「ああ、霊夢様、霊夢様!
なぜあなたは、博麗なのですか!?
人間と縁を切り、名を捨ててくださいませんか?
もしもそれがお嫌なら、せめてわたしを愛すると、お誓いになって下さい。
そうすれば、わたしもこの場限りでレジスタンスの皆を見捨てます。
わたしにとって敵なのは、あなたの名前だけ。たとえ博麗の巫女でいらっしゃらなくても、あなたはあなたのまま。
博麗の巫女――それが、どうしたというのでしょう?
手でもなければ、足でもない、腕でもなければ、顔でもない、他のどんな部分でもない。
ああ、何か他の名前をお付けになって。
名前にどんな意味があるというの? バラという花にどんな名前をつけようとも、その香りに変わりはないはずよ。
貴女様だって同じこと。博麗霊夢という名前でなくなっても、あの鬼神のごときお姿はそのままでいらっしゃるに決まっているわ。
霊夢様、そのお名前をお捨てになって。
そして、あなたの血肉でもなんでもない、その名前の代わりに、このわたしのすべてをお受け取りになって頂きたいの。」
なぜあなたは、博麗なのですか!?
人間と縁を切り、名を捨ててくださいませんか?
もしもそれがお嫌なら、せめてわたしを愛すると、お誓いになって下さい。
そうすれば、わたしもこの場限りでレジスタンスの皆を見捨てます。
わたしにとって敵なのは、あなたの名前だけ。たとえ博麗の巫女でいらっしゃらなくても、あなたはあなたのまま。
博麗の巫女――それが、どうしたというのでしょう?
手でもなければ、足でもない、腕でもなければ、顔でもない、他のどんな部分でもない。
ああ、何か他の名前をお付けになって。
名前にどんな意味があるというの? バラという花にどんな名前をつけようとも、その香りに変わりはないはずよ。
貴女様だって同じこと。博麗霊夢という名前でなくなっても、あの鬼神のごときお姿はそのままでいらっしゃるに決まっているわ。
霊夢様、そのお名前をお捨てになって。
そして、あなたの血肉でもなんでもない、その名前の代わりに、このわたしのすべてをお受け取りになって頂きたいの。」