Coolier - 新生・東方創想話

吸血鬼夜紅 第二幕<陰>

2005/02/07 10:14:44
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 名を呼ばれた者の運命に、紅き破滅をもたらす死葬の槍。

 魔槍「スピア・ザ・ゲイボルグ」

 その鋭い切っ先は、今まさに『上白沢慧音』の心臓を貫かんとしていた。

 
 カウンタースペル「三種の神器 郷」を掻い潜り、無防備な術者を射界に収めた魔槍。



 ―――クォォォオオオオォォ………………ン


 標的を射抜く歓喜に打ち震える槍の雄叫びが、甲高い音を立て大気を震わす。

 もはや、慧音の命運は尽きた、かに見えた。


 

 その時




「―――…………フシュルルル………」

 俯いた慧音の口から異音と共に吐き出される、生暖かい白い煙。

 突如、魔槍は「慧音のようななにか」の前で目標を見失ったかのように勢いを弱め、停止した。

 俯いて肩を震わせる慧音。その身にまとう紺色のドレスは、何時の間にか不気味な緑色に変化していた。

 白く清浄な月光を受け、その服はなんともいえない輝きを放って、周囲の空間を侵食する。

 にょき

 彼女の被る帽子が、ズレた気がした。

 ……気のせいであろうか。いや―――

 にょきにょき

 今や、完全に帽子は宙に押し上げられている。では、宙に浮かぶその帽子を支えるコレは、一体なんなのだろ
うか? まさか……「  」か!?
 いまだ成長を続けるソレは、最後に一際禍々しい産声を上げ、現界した。


 シャキィィィーーーーーーン

 

――――――――――――――――――――――――――――――

            Stage EX

            聖魔の鬼退治

           Crazy Long horn 

―――――――――――――――――――――――――――――― 


  4.


「…………なに、よ……アレは」

 呆然とその異形を見詰める、紅魔の嬢。

 そう、あらゆる運命を操る程度の能力をもってしても、その「  」は見切れなかった。

 ぞくり

 凶悪なそのフォルムに言いようの無い悪寒を感じ、レミリアは思わず可愛らしい小ぶりのお尻に両手を廻す。


 (…………いやん。な、なんて危険な香りを放つモノなの……い、嫌過ぎるわ)

 魅入られたかのように、じっ…とその異形を見詰め続けるレミリア。

 (でも………ちょっと、かっこいいかも)

 頬を染めて、うっとりとした自分を正気に戻すべく、慌てて手を振りしだき否定する。

 そう、かの紅魔「スカーレットデビル」すらも魅了する、危険で魅惑的な物体。それが慧音の頭上に燦然と輝
いていた。



――――――――――――――――――――――――――――――



   ――――それは、角というには
              ……あまりにも、大きすぎた。


       おおきく   ぶっとく   するどく


           かたく    ながく   


              そして

             禍々しすぎた。


          ――――それは、まさに





            ロングホーンだった。




―――――――――――――――――――――――――――――――――


 これぞ―――新たな地平、新たな歴史を創造する凶獣、ハクタクの本性。
 猛り狂うロングホーンの餌食になりたい奴は……いつでも来るがいい。
   私は来るものは、拒まない。誰であろうと掘って見せよう。


           上白沢 慧音(EX)

          Keine Kamishirasawa?


―――――――――――――――――――――――――――――――――



  5.狂気の凶鬼、兇器を以て狂喜する。
 

 ――フン


 無造作に唖然とする魔槍を引っ掴み、バリボリと噛みしだくハクタク。



「………は? (な、なんなのコイツは)」 レミリアの目が点になる。



 げふぅ


 なけなしの魔力の結晶を喰らわれてしまった。歴史あるスカーレットの戦歴でも、このような末路を辿った攻
性スペルは存在しない。まぁ……それも当然であろう。属性を合わせて吸収されるなら兎も角、頭からヴァリヴ
ォリ喰らわれるなどと……あまりにも常軌を逸している。


  
 ぎらり


「――――ひっ」


 銀色に輝く、所々緑色のメッシュの入った長髪を持つハクタク。長い前髪に隠された恐ろしい凶眼が、次なる
歴史を求めてギチリと光る。ニタァ…と釣りあがる獣の笑み。ゴパァ…と生臭い(んなことは無いが)吐息が、
呆然とするレミリアの耳元で吐き出された気がした。


「うー……こ、恐いよぅ……」

 未知なる恐怖の余り、一時的に幼児退行を起こすレミリア。



 ―――ゲッゲッゲッ……


 そんな反応に気を良くしたのか、ハクタクは殊更恐ろしげな哂い声を、これ見よがしにレミリアに向けた。
 涙目で期待通りの反応を返す少女を、舐めるように愛でる嗜虐のケダモノ。
 もはや、これがあの理知的で礼儀正しい慧音とは思えない変貌ぶりであった。




 おもむろにハクタクは雄叫びを上げた。




「「ウヲォォォオオオォォォォーーーーーーー……………ン………」」




「きゃうっ!」

 蝙蝠の羽をびくーん! と震え上がらせ、レミリアは恐怖した。
 恐い、ただひたすらに恐い。彼女はそれでも恐いもの見たさに、上目遣いに恐る恐る慧音? の頭上に屹立す
る二本の兇器を覗う。



 ズドォォォオオオォォォン

 ギシャァァアアアァァァッ



「あうあうあう……」

 ――言葉が出ない程、凶悪。恐ろしげな効果音がレミリアの鼓膜を震わせた。
 
 しかも―――

 何のつもりであろう。いや、まさか……そんな、だがそれ以外に考えられない。
 慧音だったモノの長大な角の片方を飾るのは、赤いリボン。

  
「………おしゃれさん?」

 もしこの場に著名なコーディネーターが居合わせたら、きっと首をぶんぶん振って否定するだろう。
 (無論、その後怒り狂うハクタクに再起不能になるまで掘られるのだ)
 あまりに場にそぐわないソレは、本来の可愛らしさを演出する事無く、むしろ…とことん不気味な印象を見る
もの(恐らくは犠牲者以外に居るまい)に与えている。そう、まるで年老いた山姥がゴスロリ衣装に身を包んだ
ような、どうしようもない違和感。人殺しの為の槍の柄に、無邪気な相合傘を掘り込むような……機能美に対す
る冒涜。兎に角、鬼もかった。



『――お嬢ちゃん、この先は一歩も通さないよ。妹紅には指一本触れさせない』

 地獄の釜よりなお深い、地の底より響くような、威圧感バリバリの声。



『満月の夜に、この私に挑むとは………いい度胸だ』

 もう、泣きそう。



『紅魔、レミリア・スカーレット』

 呼ばれちゃったよぅ。



「――は、はいッ」
 
 思わず居住まいを正して答えてしまったレミリア。ドキドキと胸が高鳴る。もしかして……これは、恋?



 クックックッ……

 気味の悪い哂いが、レミリアの全身を這い上がる。子猫のようにガタガタと脅える、幼き魔王。
(あ、危なく吊り橋効果に囚われるところだったわ。恐るべし……ワーハクタク)

 ……

 ……

 ……

 嫌な沈黙が世界を凍らせた。それは咲夜の世界に勝るとも劣らぬ時間停止能力(擬似)であっただろう。




           そして――

  
      満面の笑みで、死刑宣告は下された。






       『――――――お前を、掘る』








――――――――――――――――――――――――――――――

           Stage EX+

         凶獣の生贄、紅魔の危機

      
        Crazy Long horn Cavinng!

―――――――――――――――――――――――――――――― 


  6.
 

 レミリアの見守る中、ハクタクの姿がぶれた。

「―――はっ! 私としたことが、異界の瘴風に飲まれてたみたいね」

 言いようの無い危機を背後から感じ、咄嗟に身を投げ出すように斜め前方に宙返りをするレミリア。


 ―――轟ッ

 チッという囁きと共に先刻までただずんでいた空間を切り裂いたのは、狂牛のように身をかがめ、角を迫り出
したハクタクの姿である。鼻息荒く、八つ当たり気味に地を蹴るケダモノ。




『………何故、躱わす?』

 無茶苦茶だ。



「―――あ、あんたねぇ……そりゃ、躱わすでしょうが! 生憎、私のからだは、そんな凶悪なモノを受け入れ
るようには出来て無いのよ!」

 (あ、危なかった……もう少し反応が遅れてたら、お嫁にいけない体にされるとこだったわ……)



 久方ぶりにレミリアの体を冷や汗が伝う。普段はその圧倒的魔力を背景に、惜しみなく魔力をつぎ込んだスペ
ルカード戦闘がメインであったため、こういう肉弾戦は永らくご無沙汰していた。今の突進も、辛うじてかわす
ことが出来たが、正直ぎりぎりのタイミングである。


 ―――なんという、無様よ。


 今の一撃で目が覚めた幼きデーモンロード。彼女は身に染み込んだ怯惰を、羽の一打ちで振り払う。
 緋色の瞳孔がきゅうっと窄み、肉食獣の――冷徹な狩人の目となる。狩るのはもちろん―――




「―――面白い、そうでなくちゃあ締まらないわよね。フフッ……いいわ、思う存分―――踊りましょう」



 クスクス哂いながら、先程のロングホーントレインで、軽く傷ついた腕を伝う血を…人差し指に纏わせ――

 ペロリ

 ――妖艶に舐め取る、スカーレットデビル。



  †



 フー フー フゥゥーーー


 レミリアの真っ赤な血を見て興奮したのか、ハクタクは目をぎらつかせ、息を荒らげ、ガシュガシュ! と大
地を後ろ蹴に抉り続けている。土埃が不吉な黄煙を立ち昇らせ、追撃の狼煙を上げた。そして狂的な鼻息は、勇
壮なガンパレードマーチを奏でる。ハクタクは血沸き肉踊る戦闘の予感に身を震わせ、狂笑を目前の好敵手に手
向け、狂喜。



『―――血……アハ、アハハ、アハハハハ!!』



 血に酔う魔獣が、またひとり。
 もう、今更だが、普段の慧音はこのような既知外じみた言動は決してしないことを明言しておこう。
 信じて欲しい。月の魔力とは――――――かくも人と妖怪を狂わせるものだということを。


 ……

 ……


 じっと互いの出方を覗う、デュエリスト達。バトルフィールドをひょうひょうと吹き抜ける風は冷たい。だが
、二人に宿る……燃え滾るような熱い情熱を冷ますには、完全に役不足。じりじりと時計回りに間合いを保ちな
がら周回する、レミリアと慧音。高まり続ける緊張に、草木は怯え、竹林はびりびりと震撼し、二人の間に漂っ
てきた木の葉は、ぴしり、と真っ二つに爆ぜる。



 ―――………!

 慧音が動いた。

 ぐん、と地に伏せんばかりに前傾し、ギラリと微笑むロングホーンをレミリアに向け、奇声と共に吶喊する。



『Horyyyyyyyyyyyyy――――!!!!』

 凄まじい爆発力。避けられた後のことなぞ全く考慮しない、猛牛の突進。まともな感性の持ち主であれば、そ
の迫り来る双角のプレッシャーに耐えかね、身動きすら出来なくなるであろう。



「―――あはっ。また馬鹿の一つ覚えか! 先程は不覚を取ったけど、そう何度も同じ手が通じるとは思わない
ことね! お馬鹿さん!!」


 恐ろしい猛牛の突進『ロングホーントレイン』を前に、レミリアは余裕の笑みで慧音が自分に角を突き立てれ
る位置に来るのを待ち構える。まかり間違えば、訪れるのは――ツェペシュの末裔には、皮肉としか言いようが
無い――串刺し刑。「当らなきゃいいのよ」と気負わずにトントンとつま先でリズムを取り、愉しげに歌を口ず
さむレミリア。



 ―――轟……!


 先程と劣らぬ狂気の吶喊が、レミリアに到達する―――かに見えた。

 だが


「~~♪ ある晴れた~昼下がり~♪」

 ひらり


「市場へ続くみちー、荷馬車がゴトゴト」

 すたん。


「……子牛を乗せてゆくー♪」

 ニヤリ。


 小悪魔の笑みを浮かべるレミリア。華麗に宙を舞い、危なげなく回避成功。
 慧音を嘲笑うかのように、愉快に歌を唄い続ける余裕のつわものっぷりである。



『フゴォォーーーーーー』

 怒りの鼻息を吐き出す慧音。再度吶喊しようと振り向く彼女の目に映ったのは―――



「♪何も知らない 子牛さえ~ 売られてゆくのがわっかるだろーかー♪」

 意地の悪い微笑みと共に、両足を揃えて地を滑るように滑空して来る……紅魔の姿であった。
 両足を包み込むように変形した蝙蝠の翼が、永遠の浪漫――ドリルの矛先となってるのを慧音が確認出来た頃
には、もうすべてが遅すぎた。

 ドゴォッツ!

『フゴッ』

 強烈な螺旋の力を宿した大足払いが慧音にヒットした。か細い両足のどこにこんなパワーがあるのだろうか、
と疑うようなクリーンヒットを受け、慧音の体がドゴンと浮き上がる。

 ……

 ……

「ドナ ドナ ドナ ドナ~~~♪」

 ドゴッ バスッ ずごっ ビシビシッ ぱぱぱぱぱーん!

 ……宙に浮く慧音に吸い込まれる、情け容赦無い連撃。
 良く分からない歌詞と共に、嬉々として振るわれる紅き鉄拳。時折蝙蝠の翼が鞭のようにしなり、慧音の死角
からフリッカーの如く撃ち込まれる。目蓋を切り、流血に視界を奪われ、反撃する暇も無く宙を彷徨う彼女に、
果たして意識は在るのであろうか。
 
 ぴっぴっ、と緑色のサンドバックから血飛沫がスカーレットデビルの頬に降りかかる。
 心底嬉しげに、頬を汚す血を可愛らしい舌で舐め取るレミリア。



 ――デーモンロード系列魔力武技使用可能――


「――悲しみをたたえ~~」

 ―――ギュルルルル……

『ウゴゴゴゴー』 

 グロッキー気味の慧音の鳩尾に突き刺さる、悪魔の揺り篭――デーモンロードクレイドル。レミリアの頭上で
錐のように閉じられた切っ先がガリガリと防禦を削り、夜空に悲しい音が木霊した。
 最後にずどーんと一際痛そうな音をたて、置き土産のダメージと共に遠方にすっ飛んでいく慧音。




『………………』

 吹き飛ばされた慧音の背中が、大地に打ち付けられるかに見えた……その瞬間。





「ははっ♪ ――逃がしはしないわよっ、可愛い子牛さーん♪」

 ブォン……とレミリアの姿が掻き消える。
 先刻慧音が見せたロングホーントレインの加速を上回る―――超加速。
 これぞ、体内の魔力を活性化させ…通常では得られぬ速度を我が物とする、レミリアの得意技――

 デーモンロード・ウオーク

 ……

 ……


「ドナ ドナ ドナ ドナァァ~~~~~~~~ッ!!!!」


 輝くような笑顔でどなどな言いながら、超速度で詰め寄るレミリア。


 ……悪夢再び。


「ドナァ」   苛烈な体当たりが、更に頭上へと浮遊させ、慧音に眠ることを許さない。

「ドナぁ」   D・ウオークの二段構えの打撃。非道、ここに極まれり。

「ドナー」   はしたない真似を恥じるように、小さな動作で控えめに、慧音のしっぽを蹴り飛ばす。

「どな~」   バシュバシュッ!! 長く伸ばした紅魔の爪の2連撃。ブラッディ・慧音。

「どなッ!」  両手の魔力爪を……これでもか! という速度と強度で振り下ろした。



『アガァァアアアァァーーーー』

 悲鳴を上げて吹っ飛ぶ慧音。今までで一番良く飛んだ。飛距離更新の瞬間である。


 爽快な表情で爪に付着した血痕を舐め取る…闇の格闘王、レミリア・スカーレット。


 ――サーヴァント・フライヤー、使用可能――





「ついでだ、とっときな―――サーヴァント・フライヤーだッ」

 優美なポーズで掲げた両手から、幾つもの魔法陣が溢れ出し、12羽の蝙蝠の群れが赤い矢魔となり、ずどど
どどどど……と不吉な音を上げて、倒れ伏す慧音に駄目押しの集中砲火を喰らわせた。


 ……

 ……

 ……

 ……

「――――――儚い、いのち~~~♪」

 
 サッと片手を振り上げ、慧音に背を向けて目を閉じる――永遠に幼き紅い月。
 背後では爆音と共に『うがががががー』という死神に売られて逝く悲しげな子牛の悲鳴が、彼女の勝利を祝福
する賛美歌となり、夜空の月に届いていった。






 思いっきり運動した後の軽い達成感に酔う、レミリア・スカーレット。



「フフフ………魔力に頼らない肉弾戦も、偶にはいいものね。ワーハクタク、あんたの敗因は……ただ一つ」


 戦女神の微笑み。白い月明かりに映える、白磁のような繊細な面。紅き瞳が澄んだ輝きを放つ。









「――――――満月の夜に、わたしに喧嘩を売ったことよ……」







後悔はしてない。慧音が嫌いなわけではない。東方で嫌いなものなど居はしない。

ただ―――

レミリアの勇姿が、書きたかっただけ。

まだまだ暴走は、止まらない。
しん
[email protected]
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コメント



0.650簡易評価
1.無評価nagare削除
(Д)゜゜ ・・・ス、スゲェ!
レミリア様が恐ろしくひん曲がっておられる!

「これは恋・・・?」って・・・

そしてKけーねが最早普通に見えるのはどうしたことでしょうか^^;
しかもまだ続く!?  うぬぅ~
2.無評価ナイトメア削除
多分、はじめましてだと思います。
ナイトメアです。

中々すごいですが………時期的には「萃夢想」は「永夜抄」より前の時間設定だったと思います(夏だし)。

後、慧音の安否が気になります…………。

な、何か辛口ばっかでスイマセン nzo
それはさておき、レミリア、強すぎ………。
14.無評価名前が無い程度の能力削除
うーん…イマイチ主題が見えてこないというか、単にレミリア様TUEEEEEを書きたいだけって事なんでしょうかね。
ギャグとして捉らえればいいのかもしれないけど、それだと1話は何だったの?って事になりますし。
正直、読んでて良い気分はしませんでした。
16.40七死削除
哀れキモケーネ! だがしかし、君の死は無駄では無い!

ほんの僅かな時間とは言え、あのれみ様に「きゃうっ!」とか
「あうあう」とか萌えワードを言わせた君の英雄的行為は、例え
この後白玉楼でスキ焼にされる運命にあってなお色あせる事は無く
賞賛され、後世に末永く語り継がれるだろう!

さようなら、キモケーネ。 さようなら。 さようなら・・・・。


・・・しかし、しんさんは紅魔派か。

春誇れ 風にも舞わぬ 八部咲き
       今はただ咲け 定めを忘れて

これも宿命なれど、お互いにとって良き勝負であらん事を・・・。 
な~んちって^^;
18.40名前ガ無い程度の能力削除
ところどころに仕込まれたネタ
しかし、ソレに飲まれる事のない格好良い戦闘描写
うん、面白い
24.無評価名前が無い程度の能力削除
話としては好きだけどケーネの扱いが酷すぎ