この空は本物?

作品集: 最新 投稿日時: 2011/04/01 23:47:51 更新日時: 2011/04/01 23:47:51 評価: 7/17 POINT: 7056104 Rate: 78401.43

 

分類
チルノ
大妖精
「ねえ、大ちゃん、この空って本当に本物なのかな」
「へっ?」

 私は最初チルノちゃんの質問の意味がわからなかった。

「この空は本当に本物なのかな、って、聞いてるんだよ?」
「…………」

 ……いやいや、そんな上目づかいで見つめられてもわけがわからないよチルノちゃん? とりあえず今のチルノちゃんのペースに巻き込まれたらマズイ気がする。

「それはわかったけどさぁ、なんでいきなりそんなことを聞くのかわからないよ。突拍子もなさすぎるし。」
「……えっ、うーん」
「ちょ」

 いきなり変わったことを言うかと思ったけど、やっぱりチルノちゃんはチルノちゃんだ。自分でした質問のわけも覚えていない。

「……月」
「えっ?」

 そんな思考はチルノちゃんの一言でかき消されてしまう。

「……ええと、萃香は空に映った月を割ったんだって、それで、なんかよくわかんないんだけど、それがただの偽物だったとか何とか」

 そういえば新聞でそんな話を見た事がある気がする。っていうかチルノちゃん新聞読めたんだ。

「霖之助が教えてくれた」

 森近さんか。なんでチルノちゃんが変なことを言い出したのか少しわかったかも。

「それで」

 うっ。

「結局はじめの質問はどうなったのよ」

 ちっ、覚えていたか……じゃない、また振り出しに戻ってしまった。仕方ないので私なりに色々と考えてみる。

「ええっと、たしかに伊吹さんが砕いた月というのは偽物かもしれないけど」
「ふむふむ」
「私たちに見えているものは実在するんだと……思う」
「ふーん」
「だからこの空は……ってチルノちゃん!」
「ふぇ!?」
「なんか私一人恥ずかしいじゃない! チルノちゃんも相槌ばかり打ってないでなんか言ってよぉ!」
「急になにさ、私だってわからないから仕方なく聞いてるんだよ!」
「しかたなくって何よ、それならその記事の事を聞いたときすぐに森近さんに聞けばよかったじゃない!」
「そのときは思いつかなかったの! さっきふと思いついたのよ!」
「######」
「******」

……………………

…………

……
 





 ……ふぅ、私としたことが少し熱くなっちゃったみたい。一応お姉さんキャラで通っているんだからちゃんとしないとね、てへっ

「……ねえ、大ちゃん」
「な、何?」
「そろそろ、収拾、つかなくなってるんじゃない?」
「えっ、チルノちゃん、今度は一体何を」
「萃香の話を持ち出し、霖之助の存在もにおわせておきながら、それを活かすこともかなわず」
「チルノちゃん、なんか目が怖いよ……」
「でも安心して、大ちゃん。今日限り許されるサイキョーの落とし方があるから……」
「だからさっきから一体何を」

「ばーん。」

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いやいや、許されるわけがないだろと
本当にさっきまで寝てた結果がこれだよ!

上手く書けば面白そうなので、来年のエイプリルフール企画で完全版発表予定(ヒント:日付
(n‘Д`)η
作品情報
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投稿日時:
2011/04/01 23:47:51
更新日時:
2011/04/01 23:47:51
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0. 56104点 匿名評価 投稿数: 10
2. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/01 23:50:44
本当に仕上げるとは……たまげたなあ……
俺だって……俺だって来年は……
3. 1000000 奇声を発する(ry ■2011/04/01 23:51:17
ギリギリですっげww
4. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/01 23:55:07
間に合ったのかあんたww
8. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/02 01:12:20
やるねぇ。
9. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/02 08:12:49
安心と信頼の爆発オチ……
13. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/02 21:27:27
投稿日時がギリギリww
15. 1000000 名前が無い程度の能力 ■2011/04/03 22:26:35
嘘から出た実という言葉がだな(ry
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