Coolier - 新生・東方創想話

東方千一夜~The Endless Night 序章 「永遠亭壊滅」

2010/03/06 14:14:48
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 ある満月の夜、永遠亭の中庭では兎達が餅をついていた

 輝夜は永遠亭の楼閣からそれを眺めている。輝夜は月の使者が来襲してこない事が確認されるまで外に出ることができないのだ
 永琳は、まだ診療所で残った仕事を片付けている
 うどんげとてゐは、兎達を監督し客をもてなしていた

 輝夜は一人で空に浮かぶ月と、兎達の餅をつく様を眺めていた

 博麗霊夢との戦い以降、永遠亭は少しずつ変わっていった
 竹林の外との交流も増えた。お陰で、永琳の仕事も増える破目になったが、苦にはなっていないようだ
 そして、今日の例大祭には、霊夢と魔理沙がやってきていた
 特別に招待した訳ではないが、酒が出るというのを聞きつけて勝手にやってきたのだ

 お陰で、中庭はいつになく盛り上がっているようだった
 時折、巨大な光の柱が天に向かって伸びていく。酔っ払った魔理沙が、マスパを乱射しているようだった

「妹紅の奴、つまらない意地を張っちゃって、せっかくからかってあげようと思ってたのに」

 ふと、輝夜は妹紅の事を思い出す
 満月の夜は、妹紅とやり合う事も出来ない
 どうせならと誘いの使者を送ったというのに、けんもホロロに追い返されたという

「今日も、何も起きないわよね」

 輝夜は呟く
 千年以上もの間、そうしてきたというのに、今日はやけに満月が過ぎるのが待ち遠しかった
 ずっと永い間、こんな気持ちになる事を忘れていた気がする

「姫様」

 そう声を掛けられて、輝夜が振り返った

「珍しいですね、私が入ってきたことに気がつかれませんでしたか?」

 永琳は、すでに部屋の中に入ってきていた
 輝夜は、まったくそれに気付いていなかった

「まだ、満月が過ぎるまで数時間ある。私も永琳も、それまで外に出ることが出来ない」

 輝夜が言った
 いつぞやの永夜異変も、本物の満月を隠して月の使者の目を逸らす為のものだった

 月の都に戻るのはイヤだった

 罪人として裁かれる事や、罰を受けることよりも、永遠に死ぬことのない自分が隔離され、たった一人で最後の審判の日まで生きねばならない事がイヤだった
 だが、いつの頃からか、輝夜の考え方は少しずつ変わって行った
 永遠の命を持つ自分は、永遠に変化が訪れないものだと思っていた
 時代も、人も、夜空に輝く星さえも変わっていく
 それは、いつか必ず滅びの時を迎えるからだ
 永遠にその時が訪れない自分には、変化などしようのないものだと思っていた

 蓬莱の薬を飲んでから、輝夜の世界は灰色だった
 自分が愛した人も、自分を愛してくれた人も、自分より先にいなくなってしまう
 それが分かっているが故に、その人達をきちんと見ることが出来なかった

 だが、今は違った。あの巫女と魔法使いと戦ってから、自分の罪に怯え、ただ永琳に守られていただけの自分と決別できた
 輝夜の世界に、光が射した
 空はあくまでも青く、青空に伸び行く雲は白く、燃える血潮は限りなく赤かった

 人は、人が死ねば悲しいのだ
 笑い泣き、怒りに悶え、喜び悲しみ、人が生きていく限り、苦しい事はたくさんある
 それは当たり前の事だ、そして、それこそが生きていると云う事の証なのだ

 あの戦いから、輝夜は外の世界に踏み出す勇気を持った
 霊夢と魔理沙と戦っていなければ、輝夜はずっと自分の罪に怯えていただろう
 今では、月の都から追放されたことに感謝さえしていた
 そうでなければ、幻想郷に来ることも、霊夢達と出会うことも出来なかった

「姫様…?」

 永琳が不思議そうに、輝夜の顔をのぞき込む
 以前は、満月の夜は陰に籠もってしまう輝夜が、心なしか明るく見えた

「なんでもないわ、永琳」

 そういって、輝夜は窓から身を乗り出すように満月を仰いだ





~竹林の外~





「随分と盛り上がっているようだなぁ」

 ハクタク化している上白沢慧音が言った

「ああ、今日は二人もゲストが来ているらしいからな」

 もんぺ姿の妹紅が答える
 満月の夜は、輝夜も襲ってこない
 いつもならすでに寝ている時間だが、永遠亭のドンチャン騒ぎのお陰で眠れなかった

「だから、お前も呼ばれればよかったんだ」

 食器を片付けながら、慧音が言った
 今朝、せっかく例月祭に誘いに来たうどんげを、鳳翼天翔で吹き飛ばしたのを慧音は目撃していた

「冗談じゃない、どうせ私の杯に毒でも盛っていたに決まってる」

 そういうと、妹紅は畳に寝っ転がった

「そうかな、だが、最近の輝夜は心なしか以前より明るくなった気がする。案外、お前と仲直りしたいと思ったのかも知れないぞ」

 慧音は小さく笑う
 輝夜に修好を申し出され、困惑する妹紅の姿を想像したからだ
 恐らく、妹紅もそれを感じ取って、誘いを断ったのだ

「ふん、アイツは私の父に恥をかかせた極悪人だ。仲直りなんか、こっちから願い下げだ」

 強がりをいう妹紅
 だが、輝夜の変化は周りにも影響を与えていた

「うん、急に静かになったぞ」

 妹紅が外を見ると、分厚い雲が満月を覆い隠していた






~永遠亭~





 輝夜は楼閣の階段を降りていた
 分厚い雲が、月を隠している
 今なら、月の使者に見つからずに会場に降りることができる
 その後姿を見ながら、永琳は複雑な気持ちになる

 輝夜に蓬莱の薬を飲ませたのは、ほかならぬ永琳自身だった
 ずっと口に出せずにいたが、永琳は輝夜に負い目を感じていた
 だから、輝夜がニートと呼ばれるほど部屋に引き籠っていても何も言えなかった

 その輝夜が、自分から外に出ようとしている
 永琳にとっては嬉しいような、それでいて、自分だけ置いて行かれたような、複雑な気分だった





一つついては輝夜さま~
二つついては永琳さま~

月に御座す高貴で永遠の御方のために
つき続けましょ
はぁ続けましょ





 輝夜達が降りてくると、会場は宴たけなわという所だった
 巫女も魔法使いも、顔を赤くしている

 あっちでは、うどんげがてゐを追い掛け回している
 いつから、こんな光景が日常になったのだろう

「お集まりの皆様、今宵は拙宅での例月祭に起こし頂き、誠にありがとうございます」

「お集まりもなにも、私達二人しか来てないぜ」

 輝夜の挨拶に、酔った魔理沙が茶々を入れる
 霊夢はそれを聞いて大笑いしていた






~竹林の外~






「うん、急に静かになったな」

 妹紅が縁側に出て言った
 いつの間にか、兎達の唄も、宴会の喧騒も無くなっている

「ふ、月も隠れてしまったからな。大方、輝夜が挨拶でもしているのだろう」

「そうか…」

 慧音の言葉に、素直に納得する妹紅
 洗い物を済ませ、慧音はハクタク化を解く

「そんなに気になるなら、後で顔を出したらどうだ?まあ、あっちから尋ねて来るかもしれんが」

 エプロンを外し、慧音が妹紅の隣に座る

「ふん、なんと言われても、アイツと和解なんかしないからな」

 妹紅がそっぽを向いて拗ねる。最近の慧音は、何かと輝夜との修好を持ち出してくる
 永琳辺りと協力して、なにかと輝夜と引き合わせようと画策することがある
 妹紅にとっては、それは面白くないことだった
 一陣の風が、二人の髪を靡かせる

「つまらない意地を張るなよ、お前達は幻想郷で三人しかいない蓬莱人じゃないか
 いがみ合って、殺しあっているより、明るく笑ってのんびり暮らす方が楽しいじゃないか」

 慧音が言った。年齢で言えば、妹紅のほうが年上になるのだが、慧音からすれば、妹紅は少々意地っ張りな妹といった所だ

「アイツと縁側でお茶でも飲みながら、楽しくお喋りでもしてろっていうのかよ。冗談じゃないぜ」

 妹紅はそういって庭に出た
 確かに、妹紅が輝夜に持っていた憎しみというものは、もう大分薄れて来ている気がする
 だからといって、すぐに仲良くなれるほど、妹紅は器用ではなかった

「私とアイツの関係は永遠に変わらない。
 永遠に決着がつかないからこそ、私達はいつまでも戦い続ける
 それは、何があっても変わらないんだ」

 妹紅は、見えない満月を見上げる
 輝夜は、一体どう思っているのだろう…
 ふと、そんな考えが頭によぎった
 そのとき、雲の切れ間から何かが光った

「なんだ、あれは?」






~永遠亭~






「そして、月の都では」

 輝夜の挨拶は続いている
 すでに聞き飽きた面々は、うどんげが霊夢に神社の宴会に兎鍋を出すなと抗議したり、魔理沙が宝物庫の鍵を壊そうとマスパを連射したり(永琳の魔法で守られているためビクともしないが)以前にも増して騒がしくなっている

「何かしら…?」

 輝夜はずっと喋り続けている
 うどんげもてゐも、霊夢も魔理沙も、めいめい勝手に騒いでいるなか、永琳だけがその異常に気付いた
 空に、一筋の光が射している
 満月の明かりではない、白い光だった
 それが、段々と強くなっている

「姫様!」

 永琳が飛び出し、輝夜を伏せさせた
 次の瞬間、白い光から一筋の光線が放たれた!

 強烈な爆音と共に、永遠亭は爆風に包まれた

 大地が震え、竹林が薙ぎ倒される

 輝夜は、永琳の腕の隙間から、兎達が吹き飛ばされていくのを見た

「くそぉ!、なんなんだぜ!」

「どうなっているのよ!」

 爆風が収まると、永遠亭は半壊していた
 竹林は薙ぎ倒され、兎達も全滅している

 残っているのは、輝夜、永琳、うどんげ、てゐ、霊夢、魔理沙の六人だけだった

「お師匠様、これは一体?」

「………」

 うどんげの問いに、永琳は答えなかった

「ああ、また来たウサ!」

 空には、再び白い光が輝きを増していた

「に、逃げるウサ!」

 てゐがそういった瞬間、第二波が発射された
 永琳が飛び出し、白い光に向かった

「永琳!、ダメェ!」

 輝夜が叫ぶ
 次の瞬間、永琳の身体は白い光に吸い込まれた

 再び、強烈な爆音と爆風

 輝夜は必死に永遠亭の床にしがみつく、だが、凶悪なまでの爆風の勢いに、輝夜の指先から床の感触が消えた

 宙に飛ばされた瞬間、身体の自由が効かなくなる

 もがき、足掻いて爆風に逆らおうとするが、そんなことはお構い無しに輝夜の身体は吹き飛ばされる

 そして、輝夜は意識を失った…






―――――――――――――――







 激しい爆音、幻想郷中に大きな爆発音が木霊している
 白い光線と共に武装した兵士が次々に降り立ってくる

 博麗神社も、紅魔館も、幻想郷中のありとあらゆる建物が破壊され、人間も妖怪もただ逃げ惑うばかりだ
 そして、弱い者から倒されていく

 これは、そう、幻想郷の終末の姿だ…

「うう…、やめて…、これ以上幻想郷を破壊しないで」

「おい、バカグヤ、起きろ」

 そういって、妹紅は輝夜の頬を引っ張った

「痛いわね、何すんのよ!」

 輝夜は布団を跳ね飛ばして目覚めた

「やっと起きたか、バカグヤ」

「はっ!、ここは…」

 輝夜は辺りを見渡す
 木造の簡素な家、飾り気は無いが清潔に片付いており、所々に歴史の本が山積みにされている

 どうみても永遠亭ではない

「何を寝ぼけてるんだ。どうやら、ここは慧音の家らしいな」

 妹紅が胡坐をかいて座る
 家の外では、人間達の話し声や雑踏の音がする

 紛れもなく、人間の里に違いない

「じゃあ、さっきのは…」

 幻想郷の終末どころか、喧嘩一つ起こっていない

「夢だったのか…」

 輝夜が長い息をついた
 輝夜が見た幻想郷の終末は夢だったのだ
 やけにリアルな夢だったが

 それが分かった途端、輝夜の身体から力が抜けた

「なんなんだよ、いったい?」

 輝夜は、今まで見ていた夢の話を妹紅に話した
 と言っても、霞がかったおぼろげな記憶の為、細部の細かい所までは思い出せない

 あやふやなままだが、幻想郷が破壊し尽くされ、人々が殺されていく所だけは妙にリアルに覚えている

「ふん、おまえ、破壊願望でもあるんじゃないか?
 よりにもよって、幻想郷の終末なんて」

 たかが夢の話と、妹紅は見下すように茶化す

「どっかのガサツ娘と違って、私はリグルも殺せないくらいおしとやかなのよ」

 真面目に話していつのに茶々を入れる妹紅に、輝夜が小さく針を刺す

「誰がガサツ娘だってぇ!」

「あんた以外に誰がいるのよ!」

「私だって、貴族の娘だぞ!
 それを捕まえてガサツたぁなんだ!」

「うっさいわね!、千年以上生きてて武芸ばっかり強くなって、ご飯もロクに炊けない娘は十分ガサツでしょうが!」

「む~!」

 二人は顔をくっつけ合ってガンを飛ばす
 しばらくそれを続けたが、やがて離れた

「いったい、あの時なにがあったのよ」

 輝夜が話題を変えた

「私の方が聞きたいくらいさ
 あの時、永遠亭で爆発があって、兎達が吹き飛ばされた
 次の第二波で、お前が吹き飛ばされてきたから、慌てて受け止めて、気付いたらここにいた」

 妹紅が語った
 あの時、白い光を発見してすぐに最初の一撃が来た
 兎達は吹き飛び、妹紅も激しい爆風に目も開けられないほどだった

 爆風が収まり、目を開けると、妹紅の家の辺りまで竹林は薙ぎ倒され、妹紅の家も損傷していた

 間髪を置かず、第二波が来た

 何事か訳も分からなかったが、妹紅の目に輝夜が吹き飛ばされているのが映った
 妹紅は輝夜を抱きとめたが、爆風に煽られ、吹き飛ばされた

 そして、気付いたらここにいた

「そう、妹紅、私を助けてくれたのね」

 珍しく、輝夜が萎れている

「け!、私も焼きが回ったぜ。お前をたすけるなんて…」

 そういう妹紅の身体に、輝夜は腕を回して抱きついた

「な、何をするんだよ」

「助けてくれてありがとう、もこたん…」

 妹紅の胸に、輝夜が顔を埋める

「バ、馬鹿!、やめろ。私はそんなつもりじゃ」

 激しく狼狽する妹紅
 その瞬間、輝夜の目つきが変わる

「所で、さっきの結構痛かったわ!」

 抱きついていた腕を急激に締め、輝夜は妹紅に鯖折をかました

「ぐわ!、輝夜!てめぇ!」

「へへぇ~ん!、なに本気になってるのよ、馬鹿じゃないの」

「輝夜、ぶっ殺す!」

 妹紅が、右手に炎を召還した
 輝夜が逃げ回る

「何をやってるいるんだ、騒々しい」

 寺子屋の授業が終わったらしい、慧音が戻ってきた

「け、慧音」

 慌てて妹紅が右手を隠す
 慧音の背後に回った輝夜が、鼻を広げておちょくっている

(輝夜、絶対殺す)

 言葉を殺しながら、妹紅は座る

「そんな事より、慧音は無事だったのか?
 怪我はないか?」

 妹紅が聞いた
 あの時、妹紅の家には慧音もいた。
 不老不死の妹紅や輝夜はどんな重傷でもたちどころに治るが、慧音はそうはいかない

「何を言っているんだ?。なんで私が怪我をしなきゃならん?」

 慧音は不思議そうに聞き返した
 確かに、パッと見た限りでは怪我をしている様子はない

「しかし、驚いたぞ。朝、妹紅に朝食を届けに行った時にうどんげを吹き飛ばしたと思ったら、里に戻ったら二人して倒れているんだからな」

「え!?」

「慧音、何を言っているんだ!?」

 慧音の言葉に、輝夜と妹紅は心臓を掴まれたかのように驚いた

「何をも何も、今朝の事だ
 大方、うどんげが追い返されたから、輝夜自ら誘いに来て、毎度の如くドンパチ始めたんだろう」

 慧音が言った。妹紅も輝夜も訳が分からない

「慧音、イナバの誘いって…」

 輝夜が聞いた

「二人ともどうしたんだ?、例月祭の誘いに決まってるじゃないか。今宵は満月だ」

「慧音、気は確かなの!」

「どっかに頭をぶつけたんじゃないのか?」

 輝夜と妹紅が、慧音に詰め寄る

「なんだなんだ、二人して。私はしっかりしているし、頭も打ってない
 今日は○月×日。歴史を操る私が、日付を間違える訳がないだろう」

 慧音は頭もしっかりしているし、もちろん嘘もついてない
 慧音の言った日付は、確かに昨日、永遠亭で例月祭を行った日付なのだ

 つまり、輝夜と妹紅は、あの爆風に吹き飛ばされてから、一日前にタイムスリップしてしまったことになる

「輝夜!、またてめぇの仕業か!
 時間を巻き戻すなんて、てめぇか紅魔館のメイドにしかできねぇ!」

 妹紅が輝夜の胸倉を掴んだ

「知らないわよ、いくら私でも過ぎた時間を戻すことなんてできないわよ」

 輝夜が反論する
 輝夜の永遠と須臾を操る能力は、眼に見えない認識できないほどの時間の流れを操ることで、時間の流れを緩めたり早めたりすることで、時間の流れを逆行することはできない

「まてまて、いったいどうしたというんだ。訳を話してみろ」

 慧音が二人を離す
 二人は話した。例月祭の最中に怪しげな白い光に襲われ永遠亭が壊滅したこと、そして、自分達がタイムスリップしてしまったこと

「ふむぅ、とてもにわかには信じられん」

 今度は、慧音が二人の正気を疑う番だった
 しかし、輝夜はともかく、妹紅が嘘をつくとは思えない

「なあ、慧音。本当に今日は○月×日なのか?」

 妹紅が確認する

「ああ、間違いない。それに、永遠亭が壊滅したなんてニュースが流れたら、こんなに呑気にしてられないだろう」

 慧音の言うことは尤もだった
 家の外では、相変わらず呑気な人の群が闊歩している

「まぁ、ここで言い合っても仕方あるまい
 二人とも腹が空いてるだろう。日没までまだ少し時間がある。腹ごしらえをしてから、実際に永遠亭を見に行こうじゃないか」

 慧音が言った。確かに、今はそうするしかないだろう

「待って、私も手伝うわ」

 輝夜が立ち上がった
 何かしていないと落ち着かないからだ

「じゃあ、私も…」

「妹紅はいい」

 立ち上がろうとした妹紅を、二人が止めた
 大根の皮を剥くだけで、指を5,6本切り落としてしまう妹紅がいると、かえって時間がかかってしまう

 三人は腹ごしらえをして、竹林に向かった

 輝夜は月の使者に見つからぬよう、慧音に歴史を食べてもらっている

 輝夜は密かに期待している。本当に一日前にタイムスリップしているなら、永遠亭も永琳達も健在なはずである
 全て元通りになっているはずなのだ

 幾度も竹林を曲がり下り、一行は永遠亭のあるべき場所に辿り着いた

「こ、これは…」

 そこには、ただただ広大な空き地が広がっていた

 周囲の竹林は薙ぎ倒され、砲撃を受けたのであろう、地面が歪に歪んでいる

 永遠亭は影も形もなかった…

「あ、あぁ…
 永琳!イナバ!てゐ!
 あああああ!!」

 輝夜は自分の家族ともいうべき従者の名を叫び、その場に泣き崩れた

「私の家も無くなっている」

 空を飛び、周囲を見渡した妹紅が言った
 二人が吹き飛ばされた後も、執拗に砲撃が繰り返されたのであろう
 竹林の中心は、ほぼ完璧に破壊し尽くされていた

 妹紅は地面に降り、呆然としている。輝夜は泣き崩れたまま、嗚咽を漏らしている

 しかし、慧音はこの竹林にある種の違和感を感じた

(何かがおかしい…)

 慧音は、夜空に浮かぶ満月を見上げる

「ああああ!」

 慧音のハクタク化が始まる
 頭に二本の角、髪の色も変わる
 伝説の神獣、ハクタクへと変身した

「ハァ…ハァ…。やはりそうか…」

 息を切らしながら、慧音がつぶやく

「どうしたんだ慧音?
 なにか分かったのか?」

 妹紅が訊く

「輝夜、お前の歴史を返すぞ」

 そういうと、慧音は口から光の玉を吐き出した
 これは、輝夜から食っていた輝夜の歴史だった

「大丈夫だ、月の使者に見つかりはしない
 その玉に触れてみろ、全て分かるはずだ」

 慧音が言った
 輝夜は恐る恐る、光の玉に手を伸ばした

「こ、これは…!」

 光の玉に触れた途端、輝夜に歴史が戻り能力も復活した

「分かったか」

「ど、どういうことなのよ、いったい…」

 輝夜が唖然としている

「おい、なんなんだよ。何が分かったんだ。私にも分かるように言え」

 妹紅が苛立ちながら言った
 二人だけで話が進んで、ちっとも分からない

「いま、この迷いの竹林は、時間が止まっているんだ。いや、時間と云う概念そのものがなくなっていると言った方が正確かな」

「ああ!?」

 慧音の説明に、妹紅が驚愕する

「どういうことだよ、時間が無くなるって?」

 妹紅は混乱している

「時間と云うものは、映画のフィルムみたいなもの。認識できないほどたくさんのコマが積み重なって出来ているの
 でも、ここは、この一つのコマが宇宙の終末の時間まで続いていく
 いうなれば、これは永遠の世界」

 輝夜の説明に、妹紅は唖然とする
 永遠亭は、文字通り永遠の世界になってしまったというのか

「証拠を見せようか」

 そういうと、慧音は一本の竹の前に立った

「はぁ!」

 慧音は手刀を振り下ろし、竹を真っ二つに割った

「あ!」

 しかし、竹は瞬時に元に戻った

「永遠の世界では変化が訪れない。こんな風に、元に戻ってしまうんだ」

 慧音の言葉に、妹紅はその場にへたり込んだ

「永遠に変化が訪れないか。私達と同じね」

 輝夜が自嘲気味に言った
 だが、そのお陰で月の使者から身を隠すことが出来ている

「だがな、いま幻想郷で起こっている異変はそれだけじゃないぞ」

 慧音が言った
 二人が慧音の方を振り向く

「いま、幻想郷のあちこちの歴史を調べようとしたが、人間の里以外の場所の歴史を見ることが出来なかった
 結論から言う…。いま、幻想郷では時間の流れが一定していない。紅魔館も白玉楼も、まったく違う時間軸で時間が流れているんだ」

「………!?」

 慧音の言葉に、二人は顔色を無くす

「ここから先は推測になるのだが、恐らく、永遠亭を襲った白い光は、時空を超えて敵を異次元の彼方へ吹き飛ばす類のものだったのではないだろうか?
 輝夜と妹紅が一日前の人間の里にタイムスリップしたように、霊夢や永琳達も、他の場所の異なる時間軸へワープした可能性がある」

 つまり、幻想郷中でタイムパラドックスが起きているということか

「じゃあ、じゃあ永琳達は…」

「恐らく、人間の里から他のエリアには通行が出来なくなっている。当然だ、異なる時間を進んでるんだからな
 時間を正常に戻さない限り、向こうへは行けないだろう」

 慧音がお茶を濁す
 だが、輝夜の真摯な目からは逃れられない

「私の能力では、時間を正常に戻すことは出来ない。それに、どこの時間に飛ばされたかも分からんし、時間を移動する手段も無い
 現状では、永琳達を助ける手段はない」

「あ…あああ!」

 輝夜は、再び泣き崩れた

「待てよ、慧音。それじゃあ、霊夢も助けられないのかよ。霊夢が居なけりゃ、幻想郷の大結界が消えちまうんだろ?」

 妹紅が言った

「ああ、だがこうして無事な所を見ると、時間軸が違っても、命が無事なら結界としての機能を果たすらしいな」

 そういって、二人は泣き崩れる輝夜を見る
 恐らく、輝夜の能力でも時間を正常に戻すことは出来ないだろう

「せめて、スキマ妖怪の力があれば、永琳達のいる時代との境界を弄って助けに行けるのだが、アイツの住処も時間軸がズレてしまってる。応援を呼ぶのは不可能だろう」

「くそ!、あのスキマババァ!、肝心な時に役に立たねぇ!」

 妹紅が頭を掻き毟る
 もはや、どうすることもできない
 絶望と不安が辺りを支配する
 聞こえるのは輝夜の嗚咽の声だけだった

「こうしていても仕方ない。一旦、私の家に戻ろう」

 そういって、慧音が踵を返した

 その時である

 壊滅した永遠亭の跡地に、幾株かの竹の切り株があった

 その中の一つが、突然輝きだした

「こ、これは…まさか…」

 慧音は、切り株に近づいた
 その光は、月の光を反射しているのでもなければ、光が拡散しているのでもない

「これは、時の光…?」

 輝夜が言った
 月の都の最先端技術は、時間の流れが人間が知覚できないほどの小さな時間が積み重なっているということを解明した
 そして、その小さな時間を収束した時に生まれる光は、自然界に存在するどんな光とも違う、まったく穢れの存在しない光になった

 そして、穢れの存在しない光によって、時間の流れを操る能力や技術が生まれた

 その光こそ、時の光なのである

「永琳に見せてもらった文献にあった…
 地上の生き物に命を与える太陽の光は穢れている。その光を反射している月の光も然り。穢れた人間の作り出す光も勿論穢れている
 地上では絶対に見ることが出来ぬ時の光…
 それが、何故ここに…」

 慧音が、切り株の前を行ったり来たりして考えを巡らす

「そうか、いま永遠亭は時間その物がない。いわば時の集積点…

『時の最果て』

 …となっているのか!」

 慧音の頭脳が、答えを引き出した
 慧音は二人を振り返る

「な、なんだよ慧音。なにか分かったのか?」

 妹紅が訊いた

「二人とも、相対性理論というものを知っているか?。時間の流れと云うものが絶対的ではなく、物体の速さや質量によって変化するという理論だ」

 慧音が言ったが、二人とも慧音が何と言ったかも理解していない
 目が点になっている

「この理論によれば、高速で動いている物と止まっている物とでは、時間の流れに開きが生じてしまう
 だから、時間を集積し、時間のズレを解消する場所がある
 それこそが、時の最果て」

 慧音が時の光に近づく

「そして、今回の事件で、永琳達は別の時間に飛ばされた」

「つまり、時間に異変が起きる?」

 妹紅が言った

「恐らく。そして、時の光は認識できない時間が収束する事で生まれる。つまり、この光が繋がっている先で異変が起きている可能性がある」

 慧音の説明を聞く内に、輝夜の心臓は早鐘を鳴らすが如く、心拍数が上がっていく

 つまり…

「この時の光を通れば、永琳達がいる時代にワープできるかもしれない」

 慧音の言葉に、輝夜の全身が震えだす
 つまり、この時の光を通れば、永琳達を助けられるかもしれない

「ほんとかよ、慧音?」

 妹紅が不安そうに聞く
 相対性理論はまったく理解できないが、この光を通れば、別の時間に移動できるということはわかった

「確かに、半分は私の推測だ
 だが、時の光がどこかの時代に繋がっているのは確かだ
 時の光が見えるのは、繋がっている時代の時の流れに異変が起きているからだ。そして、時間の流れに起こった異変は、お前達が今日体験したばかりだ」

 妹紅は、慧音の家でのやり取りを思い出す
 輝夜も妹紅も、永遠亭を壊滅させた白い光によって一日前に飛ばされた
 それなら、他の連中も別の時代に飛ばされているはず
 逆に言えば、いま時間の流れに異変が起きている時代は、永琳達が飛ばされた時代以外考えられない

 慧音は輝夜を振り返った

「輝夜…、聞いたとおりだ。十中八九、この時の光に飛び込めば永琳達のいる時代に行けるだろう。しかし、永琳達に出会える保証はないし、無事に帰ってこれるかもわからない。
 行くか行かないかは、お前の自由だ」

 慧音は輝夜に問う
 もしも、本当に永琳達のいる時代に行けたとしても、永琳達に出会える保証はない
 下手をすれば、時代の迷子になってしまうかもしれない

 輝夜は顔を上げる。月明かりに、輝夜の輪郭がはっきりと映った。

「行く。永琳達がいない時代に未練はないわ。
 たとえ出会うことが出来なくとも、同じ時代に行ける事が分かっただけでも十分よ。何億年かかったって見つけてみせる」

 輝夜の答えは明瞭だった
 澱みなく、躊躇もなく、輝夜は言った
 輝夜は強くなった。永琳に甘え、全てを蓬莱の薬のせいにしていたあの頃の輝夜とは違う
 
 自分の家族の為、自らの危険を省みず冒険する勇気を、輝夜はいったい誰からもらったのだろう?

「そうか、分かった。妹紅、この時の光は、穢れの無い者しか通ることができない。
 つまり、蓬莱人であるお前と輝夜しか、向こうの時代に行く事ができない
 輝夜と一緒に、永琳達を探しに行ってくれないか?」

 慧音が言った
 時の光は、あらゆる穢れが存在しない為、穢れのある者は弾き出されてしまう

 穢れのある慧音は、時の光を通ることができない

「私が、輝夜と?」

 妹紅が輝夜と顔を見合わせた
 妹紅にとっては父に恥をかかせ、自分を不死にした原因を作った張本人
 それと二人で旅するなど、冗談ではない

 今までは…

「妹紅…、あなたにとっては私は憎んでも憎みきれない仇敵。そんな私と旅するなんてイヤでしょうね」

 輝夜が妹紅に背を向ける

「私もあなたが嫌いだった。馬鹿で、不器用で、貧乏で、意地っ張りで…孤独で…弱くて…。あなたを見ていると、自分自身をみているようだったわ
 でも、あの巫女と戦って分かった。妖怪と人間、まったく違う種族でありながら、彼女達はお互いを信じていた
 自分が不死の存在だと、垣根を作っていた自分が間違っていたと思った
 私は、その垣根から外に出る勇気をもらった。そして、永遠亭に住む永琳やイナバやてゐが、私にとってかけがえのない家族なんだとようやくわかった
 今のあなたも同じはず
 妹紅、一緒に来て、あなたがいれば心強い」

 輝夜が振り返り、手を差し出した
 自分の言いたかった事を全部言われて、妹紅は無理に意地を張るしかなかった

「ちっ!、そこまで言われたら、断る訳に行かないじゃないか
 だが、勘違いするなよ、お前の為にやるんじゃない。永琳達のためなんだからな!」

 照れた顔を隠すように、妹紅は顔を逸らす

「ありがとう、もこたん」

 そういって、輝夜は右手を伸ばす
 妹紅は顔を背けたまま、輝夜の右手に手を伸ばした

「…!?、痛ってえ!」

 輝夜の手を握った瞬間、妹紅の右手に激痛が走る

「へへぇ~ん、また引っ掛かった。本当に単純ねえ」

 輝夜は、いつの間にか右手に画鋲を仕込んでいた

「てめぇ!、このシリアスな場面で!」

 妹紅は、恥ずかしさと怒りが頂点に達した

「ふふぅ~ん、騙されるほうが悪いのよ。悔しかったら追い掛けて来てごらん!」

 そういうと、輝夜は時の光へと飛び込んだ

「こらぁ!、待ちやがれ!」

 妹紅もすぐさま輝夜を追い掛け、時の光に飛び込んだ
 あまりの展開の速さに、慧音は唖然としたまま動けなかった

「まったく、少しは成長したかと思ったら、二人とも素直じゃない
 やれやれ…」

 慧音は時の最果てに留まることにした
 わずかでも歴史を修正すれば、可能性が見つかるかもしれない
 どちらにせよ、慧音には二人を待つよりなかった

 こうして、輝夜と妹紅は、幻想郷の別の時代へと旅立った
以前の反省から、うpし直しました

かなりの長編になる予定なので、時間をかけてゆっくりお読みください

なお、作者の独自の解釈や二次設定が含まれております

コメントを下さった方、ありがとうございます
完結までに要する期間は半年ほどと思いますので末永くお付き合いください

若干訂正と加筆してあります

~次回予告~

輝夜と妹紅は、見知らぬ森に辿り着いた
二人はそこが遠い異国の地、幻想郷の外の世界だと知る

そこは幻想郷にやってくる以前の紅魔館がある時代だった

一方、この時代に飛ばされた因幡てゐは、言葉も通じぬ異国の地で空腹と戦っていた
道端に座り込んでいたいたてゐは、放浪の中国妖怪美鈴と出会う

彼女の言動から、自分がタイムスリップしてしまったことを知ったてゐ
そして、てゐは彼女の口から、夜な夜な街を破壊して回る吸血鬼姉妹の話を聞く…

次回「永遠に紅い幼き月」

第一章前編のリンク貼ります
ダイ
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1268563824&log=104
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コメント



0.860簡易評価
3.無評価名前が無い程度の能力削除
タグの長編は不適切では?
そして導入だけ投稿されても、反応に困ります
カレーの味比べをするのに、店の看板を見るだけでは採点は出来ませんよ
5.10名前が無い程度の能力削除
せめて句点は付けるべき
また三点リーダーは2つ続けてだ→「……」
話が良い悪い以前にルールは守るといい

個人の感想としては一回一回「〇〇は、」と入れるのはクドいと思う
それに容量10kb(短編ライン)もいかないのに長編タグはいらない
連作とか連載とかにすべきかな
6.無評価名前が無い程度の能力削除
長編って言うほど長くはありませんね
何をもって長編とするのかは曖昧なんですが、大体スクロールバーが横に細長くなる話が連続する位が長編かと
内容としてはてゐの口調や点在するギャグともとれる箇所に違和感を覚えました
シリアスな話の中にギャグを絡めるのはよほど上手い人でないと雰囲気がぶち壊しになりかねません
失礼ながらまだその域には達していないように見えます
あと場所を切り替える際はめんどくさがらず、ちゃんと文章で表現することをお勧めします
とりあえず現段階では評価のしようがないので点数は控えさせていただきます
完結したときにまた点数を入れさせてもらいます
期待しています
7.無評価名前が無い程度の能力削除
おかえり。最初はまぁ誰だって歩む道だよ。
厳しいけど熱い先輩達にしごいてもらって、少しづつ実力を磨いていくといい。
現段階では俺はまだなんともいえないので続きに期待してる。
9.無評価名前が無い程度の能力削除
一つの場面場面の描写をもっと豊かにした方がいいと思いますよ。
あと単純に容量だけでいえば、この作品の10倍15倍の量を一つの作品として出す場合も良くあるということを指摘しておきましょう。
ゆえに、5氏と同意見で「長編」ではなく「連作」若しくは「連載」がいいでしょう。
個人の勝手な感想ですが、前回よりずっと良くなっていると思うので今後に期待です。
点数は完結した時に。
11.無評価名前が無い程度の能力削除
うん、前回より全然よくなってる
ただ、まだまだ他の人の作品を見て学ぶべきところが多いかな
まぁ言いたい事は他の人がほとんどいってくれてるので自分からは一つだけ
応援してるから頑張れ
13.50名前が無い程度の能力削除
内容は好きです。次が気にはなります。
ただ、長くなるなら、序章だけを投稿するのでなく、序章含めある程度の長さになったものを纏めて投稿して欲しいものです。

あと、SSというか小説にも、最低限のルールはあります。
それは、読んでもらう人に対する配慮かと思います。
具体的に言うと、句読点が付いてないと、やや違和感を感じてしまうかもしれません。

ああ、それと私だけかもしれませんが、作中に‘ニート’という言葉が出てきましたが、どことなく作品のイメージを崩してしまったような感じを受けました。

長くなってしまい申し訳ありませんでした。
14.50名前が無い程度の能力削除
前回よりとてもよくなってると思います。
応援してます、がんばってください。
18.無評価名前が無い程度の能力削除
とりあえず長さについては、自分の作品と他の作家さんの作品を比べてみてください。
そうすれば、どのくらいの長さの作品が分割して投稿されるのかが、おおよそわかるはずです。
コメント欄に挙げられている所を踏まえれば、酷評にめげず改善された作品を投稿したあなたなら、
もっと良い作品に仕上げられると思っています。頑張って下さい。
19.100名前が無い程度の能力削除
あれだけ叩かれて、それでも舞い戻ってきた勇気に敬意を。
コメントで指摘されてるものの中には、パッと直せるようなものもあるはず。
そういった所から一つひとつやっていけば、すぐにらしい形になると思いますよ。
頑張って下さい。
21.無評価名前が無い程度の能力削除
その以前の作品が見当たらないんですが、
消したんでしょうか?
22.無評価名前が無い程度の能力削除
>21
もっと細切れのやつを2つ連続で投稿して、半端じゃない叩かれ方をして、自分ですぐに削除。長めにつなぎ直して今回再投稿。という経緯。
25.70名前が無い程度の能力削除
長さはこれくらいでも悪くないんじゃないかなと思ったけどなあ。
28kbって結構な長さだと思いますよ。終わり方も丁度いいし。
話もなかなか面白いです。文章自体はこれからがんばっていきましょう。
ぶっちゃけそこまで悪くはないと思います。
輝夜の妹紅に対する想いとか、てるもこな私にとってはたまらn
次も期待しております。
26.無評価名前が無い程度の能力削除
完結してないので未評価で。

呼び方などに妙な違和感があった。輝夜はもこたんとは呼ばないし、地の文でうどんげもどうかと思う。

そのほかの公式とのズレは断りあるし許容範囲内。

内容自体は発想もよく面白いと思う。
27.無評価9削除
大分長くして訂正しましたか?
昨日読んだときは9kbでしたが。
二度目のコメントですみませんが、どんどん上達していっていると思います。
まだ未熟な部分は確かにありますが、コメントから吸収してより良くしようとしている姿勢に感銘を受けました。今後にますます期待します。
あと後から見てコメント内容がおかしなことになるので、後書きで修正した旨書いていただけるといいかな、と思いました。
28.80名前が無い程度の能力削除
相対性理論の時間のズレを解消するために
時の最果てが存在すると言うのは面白い発想だと思いました。
他にも独特なアイデアが幾つもあり、興味深く読ませて頂きました。
30.90ずわいがに削除
どうやらこの作品は既にだいぶ修正されたみたいですね。正直、面白かったです。クロノトリガーはやったことないですけど;ww
いやぁ、でもこれ修正前のを読んで見切ってしまった人はかなり惜しいことをしましたね。個人的にはなかなかの良作だと思います。

なんというなんという……別々の時間に飛ばされてしまった各勢力。メインの拠点はどうやら人里になりそうですかな?
後半はマジデちょっと興奮しました!良い設定だと思います。本当に続きが気になりました。
輝夜と妹紅――いがみ合っていた二人は、果たしてどのようにこの異変を乗り切るんでしょうね。楽しみです。
32.無評価ダイ削除
ずわいがにさん

名前つきでコメントくださってありがとうございます
かなり長くなるかと思いますが、末永くお付き合いくださいませ

あとクロノトリガーは名作ですので是非やってみてください
38.70クル削除
句点がないのに違和感を少々感じました。読点はきっちり振ってあるだけに残念。
本文は読みやすいですし、なかなか面白かったです。
40.100名前が無い程度の能力削除
もこたんツンデレ
50.90ほうじ茶削除
実は一章中編2まで読了しているのですが、クオリティーと反比例して評価が異常に低かったので全ての作品ごとにコメントさせていただきます。
文法等については筆者様の意向に従って指摘はせずに率直な感想のみ記していきます。

微妙に仲がいいのか悪いのかわからないかぐもこはとても見ていて微笑ましいものです。自分の好みですね。
それに、この導入は斬新で続きを期待させる魅力があると思います。