内だよね、と呆れたフランは瞬く間にこいしの腕を掴み羽交い絞めにする。
 もちろん傷つけないために、豆腐を包み込むかのような優しい力で。だけど暴れるこいしの身動きを封じるためにガッチリと。

「むー、これじゃうごけないよー」
「こいしちゃん、一旦冷静になって私の話を聞いてくれるかしら」

 とフランが尋ねるとこいしはコクリと頷いた。引っくり返った亀のように手足をジタバタと動かしながら。
 いや、暴れてるじゃない、とフランは頭を抱える。
 話は聞くけど冷静になる気は無いのか、頷いたならそこはハッキリして欲しい。
 
「あー、まあいいわ。じゃあまずこのボタンが押したら駄目ってのはわかるわよね?」
「うん、わかるよ♪」
「じゃあなんで押すのよ」
「面白そうだからだよ!」
 
 こいしはまるで太陽を思わせるような笑顔で叫んだ。

「うぐっ」

 あまりにも眩しかったので思わずフランは思わず目を瞑ってしまった。吸血鬼じゃなくてもこれには大ダメージである。
 後一回この攻撃を受けたら悶えすぎて立ち上がる事は出来ないであろう。さとりだったら一撃で大量出血死しているに違いない。
 しかし、フランもこんな事で負けるわけには行かない、なにより自分の野望のために。

「こいしちゃん、もう一度冷静になって聞いてね。もしこのボタンを押して部屋が大爆発したらどうなると思う?」
「とっても素敵な一日になると思うよ♪」
「なるわけないでしょ。だって私達は多少なりのケガをしちゃうのよ」
「あ……」

 ことの重大さに気が付いたこいしは言葉を喉に詰まらせる。
 そして持っているボタン見つめると、急に自分の体をブルブルと震わせ申し訳無さそうにフランの方へ顔を向けた。
 どうやらわかってくれたみたい、これでフランも一安心。

「ごめんね……。もう少しで私みんなに大怪我させちゃうところだったよ」
「もういいのよ、こいしちゃんは悪くないわ。だからそのボタンを私に預からせて頂戴」
「んー、わかったよ♪」

 そういうとこいしは素直に手に持っているボタンをフランに受け渡した。
 これにて一件落着である、がしかしその時だ。
 フランが誰にも見られないようにこっそりと笑みを浮かべ、心の中で「計画通り」と呟いた。


 そもそも、「絶対に押してはいけない」なんて書いてあるボタンを押したくならない奴なんているだろうか?
 そこに山があるから登る、酒があるから飲む、ぬえをなんかイジめたくなっちゃう。
 これと同様にそこにボタンがあったら押すのが世界の真理だ。当然フランも例外ではない。
 だけどそこで「私もボタンを押したーい!」なんて言ったどうなるか。それこそぬえに子供っぽいと言われて馬鹿にされるのは目に見えている。
 だからこそ、この瞬間を待っていたのだ。こいしにボタンを手渡されたときに事故を装い「うっかり押しちゃった、てへ☆」って言う最高のシチュエーションを。
 それにもし仮にフランの言う様に爆発したとしても、彼女の身体能力なら爆風よりも素早く二人を外に連れ出せる自信があったし、実際それは息を吸うよりも簡単な事である。
 というわけで押しちゃうぞ、そうフランは力を入れたが、

「あ、あれ?」

 世の中はアクシデントばかりが起こるものである。
 こいしはなにか自分が不味い事をしてしまったのかと不安になったのか、焦るフランを凝視した。

「どうしたのフランちゃん?」
「い、いえ。なんでもないわ」 

 と、フランはこいしに返して安心させようとしたが、内心はとても困っていた。
 予定通り事故を装ってボタンを押したが何も反応が無いから。
 それどころかあのポチッという心地よい感触すら無い。まるでハリボテの紙を押しているような感じ。
 
「偽者ってまさか」

 そこまで思ってフランはふと、ニヤニヤしながらこちらを眺めるぬえに気が付いた。
 あいつ、今まで静かだと思ってたけどそういう事か。

「あはは、どうしたのフラン? そんなきょとんとした顔しちゃってさ」
「あんたがすり替えたのね」
「よくわからないけど、フランはこれが欲しいのかな」
 
 ぬえはおそらく本物と思われるボタンをフランに見せびらかす。
 勝ち誇ったように胸を張りながら。
 試しにフランは手に持っているボタンを握りつぶすと、案の定ぬえの使い魔である蛇が飛び出てきて、主の下へと帰っていった。そして後に残ったのはボロボロの紙で作られた偽ボタン。
 こいしも何が起こったのかわから無いと言った表情で、二人の間をオロオロしながら交互に眺めた。 

「あんにゃろうめ~」
 
 フランは悔しさのあまり呟いた。
 いつの間にボタンが変わっていたなんて(恐らくは最初からであろう)問題ではない。
 それよりも、フランが子供特有の「ボタン押したい症候群」に陥っているのがぬえにバレた事のほうが問題である。
 だからと言って今更自分の気持ちを正直に白状するのは吸血鬼としての、何より自分のプライドが許さない。
 だけどぬえがボタンを持ってる以上、状況はフランが圧倒的に不利かと想われた。
 がしかしだ、

「押したら何が起きるか分からない正体不明のボタン。ロマンだよねぇ。押したいよね~フランも」
「ふふっ。この正体不明お馬鹿め。まぁいいわ」
「へ?」

 フランの不敵な笑いを見たぬえはきょとんとしたような顔をした。
 先ほど、幸せを胸一杯に詰めていたこいしからボタンを無理やり奪うのは、いたいけな子供をぶん殴る以上の罪悪感に苛まれるだろう。
 が、ぬえは憎たらしいくらいの悪意を持ってボタンを手にしている。
 そんな奴からボタンを奪うのに痛む胸なんてあるのだろうか? あるわけがない、むしろ楽しさしかない、ついでに服をひん剥いて辱めてやる。
 そうフランは意気込んだ。

「ぬえ、私を騙した事を後悔しなさい」
「そんな事よりフランは簡単に騙されたことを反省したほうがいいよ」
「う、うるさいわぇ。すぐにあんたからそのボタンを奪ってやるわよ!」 
「あはは、残念だけど私からボタンを奪うのは無理だね」
「ふん、負け惜しみを言っちゃって」

 と言ったフランだがぬえの言葉が口からのデマカセでないことをすぐに知る事となる。
 身体能力や弾幕力では周りに劣るぬえとはいえ、たった一人で幻想郷全てを巻き込むレベルの大異変を起した大妖怪。
 神をも騙したその実力は本物だ。
 そんなぬえが取って置きの切札を見せる。

「このボタンはこいしに預かってもらうよ」
「なっ!?」 

 予想外の事にフランも、こいしも驚いた。
 なぜまたこいしにボタンを託すのか、このときは理解が出来なかった。
 どう見ても、ぬえの悪あがきにしか考えられなかった。
 
「え、私が預かっていいの? 無意識にボタンを押しちゃうかもしれないよ?」
「大丈夫だって。はいよ」
 
 不安そうに目を伏せるこいしを無視して、ぬえはボタンをこいしに手渡した。

「むー、大丈夫かなー」

 ボタンを受け取ったこいしの手が震えている。
 もし自分がボタンを押してしまったらという事を恐れているのだろう。
 これならフランがまたこいしからボタンを預るのは簡単な事だろう。。
 なんてことはない。しかし、次のぬえの言葉で決定的な一手となる。

「もちろんだよ。私はこいしの事を信じているからね」
「ぬえ……、ありがとう」

 こいしの手の震えが止まった。ぬえと目を合わせてにっこりと笑う。自分の事を信頼してくれてとても嬉しいようだ。
 そんでもってぬえはフランを見て、ニヤリと笑った。自分の勝ちを確信してとても嬉しいようだ。
 あんにゃろうめ。悔しさのあまりフランは握りこぶしを作る。
 と同時に恥かしくもなった。さっきこいしを無意味に怖がらせてしまった事を反省して、素直にぬえを怒る事が出来なかった。
 そしてこいしが大切そうにボタンを抱えながら、フランの方へ駆けてきた。

「フランちゃんも私を信頼してくれるよね!」
「ええっと」
 
 こいしの目が輝いていて、今のフランには見ているだけで心苦しかった。 

「して、くれないの……?」
「いえ、そんな」
「私じゃ、やっぱり、だめ、かな」

 フランが回答に戸惑っているとこいしの目が潤みだしてきた。これは不味い、泣かれる。
 焦ったフランは徐に先制攻撃としてこいしに手を出して、

「私もこいしちゃんの事は信用してるわよ!」
「よかったぁ」

 彼女の頭を優しくなでなで。効果は抜群のようで見事泣き止ませるのに成功。笑顔のオマケつきである。
 そもそもこの状況で「信用してるわけないでしょ!」なんて言えるのは悪魔か外道だ。こあくまだってそんな事は言わない。
 しかしこれだとぬえもボタンを押せないのではと思ったがなんて事は無い。
 彼女の勝利はフランの悔しがる姿を見ることと、正体不明の物体を守る事なのだから。
 素直にフランが安全性を訴えて押したいって言えばきっとこいしは賛同してくれるに違いない。
 その確信がフランにはあった、さっきあれほど押したがっていたのだから。
 だけどそれだと勝ち誇った顔をするぬえに負けた気がして癪であった。というより事実完敗である。ボロ負けである。

「あいつに負けるよりは……」

 フランは心に決めた。
 もう恥を捨てて自分の誇りを守るにはこの手段しかないと。フランは徐にうずくまってこう叫んだ。

「あいたたたた、急にお腹が痛くなったわ!」
「いや、何やってるのフラン……? 」

 ぬえは可哀想な子を見る目でフランを見下ろしたがそんなのはもはやどうでもいい。
 誰が聞いても一発で仮病と分かる下手糞さであったがそれでもフランはさらに演技を続ける。

「わかった、きっとそのボタンが悪いのよ。押さなくても私に悪影響を与えてるんだわ。破壊するから私に頂戴こいしちゃん!」
「はぁ? なにバカな事言ってるんだよ。もしかしてそれがフランの最後の悪あがきなの?」

 驚くを通り越して呆れるぬえ。こんな演技に騙される奴なんてよほどのお人よしに違いない。だけどフランはこいしを信じた。
 それでもこいしなら、こいしならこのしょーもないフランの演技を信じて心配してくれると。

「ねぇ、フランちゃん?」

 そして来た。こいしからの返事が。
 心の中でフランは勝ちを確信し笑いを抑えた。
 しかし、

「ねぇ、なんでフランちゃん嘘つくの?」
「あ、あれー」

 こいしは首を傾げた。
 それは冷たい口調でもなく、怒った雰囲気もなくただ純粋な気持ちから生まれた疑問であった。
 どうしてバレたんだろう? 演技は(フランの中では)完璧のはずだったのに。

「嘘じゃないよ、本当に痛いんだって!」
「むー、そんな事ないよぉ。だってフランちゃん嘘つくとき右の羽がピクピクって動くんだもん」
「えっそうなの? うわ、じゃあ私のやった事って……」
「あ、今左の羽がピクピクしたよ。恥ずかしいのを我慢してるんだね」
「うぅっそんなはずは……」
「ちなみにー、気持ちいいのを耐えてるときは両方の羽が小刻みに振動するんだよね♪」
「そんな情報いらないわよっ」

 フランの顔が真っ赤に染まり冷や汗が流れ落ちる。恥を捨てて演技したはずなのに、その演技がバレバレだった事がこんなに恥ずかしいとは思っていなかった。
 ぬえがにやにやと眺めるが、フランはもう何も言い返す気には成らなかった。
 完全なるフランの負け。もうボタンを押す手段は何もない。無意識と正体不明の力に完全に敗れ去ってしまった。
 破壊の力なんてなんの役にも立たないんだと、彼女は悔しかった。
 もうフランが残っている道はボタンをきゅっとするしかない。それで全てが終わるんだ。もう苦しまなくいいんだ。
 そう諦め拳を握ろうとしたが、

「ふーん、そんなんで終わっちゃうんだ。まだフランは実力の一割も私達に見せてないと想うけど?」
「そうだよ、あんなカッコ悪い演技がフランちゃんの力なわけないよ!」

 ぬえとこいしの言葉でフランの中にあったネガティブな気持ちが消え去り、はっと目が覚めた。 
 私の力はこんなものだったのだろうかと、思い直した。
 そして、自分の手の中にある破壊のボタンを押すのをやめた。 

「みんな……」

 考えて見れば今までフランは策を考える立場なんかでは無かった。
 騙しではぬえのが一枚上手だし、嘘を付いてもこいしには見破られてしまう。
 元々作戦なんて考えてたら勝ち目なんて無かった。
 だけど、このまま負けるわけには行かない。情けない姿のまま幕を下ろすなんてごめんだ。
 そんな事したら、みんなの中にもやもやとした嫌な気持ちしか残らない。
 ならばフランが取れる道とは。ぬえやこいしに勝てる選択とは……、

「そのボタンの行方を弾幕ゴッコで決めないかしら?」
 
 ずうずうしいかもと思いながらもやっぱりコレしかない、フランはそう想った。
 これなら勝っても負けても悔いはないし、何より自分が一番自信のあり、大好きな事だから。
 この遊びで、フラン達は外へ駆け抜けたんだから。

「そうこなくっちゃ。やっぱりフランはそっちの方が似合ってるよ」 
「もちろん私もいいよ。絶対に負けないもんね♪」

 ぬえとこいしが賛同してくれる。
 その表情は呆れるほど清々しくて、見ているだけで心が洗われるようだった。

「ありがとうみんな。それじゃあ行くわよ!」 

 フランの合図と共にこいしも持っていたボタンを投げ捨てた。
 もはや、ボタンよりも、皆で遊ぶほうが楽しみなようだ。
 そしてぬえが使い魔を放ち、こいしがグリコ構え、フランがレーヴァテインを握り弾幕勝負を開始しようとしたとき、

「おーい、みんな。オヤツ食べる?」

 レミリア様の登場である。
 片手にはワインでは無くプリンの入った器が握り締められていた。
 その圧倒的カリスマを前にフラン達はついずっこけてしまい、勢いよくお互いの頭をぶつけ合ってしまった。
 その衝撃で違う意味でみんなの間に火花が飛び散る。もう何もかも台無しだよ。

「ん、なにこれ?」

 床に転がっているボタンに気が付いたレミリアはそれを拾い、興味深そうに眺めた。
 そして、『絶対に押してはいけない』の文字を発見してふふんと笑った。嫌な予感しかしない。

「この私に命令しようなんてボタンの癖にいい度胸ね」
「ちょっとお姉様やめて、空気読んでー!」

 フランが止める間も無くレミリアはボタンに手を掛けた。彼女もやっぱり子供である。そして、

「押してはいけないって言われたら押すのが吸血鬼よ!」

 レミリアはボタンをなんの躊躇もなく押してしまった。
 もはや吸血鬼の定義がなんなのかもわからない。
 やっちゃったー、というこいしのぬえの溜息混じりの声も聞えて来た。
 そんな中、フランはもしものときのために皆を瞬時に外へ連れ出すべく翼を広げた。すぐに、危険を察知できるよう冷静に辺りを見渡す。
 だけど爆発なんて起こらなかった。それどころか、何も起こりそうにはない。
 その代わりに、どこからか声が聞えてきた。









「デデーン、お嬢様―、アウトー」







 
 一同絶句。驚きを通り越して何も言葉が出なかった。
 聴き慣れた声と共に現れたのはゴボウを持った瀟洒なメイド咲夜。
 鼻歌交じりにスキップをしながらみんなの方へ近づいてきた。
 だけど楽しそうな彼女とは対照的に四人はハテナマークを浮かべながら口をポカンと開いている。
 こいしは目を丸くし、ぬえは気まずそうに頭を掻き、フランの表情なんて無だ。
 さっきまでのやる気に満ち溢れたみんなの顔が懐かしい。
 しかし、そんな微妙な空気を切り裂くように、咲夜はレミリアに言う。 

「お嬢様、アウトです」
「いや、わけがわからないんだけど?」
「このボタン、山の上の神さま曰くアウトになった人のお尻をペンペン出来る素晴らしい道具みたいなんですよ。
妹様たちのお尻を触ってみたかったんですがまぁいいです。というわけでお嬢様、はやくお尻を出してください」
「ふ ざ け る な! ちょっとフランからもこのダメイドに何か言っ……あいたっ!」

 怒るレミリアを無視して、咲夜は彼女のお尻をゴボウで一気に振り抜く。
 一本足打法だか神主打法だかわからないけど、とにもかくにも綺麗なフォームだった。
 ゴボウもバカには出来ないようで、お尻を叩かれたレミリアは痛そうに飛び跳ねている。
 それをフランは遠目に眺め、こいしやぬえに向かって尋ねた。

「えーと、みんなリビングでプリン食べる?」 
「うん食べる♪」
「あーうん、食べるか」 
 
 みんな今までのちょっとしたゴタゴタでみんな汗を掻いている。
 そんなときに食べるプリンはさぞかしおいしい事であろう。

「あ、最後の後始末しておかないと」

 フランは後に残された「絶対に押してはいけないボタン」を自分の掌にある「絶対に押してはいけなかったボタン」を押して破壊した。

「あんなボタンあったらみんなが危ないものね」

 そしてこいしとぬえ・レミリアや咲夜はその壮大な爆発音を聞き、ビクッと驚き目が見開いた。
 それを見たフランはイタズラが成功と言いたげに笑みを浮かべる。
 そして足取り軽くみんなと部屋を後にしていった。それが彼女の力。もう迷いはない。
咲夜  「運命どおりですか?」
レミリア「運命どおりよ」
咲夜  「お尻が真っ赤なのもですか?」
レミリア「強く叩きすぎなのよ。このダメイドめ」
咲夜  「ごぼうって結構強いんですね。驚きました」
レミリア「……驚きついでにフラン達に紅茶でも持って行ってやりなさい」
ムラサキ
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コメント



0.1940簡易評価
2.80削除
なんか好きです
気さくなネエさんレミリアもいいもんです
4.100名前が無い程度の能力削除
あなたの三人娘はなぜこうも可愛いのか
18.100名前が無い程度の能力削除
ダメだこの咲夜さんw
22.100奇声を発する程度の能力削除
タイトルでガキの使いを連想してたら似た感じになったwwwww
あと、ぺさんが指摘していたオケツ食べる?にも吹いたwwwww
24.100ぺ・四潤削除
ホントにみんな可愛すぎてたまんねぇ。毎度毎度男前なお嬢様もカッコいい。
ゴボウって純粋にムチだもんな。そりゃ痛いだろうww素手で叩かない(揉まれない)だけまだマシかもしれないww

オケツは誤字だったのかwwギャグでやってるのか素で間違えたのか実は指摘していいものか5分ほど悩みました。
てっきり三人娘のぷりんぷりんしたオケツのようなプリンという意味で言っていたのかとww
そのままでもよかったのにwww
これでムラサキさんが何を考えていたのか暴露されました。無意識って怖ぇww
ところで水橋パルスィと水縞パンツって似てると思いません?
34.100名前が無い程度の能力削除
良いおぜうだ、感動的だ。
だが誤字だ。
>それを見たフランはイラズラが成功と言いたげに笑みを浮かべる。

イタズラかな?

あなたの描く三人娘がかわいすぎる!
35.無評価ムラサキ削除
>豚さん
ありがとうございます。
姉さんなおぜう様は自分も好きです。
>4さん
それは三人娘がみんな可愛いからですよ!
いえ、本当に
>18さん
咲夜さんは自由なお方です
>奇声を発する程度の能力さん
デデーン!
自分もまさかオヤツ食べるがオケツ食べるなんて誤字になると想いませんでしたw
>ぺ・四潤さん
誤字指摘本当に感謝です。修正させて頂きました。
いえ、さすがにオケツ食べるは変態すぎますw
というか自分のミスなのに自分も気が付いて吹いちゃいましたw
普段考えてる事がバレるなんて恐ろしい。
>水橋パルスィと水縞パンツって似てると思いません?
ぺ・四潤さんその設定で作品書くべきですよww
>34さん
誤字修正本当にありがとうございます。
修正させて頂きました。
三人娘はいつも可愛いですよ!
42.100miyamo削除
まさかのお嬢様アウトww
まさかこう来るとはwww
まあなんにせよEx三姉妹が可愛いことに変わりは無いが
43.無評価ムラサキ削除
>miyamoさん
ですよねー
もっと流行るといいと思いますほんと
49.100名前が無い程度の能力削除
まさかそっちのお約束だとは思わなんだ
54.70名前が無い程度の能力削除
面白かった
んじぇがいい味出してるわー