「お姉ちゃん、これからは地底もインターネッツの時代なんだよ!」
両手に抱えきれないほどの桜の枝を書斎にぶちまけて、かわいいかわいい妹はこうおっしゃる。
とりあえず棒きれは全部燃料にするとして、いんたあねつとはなにかと聞いてみる。
「なぁに、そんなことも知らないのお姉ちゃん」
やだー、っておばさんですかあなたは。
そのちょっと、と言わんばかりの手の動きはなんですか。
おばさんですか。
「インターネッツってね、こんな小さい箱で遠くの人とお話しできたり、この部屋に入りきらないくらいの本を読めたりするすごいものなんだよ!」
ほう、それはすごい。
「信じてないでしょ」
信じてますよ、大事な大事なこいしの言うことだもの。
「三つ目のおめめがすごい血走ってるよ! ガンギマッちゃってるよ!」
失敬な、これは花粉症です。
それはそれとして、この白い箱がインターネッツですか。
「そうだよ」
本当に?
「信じてないでしょ」
だって、ねえ。
なんだか生臭いし……。
「ふふふ、この箱の中にはサーバーっていうインターネッツに欠かせないものが入っているんだよ!」
へえ?
「あ、お姉ちゃん開けちゃだめだよ、めーかーほしょうが……」
こいし、これはなぁに?
「さ、サーバーですおねえさま……」
インターネッツに必要なのね。
ええ、ありがとうこいし、これで地底も便利になるわ。
「そんな死んだサーバーの目で言われてもうれしくないよお姉ちゃん! とっても空気がいたたまれないよ!」
ああお燐、そんな肉食獣の目でサーバーを見ちゃだめよ。
これはインターネッツに必要なものらしいから。
さあ、今夜はインターネッツ定食よ。
「ええいもうこうなったら!」
あ、そんな急に持ち上げたらあぶな……。
ああほら、底が抜けてサーバーが。
サーバーが。
「ゆ、床の上の鯖、とときまして」
ほう。
「これじゃあインターネッツが使えません、とときます」
ほう。
「これが本当のサーバー落ち、なんちゃって」
ほう?
「その目やめて、ああでもそんな絶対零度のお姉ちゃんが大好き!」
ええ、私もこいしが大好きよ。
両手に抱えきれないほどの桜の枝を書斎にぶちまけて、かわいいかわいい妹はこうおっしゃる。
とりあえず棒きれは全部燃料にするとして、いんたあねつとはなにかと聞いてみる。
「なぁに、そんなことも知らないのお姉ちゃん」
やだー、っておばさんですかあなたは。
そのちょっと、と言わんばかりの手の動きはなんですか。
おばさんですか。
「インターネッツってね、こんな小さい箱で遠くの人とお話しできたり、この部屋に入りきらないくらいの本を読めたりするすごいものなんだよ!」
ほう、それはすごい。
「信じてないでしょ」
信じてますよ、大事な大事なこいしの言うことだもの。
「三つ目のおめめがすごい血走ってるよ! ガンギマッちゃってるよ!」
失敬な、これは花粉症です。
それはそれとして、この白い箱がインターネッツですか。
「そうだよ」
本当に?
「信じてないでしょ」
だって、ねえ。
なんだか生臭いし……。
「ふふふ、この箱の中にはサーバーっていうインターネッツに欠かせないものが入っているんだよ!」
へえ?
「あ、お姉ちゃん開けちゃだめだよ、めーかーほしょうが……」
こいし、これはなぁに?
「さ、サーバーですおねえさま……」
インターネッツに必要なのね。
ええ、ありがとうこいし、これで地底も便利になるわ。
「そんな死んだサーバーの目で言われてもうれしくないよお姉ちゃん! とっても空気がいたたまれないよ!」
ああお燐、そんな肉食獣の目でサーバーを見ちゃだめよ。
これはインターネッツに必要なものらしいから。
さあ、今夜はインターネッツ定食よ。
「ええいもうこうなったら!」
あ、そんな急に持ち上げたらあぶな……。
ああほら、底が抜けてサーバーが。
サーバーが。
「ゆ、床の上の鯖、とときまして」
ほう。
「これじゃあインターネッツが使えません、とときます」
ほう。
「これが本当のサーバー落ち、なんちゃって」
ほう?
「その目やめて、ああでもそんな絶対零度のお姉ちゃんが大好き!」
ええ、私もこいしが大好きよ。
もしかして削除なされた?
巫女と阿礼乙女の話とか、ナズと里の子供の話とかすきですよ…ぬえが好かった。